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2009/02/16

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  • 小さな偉人 【Portrait Q -№208】

    ポートレイト問題、第208弾。1937年8月、カリフォルニア州、LA生まれ。なんともう87歳だそうです。元々映画好きだった高校生の僕を更に沼にひきづり込んだ俳優の一人ですね。67年の初主演作から毎年のように話題作を出し続けていて、いそいそと映画館に観に行ったもんです。若い頃はアカデミー賞の常連。確か主演オスカーは2度受賞しています。小さな偉人【PortraitQ-№208】

  • 35-60

    50-50は、もうすぐ達成されるであろう大谷翔平君の大記録でありますが、35-60は異常な暑さが続いている今夏を象徴するかのように連日アナウンスされる我が福岡、大宰府の猛暑日の日数であります。一日の最高気温が35度以上になる所謂「猛暑日」がこの夏、大宰府では60日となったそうで、今日の予想も37度に達しそうなので35-61が確定という・・・めっちゃ暑いなぁ。というかめっちゃ熱い!です。ここ数年、夏の間はひと月以上、いやふた月以上クーラーは点けっぱなし。ウォーキングは日中を避け夕方のみ。そして半年くらい着る物と言ったら短パンに半袖Tシャツという、亜熱帯地方の国に暮らしているようであります。この夏、オリンピックの中継でパリの涼しさに驚いたんですが、夕べのニュース番組でヨーロッパの水害について知るとやはり地球単...35-60

  • 「私はこのまま死んでしまいたい」 【Portrait Q -№207】

    ポートレイト問題、第207弾。スタークイズです。忙しくて数日遅れてしまいました(^^;)1917年6月、ニューヨーク市、ブルックリン生まれ。先月この方のオスカー受賞作を数十年ぶりに観ましてね。観ながらラストシーンが思い出せなくて、結果、半世紀以上前のアメリカ映画にしては辛口の結末に驚いた次第です。一番有名なこの作品以外にも数本観たはずですが、どれも子供の頃なので今となっては思い出せません。美しい赤毛がトレードマーク。「私はこのまま死んでしまいたい」というのは、オスカー授賞式での彼女のコメントらしいです。1975年3月に亡くなっています。「私はこのまま死んでしまいたい」【PortraitQ-№207】

  • ナイス・ガイ 【Portrait Q -№206】

    ポートレイト問題、第206弾。1924年1月、ニューヨーク生まれのイタリア系アメリカ人。今回はクイズのネタがなかなか思いつかなくって、最後に絞り出たのがこの人でした。現在開催中のパリ・オリンピックで日本女子のフェンシングが史上初めてメダルを獲りましたが、この方を一躍有名にした作品もフェンシングの巧い男性が主人公の活劇でした。僕が子供の頃のTVドラマでお馴染みだった俳優で、残念ながら劇場版の作品は知りません。もう一つ思い出すTVドラマは宇宙で迷子になった家族のお話かな。1989年4月に65歳で亡くなっています。ナイス・ガイ【PortraitQ-№206】

  • パリ・オリンピック開幕

    開会式は26日でしたが、もう24日からサッカーとかラグビー(7人制)とかは始まってましたね。史上初めてのスタジアム以外での開会式で、テロとか心配されましたけど、直前の鉄道網への破壊行為があったくらいで人的被害はなかったみたい。十瑠的に日本チームの嬉しいニュースは、男女サッカーの好調さと柔道阿部一二三の2連覇達成。悲しいニュースは、阿部詩の2回戦敗退(相手が世界ランク1位だったので気を付けてと思っていたんだよなぁ)、卓球ミックスダブルス(張本・早田組)の1回戦敗退かな。最近のTV放送は柔道と競泳がメイン。相変わらず柔道は観てておもろくないね。試合開始して1分も経ってないのに「指導」が入るっておかしくいないか?まだ様子見の段階だろうし、エネルギーは有り余ってるのに消極的もないもんだ。延長戦は日本プロ野球のタイ...パリ・オリンピック開幕

