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  • 和久傳「果椒」

    雨、10度、58%ここ数日雨風が強くすっかり冬の装いになりました。十一月も最後を迎えました。雨で閉じ込められて家にいてもすることが次々に出て来ます。忙しい時こそおやつ時間を大事にします。昨日は和久傳の「果椒」の封を切りました。友人からの贈り物です。字からもわかる通り「山椒」のお菓子です。山椒を加えてカラメリゼしたゴロリとしたナッツやドライフルーツの塊が入っています。「山椒」好きな私を思っての贈り物です。風が強いのでデッキでなく部屋でお煎茶と一緒にいただきました。赤いフルーツはクランベリー、ヘーゼルナッツ、アーモンドと贅沢なほどにゴロゴロ。ナッツを毎日欠かしません。健康志向とかではなく単に好きです。噛んでいるうちにひょいと「山椒」が口に当たります。もちろん痺れるほどではありません。香りの調和を楽しむお菓子で...和久傳「果椒」

  • 「マルタイラーメン」天狗の台所

    雨、9度、72%今週火曜日放映された「天狗の台所」、思わず目を見張ったシーンがありました。祭りで出店を出し疲れて家に戻った兄弟は、夜半お腹が空きます。ラーメンを食べることになりました。兄が古色とした缶を出して来ます。その蓋を取ると「マルタイラーメン」が入っていました。「マルタイラーメン」をご存知でしょうか?初の「棒ラーメン」だそうです。私など子供の頃から目にしている「マルタイラーメン」は福岡のものです。今でも本社福岡、工場も福岡です。我が家から糸島に向けて車を走らせると山手に「マルタイ」の工場があります。福岡のラーメンですが、この「マルタイラーメン」は豚骨味ではありません。全国放送の「天狗の台所」に登場したことに嬉しく思い、番組のフードディレクターがもしかしたら福岡出身かと調べてみました。この番組を見始め...「マルタイラーメン」天狗の台所

  • 頂いたココの冬支度

    大雨、9度、76%昨日からまた冬に一歩近づいています。冷たい雨、大風、国道の街路樹のイチョウの落ち葉が風に吹かれて舞っています。そんな中、思いがけずココに冬の洋服をいただきました。部屋の隅に置く暖かなマットも一緒です。マットは「アボガド」模様です。顎乗せの枕も一体になったもの、こんなものがあるのを私は知りませんでした。暖かなものが恋しかったのか、すぐに座りました。モフモフのボア状のフード付きコート、マジックテープのおかげで着せやすく、あれほど服を嫌がるココがすんなりと来ました。「よかったね!これで寒くなってもお散歩が楽しくできるね。」お次は袖がついたシャツです。袖付きも苦手なココですが、ホラ!ご覧の通り。ココは女の子らしいピンクや赤よりこうしたはっきりした色が映ります。送り主の友人はモモにもたくさん服を送...頂いたココの冬支度

  • ミカンがカラスに食べられた!

    曇、12度、66%庭に植えて2年目の小さな「ミカン」の木があります。主人のために植えました。苗が運ばれて来た時から実がついていました。今年も5こ実がつきました。青い実がだんだん膨らみます。十一月に入ると急に黄色くなり始めました。その様子を香港の主人に写真で送ります。昨日は明け方から雨風が強く、午後になりやっと庭に出ました。「ミカン」の木より手前に黄色いものが落ちています。「?」近づいて見ると、「あっ!」すっかり中がくり抜かれた「ミカン」の皮です。「ミカン」木のそばにはそのヘタともう一つのくりぬき「ミカン」の皮を発見します。ここまできれいに食べるのは「カラス」以外にありません。食べ物が少なくなったこの季節、熟しきらずに木に残った青い「いちじく」も啄んでいます。この辺り数十羽の「カラス」がいます。「ミカン」の...ミカンがカラスに食べられた!

