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2025年5月
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記事76で産卵管が見える30g幼虫のその後です。まずは、その時の幼虫画像がコチラ。ほら、バッチリ産卵管と言われる位置にハッキリと見えるでしょう。そして完品で7/14に羽化したBB血統の個体がコチラです。75mmで頭幅27.4mmのハイスペック♂個体ですね。外見上は見事に♂です。では、産卵管の様なものは何だっのか?ブリードに使用して♀が産卵するれば生殖能力のある♂かどうかは判明しますね。いずれにしてもラテラルシンキングなモノの見方が肝ですね。84:30gで産卵管が見えていた幼虫のその後
先日羽化したGG血統79㎜です。5㎜程度縮むかもしれません。上翅の汚れの様なものは光の加減です。11月後半から羽化まで期間7ヶ月です。当世流行りの『タイパ』はすこぶる良い、と言えるのでしょう。しかし、親虫は12ヶ月掛かって80㎜オーバーでした。わずか1㎜程度ですが、7ヶ月ではこの差が埋まらないと思われます。やはりサイズを狙うには春採りが良ささそうです。とはいえ、今回GG血統は20頭を割る程度しか採りませんでした。その状況で70後半もそこそこ出たと思います。勿論、Gタイプ固定です。BB血統に注力しすぎて、自然に任せていましたが羽化した個体を手に取ると、実に体躯が美しい。スベスベツルツルです。立ち会いなど無縁の血統です。なんかホッとしますね。83:GG血統の羽化
こちらは、最近羽化したBBです。体長は73.5㎜程度です。頭幅26.9㎜で、この内歯形状。中歯は勿論のこと。張り出して弧を描いた大アゴの内側に、もう一つ楕円の弧を描く様にカーブする内歯。結果、内歯が正三角形になる!これです。BBの真骨頂は。イメージで例えるとこんな感じです。なお、顎の付け根が太すぎるとこの形状になり難くなります。あくまで、『張り出し系かつ内歯極厚』!これです。勿論、広い頭幅ありきです。82:はい!出ました。この内歯
BB血統の羽化が始まりました。71.5ミリの体長に27.2ミリの頭幅があります。アスペクト比(縦横比)38%です。ホペイでも中々出ない数値です。台湾オオクワはグランディスの台湾亜種としての位置づけで、DGGとよく似た前胸に対し狭い頭幅の形状が多く見られます。そう言った傾向の台湾オオクワで、BBの頭幅は差別化の大きな要素です。2世代目はその辺りのアベレージが先代を凌駕して来そうです。但し、先代の様に内歯が盛り上がり特異な形状を搭載した個体が出るかは微妙ですね。それだけ先代のインパクトが凄かったんです。81:BB羽化開始
画像は最近蛹化したBBインラインです。3本目交換時30gの幼虫です。特に頭幅が有る感じで、顎形状も申し分ない個体です。体重が幅に出た狙い通りのタイプです。80:BB血統種親クラス蛹化
BBの次世代が蛹化し出しました。思惑通りの頭幅・顎形状個体がいきなり出てきています。台湾オオクワにおいて内歯が中歯の場合で、しかも、それに厚みがある場合に発現する明瞭で盛り上がった内歯部分の上下に分かれた2個の突起です。太くないと下側の突起は不明瞭です。反面思惑通りに行かなかったのが、幼虫期間です。11月に割り出しからの7ヶ月羽化ではサイズを得ることは困難です。形状には影響しませんがサイズには影響大です。冬季も室内を24℃体制でしたが、体内時計や親世代の変態リズムの様なものが働いた為か、相当数が前蛹体制に入っています。2本目交換時には親世代では出なかった30〜32gクラスが少なからず出ていますが、7ヶ月ではお話しになりません。3本以上使用で理想は11〜12ヶ月、少なくとも10ヶ月は必要と感じます。画像蛹の...79:BB血統インラインの蛹化
先日投稿した蛹ではありませんが、先んじて同じGG血統が羽化してきました。今期最初の羽化になります。早期羽化のため60台半ばのサイズになります。サイズより確認したかったのが、Gタイプの確認です。蛹時に明確に確認するのは困難で、毎度羽化時での確認になります。CBF1時点で全てGタイプで発現してきていますので間違いない筈ですが、羽化して確認できるとやはり安心します。画像の通りです。今期の羽化状況をみて完全固定宣言ですね。GG血統の真骨頂はまずGタイプ固定であること。これがマストですが、大型であることも重要なテーマです。実は余り得意ではないのです。過去の大型はどちらかといえば、結果として発現しています。大型に対するアプローチ。それに対する自身の精度が低いのが目下の課題でしょうか。78:GG血統の羽化
