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絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』 https://blog.goo.ne.jp/rintaro-uchida

「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。

このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm

内田麟太郎
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住所
羽村市
出身
福岡県
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2010/06/11

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  • 日傘で街を歩きました

    絵本『おばけのしかえし』(絵・山本孝岩崎書店)は、一枚一枚と仕上がっています。画像はその一場面(部分)です。晩秋をおたのしみに。昨日、今日と座談会用の少年詩集を読んでいます。その隙をねらい?メダカさんと遊んでいました。午後3時。日本男子なれば、日傘をくるくる回しながら、日盛りの町を往復50分ほど歩いてきました。歯医者さんです。明日より、しばらくブログを休みます。日傘で街を歩きました

  • かぁるく行きましょう

    鈴木出版より月刊絵本『あれあれ』が届きました。ナンセンス絵本で、たごもりのりこさんがのりのりで描いておられます。ま、ご覧のような絵でございますよ。面白かったのでしょう。8月には金の星社より上製本が出ます。金の星社と鈴木出版は上製本化で提携しています。ついに我が家は夫婦の間に冷たい風が吹き始めました。寒さに弱いムジナと、暑さに弱い狸は、昨夜より寝る部屋が別々に。狸は涼しい風に吹かれながらすやすやと。ムジナは……知りません。この軽さが好きなんですねえ。25歳の私はことば遊びの詩に腹を立てていました。(詩は、もっと真剣なもんだ!)と。いまではアホの内田さんと呼ばれています。つまりオノレへの慈悲と寛容が宿ったのでございましょう。かぁるく行きましょう

  • 愉快な詩の絵本を考えていた

    絵童話『むかしむかし③』(絵・キャビン・カンパニー文溪堂)が届きました。「かぐやひめ」「したきりすずめ」「おむすびころりん」が収められています。書店に出るのは来週の半ば頃でしょうか。これを機に、体の声に従い献本はサインなしの代送にさせて頂くことにしました。ご理解頂ければ助かります。今日の少年詩です。記号のような詩のような、絵のような詩のような。このような作品がいくつかたまってきました。真面目な少年詩界を考え子どもたちにプレゼントしたくなりました。15篇になったら、どこかに相談してみましょう。詩画集というよりも、おしゃれなデザインがいいかもしれません。いまは書体も豊かになっていますから。愉快な詩の絵本を考えていた

  • 恩赦について考える

    朝一番で皮膚科に行ったら「どうなさいました?」「頭のこの辺りが、ときどき痒くなります」「老人性イボですね」。てめえ、ぶっ殺すぞ!こういうときは、心静かに読書すべし。『多層性のレッスン―絵本・幼年童話・児童文学を通して考える』奥山恵/著電子書籍版2022年5月1日刊行・Amazonkindlehttps://www.amazon.co.jp/dp/B09Z1ZRRDCを、タブレットにインストールして、読んでいたら私の絵本のことも書いてありました。奥山恵さんは『日本児童文学』編集長・歌人・評論家で、児童書専門店をなさっています。皮膚科の医者は老人なれば、恩赦を与えることに。気分転換にこんなことをして遊んでました。あめしとしとぽつりぽつりぽたんぽたんざあざあどしゃどしゃだばだばだばだばだばどどどどどどど──もっ...恩赦について考える

  • 遊ぶ みみず

    「私は絵画と詩を区別しません」ミロさんにあやかり、遊んでみました。びりっかすは、一茶さんと良寬さんの友だちではなかったでしょうか。昨日は録画してあった映画『グッドモーニング,ベトナム』を観ていました。感動しました。ハリウッド人がんばってました。Wikipediaの書き出しです。『グッドモーニング,ベトナム』(英語:GoodMorning,Vietnam)は、1987年製作のアメリカ映画。一人のAFNDJが、兵士達を笑いとロックで癒し、ベトナム人と触れ、戦争の冷酷さに翻弄される5ヶ月を描いたベトナム戦争映画の中でも異色の作品。主演のロビン・ウィリアムズはアカデミー主演男狂言絵本『ぶす』内田麟太郎長谷川義史2022年06月24日配信開始al.dmm.com/?lurl=https%3Aラノベ文芸新着通知@no...遊ぶみみず