  • パネトーネ クリスシュトレイン

    雨、14℃、68%もう何十年も「アドベントカレンダー」が始まる頃からクリスマスの準備を始めます。クリスマスのひと月前です。日持ちの良いフルーツケーキを焼いたりクッキーを焼いたり、「クリスシュトレイン」も「パネトーネ」も焼いて寝かせます。「パネトーネ」や「クリスシュトレイン」は本来アドベントが始まる頃から少しづつ食べるイースト菓子です。フルーツをラム酒やブランデーで漬けたもの、ナッツを加えて作るケーキはその年の実りへの感謝だと聞きます。砂糖もバターも多く入る生地作りは、時間がかかります。今年もレシピを改良しました。「パネトーネ」は香港ではイタリアから輸入される大きなものが手に入りました。本場の「パネトーネ」の美味しさを知ったの香港でした。「クリスシュトレイン」は日本でも菓子屋の店頭に並びます。おくるみに包ま...パネトーネクリスシュトレイン

  • 紅葉の「柿の葉寿司」

    晴、9度、69%毎年決まって秋も深まり始めるといただくのが「柿の葉寿司」です。一年中、緑の葉の「柿の葉寿司」はありますが、秋には紅葉の柿の葉を使った美しい「柿の葉寿司」です。蓋を取る前からわかっているのに、この整然とした美しさに喜びと驚きをもらいます。「きれいだわ。」柿の葉の中は酢締めの「サケ」と「サバ」です。酢加減やご飯の硬さは店によって違います。柿の葉は殺菌作用もあるらしくこうして遠路我が家までやって来ます。ふた口サイズの「柿の葉寿司」は手も汚さず口に運びます。一度にこの箱寿司全部食べたいのですが、ぐっと我慢して二度に分けて食べました。帰国以来、幾度となく「柿の葉寿司」を頂戴します。お仕事もありご家族の介護もしなくてはならなくなった友人が忘れずに送ってくださいます。デッキに座って、お皿に並べた紅葉の「...紅葉の「柿の葉寿司」

  • 「ころ柿」のワイン漬け

    晴、8度、74%先月、「ころ柿」をいただきました。箱いっぱいの「ころ柿」、私が干し柿を好きなのをご存知の友人からです。干し柿は水分の多い「あんぽ柿」、粉が吹く硬めの「ころ柿」どちらの干し柿も好きです。いただいた「ころ柿」を食べようと口に入れると、固くて歯が立ちません。カニの甲羅でも噛めるのにガチガチに固い「ころ柿」です。箱いっぱいの「ころ柿」をどうやって食べようかと考えました。茹でようか?いや、甘さが逃げてしまう。蒸そうか?いやそんな柔な硬さではないな。というわけで、ワインに漬けることにしました。ワインに漬けて3週間、時折瓶を出して来て中を観察します。徐々に「ころ柿」が太って来ました。色もワインを吸って赤みを帯びています。さあ食べてみよう!柔らかくなって十分にワインを吸って、こんな干し柿初めてです。カナッ...「ころ柿」のワイン漬け

  • 菊のお皿

    雨、13度、74%やっと秋らしくなりました。紅葉の便りも聞こえます。紅葉の赤や黄色は春の桜の薄紅色と同じくらいきれいです。秋の花といえば「菊」です。先日新聞に「菊」を「マム」と呼ぶようになったと書かれていました。花の名前がどんどんカタカナに変わっていきます。「秋菊」「夏菊」などと呼べばいいのに。「菊」の色といえば黄色、白と思っていたのに、今は姿形色も種類豊富になりました。大輪もあれば小さな菊もある、昔ながらの「菊」の絵の皿を持っています。この季節、テーブルにのぼります。長径が30センチ近いオーバルな皿は、実際はもう少し濃い黄色です。フランス、リモージュの窯のものです。「KENZO」のデザインのもので流通が少なかった皿だと聞いています。香港のセントラルのランドマークの「KENZO」の店のウィンドーにはこの皿...菊のお皿