  • ボルベール <帰郷>

    (2006/ペドロ・アルモドバル監督・脚本/ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス、ブランカ・ポルティージョ、ヨアンナ・コボ、チュス・ランプレアベ、アントニオ・デ・ラ・トレ/120分)ペドロ・アルモドバル監督の「ボルベール<帰郷>」を観る。アルモドバルといえば以前「オール・アバウト・マイ・マザー」を面白く観たけれど、これも面白かったな。どちらも普通の人々が描かれていると思って観ていたら、あれよあれよという間に数奇な人生に巡り合ってしまうというストーリーだった。*オープニングシーンがマドリードから180キロ程離れたラ・マンチャ地方の霊園で大勢の女性達がお墓の掃除をしている所で、墓所の手入れはどうやらこの地方の風習らしい。日本でいえばお彼岸みたいなもんでしょうか。そんな女性たちの中に、マドリー...ボルベール<帰郷>

  • 夫の隣で出ています 【Portrait Q -№205】

    ポートレイト問題、第205弾。1936年4月、ロンドン生まれ。この方のファンには申し訳ないですが、僕はご本人よりは旦那さんの作品でよくお見かけするので覚えている方ですネ。可愛いお名前は、ミドルネームを取った本名らしいです。実は共演作の多い旦那さんは2度目の結婚の方で、最初の方も俳優さんでした。セレブ好きだったのかな?1990年5月に54歳で亡くなっています。乳癌だったそうです。夫の隣で出ています【PortraitQ-№205】

  • ぎょろ眼の博士ちゃん 【Portrait Q -№204】

    ポートレイト問題、第204弾。1952年10月、ピッツバーグ生まれの71歳。一見ヨーロッパか中東の人かと思う風貌ですな。70年代にアルトマン監督にスカウトされたのが本格的な映画デビューとか。80年代半ばに主演したホラー映画がヒットし、以降スピルバーグのシリーズ物にオファーされたりのセレブです。夕べもTV放送してましたな。ぎょろ眼の博士ちゃん【PortraitQ-№204】

  • ロリータ

    (1961/スタンリー・キューブリック監督/ジェームズ・メイソン、スー・リオン、シェリー・ウィンタース、ピーター・セラーズ/153分)スタンリー・キューブリックの「ロリータ【原題LOLITA】」を観る。数年前に確かブック・オフの1コイン・コーナーで見つけたDVDで、キューブリック作品と知っていたので迷わず買ったが、実は内容については知らなかった。“ロリコン”=“ロリータ・コンプレックス”の語源となった小説の映画化でありますな。原作者はロシア系アメリカ人のウラジミール・ナボコフ。この映画の脚本もナボコフが書いています。事前の印象ではキューブリックにロリコンは似合わないと思っていたけれど、中盤以降の毒気の出し方にはキューブリックらしさを感じましたな。「スパルタカス」の翌年、「博士の異常な愛情」の3年前の作品で...ロリータ

  • 我が道を行く 【Portrait Q -№203】

    ポートレイト問題、第203弾。Windows11の最新ノートPCでの最初の投稿です。ベテランさんには楽勝問題ですね。タイトルは「女性闘士」とかの案もあったんですが、決めつけるのもアレかなと思いましてね。1937年1月、ロンドン生まれ。お祖父ちゃんに父親、母親、弟に妹、二人の娘も全て俳優という芸能一家の美人女優さんです。ついでに最初の旦那さんは映画監督で、今のご亭主は俳優です。革新的なダンサーの半生を描いた作品で主演オスカー候補になって、彼女らしい役だったけど僕にはあまり面白い映画じゃなかったな。ジェーン・フォンダと共演した女流作家の自伝的ドラマは、まさに「女性闘士」という役で見事助演オスカーを勝ち取りましたね。我が道を行く【PortraitQ-№203】

  • 「あじゃぱー」

    パソコンが壊れました。電源は入ってもWindowsが立ち上がらないという状態で、早速最寄りのヤマダ電機に持って行きましたが「寿命ですね」とつれない返事。なので、毎月恒例のポートレイトクイズは明日は無しです。新しいPCは明日の夕方以降の引き渡しなので、ひょっとしたらその後にアップするかも。あじゃぱーちなみにこの記事はKindleで書いてます。「あじゃぱー」

