豆戦争のあとは

ちょっとブログ更新が遅れていた。えんどう豆が忙しく、ここ数日朝から晩までえんどう豆に手がかかっていたのである。鈍臭くて、段取りがあまりよろしくないので、時間ばかりかかって効率的ではない。直売所もえんどう豆が山のようにあふれて、生産者にとっては戦争のようである。スナップ、絹さや、実エンドウ、よりどりみどりでどれが良いのかわからない。わしの作付けは、友人の水田で40m、自分のところが30m、合わせて70mくらいであるが、収穫に夫々2時間、選別と袋詰に2時間、そして選別漏れの豆剥きに2時間、要するに朝から晩までエンドウにかかりきりであった。それで、莢の長いきっちりと実が入ったやつは出荷し、ほんの少し難点のあるやつは親類縁者に進呈し、2・3粒のくず莢ばかりを必死に剥いて我が家で食うのである。くず豆を剥き終わり、やっとす...豆戦争のあとは

みつわ保育所で豆ご飯

今日は香芝市内のみつわ保育所にえんどう豆を6．8Kg納品した。食育教育の一環として、朝市のおっさんが子供達と豆剥きをし、野菜の栽培について説明をして欲しいと依頼があり、今日朝から行ってきた。いやはや、保育所の中の元気のいいにぎやかなこと。声をそろえて、は～いと言われるとめまいがしそうだった。とにかく元気で、にぎやかで、疲れ知らずで、こんな雰囲気はここしばらくなかった。そろそろ子供達も個性が出てくるころか、いろんな子供がいてちょっと引っ込み気味の子もいれば、とにかく目立とうとする子もいて、先生も大変である。野菜の栽培について質問を受け、スケジュールも進行終了し、給食の豆ご飯をご馳走になり、保育所を後にしたが50数年前のことを、おぼろげながら思い出した。わしの頃はまだ給食がなく、母親が作った弁当を毎日持っていった。...みつわ保育所で豆ご飯

今日は當麻れんぞ

今日5月14日は當麻れんぞである。年寄り（わしも年寄りか）は、當麻を省略してれんぞだけで通じる。この日は雨の特異日かと思うほど雨が多いが、今日は例年に無く良い天気である。当麻寺は、現在葛城市つい先日までは當麻町その前は當麻村であり、わしの住む香芝市の隣接地であり、自宅からはほぼ5Kmくらいにある。今でこそ学校も、この日を特別なイベントとはしていないようであるが、わしらの子供の頃は学校も半ドンで、昼から気の会う連中が思い思い集まって出かけたものである。なぜなら、露店が多く並ぶからである。本来は、仏教行事で1000年を越す歴史があり、練り供養と言われる面をかぶった信者が一段高く設けられた通路を、練り歩くのである。また、中将姫伝説と蓮の糸をつむいで作ったとされる曼荼羅がある。練り供養と中将姫伝説は、各地にもあるようだ...今日は當麻れんぞ

おっさん殺すにゃ

雨も2日目、そろそろ退屈である。今日は、朝市の店番当番で出荷しなかったが、店番に出かけた。朝からの雨で、結果は予想どおり客足は少なく、芳しいものではなかった。で、帰りに畑に立ち寄ったところ、驚いた。昨日は、近鉄奈良店に出かけ畑に行かなかったし、その前日は近江八幡の近江牛フェスタから帰り、私のたからものに出品する大根をそそくさと収穫しただけなので、ここ数日じっくりと見ていなかった。すべての植物、もちろん野菜も雑草もぐ～んと大きくなっているのである。野菜が育っているのは歓迎だが、雑草がそれ以上に育っており、みまごうばかりである。アスパラは、ニョキニョキニョッキリニョッキリな、みたいであっという間に収穫遅れになってしまう。レタスもつい先日、いつ収穫しようと思っていたが、充分収穫サイズになっており、これも遅れが出ないよ...おっさん殺すにゃ

近鉄百貨店奈良店

行ってきました、近鉄百貨店奈良店へ。昨日書いたように、榎木孝明氏の水彩画展示会を見たかったのだ。わしは、見かけはどえらいおっさんだが、繊細なものが好きで絵画も油絵よりも水彩画の方が好きである。11日までの開催らしいが、7日には本人も来店し直筆のサインも入れてもらえたらしい。今日は連休も終わり、来客数も少なくゆったりと楽しむことができた。できれば一枚欲しかったが、年金生活の身では買えるわけも無く、せめて画集でもと思い「光風空」のタイトルがついた3部作のミニ画集を買ったが、当然わしの小遣いからである。うちのBA－3は、至極現実的な人柄でこういうものには金を使わない。いま、一番ご機嫌なのはおそらく氷川きよしの歌を聴きながら、御座候を食う。だが、これにも金を使わない。もっぱら、NHKの歌番組で氷川きよしを楽しんでいる。...近鉄百貨店奈良店