  • 88歳のお婆さんに髪を切ってもらいました。

    晴、12度、78%先月いつも行くお店で髪を切ってもらいました。このひと月その髪型に違和感がありました。どこがというのではないのですが、落ち着かない。違和感は不快感に変わってきました。早く切りたい、でも同じところには行きたくない。昨日は朝の間にやるべき要件2つを片付けて、髪を切ろう!と家を出ました。しかも近所で切ってみよう、近くに美容院は7軒ほどあります。お店を覗いてはカットのみの値段を聞いて考えました。繁華街でもないのにカットだけでも7,000円もします。一番高いお店一万円越えます。お安いお店でも5,000円。私は自分の髪カットにそんなにお金をかけたくはありません。デザインカットなどではなく、ストレートな普通のカットでいいのです。そう思って歩いていると、床屋さんのクルクルが見えました。「床屋さんでいいわ。...88歳のお婆さんに髪を切ってもらいました。

  • 落ち葉搔き

    晴、13度、76%真夏を除いて一年中「落ち葉搔き」をします。秋が落ち葉の季節なのはいうまでもなく、春先に新芽をつけて一斉に葉を落とす木もあれば、季節の端境に落ち葉する木もあります。木が大きければ落ち葉の量も多く、この時期、毎年呆れるほど葉を落とすのが「モチノキ」です。「モチノキ」の落ち葉はきれいな緑です。やっと「マキ」の落ち葉がひと段落と思うと、「モチノキ」の落ち葉が始まります。朝、山積みに掃き集めた落ち葉、夕方にはもう一山集まります。掻き集める私の頭にも肩にも軽く音を立てて落ちてきます。毎年のことなのに、うんざりです。今は北庭の「梅の老木」も落ち葉しています。軽い葉っぱで黄ばんだ梅の葉は庭を汚く見せるので放っておけません。「モチノキ」の落ち葉はあと1週間で納まるでしょう。すると今年は紅葉の遅い国道の街路...落ち葉搔き

  • ヤギに会いに行く

    晴、9度、77%先週末、関西の友人から「真奈さん、糸島にヤギ牧場があるそうですよ。今朝の朝イチで紹介されていましたよ。」とメールをもらいました。「糸島」といえば今や全国に名の知れた町になりました。「朝ドラ」のおかげです。福岡市に隣接しています。夏は海水浴で賑わいます。東北の震災以降、たくさんの方が「糸島」に移住してきました。その人たちが様々な特産品を生み出しています。海山に囲まれて農業も漁業も盛んです。義母の1周忌がありました。土日は牡蠣小屋や「朝ドラ」のロケ地に向かう観光客が多いそうです。きれいに晴れ上がった昨日、お昼前に家を出ました。バイパスが通り九州大学が移転した学園都市を抜け、大根の葉や麦畑を見ながら車を走らせました。「ヤギ農園」の看板からは細い山道です。さほど上がらないところに「ヤギ牧場」があり...ヤギに会いに行く

  • 花苗の値段

    晴、11度、67%園芸店やホームセンターに冬から春まで咲き続ける色とりどりの「花苗」が並び始めました。今からクリスマス、お正月と「花苗」の数は増え庭仕事の好きな人にとって一番楽しみな季節です。30年間日本を留守にしている間に園芸品種の草木の種類が目覚ましく増えていました。名前まで洋風に付けられています。遺伝子段階での品種改良です。花の色数も増えました。そして帰国して7年、毎年新種の草木が登場します。ハイブリットな植物たちです。私も春まで咲く「花苗」を買いに園芸店へ足を運びます。見るだけでも楽しいのでまるで娯楽です。自分で種まきするとやっと芽が出たかなというこの時期に、「パンジー」などは花をつけて売られています。温度管理で早期栽培です。素人はここまで出来ません。子供の頃「パンジー」は、「すみれ」と呼んでいま...花苗の値段

  • モズクガニ(上海蟹)

    曇、17度、78%いつもの魚屋さんに行くと、「モズクガニ」がネットにたくさん入って売られるようになりました。中秋節を過ぎた頃からが「上海蟹」の季節です。「モズクガニ」は「上海蟹」を一回り小さくしたカニです。オスかな?メスかな?とネットの中を覗いていると「全部オスだから、安くしておくよ。」と声がかかりました。えっと思う安さです。ジャワジャワ、ガシャガシャ動く「モズクガニ」を連れて帰りました。さてどうやって食べようか?「カニごはんもいいな、煮物もいいな。」でも生きたカニの下準備をするのが怖い、ハサミがあります、それに目が合います。まずは一晩泥を吐かせるために塩水に浸けました。病気を持っている可能性もあるので庭での作業です。迷いに迷って、全部蒸すことにしました。日本では茹でるのが一般的ですが「上海蟹」の食べ方に...モズクガニ(上海蟹)