  • 「善人は若死する」 【Portrait Q -№202】

    ポートレイト問題、第202弾。今回はベテランさんじゃないと無理かもです。だって1973年(50年前!)に45歳で亡くなった俳優さんですから。ま、若くても映画オタク、あっいや、熱心な映画ファンの方ならご存知かも知れませんがね。1928年10月、リトアニア生まれ。その後南アフリカで成人し、終戦後ロンドンで演技の勉強を始める。20代中盤からはハリウッドに拠点を移し、すぐに重要な役を演じるようになる。20年程の活動期間ながらシェークスピアから歴史劇、恋愛ものにミステリーと幅広いジャンルで活躍されてます。ジョン・シュレシンジャ―、ジャック・クレイトン、ダニエル・マンなどの作品では共演した女優が主演オスカーを受賞し、本人も一度主演オスカー候補になったこともあります。「善人は若死する」【PortraitQ-№202】

  • 艶やかで美しい人 【Portrait Q -№201】

    ポートレイト問題、第201弾。1933年11月、東京生まれ。沢山の映画作品に出てらっしゃいますが僕は殆ど見てないです。後年、テレビに出るようになってからですかね、その存在を意識したのは。銀幕デビュー翌年のヒット作のタイトルから“性典女優”なんて言われたこともあったとか。そのせいでしょうか、テレビで見かけてもどこか艶めかしい雰囲気を感じたもんです。艶やかで美しい人【PortraitQ-№201】

  • 毎夜のお伴

    年齢を重ねると共に不眠症に悩まされることが多くなり、時にお薬に助けてもらったこともありやした。でもね、そんな時に医者が言ったんです。できるだけお薬は飲まない方がって・・。で、考えましたよ、“よく眠れる音楽(CD)”ってやつに助けてもらおうかと。最初はね、やっぱアマデウスになりますね。アマデウス・モーツァルト。明るくて、軽やかで癒される感じ。バッハも試しましたけど、ちょっと僕には合わない。というかクラシックの素人には合わないでしょう。モーツァルトの楽曲を使ったセラピー集CD(6枚入り)なんちゅうのもありましてね。「認知症の予防」とか「循環器系疾患の予防」とか色々ありましたが、僕の欲しかった「不眠症に効く」というのは無かったです。そんな中一番眠れたのは「アレルギーの予防」に効くというCD。僕には特に困ったアレ...毎夜のお伴

  • トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

    (2015/ジェイ・ローチ監督/ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、ヘレン・ミレン、ルイ・C・K、エル・ファニング、ジョン・グッドマン、マイケル・スタールバーグ、アラン・テュディック/124分)“トランボ”=ダルトン・トランボですね。“ハリウッドに最も嫌われた男”というのは言いたいことは分かるけど、命名者が悦に入ってる感じがするな。端的に言えば“彼は如何に赤狩りに立ち向かったか”ということなんですよ。僕がトランボの名前を知ったのは1971年の映画「ジョニーは戦場へ行った」の時で、本職は脚本家であった彼の初めての監督デビュー作でありました。時にトランボ66歳。そして「ジョニーは戦場へ行った」はトランボ自身が1931年に書いた小説の映画化でした。その後トランボが1950年代にアメリカを席巻した赤狩り(...トランボハリウッドに最も嫌われた男

  • デューク 【Portrait Q -№200】

    ポートレイト問題、第200弾。40年代、50年代のハリウッド西部劇のファンならば「デューク」というだけで誰だか分ろうってな問題ですな。1979年6月、72歳で没。ウィキによると、<入院期間中には、当時の大統領であるジミー・カーターが見舞いに訪れた。現職の大統領が映画俳優を見舞うのは異例のことであった。そして死去の際、アメリカ各地では半旗が掲げられた>との事。実は先日「トランボハリウッドに最も嫌われた男(2015)」を観ましてね。トランボと対峙するシーンを観て改めてやはりそういう男だったのかと思った次第。元々好きな俳優ではないんですがネ。デューク【PortraitQ-№200】

  • スタンガンも扱えます 【Portrait Q -№199】

    ポートレイト問題、第199弾。1948年3月、ニューヨーク生まれの75歳。へっ、もうそんな歳なんですねぇ。クリスマス・イブの夜に大変な事件に巻き込まれちゃう刑事の奥さん役の映画が大ヒットし、続編でも同じ役で出てましたね。イニシャルはB・B。そういえば甥っ子の子役スターのヒット作もクリスマスが舞台だったような・・・。スタンガンも扱えます【PortraitQ-№199】