  • アホやねえ。

    散歩しながらクリニックへ。前立腺ガン検査の結果は「疑いなし」「極めて良好」とのことでした。帰宅して「ん」の泥沼にはまり悪戦苦闘。(こんなことに意義はあるのだろうか?)と疑問にとらわれつつもがく己の救いがたさ。これは真面目な詩を書いているときにはありません。君知るや、アンポンタンのホーホケキョ。アホやねえ。

  • 官能がざわめく絵本

    ザ・キャビンカンパニーあかね書房1500円+税ストリーは紹介しません。本年前期の絵本で、私にいちばん創造的刺激を与えてくれた絵本です。熱烈歓迎『がっこうにまにあわない』朝、軽く散歩。一服して市役所と歯科医院へ。計140分歩きました。帰ってきて遅い昼食。そのまま昏々と昼寝。『望星』8月号のマーサ・ナカムラさんとの対談ゲラが届いたので、目を通し返事を。ただただ喋っていただけなのに、きちんとした?対談になっていました。マーサさんの寛容と編集者吉田さんに感謝。少年詩のメモを打ち込み、おわり。足漕ぎが届きました。屋内ずる体操用でしょうか。官能がざわめく絵本

  • ゆるい愉快

    作・たごもりのりこBL出版1400円+税サラさんはズボンを部屋干しにしたまま出かけました。お天気なのに。マキさんに会いに出かけたのです。いっしょにランチを楽しみます。ズボンはもちろん不満です。ところがラジオから「ひるすぎから、ふたたびあめになるもようです」と天気予報が流れてきました。ズボンはサラさんへ傘を持って出かけます。傘の中に、アジサイやカエルやチョウチョなどが「あめがふるまえにあまやどり」と入ってきます。子ネコはズボンの先に……。まあ、おかしい展開ではありますが、わたしに楽しかったのはその絵です。たごもりさんは絵本作家になる前に骨董業、チンドン屋をなさっています。むろん、経歴と仕事は関係ありません。そのはずなのですが、わたしはたごもりさんの中に流れている、ある嗜好を感じました。郷愁と様式化に宿る悦び...ゆるい愉快

  • だから

    午前中は散歩と少年詩を。午後、詩人の菊永謙さんと、詩誌『詩と思想』(土曜美術社)特集〈少年詩の世界〉の打ち合わせを。2022年11月号です。対談インタビュー「童謡の魅力」矢崎節夫──小川英晴座談会「少年詩の新たな可能性を求めて」内田麟太郞菊永謙鈴木茂夫司会・小川英晴そのほか評論・エッセイ・少年詩アンソロジーと充実した企画になっています。帰宅したら西村繁男さんからイラストが届いていました。内田麟太郞エッセイ集『絵本のことば詩のことば』表紙装画です。「えっ、ほんとうに西村さんの絵ですか!?」と思わず言葉が出る新世界です。でも、やっぱり西村さんの世界です。お楽しみに。だからカバはカバだからみずのなかがすきトリはトリだからそらをとぶのがすきキリンはキリンだからくもとはなすのがすきぼくはぼくだからかおりちゃんがすき...だから

  • やや 接近

    午前中は散歩の後、少年詩を書いていました。やっとアンポンタンな詩が書けて喜んでいます。こころを幼児の方へ、幼児の方へと運んでいく日々でした。経験的には、少年詩で一番書きやすいのは小学5,6年生向けのものです。詩人たちも褒めてくれます。でも、それではいつまでたっても、まど・みちおさんにはあった永遠の幼児性にはたどり着けません。詩人に褒められるよりも、幼児に笑ってもらいたい。それが願いです。午後は、石居尚郎さんの車で矢部優子さんの家へ。矢部さんは音楽家です。私の詩画集『ともだち』(絵・南塚直子・小峰書店)の詩に曲を付けてくださいました。こまやかな表現。懐かしくて新しい曲でした。いまの音を聴いていました。ほんまかいなだんごむしはむしだんごがすきである(ほんまかいなそうかいな)かぶとがにはかぶとむしのおじいさんで...やや接近