  • 人気の時計草

    曇、17度、88%北向きの庭には両サイドにフェンスがあります。剥き出しのフェンスは殺風景です。フェンス際に「パッションフラワー」、「時計草」を植えたのは五年ほど前でした。熱帯性のつる植物で実はつきますが「パッションフルーツ」として食べることはできません。冬が心配でしたが二年目からは溢れ種子で増えるほどにフェンスを覆い尽くしました。表側の道のフェンスです。庭側はご覧の通り見事にフェンスが見えません。熱帯性ですが真冬に少し葉を落とすぐらいで常緑に近い種類です。両サイド合わせて4種類の「時計草」があります。表の方は赤い花が咲きます。真夏、真冬を除く通年花が咲いています。暑さの落ち着いたこのひと月、よく咲くようになりました。そしてこの珍しい花をフェンスの前で写真を撮ってくださる人がいます。私が気づいただけでも週に...人気の時計草

  • ココの新しいハーネス

    曇、18度、88%ココの「ハーネス」を新しくと思い始めたのは今年に入ってからです。3月香港に帰った時も買い求めました。家に帰ってココの装着、サイズが合いません。パグ独特の首周りのお肉が邪魔をします。我が家の「ハーネス」はモモの時から「オレンジ色」です。主人の散歩シューズにはどこかに「オレンジ色」が入ります。一緒に散歩をする時、足元のココやモモと主人の散歩シューズのオレンジが呼応します。私はオレンジだって赤だっていいのですが、主人が密かに「オレンジ色」好きだと知っています。ですから、「オレンジ色」一辺倒です。香港から買ってきたものは友人のパグちゃんに上げました。その後、ネットで見て胸周りも体重も確認して買った「ハーネス」もあと数ミリで留め具が閉まりません。これも友人の元へ。次に海外サイトで見つけた「ハーネス...ココの新しいハーネス

  • 「ハイソック」

    雨、18度、87%亡くなった義母が股関節の骨を入れ替える手術を受けたのは、私が帰国して一年経たない頃でした。術後、ふくらはぎに痺れが出たので病院からサポーターが出されました。サポーターが強く締め付けるので義母は嫌がりました。年が明け寒い季節でした。そこで、私用に買ったばかりの「ハイソックス」を義母に持って行きました。しっかりとふくらはぎをサポートしますが、柔らかく暖かなウールの「ハイソックス」を義母は喜んで履いてくれました。ここ数日、昼間の気温は20度を越しますが朝は寒く感じます。短めのソックスでは足元がひんやり、そこで「ハイソックス」を履きました。義母が亡くなった後、荷物の整理中で出てきた「ハイソックス」は七年前術後に義母が毎日履いていたものです。入院中でしたからソックスの足底には義母の名前が私の字で書...「ハイソック」

  • 私のキムチ その後

    晴、14度、85%「キムチ」を作り初めて2週間、冷蔵庫にはいつも「キムチ」があります。白菜漬けから始まって数時間で食べられる「私のキムチ」ですが、やはり数日置くと美味しさは増します。白菜漬けから全て大きな「ジップロック」ひとつで済ませます。白菜を漬ける時もキムチの味を馴染ませる時もよく空気を抜くことが肝心です。空気を抜くのは重い漬物石の代わりです。もっと早く漬けたい時は真空にしたり、「ジップロック」の上から重い物を乗せます。最初の白菜漬けから出た水はしっかりと搾り出します。水洗いする場合も「ジップロック」の中で洗います。数日冷蔵庫で熟成を待つ時も「ジップロック」の空気を抜いていれば、「キムチ」の匂いはしません。密閉容器より「ジップロック」がお薦めです。白菜が主体で人参や庭の最後のニラを入れたり好きなものを...私のキムチその後