  • 息子の家でNETFLIXを観る

    映画を観る機会が段々減っていて、かといって思い出の作品について書く気も持続せず、相変わらずポートレイト記事が続いているテアトル十瑠です。何か新しい記事が書きたいなぁ、ということで今日は久々に「日々の雑感」です。先月、息子の所に第1子が生まれましてね。そのご尊顔を拝しに25日から3泊4日で愛知県まで出かけました。勿論夫婦で。その女の子は明らかにママ似のキリっとした可愛らしい赤ん坊でした。っていきなりの爺バカですいません。ジジイが孫の事を喋っても面白い話が聞けるわけもなく、さっさと切り上げ、今記事のタイトルの話に移りましょうかね。博多から名古屋まで新幹線でおよそ3時間半。25日は女房は彼女のアイドル、野口五郎のコンサートを見るために大阪で途中下車し、僕はそこから一人で息子が待つ名古屋へ向かいました。女房はコン...息子の家でNETFLIXを観る

  • 奥様は16歳下 【Portrait Q -№198】

    ポートレイト問題、第198弾。1947年10月、ミズーリ州セントルイス市生まれの76歳。もうそんなにいっちゃってるんですねぇ。映画ではヒゲをたくわえたりして、ちょっととぼけた味も醸し出す人ですが、実はトニー賞3度受賞の名演劇人でもあります。シリアスな題材の映画にも出演していて、アッテンボロー監督の1作なんか僕は好きなんですよね。メリル・ストリープ共演の1作も有名です。尚、16歳年下の奥様は日本でも人気のあった青春スターでした。奥様は16歳下【PortraitQ-№198】

  • キャサリン・ロスではございません 【Portrait Q -№197】

    ポートレイト問題、第197弾。1939年3月、ロンドン生まれの御年84歳だそうです。20代半ばで出演したスリラー映画でアカデミー主演女優賞にノミネートされて、僕の記憶の中で燦然と輝く女優さんなんですが、それ以外の作品は忘却の彼方へ飛んで飛んで飛んで飛んで・・・なのです。経歴を見ても確かに他に目ぼしいモノは無いのですがね。テレビの出演が多いようで、「刑事コロンボ」、「ジェシカおばさんの事件簿」などお馴染みのタイトルが並んでおりました。。キャサリン・ロスではございません【PortraitQ-№197】

  • 実は秀才の苦労人 【Portrait Q -№196】

    ポートレイト問題、第196弾。1946年9月、テキサス生まれの御年77歳だそうです。映画はご無沙汰ですが、お茶の間のCMでお馴染みなので楽勝問題ですな。苦労してハーバードを卒業したのに教師志望から舞台役者に変更し、その強面が影響してなかなか役に恵まれなかったとか。僕の印象でも悪役の方が似合ってましたね。92年のスティーヴン・セガール主演のアクション編でのテロリストの役が好きでした。実は秀才の苦労人【PortraitQ-№196】

  • 淑女?悪女? 【Portrait Q -№195】

    ポートレイト問題、第195弾。1979年1月、イギリス生まれの44歳。現役バリバリの女優さんですな。なのでクイズにするのは憚れるのですが、この後どんなビッグな役をおやりになるかも知れず、酒のつまみではないけれどブログのネタにしようかなと・・。初めて観たのは19世紀のイギリスが舞台の小説が原作のドラマで、ほんわかとした女性の役でしたが、後日観た夫や元カレを恐怖のどん底に陥れる悪女の役にはビックリしましたなぁ。この悪女が好評でそちらのスリラー、サスペンス系のオファーも増えたようですが、淑女といいますかノーマルな女性も幅広くやられているようです。淑女?悪女?【PortraitQ-№195】

  • 笑ってよ、お豆くん 【Portrait Q -№194】

    ポートレイト問題、第194弾。1959年4月、イギリス生まれの俳優です。今はブログは止めておられるようですが、以前私とコメント等で交流のあった女性がこの方のファンであられました。個性的なブログ名も確かこの俳優の名前に関係があったような・・。つい最近、92年の出世作を再見しましてね、出題を思いつきました。主人公よりも敵役、脇役のイメージが強いですが、ウィキを読むとテレビやラジオのナレーションの仕事も多いとか。強面に美声。遠藤憲一みたいですな。笑ってよ、お豆くん【PortraitQ-№194】