大型でGタイプ固定のGG血統が蛹化しています。思惑より早いタイミングです。11月投入で最終ビンへの入れ替え時が25gです。蛹の様子からは72〜73ミリ程度で羽化しそうです。台湾オオクワを大型で羽化させるには、羽化までの期間が11〜12ヶ月欲しいところです。タイミング・環境や条件を合わせても、早期に蛹化してくる個体が毎年できてます。では何が原因?他の要件を見出だせておらず、個体差として結論付けています。但し次世代への遺伝レベル程ではないが、傾向要素としては意識しています。77:GG血統の蛹化
BB血統78ミリからのインライン幼虫で、12月に初令投入、先日1回目の交換での30g幼虫に卵巣(雌班)らしきものを発見。確かに、♀を判別する際の1つの基準としての判別位置にハッキリと。しかし30gの幼虫です。過去からの大型幼虫で見た覚えはないですね。私の管理下の台湾オオクワで♀はありえませんので♂には間違いです。少なくとも外見上は。ただ卵巣というのは昔から1つの仮説で、エビデンスされた事象ではない筈です。内臓器官(消化器官)である可能性も高そうですね。もしかすると外見上は♂でも♀の生殖器官も持ち合わせた個体の可能性もあるかも。羽化個体をブリードして、生殖能力確認をして見ましょう。76:30g幼虫の卵巣
例年とは異なり、昨年秋以降にブリード開始しになったBB及びGG血統。春〜夏場は趣味の園芸関連作業が忙しく、結果としてブリード時期が遅れることに。しかしながら、経過として1〜2月の1回目交換時体重の乗りが良い状況も嬉しいが、何より菌糸ビン交換に集中し、また楽しく行えたことが嬉しい。交換自体は作業には変わりないものの、一瓶毎に丁寧に扱える精神的余裕があり、楽しむことが出来た作業になりました。集中して丁寧に扱えることは、観察もより正確になり、自身の知識の更新や新たな経験の積み上げになります。既にあるかもしれない正解を他者に求めているのではなく、自身が行ったプロセスからの結果。それに対しての『附落ち感』を求めることが、私のブリードに求める本質または醍醐味と言っても良く、つまりは自己満足感の追求です。今回はそれを改...75:BB血統・GG血統のブリード状況
看板のBB血統は、中歯で顎内歯が太い系統♀と中歯で頭幅が際立ってある系統♂から作出できたラインで、下画像の個体群になります。次に上記の頭幅際立ち♂と別ライン♀からの個体がコレです。70ミリ少しの全長に頭幅が26ミリあります。前にも書きましたが頭幅は遺伝的要素が強く、エサで作るのは困難な様に思われます。ですので、他の要素より安定して次世代に発現し、特にタイワンオオクワに於いて頭幅改善効果によるインパクトはかなり大きいものです。また、アウト用には♂を使用するのが良いと思います。このラインの♂を年内に♂単品になりますがオークションとベイスにアップ予定です。74:BB血統の沿革
今年のブリードは例年に比べて遅くなってしまった。初夏〜秋にかけて植物管理で急ぎの対応を迫らた事により、ペアリング作業も8月末にずれ込んだ次第。その分、ゆっくり取り組みが出来て良かったのですが、冬期の管理温度が高くなり電気代も高くなりそう。GG血統、BB血統ともに今期がブリーディングのタイミングで、両血統ともそこそこ組んだもののGG血統(Gタイプ固定の大型)は、9月に入ってからのセットとなったため、10月半ばまでケース内に幼虫を確認できず不安で有ったが、最近に入って幼虫確認が出き一安心である。下記画像はGG血統の80㎜73:今年のブリード状況
記事65・67で書いた今後の方向性から発現した、選別海南島〈CBF7〉とKKF-SP〈F11〉からのアウト〈CBF1〉ラインです。管理ライン名をシン・海南島としています。今後、海南島ホペイブリードの主軸にします。一部ご紹介します。ベイスで販売中のペアは兄弟個体になります。顎曲線の美しさこちらは、75.5mm(頭幅27.4)で顎基部はご覧の太さです。insectshopDeepPurplepoweredbyBASEごあいさつ長年オークションを主販売してきましたが、直接のお取引もご要望頂くこともありショップを開設することになりました。こちらでは自身の目で選別し、交配・累代し...insectshopDeepPurplepoweredbyBASE72:シン・海南島
