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うだ日記 https://uda-24.hatenadiary.org/

日常のくだらないことから、読んだ本のこと、旅行記、ちょっと真面目な建築のことなどの記録です。

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2010/05/13

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  • 建築のトポロジー_02 / お彼岸

    お彼岸。 太陽が真東から昇り真西へと沈む、春分の日・秋分の日は、この世(此岸)とあの世(彼岸)が地続きになる日。 建築の本質は境界をどうつくるか、ということだと考えてみます。 その境界をきっかけにして内部と外部が生まれます。 境界は何か特別な場所ではなくて、言い換えればその内部と外部が、図と地が、プラスとマイナスがひっくり返る「ゼロ」のような場所。 無限定に連続する場を切断すること。 お彼岸は、ちょうどその境界の上に立ったときの、内部でも外部でもなく、図でも地でもなく、プラスでもマイナスでもない、それらが地続きになる場所なのかもしれません。 建築零年 鈴木了二 「直角の詩」の図版。ル・コルビュ…

  • 江津市庁舎

    石州瓦工業組合主催の竹原 義二さん講演会「風土が生み出す瓦」へ。 竹原先生の言葉を聞いていて、現代の建築が失ったもののことを想いました。そのひとつが「時間」。つくる時間、その場所に在り続ける「時間」。 今の建築は簡単に、なるべく簡単につくる(人の手間をかけない、職人さんの持っている技術を使わない)方向で進んできました。 僕自身がそうです。なるべくカタログに載っているもの、メーカーが保証してくれるもので建築をつくろうとします。 もっと地場の材料、地場のモノづくりのノウハウ、技術を持った会社と設計者が一緒になって建築を計画するべきだなあと改めて感じました。 「簡単にしない」「挑戦していくかどうか」…

  • 「国家」とは何か

    グローバル化が進めば進むほど、ロシア、中国はもちろん欧米をはじめとして(日本も)自国優先主義が目立つように見えるのはどうしてでしょうか。(自国だけで世界(経済社会)は完結しないのに、、 「国家」とは何でしょうか? いっそのこと無くせないのか、、(無くなることはない) 僕がものごころついた頃(1970~80年代)は漠然とした不安が覆う冷戦の時代でした。皮肉なことに米ソの冷戦構造が安定した世界秩序だったのかなと思えるほど、ソ連崩壊後 世界では紛争が増えているようにも見えます。 結果として日本も国防費を増やし、強い軍隊を保持すべきという流れになるのは自明。 「国家」とは何でしょうか? いろんなスケー…

  • 「石橋」

    「石橋(しゃっきょう)」 「仏跡を廻り唐の清涼山(しょうりょうせん)に到った寂昭法師が現世と浄土をつなぐ石橋を渡ろうとすると、木こりの老人が現れ「この橋は幅が一尺に満たず、長さは三丈を超え、谷は深く、容易に人間が渡れるものではない」と制止し、姿を消す。やがて文殊菩薩の使者である獅子が現れ、橋を自在に飛び渡り、咲き匂う紅白の牡丹の花に戯れ、千秋万歳を祝い舞い納める。」 1月に京都観世会の公演 能と狂言 を松江で観劇する機会がありました。僕にとっては初めての体験でよくわからなかったのですが、世阿弥の生きた室町時代もまた疫病や地震、飢饉など様々な災禍が国中を襲ったと聞きました。恐らくはパトロンである…

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