映画は映画館で観る。新作より昔の映画が好き。落語の感想や野鳥やダイビングのネイチャーフォトも掲載。
映画館主義者。DVDなどで観る映画は寝てしまう。70年代のニューシネマ世代だが、最近は都内の昔の日本映画を上映している映画館に出没し、邦画のかつての豊かさの発見に喜びを感じています。落語は立川談志、志の輔、志らく、談春、柳家喬太郎が好き。写真は、野鳥を追っかけたり、昨年から始めたダイビングで魚を追っかけたり、ネイチャーフォトの下手の横好き。愛猫はアビシニアンのゴンちゃんです。
TOYS McCOYのカタログがスティーブ・マックィーンの表紙でカッコイイ!
『殺人者(コロシ)を追え』 回想を入れずに張り込みの若手刑事の焦りとベテラン刑事(織田政雄!)の老練さの人物描写が巧み、密室から野外への移動もバランス良し、まさかの『ダーティーハリー』に先んじた幼稚園バスジャックへのアクションもGOOD! ところで当時は盗聴は違法ではなかったのか? 『人間狩り』 こんな日活映画の傑作を見逃していたとは! 長門裕之の気迫ぶりは只ならぬ雰囲気で最後までどうなるか見ものだった。 代表作と言えるのではないかな。 大坂志郎、渡辺美佐子、中原早苗も皆良いのだが、都内ロケーションが大効果、町屋駅ホームは確かに映画史に残る名シーンだね。 http://www.shin-bun…
1966年6月29日にビートルズが日本に初来日した。ちょうど半世紀前になる。 我が家には当時の公演パンフレットがある。30年程前に古本屋で購入した。1000円ぐらいだったと思う。 前座に尾藤イサオ、内田裕也、ドリフターズが出演。(有名ですが)
朝の一杯
『旅愁(1950)』シネマヴェーラ渋谷 旅先で乗り遅れた飛行機が墜落して、死んだことになった不倫の男女が新たな人生を選択するが・・・不倫ブームにつき、リメイクするにはうってつけの題材だと思うのだが、意外なことに一度もリメイクされていないかな?ジョーン・フォンテーンの美しさが絶頂期なのと音楽の使い方が上手すぎて、これ以上の名作は無理と諦めたからなのか?主題歌の「セプテンバー・ソング」は余りにも有名だが、繰り返し使われるので、頭の中でリフレインしている。クルト・ワイル作曲、ウォルター・ヒューストン唄。(ジョン・ヒューストンの父だ! YouTubuでは2:30辺りでレコードをかける)人生を12ケ月に…
シネマヴェーラ渋谷で『女たち』鑑賞。 1939年のアメリカのハイソな生活ぶりに男性は出てこないが、夫はどんな仕事してるのか気になる。結局は夫の稼ぎありきの生活なんだけどなぁ。 ファッションショーがパートカラーで新鮮、戦後公開されていたら日本人はぶったまげる。 字幕で早口が追いつかない!
神子元島DIVING2016 6
夏も近づくとまたも怖いサメ映画がやってきました。『ロスト・バケーション』『ジョーズ』を筆頭にアイデア勝負が伝統になってきた感がある。自分にとって最悪の恐怖サメ映画は『オープン・ウォーター』でした。 www.gizmodo.jp
シネマヴェーラ渋谷とユーロスペースのある建物には『リップヴァンウインクルの花嫁』の大きな看板がある。看板には岩井俊二監督や黒木華などの生サインが入っている。映画が終了してもずっと置いて置くのかな? 看板
シネマヴェーラ渋谷で『七人の刑事 終着駅の女』鑑賞。 昭和30年代の上野駅周辺がロケーション(隠し撮り?)でふんだんに出てくる超レアな映画で感涙! 事件に直接関係ない人物も味わい深く関わり、細かなことから事件解決の糸口をたぐり寄せる鉄板の刑事ドラマだ。 前編、後編の『64』より90分のこちらの方が密度が濃いのでは! 日活映画であるが若杉光夫監督始め劇団民藝の役者総出演、TBSの人気テレビシリーズとなる。東映の警視庁シリーズも観たいのだがラピュタまで足が向かないのだ。
中学生だった頃、友達と連れ立って都内の映画館(テアトル東京!)で『栄光のル・マン』を観た。 セリフが極端に少なくて映像には迫力があって不思議な感覚の映画だと当時思えた。 それは脚本無しでマックィーンのレースに対する思い入れだけが先行して作られていった。 それが破局を招き、後の彼の人生も高ギャラに徹したスター人生を選択する。 たった残りの人生は10年だったけれども。 『スティーヴ・マックィーン その男とル・マン』は、発掘された当時の映像と証言を元にしたドキュメンタリーだ。 映画の夢とif 、ビジネスの厳しさを実感する。 ただマックィーンの出演作をリアルタイムで観られた時代は良かった!