  • 空の色

    画像はある絵本の部分です。秋には出ることでしょう。昨日。人間はもうこれ以上は眠られない、という限界があるのを知った。画家さんから「この詩を絵本にさせてください」と、うれしいメールを頂いた。今日。ユニクロでペットボトルからこしらえたというTシャッを見た。石井聖岳さんとの絵本『つれたつれた』(解放出版社・絶版)が、古本の最高値で3万円を超えていた。空雲とはなしをしているばばしゃんとはなしをしている○セミが生きている夏を!○メダカはクジラのこえがきこえるクジラもメダカのこえがきこえる月のはなしをしている○かなしみの色とほほえみの色をまぜたら空の色になる○空気がうごく風になる○夏がツバメからおりてきた○空に書いてあるなくされたこころあずかっています空の色

  • 三輪車

    BL出版社から出る絵本のある場面(左部分のみ)です。絵は松成真理子さん。抒情的で色がきれいでしょ。ひかりのくにから、写真絵本『ことばどんどん』の新デザインが届きました。私のことば遊びが面白いと依頼されたものです。これまで表紙が二度変わっていますが、三度目の表紙デザイン変更になります。本文の写真もすべて入れ替え、ぐっと物語性が増しています。はるぽかぽかしてきてむずむずしてきてくすぐったくて地球はとうとうわらいだしてしまったもぞもぞとあなからはいだしてくるクマもぞもぞとあなからはいだしてくるカメもぞもぞとあなからはいだしてくるカエルもぞもぞとつちからはいだしてくるムシもぞもぞとつちからでてくるスイセンあちらでもこちらでも地球をくすぐりながらいのちがでてくる──ありがとう。地球さん。──ありがとう。おひさま。あ...三輪車

  • あれあれ

    相生森林美術館は徳島県那賀郡那賀町にあります。脚の具合が少し良くなったので、ちょっと長い散歩をしてきました。童心社より詩の絵本『たんぽぽになりたくて』のダミーが届きました。絵は南塚直子さんです。鈴木出版社より月刊絵本『あれあれ』(8月号絵・たごもりのりこ)が、金の星社より上製本で8月に出るとのうれしい報せがありました。即、上製本化です。たごもりさんありがとう。ひかりのくにより電話が。25年ほど前に出てロングセラーを続けている赤ちゃん絵本『ことばどんどん』の新デザイン(判型も一回り大きくなります)を「明日、届けます」と。おなじく関西のBL出版より「絵本のデザインを、明日、届けます」と。少年詩やエッセイを書いていました。なくうるうるなくめそめそなくくどくどなくうらみがましくなくあてつけになくうれしくてなくくや...あれあれ

  • 余韻

    断言章のようなものを書いてみたくなり「ある日」を書きました。断言と独断は似ていますが、詩があるのが断言。詩がないのが独断と思っています。独断は他者には伝わりませんが、断言はそこに詩を感じてもらったときに、他者のいる世界になります。詩は断言の美しさに満ちていなければならない、と考えています。詩の断言に不安を感じ、なにもかも説明するとき、文体はだらしなく裾を引きずり散文になります。読者の想像力を信じてない文体です。詩における余韻(いい了えてなにかある)とは、読者の想像力を信じている文体ではないでしょうか。ある日空があまりにもひろすぎるから雲はすみっこにいる○トンボは空からの手紙だ少年のかたにとまった○ねころぶとアリの話がきこえる○風がおしてくるおしかえすまたおしてくるおしかえす風とともだちになる○バッタは少年...余韻

  • か~るく か~るく

    とりとりとりみだしてとんだたかたかくひくくおったたかとりとりにがした(とりかえしのつかないことは……)(ない)たかねずみをとったねずみうまかったたかとりとめもなくつぶやいた──ねずみとり。退院こころがころころころがっていくおかのうえからぼくのいえまでぼくよりもはやくおかあさんがかえってくるか~るくか~るく

