水の流れ

私は目を逸らすことが出来ない前を見ないと歩けないから逸らしても私の前にあることに変わりはなくむしろ その本質が見えなくなるいずれ起こる邂逅もいずれ立ち止まるそ…

一人じゃない

悲しんでる人がいたら 一緒に悲しもう泣いている人がいたら 一緒に泣こう喜んでいる人がいたら 一緒に喜ぼう感情を分かち合おうただ相手の感情に当てられるんじゃない…

ただひとつ

ただ抱きしめようだた手を繋ごう私たちは愛することが出来る何が必要なのかまず愛そう何かしてもそこに愛がなければ虚しいだけその震える肩を抱きしめてその震える手を握…

選択する『今』

自分に何か出来ることはないかそうやって自問自答していたこれは出来るとステータスにしていたときもあった何かに優れていることそこに一種の優越感があったのかもしれな…

教科書という物

大人にいつも言われることがある後悔するな悔いのない様にしろとただ後悔とは決して現在に現れるものでなく全てが終わったあとに訪れるあのときああすればよかったあのと…

無数のうちの一本

足掻く事への焦燥感進んだ先は一緒のはずなのになんで私には得られてなくてあなたは得ているの？私はただひたすら真っ直ぐに伸びる道を走っているのになんであなたは寄り…

ライン引き

目標を持つ事はいいことだ一つの指針が一つの道が敷かれるから歩みを進められるからでも大概の人はそこで満足してしまう出来なかったときの言い訳を考えながら歩みとは進…

私の携帯電話

もしもし届いてますか？この回線は何処に繋がってますか？ネットワークシステムオールレッド閉じたままで聞こえませんコール聞こえてます反応しません接続切断コミュニケ…

受け取る場所

雲は混じり合う色が違えど密度が違えど大きさが違えどただ一度の邂逅でただ一度の接触で二つと言える雲が多数と言える分子が混じり合う思いがあった訳でもない願いがあっ…

見ているもの

あの土臭いユニフォームあの砂煙の中日が暮れ始める放課後ただがむしゃらだった今 あの熱量は燻ったまま費やした時間と限界に抗っていたあの日々誰もが一つのものに向か…