  • フロスト×ニクソン

    (2008/ロン・ハワード監督/フランク・ランジェラ、マイケル・シーン、ケヴィン・ベーコン、レベッカ・ホール/122分)ロン・ハワード監督の「フロスト×ニクソン」を観る。ニクソンは勿論あのリチャード・ニクソンでありますな。ニクソン大統領が「ウォーターゲート事件」で世の批判を浴び続けてたまらず辞任をした、その後の話であります。対するフロストとはイギリスのTV司会者デヴィッド・フロスト。なんでも元コメディアンらしいです。エンターテインメント、バラエティ色の濃い番組の司会者である彼が、アメリカ進出の足掛かりにしようと大物政治家であるニクソンのインタビュー番組を作ろうとするんですね。大統領辞任会見を観たフロストがその視聴率に驚き、色気を出してニクソンの単独インタビューをやろうと。ところがマスコミ各社からのスポンサ...フロスト×ニクソン

  • ホットリップス 【Portrait Q -№193】

    ポートレイト問題、第193弾。1937年6月。アメリカ、カリフォルニア州生まれ。最初に観た映画の役が(当時)高校生だった僕には刺激的で、以来名前と顔は忘れません。朝鮮戦争を舞台にしたアルトマン監督の戦争風刺コメディでした。その後お目にかかる機会がなかなか無くて、久しぶりに再会したのがロイ・ヒル監督の可愛らしい少年少女のロマンス・コメディ。前回の汚れ役と違って大富豪の奥様役だったのが意外でした。テレビドラマへの出演も多いようですね。2022年に亡くなっておられました。ホットリップス【PortraitQ-№193】

  • 12番のセールスマン 【Portrait Q -№192】

    ポートレイト問題、第192弾。画像記事の連続は避けようと思っているのに、なかなかうまくいかないもんですな(苦笑)1924年10月、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。ベテランさんは表題のヒントが無くてもお判りでしょう。アレ以外の作品も幾つか観てるんですけど、やっぱアレですよねぇ~。いい加減な性格の男から、生真面目な一般人、クールな殺し屋、そしておとぼけ野郎と多彩に演じ分ける傍役のイメージ。テレビドラマへの出演も多いようですね。1989年に亡くなっておられました。12番のセールスマン【PortraitQ-№192】

  • 青春の乙女 【Portrait Q -№191】

    ポートレイト問題、第191弾。1925年12月、アメリカ、ミシガン州生まれ。昨日良い問題を見つけたなと思ったんですけどねぇ。数時間後に以前お友達のブログの画像問題に出ていたのを、はたと思い出しました。ウ~む。ま、ここでは初めてなのでこのまま進める事にします。舞台やTV出演が多い人らしく映画で思い出すのはアノ名作だけ。兄弟の間でゆれる乙女の彼女でした。フィルモグラフィーを見ると意外な事にスリラー系が多かったですね。2013年に亡くなっておられました。青春の乙女【PortraitQ-№191】

  • スリー・ビルボード

    (2017/マーティン・マクドナー監督・脚本/フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、サンディ・マーティン/116分)ミズーリ州エビング(架空の町)。7か月前に少女がレイプされた後に殺されるという事件が発生するが、未だに犯人の手がかりを掴めない警察に業を煮やした少女の母親ミルドレッドは町はずれの道路際の看板にメッセージを出す。「どうなってるの、ウィロビー署長?」癌で余命幾ばくもない署長を案じて部下のディクソン巡査はミルドレッドや看板を貸した広告会社に嫌がらせをするが、そんな中ウィロビーが自殺し、看板が燃やされるという事態になる・・。*DVDジャケットの「衝撃のクライム・サスペンス!」という謳い文句に当然最後は事件が解決するものと思っていたら、肩透かしを食らいました。メッセージ看...スリー・ビルボード

  • 時計じかけのオレンジ

    (1971/スタンリー・キューブリック製作・監督・脚本/マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、マイケル・ベイツ、ウォーレン・クラーク、エイドリアン・コリ/137分)ちょっと前に複数の若者が民家に押し入り住人に暴力をふるって金品を強奪するという事件が頻発したが、そのニュースを見ながらこの映画を思い出した。スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」。十代に封切りで観たはずで、いつか再見しようと思っていたのでレンタルしてきた。日本初公開は1972年。その後リバイバルで2回くらい劇場公開されたらしいが、その題材故にお茶の間でのTV放映は無かったと思うのでおよそ50年ぶりの鑑賞だ。近未来が舞台なのでジャンルはSFという事になっているが71年当時の近未来だから考えてみれば現在よりは前の時代だろうし、外...時計じかけのオレンジ

