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ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々。

趣味は映画鑑賞。専門的な知識があるわけではありませんので、素人が楽しめる範囲内での「映画批評」を行っています。TB・相互リンクなど随時募集中です。

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2010/01/31

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  • 主体性の正体

    新入社員や部下に求められる資質として、様々ある要素の中で、重要なものの一つが、主体性であるらしい。言われてから動く、指示を待つ、言うとおりにする、という態度よりも、自分から考えて動ける人が重宝されるらしい。そう言われてみれば、確かにそうなのだろう。だが、私はこういう言葉ほどプロレタリアートが奴隷のように搾取されている姿をイメージさせる。主体性というのは結局労働者を言いように解釈して働かせるための装置として機能してしまっているのではないかと疑ってしまう。主体性とはなるほど聞こえが良い。しかし、その実体は、経営者たちにとっての、都合の良い主体性であって、それは名ばかりの主体性であることがほとんどだからだ。例えば会社にプラスになるような提案やブレイクスルーをもたらせる主体性は、文句なしに評価されるだろう。けれど...主体性の正体

  • 12モンキーズ(V)

    評価点:85点/1996年/アメリカ/130分監督:テリー・ギリアムSF映画の金字塔。2035年、地下の収容所にいたジェームズ(ブルース・ウィリス)は、行くと帰ってくることができないという選抜者に選ばれた。言われるがまま廃墟になった地上に向かった彼は、そこで「我々がやった」という落書きを見つける。この世界は原因不明のウィルスによって人類の全人口の99%以上が死滅した死の惑星となっていた。その原因を突き止めるべく、科学者たちはジェームズを発端となった1995年の過去へとタイムトラベルさせて、主犯格とされる12モンキーズと名乗る謎の集団を調べさせることにする。タイムトラベルには脳に負担がかかるとされ、強靱な精神をもつジェームズが選ばれたとのことだった。気づくと見知らぬ場所にいて、そこは1990年だとわかったが...12モンキーズ(V)

  • エルヴィス

    評価点:76点/2022年/アメリカ/158分監督:バズ・ラーマン言語化できない読後感。大佐とよばれたトム・パーカー(トム・ハンクス)はベガスの病院で死の淵にいた。今際の際の彼が思い出すのは、世界一と言われたロック歌手エルヴィス・プレスリー(オースティン・バトラー)のことだった。無名歌手だった彼の歌声をラジオで聞いた第一印象がよみがえる……。エルヴィスのことを全く知らない私は、この映画も見過ごそうと思っていた。が、映画仲間から「絶対見るべき」と勧められたので、無理に時間を作って映画館に飛び込んだ。監督はあの「グレイト・ギャツビー」のバズ・ラーマン。趣はそのまま「ギャツビー」のそれと思って誤解はないだろう。ほとんどエルヴィスの半生を描いてくれるので、それほど予備知識は必要ない。むしろ映画なので、史実かどうか...エルヴィス

  • ザ・コンサルタント(V)

    評価点:76点/2016年/アメリカ/128分監督:ギャヴィン・オコナーサスペンスのお手本のような作品。地方でしがない会計士をしているクリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)は周りの人と交流を持たない異色の人だった。一方、金融犯罪専門の長官レイモンド・キング(J・K・シモンズ)は、不穏な金の流れに常に顔を出している男の捜査を、若手の分析官メディナに半ば強制的に指示する。メディナが命じられた男こそ、ウルフその人だった。ウルフは地方会計士という顔以外に、別の裏社会専門の「誰にも頼めない」会計士だった。ウルフの元に、義肢技術で名をはせた会社から、不正が見つかったので捜査して欲しいという依頼が飛び込む。すべて紙ベースの資料を集めさせ、クリスチャン・ウルフは仕事に取りかかった。以前から見たいと思っていたがなかなかそ...ザ・コンサルタント(V)

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