★ 社殿はいずれも、平安時代の様式を史実に伝え、本殿二棟は国宝、五十三棟が重要文化財に指定されています。 国宝の東西本殿はいずれも「流造(ながれづくり)」という様式です。この流造は全国の神社で最も多い様式ですが、そのはじまりの形をそのまま伝えている。楼門、回廊を除き、すべて桧皮葺、素木造である。 ほとんどの社殿を21年ごと社を造り替える式年遷宮の制度がが定められていたが、現在はすべての社殿が国…
■ 西本殿には、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、東本殿には、玉依媛命(たまよりひめのみこと)が祀られています。建物は流造の代表例と言われ、屋根は檜皮葺になっている。現存の本殿は文久3年(1863年)に建造(造替)されたものであるとされ国宝に指定されている。 ■ 一言社(ひとことしゃ) 東社…大国魂神(おおくにたまのかみ)巳、未歳生まれの人の守護神。 西社…顕国魂神(うつしくにたまのかみ)…
★ 正式社名は賀茂御祖神社(かもみおや)で、上賀茂神社の祭神(賀茂別雷神命)の祖父神(賀茂建角身命)と母神(玉依姫命)を祭神としていることから御祖(みおや)とされた。もともと賀茂神社は一つの神社で、平安遷都以前からこの地を支配していた賀茂氏が祀った賀茂の社が起こりとされる。奈良時代に朝廷の後押しを受け分離独立したという。 創祀の年代を特定することは出来ないが、『日本書紀』神武天皇2年(BC58)2月の条に、当…
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