  • マナガツオ

    晴、15度、82%「マナガツオ」という魚をご存知でしょうか?「カツオ」とついていますが「カツオ」とは似ても似つかぬ魚です。平べったいけれど「カレイ」などとも違います。「マナガツオの西京漬」を時折活字で見かけます。白身の身離れの良い魚です。ネットで調べると「高級魚」と書かれ冷凍の「マナガツオ」は高値でネット販売されています。でも帰国以来この7年間、一度も魚屋に並ぶ「マナガツオ」を見たことがありません。一度デパートの地下の魚屋さんに「マナガツオは入りますか?」と聞くと「ほとんど手に入らないよ。」と答えが返ってきました。先週、香港時代からの友人に「マナガツオが食べたくなった。」とメールしました。関東に住む彼女も「マナガツオ」を見たことがないそうです。そう聞くとますます「マナガツオ」が恋しくなりました。月に一度ほ...マナガツオ

  • 無印良品「台所スポンジ」

    晴、14度、84%毎日使う「台所スポンジ」に何を一番求めるのでしょうか?よく落ちて丈夫、泡がよく立つ、中に水が溜まらない、色、など使う側はそれぞれに選ぶときの基準があると思います。どれも兼ね備えているスポンジがなければお安いスポンジを使い捨てという考えもあります。日本に帰国以来、ずっと使っているのはスコッチブライトのスポンジです。鍋の焦げもよく落とします。香港にいた時も同じものを使っていました。気心が知れてます。このスポンジで約ひと月使うことができます。黄色い部分は「セルロース」素材ではなくスポンジです。「セルロース」のものは黄色い部分の傷みが先に出ます。先日、近くのローソンの「無印良品売り場」で目に止まった「台所スポンジ」がありました。白い3個組のスポンジです。3個で299円、スコッチブライトひとつ分よ...無印良品「台所スポンジ」

  • 「原種しクラメン」「ガーデンシクラメン」

    雨、17度、93%香港に渡る前は毎年クリスマスごろに大きな鉢植えの「シクラメン」を買いました。家の近く多摩川沿いにビニールハウスで「シクラメン」栽培をしている方から安く分けていただきました。赤い花の見応えある「シクラメン」は家へのプレゼントでした。7年前の帰国後初めてのクリスマス、もちろん「シクラメン」を買うつもりで園芸店へ行きました。花色がピンクや白まで作られています。花びらがフリル状になったものもあります。日本を留守にしていた30年で「シクラメン」も進化していました。驚いたことに庭先の小さな「ガーデンシクラメン」まで売られていました。大鉢を買ったのはいうまでもありません。そして庭用に数株「ガーデンシクラメン」を買いました。この夏の猛暑で夏越えをさせている球根類も腐らせたり土に帰ったものが多くありました...「原種しクラメン」「ガーデンシクラメン」

  • キクラゲの佃煮

    曇、17度、77%「キクラゲ」が好きです。「クラゲ」も好きです。小さい頃から「博多ラーメン」にのっていた「キクラゲ」を食べていました。なのに「キクラゲ」は海藻だと思っていました。コリコリと「クラゲ」より歯応えあり、軟骨みたいです。「キクラゲ」がキノコだと知ったのは成人してからです。お外で買ったお弁当の隅に黒っぽい「昆布の佃煮」に似たものが入っていることがあります。「なんか昆布ではない?何だろう?」歯触りで「キクラゲだ!」とわかります。ところがこのキクラゲの佃煮は売っているところが少ない、見つけて喜んで食べるとすごく甘辛い。ご飯のお供で食べるのではなくお茶請けで食べますから、甘辛さは後を引き喉が渇きます。こんなに真っ黒でなくても水飴でピカピカでなくていいからたくさん食べたいと、作りました。お鍋いっぱい炊いて...キクラゲの佃煮

