アンソニー・ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」
1955年イギリス。郊外にある閑静な住宅に住む名手サー・マグナス・パイ。彼の屋敷に住むメイドさん?が密室状態で転倒し死亡した。その数日前には息子に「死んでくれたらいいのに」と口論していた様子も目撃されている。果たして彼女は事故で死んだのか、殺されたのか。その息子のフィアンセが、探偵のピュントの元へ相談に来る。しかし、事件性のない話にピュントは依頼を受けない。そして数日後、今度はマグナス・パイが惨殺される。ピュントは重い腰を上げて、事情を関係者から聞き出そうとしていくが……。ずっと読みたかったホロヴィッツの作品。ホーソーンシリーズは現在刊行されている2作品は読んでいるが、最も話題になったこちらのほうは読んでいなかった。しばらく前に買い込んで、積ん読になっていたが、夏に少しでも読書をと考えて手に取った。やはり...アンソニー・ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」
2022/08/19 04:57