  • パパは元楽団員 【Portrait Q -№190】

    ポートレイト問題、第190弾。1991年11月、カリフォルニア州サンタモニカにて死去。83歳。お友達のブログの画像問題でウォルター・マッソーを見た時にこの人を思い出しました。マッソーよりはひと回り程年上ですが、“明るいアメリカ人”という雰囲気が似てますよね。そんな役どころが多い人ですが、マッソーと同じくキリっと表情を引き締めると悪人にもなれますよという所も似ています。このブログでも出演作を2本紹介していますが、どちらもワイルダーの名作でした。“ハリウッドでも最も裕福な市民の一人”といわれたそうです。パパは元楽団員【PortraitQ-№190】

  • WBC 決勝 ~ 強者どもが夢のあと

    上のスコアボードを見れば面白いゲームだった事が分かるよね。ヒットの数は8-5とアメリカの方が多いのに、得点では負けてんだもの。悔しいだろうねぇ。そして両チームともエラーが無い。ン十万するチケットを買った色んなセレブが観ていただろうけど、ワクワクして、ハラハラしてエキサイトしたに違いないね。さて、得点は殆どホームランだから上の画像の解説通りでふり返りやすいよね。5点中4点がソロホームランだ。日本の2点目だけが1アウト満塁からのヌートバーの内野ゴロの間の得点。1次ラウンド程の活躍は出来なかったけどラーズ君、ラスト・ゲームでもしっかり仕事したね。アメリカチームにはたっちゃんのカージナルスの同僚が4人くらいいたけど、試合後の彼等のインタビュー記事を読むとたっちゃんがチーム内でも愛されているのが分かったね。これから...WBC決勝~強者どもが夢のあと

  • WBC 準決勝 逆転サヨナラ!!

    ひえーっ!何度諦めかけた事か・・。WBC2023準決勝、対メキシコ戦。4回の表に3ランで先制された後、5回裏先頭バッターの岡本のレフトへのホームランボールをキャッチされた時は『ン?運が無いのか?』って思ったもんね。メキシコ、レフトのアロサレーナはフェンスの向こうまでグラブを伸ばして獲ったんだもの。その後の2アウト満塁の場面で打った近藤のレフトフライにもガックリきたね。又も獲ったのがアロサレーナで、なんで外野手の届くところばっかり飛んでいくのかなぁって・・。更に6回の裏。またしても2アウト満塁のチャンス。8番バッターの源田が放ったレフトへの流し打ち。これまた奴が獲っちゃうんだよなぁ。流石に3回も続くと今回は勝利の女神は日本側を見てないなと思ったもんね。7回に吉田のスリーランで追いつくも、すぐに8回表に山本が...WBC準決勝逆転サヨナラ!!

  • WBC 準々決勝 突破!

    WBCの視聴率が40%を超えているらしいので準々決勝の結果も皆さんご存知でしょうが、日本もBest4が決まったので引き続き書いておきましょう。3日前の16日(木)、対イタリア戦の準々決勝が行われた。先発は大谷。この日は今回のWBCの最後の日本での戦いという事で冒頭からエンジン全開、投げる度に唸り声もあげていたし、164キロのストレートも出した。打っては3回の第2打席、ランナーを進めるセーフティーバントも披露。意外に思ったが今朝のサンモニのスポーツコーナー担当の上原浩治によるとMLBでもたまにやっているとの事だった。その後の吉田の内野ゴロの間にランナー近藤が生還、先取点をあげた。その後村上の四球、岡本のスリーランで4点。上々の序盤戦の結果であります。しかし5回の表の大谷、疲れたのか2個の四球が絡んで2点を失...WBC準々決勝突破!

  • WBC 東京プール 第一次ラウンド終了

    TVの情報番組ではWBC(WorldBaseballClassic)の話題が真っ盛りだ。テレビ朝日、TBS以外の放送をしていないチャンネルでも流石に夜のニュースでは扱っている。日本が試合をした9日~12日、僕も毎夜のようにテレビ観戦した。試合の流れはサッカーのW杯に似ている。全20チームがそれぞれ5チームの4ブロック(WBCではプールと呼んでいる)に分かれ総当たりのリーグ戦を行い、勝率等で順位を決め、2位までが決勝トーナメントに進む。4ブロックなのでトーナメントの1回戦は準々決勝、2回戦で準決勝、最後に決勝となる。7戦全勝すれば優勝なのもサッカーと同じだ。今大会でWBCは5回目。本当は2021年に予定されていたが、コロナの影響で延期。今年の開催となった。日本チームが入ったのはBブロックの東京プール。日本以...WBC東京プール第一次ラウンド終了