オークションで出品中の看板血統を、改めてご紹介しておきます。※出品個体ではありません。BB血統の74ミリBB血統の78ミリBB血統の75ミリGG血統の80ミリ71:BB血統とGG血統
オークションの補足になります。爆神王の♀単品出品です。ラインの特徴は記事No.27.42辺りをご覧下さい。現在、自己血統の『BB』『GG』に注力しているため、爆神王のブリードに関しては数をと採りませんでした。また♂が羽化後すぐに落ちたため♀のみでの出品となりました。大きい♀で魅力的ですが『BB』『GG』には共にコンセプトが違うためアウトにも使えません。大型で短歯・顎基部極太ラインの♀になります。同血統を保有の方や大型で短歯、顎太狙いのアウト用に狙い目です。70:オークション補足
久々にお勧めアイテムを紹介させて頂きます。最近は、菌糸ビン・菌糸ブロックなどブリードに必要な周辺商材の価格が昔に比べて、随分と値上がりしました。更には円安による物価上昇で、ブリード周辺商材は高騰の一途てす。管理頭数が多ければ勿論のこと、ブリードを始めた方にも堪えます。そこで、私が実践している少しでもコストを抑えるアイテムを2点紹介します。たまたま気付いて、自分でやり始めた方法です。私は他のブリーダーの方と交流や情報交換をしませんので、既に同じようにしているブリーダーの方もいらっしゃるかも知れません。また、巷で既に当たり前になっていたらご了承ください。①成虫の管理用マット針葉樹マット・ミズゴケ・木材ペレット・ペーバーペレット・小動物用圧縮床材など使用してきた経緯がありますが、いずれもゼリーの食べかすなどでベ...69:ブリード経費節約アイテム
本日インスタグラムにポストしたBB血統の♂71.5ミリ。その♂虫と同腹♀ペアを、ベイスにて販売を開始致しました。71.5ミリのペア販売です。私の肝入血統です。宜しければご検討ください。証明書をお付けします。insectshopDeepPurplepoweredbyBASEごあいさつ長年オークションを主販売してきましたが、直接のお取引もご要望頂くこともありショップを開設することになりました。こちらでは自身の目で選別し、交配・累代し...insectshopDeepPurplepoweredbyBASE68:BB血統インラインペア初販売
記事65の引用になります。このラインは、2015年の3月にヤフオクでCBF4を入手以来、当方で選別累代してCBF8まで来ています。頭幅を最優先に、短歯湾曲で腹が小さい逆三角形を念頭に絞って来ました。その要望に答えてくれるラインになったと、思っています。さらに私の拘りの部分になりますが、内歯の外側R曲線が綺麗なものと、そうでないものが混在することは未改善です。これを固定的に綺麗なラインを作りたい。ちなみに今回の出品虫は、内歯Rの美しさに関しては綺麗な方です。←が記事65との違いです。これがお勧め要因です。あと、2♀もやはり良いので。今後の方向性として、アウトラインの可能性を模索しています。数年前に本家筋よりKKF-SP個体を入手したところ、やや長歯傾向の為か、内歯の外側Rがとても美しい。体表も美しい。反面、...67:オークション出品補足(1/19出品分)
久しぶりの更新になります。皆さま、新年おめでとうございます。昨今の寒さゆえ、あらゆる行動意欲が萎ええいます。そんな中、海南島のアウトラインから早期蛹化の個体をご紹介します。♂:海南島厳選個体✕♀:KKF-SPからのCBF1個体です。ベイスに販売中のペアは、昨年羽化した上記の個体とは真逆の組み合わせ個体です。この時は、産卵中の♀脱走により数頭しか得られず、発現幅を確認できませんでした。今回は数が採れましたので、楽しみです。ところで、この組み合わせのきっかけです。もともとは、厳選個体による強湾曲顎の内歯外側Rの美タイブ発現率を高めるつもりでした。本来の目的を達成するなら、厳選ラインで更に選別するのが近道です。そうすべきです。他人が組み合わせたものを、自分好みに更に厳選累代を重ねるコトモ悪くはない。でも…、要は...66:海南島アウトラインからの蛹