小笠原では大迫力のシロワニを見るのことを楽しめる。残念ながらダイビングで見逃しても、又はダイビングをしない人も、夜に港に出てみれば・・・ 夜の港に大きなサメがのっそりと!【小笠原父島二見港】 小笠原諸島ではダイビングで海に潜らなくてもびっくりするような大物が見ることができる。…
『パーマ屋スミレ』新国立劇場 鄭義信三部作シリーズ最終は1965年からの九州炭鉱が舞台。 炭鉱事故による家族離散の話で三部作中最も重い内容だった。 当時は炭鉱事故の犠牲者も大きかったが、それを上回るCO中毒による後遺症の犠牲者と訴訟裁判はまったく知らなかった。
スティーヴ・マックィーン その男とル・マン 9割強の男性客(あえてオッさんとは言いません) マックィーンの『栄光のル・マン』は彼にとっても特別な作品で、性格的には傲慢で周りは大変だったようだが神話に酔い添った内容でファンはありがたい! eiga.com
ダンゴウオを探して(真鶴・岩)
イキウメ『太陽』シアタートラム バイオテロによるウィルスによって、夜でしか生きられない新人類と少数派になってしまった生き残りの旧人類の対立というありがちなSF設定の舞台だが内容には釘づけになった。 格差や差別、深くは選民思想にまで及ぶ。 シンプルな舞台で正面に大きな月と太陽を表す照明、欠けたコンクリートさえ無駄のない装置に不安を予兆させる音楽。 舞台装置は完璧なうえ、どちらの人類を選択すべきか観客に問う。 再演なので研ぎ澄まされた舞台でした。
立川志らく演出・脚本・主演『不幸の家族』 東京オリンピック後に日本に徴兵制度が取り入れられた近未来が舞台設定。 立川志らく師匠は報ステのコメンテーターに出るようになって作風も変わったのかな? 血縁もこだわり過ぎかと思ったら、トンデモないオチで仰天大爆笑でした。 こうでなくてはと納得しました。 蛭子能収さんのゲスト出演の時の役は、アレしか考えられない。 トンデモない演技になるかなぁ。 これは見ものですが出演日はシークレット?
没後五十年メモリアル 孤高の天才・清水宏 『霧の音』鑑賞 やっぱり都会より郊外というか避暑地 、戦後の混乱を避けて日本アルプスのどこかというのもさすが、温泉はないけど露天風呂というのが清水宏印を楽しめる。 すれ違いの演出も名人芸ですね。 清水宏の先見性というか普遍性は永遠です。
第二次世界大戦の激戦地だった硫黄島を含む小笠原諸島。父島、母島の島内にも戦争の痕跡を今なお残している。二見港近くの沈船、駆潜艇50号には薬莢もヘルメットもそのまま残っていました。素晴らしい自然のなかで人間が殺し合っていたことが不思議に思えます。たった70年前のことであることを沈黙の海は忘れるなと語っています。
立川志の輔独演会:銀座ブロッサム このままネタにはいらないのではと思うぐらい長いマクラで、オリンピック・エンブレムと田中角栄の話は大爆笑。 色物の遠峰あこは、横浜関内辺りの酒場で演奏しているらしいが明日からは欧州各国を大道芸遠征とのことで中々頼もしい。 休憩入れて2時間50分!