  • よろしく哀愁 【Portrait Q -№189】

    ポートレイト問題、第189弾。1931年10月、パリ生まれ。びっくりしましたが、このクイズを考えていた昨日2月28日が命日なのでした。2011年、行年79歳。僕が映画館に行き始めた頃には主演作もありましたが僕はほぼ観てないです。もっぱら雑誌の中だけ。それでも60年代後半の作品には今でも観たいモノがありますね。哀愁を帯びた眼差しが印象的な女優さんです。よろしく哀愁【PortraitQ-№189】

  • 予告編 「すべてうまくいきますように」

    なにかと話題を提供してくれるフランソワ・オゾン監督の2021年の作品だけど、日本公開は今月の初めだったらしい。脳卒中で倒れて自由に身体を動かせなくなった老人が安楽死を求めて二人の愛娘に協力をお願いするが・・・というような話。フランスでは「安楽死」の選択は出来ないのでスイスに行かなければいけないが、その手続きを娘に頼むも彼女たちは父親の絶望が理解できない。それでも老人の気持ちは変わらず、しかたなく手続きについて調べ出すが、そうこうしている間に病状は快方に向かっていき、というような展開になるらしい。シリアスなテーマですがユーモアを交えた語り口との事です。姉妹の姉の方が書いた小説が原作。その姉に扮するのが、懐かしやソフィー・マルソー。撮影当時55歳ですが、美しく歳をとった感じですな。そして、老人の奥さんをシャー...予告編「すべてうまくいきますように」

  • 若い時から厄介者がお得意 【Portrait Q -№188】

    ポートレイト問題、第188弾。1936年6月、シカゴ生まれ。もう86歳になるんですな。僕が認識したのは70年代ですが、映画の出演履歴を見ると60年代から活躍されています。傍役でも個性的な印象を残す人。77歳の時にはアカデミー主演男優賞にノミネートされました。因みに、娘さんも有名女優さんです。若い時から厄介者がお得意【PortraitQ-№188】

  • ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

    (2017/ジョー・ライト監督/ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ベン・メンデルソーン/125分)在庫セールを始めたTSUTAYAさんで購入した中古DVDから、まずはこの作品を観ました。主演のゲイリー・オールドマンが主演オスカーを獲った「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」。ベビーフェイスに見えるようにふっくらさせた特殊メイクの辻一弘も、見事アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したそうです。観てて面白かったのはチャーチルを任命する時のイギリス国王が数か月前に観た「英国王のスピーチ」のジョージ6世だった事。あのドラマでジョージ6世の兄エドワード8世は妃の為に国王の座をなげうってしまい...ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

  • 女優そして女 【Portrait Q -№187】

    ポートレイト問題、第187弾。1951年3月、パリ生まれ。という事はもうすぐ72歳ですか。十代でモデルから女優になった人ですが、十代のうちに結婚と離婚も経験されている。アンニュイな雰囲気もあるのに実は元気のいい女性なんでしょうな。ポートレイトの通り目の覚めるような美女でお色気も抜群でした。70年代に3本程映画館でお目にかかっています。女優そして女【PortraitQ-№187】

  • TSUTAYA レンタル終了・・・(;:)

    家から歩いて10分の所にあるTSUTAYAさんが今年いっぱいでDVD、CD、コミックのレンタル・サービスを終了するそうです。コロナの影響もあるのでしょう、確かに来客数は減少していると思ってましたが、まさか映画のレンタルが出来なくなるとは・・。ただ、書籍や文房具の販売は続けるそうです。そして新しく来年4月からはiPHONEの修理をするお店が店内にオープンするそうです。なるほどね。本の売り上げも減少しているって聞くけど、レンタルも減ってるのかな?どうせならカフェコーナーとかも作ればもっとお客さんも増えるんじゃないかと思うけどネ。ということで、そのTSUTAYAさんではレンタルコーナーにあったDVDなどを廉価で売却しています。先日、僕もあまり期待もなく行ってみたら意外にも渋い作品が残っていておよそ20枚ほど買い...TSUTAYAレンタル終了・・・(;:)