BB血統の羽化が始まりました。71.5ミリの体長に27.2ミリの頭幅があります。アスペクト比(縦横比)38%です。ホペイでも中々出ない数値です。台湾オオクワはグランディスの台湾亜種としての位置づけで、DGGとよく似た前胸に対し狭い頭幅の形状が多く見られます。そう言った傾向の台湾オオクワで、BBの頭幅は差別化の大きな要素です。2世代目はその辺りのアベレージが先代を凌駕して来そうです。但し、先代の様に内歯が盛り上がり特異な形状を搭載した個体が出るかは微妙ですね。それだけ先代のインパクトが凄かったんです。81:BB羽化開始
画像は最近蛹化したBBインラインです。3本目交換時30gの幼虫です。特に頭幅が有る感じで、顎形状も申し分ない個体です。体重が幅に出た狙い通りのタイプです。80:BB血統種親クラス蛹化
BBの次世代が蛹化し出しました。思惑通りの頭幅・顎形状個体がいきなり出てきています。台湾オオクワにおいて内歯が中歯の場合で、しかも、それに厚みがある場合に発現する明瞭で盛り上がった内歯部分の上下に分かれた2個の突起です。太くないと下側の突起は不明瞭です。反面思惑通りに行かなかったのが、幼虫期間です。11月に割り出しからの7ヶ月羽化ではサイズを得ることは困難です。形状には影響しませんがサイズには影響大です。冬季も室内を24℃体制でしたが、体内時計や親世代の変態リズムの様なものが働いた為か、相当数が前蛹体制に入っています。2本目交換時には親世代では出なかった30〜32gクラスが少なからず出ていますが、7ヶ月ではお話しになりません。3本以上使用で理想は11〜12ヶ月、少なくとも10ヶ月は必要と感じます。画像蛹の...79:BB血統インラインの蛹化
先日投稿した蛹ではありませんが、先んじて同じGG血統が羽化してきました。今期最初の羽化になります。早期羽化のため60台半ばのサイズになります。サイズより確認したかったのが、Gタイプの確認です。蛹時に明確に確認するのは困難で、毎度羽化時での確認になります。CBF1時点で全てGタイプで発現してきていますので間違いない筈ですが、羽化して確認できるとやはり安心します。画像の通りです。今期の羽化状況をみて完全固定宣言ですね。GG血統の真骨頂はまずGタイプ固定であること。これがマストですが、大型であることも重要なテーマです。実は余り得意ではないのです。過去の大型はどちらかといえば、結果として発現しています。大型に対するアプローチ。それに対する自身の精度が低いのが目下の課題でしょうか。78:GG血統の羽化
大型でGタイプ固定のGG血統が蛹化しています。思惑より早いタイミングです。11月投入で最終ビンへの入れ替え時が25gです。蛹の様子からは72〜73ミリ程度で羽化しそうです。台湾オオクワを大型で羽化させるには、羽化までの期間が11〜12ヶ月欲しいところです。タイミング・環境や条件を合わせても、早期に蛹化してくる個体が毎年できてます。では何が原因?他の要件を見出だせておらず、個体差として結論付けています。但し次世代への遺伝レベル程ではないが、傾向要素としては意識しています。77:GG血統の蛹化
BB血統78ミリからのインライン幼虫で、12月に初令投入、先日1回目の交換での30g幼虫に卵巣(雌班)らしきものを発見。確かに、♀を判別する際の1つの基準としての判別位置にハッキリと。しかし30gの幼虫です。過去からの大型幼虫で見た覚えはないですね。私の管理下の台湾オオクワで♀はありえませんので♂には間違いです。少なくとも外見上は。ただ卵巣というのは昔から1つの仮説で、エビデンスされた事象ではない筈です。内臓器官(消化器官)である可能性も高そうですね。もしかすると外見上は♂でも♀の生殖器官も持ち合わせた個体の可能性もあるかも。羽化個体をブリードして、生殖能力確認をして見ましょう。76:30g幼虫の卵巣
例年とは異なり、昨年秋以降にブリード開始しになったBB及びGG血統。春〜夏場は趣味の園芸関連作業が忙しく、結果としてブリード時期が遅れることに。しかしながら、経過として1〜2月の1回目交換時体重の乗りが良い状況も嬉しいが、何より菌糸ビン交換に集中し、また楽しく行えたことが嬉しい。交換自体は作業には変わりないものの、一瓶毎に丁寧に扱える精神的余裕があり、楽しむことが出来た作業になりました。集中して丁寧に扱えることは、観察もより正確になり、自身の知識の更新や新たな経験の積み上げになります。既にあるかもしれない正解を他者に求めているのではなく、自身が行ったプロセスからの結果。それに対しての『附落ち感』を求めることが、私のブリードに求める本質または醍醐味と言っても良く、つまりは自己満足感の追求です。今回はそれを改...75:BB血統・GG血統のブリード状況