  • 乞う ご期待 秋場所

    お詫び絵本『おばけのしかえし』(岩崎書店)発売を夏とお知らせいたしましたが、晩秋になりそうです。理由は、ただひとつ。ご覧のように山本孝さんが渾身の絵を描かれているからです。「これならば無理もなからん」とご寛容の上、ご期待くださるよう伏してお願い申し上げます。狸里庵亭主敬白午前中は立川で某社のHさんんと絵本の打ち合わせを。車中で読んでいた『正岡子規』(ドナルド・キーン新潮文庫)に、かなりの重複するところが(たぶん印刷ミスか校正こぼれ)。「へー」。取り替えてなどとはもうしません。面白いじゃないですか。帰宅して(影にも影があるとしたら)とぼんやり考えていたことが、影は一つきりということに気づき(私には重大発見です)、少年詩「ぼくの影」を書きました。どこかでぽぅぽぅろぅぽぅぽぅろぅハトがないているぽぅぽぅろぅぽぅ...乞うご期待秋場所

  • もうすぐですよ

    山本孝さん、いよいよ佳境に。絵本『おばけのきもだめし』(文・内田麟太郞岩崎書店)は、この夏発売です。朝の散歩おじいさんは身もこころも手ぶらで歩いていくぶらりぶらりライオンが歩いてくるキリンもカバも歩いてくる──おはよう。──おはようございます。手ぶらなこころにみえてくる景色──ただいま。──おかえりみんな。園長さんはライオンのせなかをなでるおれはオオカミ1オオカミがいただれともあそばなかった(一ぴきオオカミだからな)目をさますととなりにオオカミがいたオオカミとオオカミは口をきかなかった(一ぴきオオカミだからな)オオカミはつぎつぎとふえていった山はオオカミだらけになったでもだれも口をきかなかった(一ぴきオオカミだからな)満月が出たオオカミどもは月にむかっていっせいにほえた声がそろうとうれしくてなんどもほえた...もうすぐですよ

  • 3×4=12

    朝一番で散髪へ。待たされずにすぐにやってもらえました。絵本は平行して複数冊が進行しているので、少年詩を書いていました。だれもかなしくなると虎はウグイスのこえでないたほーほけきょ。ほーほけきょ。鬼もなきたくなるとカッコウのこえでないたかっこー。かっこー。だからだれも虎と鬼がなくのはしらない虎と鬼もなくのをしらないひと少年はこえをたてずになきつづけたなみだをみせずになきつづけた(なにをしているのだろう)かみさまはくびをかしげるかみさまはしらないこえにだせないかなしみとなみだをみせられないかなしみがあるのをひとにはかおりちゃん空はお空日はお日さま月はお月さま星はお星さまみんな「お」をつけてよばれる──ぐれてやる!雲は雨になりあばれくるうダダダダダダダザザザザザザザドドドドドドドかおりちゃんがよんであげる──お雲...3×4=12

  • ♪未完の花が 咲いている~

    午前中は体のメンテナンスへ。今日はもみもみだけで鍼はありませんでした。講演や会議の疲れとちがい、遊び疲れなので見抜かれたのでしょう。お昼を頂き5通ほど郵便物に返事を。それから遅い昼寝をして、三時のおやつ。少年詩を書きましたが、いまひとつ決まらないので未完に。というわけで力を抜いてこんなものを、なんとか。手品河童は水の流れるままに流されていくいくつもの橋をくぐり月夜の海に浮かぶひとがねしずまった深夜河童は空へのぼるねむれなかった少年だけにみられながら少年はおとなになったいまもおもいだす河童がふってくれていた緑色のハンカチを(……お父さん)少年は机に緑色のハンカチをひろげる月の光がおりてくる♪未完の花が咲いている~

  • ミロおじさん

    8日のこと。ミロさんに会いたくて会いたくて、名古屋へ行ってきました。同行者はムジナ。15歳の私はそのユーモアと自由の虜になったのでした。シュルレアリスム運動は、様々な芸術運動の中でも自覚的に笑いを持ち込んだと言われますが……。ミロおじさんに励まされ帰ってきました。前日は、童話『むかしむかし①』でスサノウノミコトとヤマタノオロチ、そして草薙剣草由来を書いたばかりでしたので、その草薙剣を祀る熱田神宮に寄ってきました。草薙剣は三種の神器で「じんぎ」とも読みますが、熱田神宮では「しんき」と濁らずに読ませていました。ミロおじさん