  • 干し柿

    晴、15度、71%「干し柿」が軒先やベランダに下がっている様子を見るのが大好きです。音符のように下がっています。一つ一つ皮を剥き、紐をかけて下げられた「渋柿」は寒さが当たるとオレンジ色を増しぽってりと甘く柔らかな「干し柿」になります。「干し柿」が下がっている景色には温かさがあります。もちろん「干し柿」を食べるのも大好きです。今年も「渋柿」をいただきました。一昨年同様、「真奈さん、植木屋さんが取ってくれた渋柿、使われます?」と予めメールが入ります。「厚かましく頂戴します。」植木屋さんが紐をかけるT字状に枝を切ってくださっているので私はひたすら皮を剥き、紐をかけるだけです。荷物が届いて2時間半、デッキに座ってセッセとナイフを動かしました。香りは少ないのにココが足元で柿を見上げています。「まだ食べれないよ。」お...干し柿

  • ベッコフ鍋の蒸し焼きチキン

    晴、13度、78%「ベッコフ鍋」と言う土鍋があります。フランスアルザス地方で作られています。可愛い絵付けの土鍋です。土鍋よりお菓子作りの「クグロフ型」の方が知られています。手前2つが「クグロフ型」です。この土鍋は直火にかけることができませんが、オーブンでじっくりと火を通すといい仕事をしてくれます。地元では肉の塊をアルザス地方の有名な白ワインでマリネして野菜と煮込むのだそうです。ビーフも白ワインでマリネすると聞きます。白ワインでマリネしたチキンのもも肉をきのこと一緒にオーブンに入れました。パンを焼いた後のオーブンにしばらく入れてから火をつけました。170度でゆっくりと火を入れます。時間の目安なんてありません。オーブンからキノコの匂い次にチキンの匂いがして来たら焼き終わりです。待ち通しいね。蒸し焼きになります...ベッコフ鍋の蒸し焼きチキン

  • テレビドラマ「天狗の台所」

    曇、13度、65%十月の中旬でしたか、古くからの友人からメールが届きました。「真奈はテレビを観ないと思うけど、来週から始まる「天狗の台所」という番組がいいからよかったら観てください。シーズン2だけど。」読み終わるとすぐに民放番組の再映アプリ「ティーバー」を開けました。「シーズン1」が全て観ることができます。どんなドラマかしら?オープニングの映像の綺麗さからまず引き込まれます。山奥に住む「天狗」の末裔、長年会っていない年の離れた弟がアメリカから「天狗修行」に来るところから話は始りました。話の進展とともに「天狗」の末裔の兄の料理が披露されます。古い田舎家の小さな清潔な台所で兄が包丁を握るシーンが幾度も出て来ます。その包丁の切口の綺麗なこと!魚も野菜も肉も実に綺麗に切ります。そして、弟と一緒に食卓を囲みます。引...テレビドラマ「天狗の台所」

  • タイのカゴ

    晴、17度、65%30年ほど前、「私のタイ料理」という本の中でハッと目に留まったカゴがありました。両手のついた端正な天然素材で編まれたカゴです。ココナッツの実を絞るのに使うカゴだそうです。この本に出会う数年前、家族でプーケットを旅行しました。今と違って田舎町の「プーケット」でした。そこの市場でいくつかカゴを求めて帰りましたが、こんな綺麗な形のカゴは見当たりませんでした。以来タイに出張に出かける主人にそのカゴを探してくれるよう頼みましたが、男の人です市場などに行く時間があるはずもありません。私もバンコクに行く機会がありましたが、市場には出向くことができませんでした。当時は香港に住んでいました。ずっとずっとそのカゴのことが頭を離れないでいました。先日、雑誌を眺めていたら両手のついたカゴが写り込んでいます。本の...タイのカゴ

  • 秋のバラ

    曇、16度、80%春ばかりでなく一年中ポツポツと咲く「四季咲きのバラ」があります。春には他のバラ同様見事に花をつけます。我が家で1本だけの「四季咲きのバラ」は名前が「シャルロッテ」です。ゲーテの恋人の名前を取ったのだそうです。夏の暑さが厳しいと感じ始めた数年前から、夏に咲く「シャルロッテ」は花芯が腐ったように茶色でした。香りもしません。花の寿命も短く惨めな姿です。この夏もあの暑さで見るのも辛い「シャルロッテ」が庭の一番奥に数回咲きました。昨日開いた「シャルロッテ」はご覧のように春さながらの美しさ、いい香りがします。春よりもひとまわり小さい花です。この「シャルロッテ」を見た途端「これで本当に秋が来たわ。」と感じました。たった一輪ですからいつもは庭で咲かせるのですが、義父母、父母への供花にしました。優しい色、...秋のバラ