シネマヴェーラ渋谷 千葉泰樹監督特集 「裸の重役」 こちらもサラリーマンの悲哀をたっぷり味わう佳作だった。 森繁が社長シリーズとは別のシリアスな部長でもやはりさすがだなぁ 宮口精二、有島一郎、加東大介、中村伸郎!などの脇もばっちり。 児玉清は「団地・七つの大罪」と連なって観ると笑える。 「団地・七つの大罪」 オムニバス作品だが、これだけオールスター、名脇役を団地に押し込めた監督(筧正典共同監督)の当時の実力と期待度が想像できる。 最後に一同全員登場させたのも楽しく、懐かしく、団地ばんざい!
ラジオでビートルズの曲ばかりかかると思ったら、ジョージ・マーティンが亡くなった。嗚呼 「5人目のビートルズ」ジョージ・マーティンさんが死去 90歳 news.livedoor.com
神代植物公園のショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)が開花しました。 5〜7年に一度の開花とのことで昨日からテレビの報道もいろいろされたことで、早朝の開園(8:30)にもかかわらず既に行列だ。 なかなかの貫禄だな。 相当な臭い匂いとのことだが、近づかない限りわからなかった。 開花も1日限りのことです。 植物公園の職員の皆さんが張り切って仕切っていたのも好印象です。 ご苦労様でした! Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
神代植物公園でショクダイオオコンニャクがいよいよ開花のようだ。 開花すると臭い匂いは2キロ先まで臭うと言っていた。 懐かしのウルトラQのマンモスフラワーのような素晴らしい奇怪さが魅力。 (写真は7/20)
西伊豆・雲見ダイビング 久しぶりの雲見にてボートダイビング。 長雨で透明度が気になるところだったが8~15mというところ。 あいにくの曇り空だが雨にならずセーフ。 今回はGoproHERO4の初チャレンジ。 どこまで魚に接近出来るか? アームにGoProをつけて撮影だが、ライトも付けることはできないので、右手にアーム、左手にライトの二刀流だ。 テングウオやトビエイにはかなり接近して撮ることができた。 恐るべしGoPro! また潜ることの楽しみが増えた。 水温は16°のところがあった。 7月なのにさすがに寒い。
川島雄三監督二本立て 新文芸坐 『特急にっぽん』(1961年/東宝、原作:獅子文六『七時間半』) 新幹線放火事件も生々しいところで鑑賞。 新幹線登場前の特急こだまの誇らしげな乗務員と珍客揃いの騒動記。 時速100キロ超で東京〜大阪6時間半の旅を共に味合う楽しさよ! 狭い車内の横移動の心地よさ。ユニホーム姿が懐かしい。 『人も歩けば』(1960年/東京映画、原作:梅崎春生) フランキー堺のオープニングの滑らか口上から乗っせられて、どのような結末を迎えることかと思ったら、すっかり落語の世界がベースになっていたのだ。 オリンピック間近の世相と落語が身近な文化であった昭和を楽しむ。
二見湾から夕暮れの眺め
嫁島のサメ穴(シロワニ)
GO(5)TO(2)SEA(4)ということで5月24日はスクーバダイビングの日だそうです。 伊豆の伊東のダイバーズデーに行ってきました。 お宝探しのイベントディなので、到着すると大勢のダイバーがいました。 最近のダイビング・ポイントは、閑古鳥感が多かったが、これから海へ人が来ることに期待するとしよう。 天候は曇りでしたが、なんとか雨にならずもちました。 水温は17°で、一本目は寒さを感じなかったが、二本目はさすがにウエット・スーツには寒すぎた。 限定水域のソウシカエルアンコウを見たかったのだが、人がいっぱいで驚いたのか、ひっこんでしまって、見ることが出来なかった。 海中はなかなか魚影が濃い。
ゴールデン・ウィークに小笠原へ4度目の訪問。 ザトウクジラのホエール・ウォッチングもまだ可能とのことで、半信半疑ながら期待した。 聟島(ケータ)列島への遠征も5月から開始された。父島から2時間の遠征だが海上は穏やかだった。 期待以上にクジラは目撃できた。 いたるところで出くわして油断もできない。 子どものクジラは泳ぎを練習中!
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