  • 雨の日は雨のうた

    雨が降っているので雨の詩を書いていました。ブログ、しばらくお休みします。ねむる雨がふってくるカエルはうれしくてうたいだすケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロあんまりなんどもくりかえすものだからたんぼもウシもうつらうつらとねむりはじめた──たすけてー。ねむりこけた池がおぼれている豪雨川が流されていく雨の日は雨のうた

  • 詩人はアホがちょうどいい

    私のタブレットの電子書籍。今日は日曜日でしたが、お昼に2時間ほど会議に出ていました。会議と言っても楽しき雑談です。むかし?みんなが雑談を楽しんでいると「つまり」「ようするに」「早い話が」とすぐに結論を口にする馬鹿がいました。雑談を楽しめない悲しい男でした。悲しいまま亡くなりました。はるのうみのたりのたりのたりのたりのたりちゃぽんのたりのたりのたりのたりのたりはれる算数が31点もとれたからぼくはこころがはれる父さんは休みだからかべがみがはれる兄ちゃんは坂でころび足がはれるでもじぶんでしっぷがはれる教会からうたがきこえてくるハレルヤハレルヤぼくはケンちゃんにでんわをする──あそびにいこ。──うん。空がはれる詩人はアホがちょうどいい

  • 松成真理子さんの絵に酔いながら

    二ヶ月ほど中断していた公園までの散歩を、昨日から復活しました。歩くテンポはずいぶんと落ちていますが、二ヶ月頑張れば戻れることでしょう。あれやこれやの雑事の後は、BL出版Tさんより届いた絵本原画のコピーを眺めながら、文章の最終調整を。OKが出ました。あとはデザインを経て印刷へ。絵は画像の絵本を描かれた松成真理子さんです。いいですよ。なんとも抒情的で。松成さんは絵を描かれるときに偶然を大切にされているそうです。某年某日。長新太さんとの雑談を思い出します。長さん曰く「偶然を大切にしない芸術家はだめですね」。トッテンカントンビかなあスルメだろスルメかあひげはえたかひげ?もやしだあははははははぺちゃくちゃペチャクチャ雲は四角にカエルは空にてつがくか?俳句だよ(トンビがくるりと輪をかく)いいなあタヌキいいねえイノシシ...松成真理子さんの絵に酔いながら

  • 少年詩4ヶ

    福岡県八女郡矢部村が世界に向かって、木の大切さを語りかけてきた、世界子ども愛樹祭子どもコンクールの受賞作品集が出ました。長野ヒデ子さんに誘われ審査委員を引き受け25年ほど経ったでしょうか。工藤直子さんの後継ぎでした。昨日、絵本テキストに集中しすぎたせいか、今日は頭がぼんやり。仕方がないので、なんとなく置いた言葉で、どこまでかあ~るく詩が書けるか試みました。といっても「ああでもない」「こうでもない」と自分の言いたいことを探す、ことば旅になりましたが。わくわくあの世からメールの案内状がとどいた「恐竜の骨ごろごろ転がっています」「お化けさわれます。悪さしません」「卑弥呼さんと話せます」「忠犬ハチ公に会えます」ぼくはあの世へ行くのが楽しみになった「お元気なうちにどうぞ」(そうだ、そうだ)ぼくはいそいで予約した登録...少年詩4ヶ

  • 絵本『スープとあめだま』

    作・プレディみかこ絵・中田いくみ岩崎書店編集・筒井大介1700円+税この絵本の良さを伝えることは、私の能力を超えているように感じます。物語を順に紹介してもそれは叶わないでしょう。ぼくはお姉さんに、ホームレスの人をたすけるボランティアに誘われます。教会がシェルターになっています。「おねえちゃんこんなゆきのなかでかけるの?」「ゆきだからでかけるんだよ。ボランティア。ホームレスのひとたちをたすけるの。あんたもいく?どうせひまでしょ?」「うん……」どうせひまでしょ?にはむっときたけどやることもないのでついていこうかな。やることもないので。このひびきがこの物語の宝のように思えます。登場者は一切名前が付けられていません。ひとが居るのです。ホームレスのおじさんに温かいスープをはこんだぼくは、おじさんに「ありがとう」とあめ玉を...絵本『スープとあめだま』

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