  • 球根の植え付け

    晴、15度、72%気温が下がり始めました。球根の植え期です。まだ暑さが強かった頃から球根を買い始めました。冷蔵庫の野菜室で寝かせます。初夏に掘り上げた「チューリップ」や「フィリチラリア」は半年間、デッキ横にぶら下げて置きました。まだしっかりと硬い球根です。球根を並べて、さあ、来春の楽しみです。帰国した年の秋、90個の「チューリップ」を植えました。まだ60歳になったばっかりだったのに、腰に負担がありました。翌年、便利な「球根穴掘り」を求めました。スピードアップ、腰にも負担がありません。ぐっと土に差し込んで抜くと穴ができてます。そこへ球根をポイと上から土を被せます。7年目、少し手慣れて来ました。今年は新しい「チューリップ」の球根50個求めました。先日は友人から珍しい「チューリップ」の球根をいただきました。去年...球根の植え付け

  • 固定電話の契約を取り消しました。

    晴、19℃、71%7年前帰国する時から「固定電話」は申し込まないつもりでした。ところがクッレジットカードの銀行の審査には「固定電話番号」が必要でした。仕方なく、スマホの新規契約時に家のWi-Fiなどすべて一つのプランで申し込みました。電気店で子機がついた電話機を買いました。取り付けてすぐにクレジットカードを申し込んだ銀行から電話がありました。以来7年、私からこの電話で外線に発信したことは一度もありません。受けたのは数回、発信者不明の時は受話器を取りませんでした。つまりほとんど使用しない無用の「固定電話」でした。契約停止を通信会社に伝えました。工事が必要かと思いましたが、私がルーターを繋ぐ線を外すだけですべて終了しました。「電話機」のない家になりました。子供の頃の「黒電話」を思い出します。重い受話器、ダイヤ...固定電話の契約を取り消しました。

  • 私のキムチ

    大雨、19℃、90%帰国中だった主人が東京に出張に出かけました。お土産に「若菜」の「べったらキムチ」を買って来てくれました。お土産です。べったらですから甘いのは承知でしたが、甘いのなんのって!べったらもキムチも大好きです。でも甘い、と思いながらペロリと全部食べました。その食べっぷりを見た主人は続けて2パック「キムチ」を買って来ました。この2パックもまた甘い、と思いつつペロリ。以前はよく「キムチ」を作っていました。昔の海外赴任のご家族は食べたいものが手に入らない時、工夫して作ったものです。香港時代はお羊羹、カステラまで作りました。上手に作る方に作り方を教えてもらいました。「キムチ」を上手に作る方は香港の前のご主人の赴任地が韓国の方でした。分量のメモがありませんが思い出しながら作ります。最近の発酵食ブームで「...私のキムチ

  • 霜月、ついたち

    雨、19℃、73%今年の富士はいまだに雪をいただいていないと昨日のニュースが伝えていました。130年の観測で初めてのことだそうです。それほど気温上昇が進んでいます。葉の色づきも遅い、この時期実をつけるものたちも歩みが遅く思います。暖かな冬は嬉しいけれど、順調に季節の進みを望みます。家の中が暗く感じられる季節になりました。少しでも明るい色をと思い思い切ってこのテーブルクロス。鳥が赤い実を啄む絵柄です。色は赤、青、白のみ、はっきりした色使いは部屋にメリハリをくれます。モモのカレンダーは「ネズミちゃん」を抱え込むモモです。最後の最後までこの「ネズミちゃん」と遊びました。「ネズミちゃん」今も私の枕の下にいます。7歳ごろのモモです。床の間には久しぶりに大観の「竹林」を掛けました。大きなお軸です。水墨画の持つ静謐さが...霜月、ついたち

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