  • フォードvsフェラーリ

    (2019/ジェームズ・マンゴールド監督・共同製作/マット・デイモン(=キャロル・シェルビー)、クリスチャン・ベイル(=ケン・マイルズ)、ジョン・バーンサル(=リー・アイアコッカ)、カトリーナ・バルフ(=モリー・マイルズ)、トレイシー・レッツ(=ヘンリー・フォード2世)、ジョシュ・ルーカス(=レオ・ビーブ)/153分)ロン・ハワード作品だと思って借りてきたら違ってて、調べたら彼のレース映画は「ラッシュ/プライドと友情(2013)」でした。こちらは「フォードvsフェラーリ」。原題も【FORDVFERRARI】ですが、ヨーロッパでは「LEMANS'66」というタイトルで公開されたらしいです。つまり66年のル・マンでのフォード対フェラーリの戦いを描いた作品なんですね。売上低下に苦しんでいたフォードが起死回生を狙...フォードvsフェラーリ

  • FIFA ワールドカップ・カタール大会

    11月20日に始まったサッカーW杯カタール大会もベスト4が決まり、いよいよ残り試合も4試合になった。勝ち上がった4チームは、アルゼンチン、クロアチア、フランス、モロッコ。ベスト8以上を目標にしていた日本チームは前回と同じく今回もベスト16、決勝トーナメント1回戦で散った。ちょっと日本の経過をおさらいしてみましょう。グループステージは“死の組”と言われるE組に入った。ドイツ、スペインという優勝経験国に中米のコスタリカという組。戦前の予想はかなり苦しいと僕も思っていたが、それでも見ないわけにはいかない。11月23日、最初のゲームは対ドイツ。夜の10時にキックオフだった。序盤から押され気味で1点を先制されたが、後半になって堂安や浅野などを入れ2ゴールを取り逆転した。今大会の日本の流れがこのゲームで決まったような...FIFAワールドカップ・カタール大会

  • 舞台俳優で作家、のち映画スター 【Portrait Q -№186】

    ポートレイト問題、第186弾。1978年8月、51歳の若さで亡くなっています。悪役で名高いですが、実はケンブリッジ大卒の秀才。映画俳優で脚光を浴びる前から小説や戯曲などの執筆活動も始め、映画化された作品もあるとの事。僕が思い出すのはサメを捕まえるつもりがジョーズに反撃された冒険スリラーと、博打で大儲けするつもりがこれまたジョーズに騙されるサスペンスコメディ。米国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたジンネマンの秀作は録画DVDがあるんですが未見です。舞台俳優で作家、のち映画スター【PortraitQ-№186】

  • 「あのこと」 予告編

    「パラレル・マザーズ」と同じ日にTVで紹介されていた作品だ。60年代のフランスが舞台で、この時代には堕胎は違法だったとの事。アメリカじゃ今も問題になってるからタイムリーだな。「あのこと」予告編

  • 「パラレル・マザーズ」予告編

    先日テレビで紹介されてた。ペドロ・アルモドバル監督らしい赤色が印象的な映画みたい。主演はお馴染みのペネロペ・クルス。赤ちゃんの取り違え問題だけど、さぁ、どう解決していくのか?アルモドバルだから、それだけに終始はしないんだろうけどネ・・。「パラレル・マザーズ」予告編

  • 僕らのママ 【Portrait Q -№185】

    ポートレイト問題、第185弾。1934年3月、ペンシルベニア州生まれの現在88歳。ミュージカル女優というのが世間の認識でしょうが、僕は有名なそれらを観てないんですよね。少なくとも記憶にない。それでも彼女を覚えているのは、TVのファミリードラマでバンドを組んだ子供たちの母親役だったから。綺麗でね。ドラマで長男を演じた俳優が実際でもヒット曲を出して人気者に成りました。先月のポートレイト問題の俳優さんと共演した作品で助演オスカーを獲ったそうで、珍しく善人じゃない役どころでしたね。僕らのママ【PortraitQ-№185】

  • ゴスフォード・パーク

    (2001/ロバート・アルトマン監督・共同製作/マギー・スミス、マイケル・ガンボン、クリスティン・スコット・トーマス、ボブ・バラバン、ライアン・フィリップ、ケリー・マクドナルド、クライヴ・オーウェン、ヘレン・ミレン、アイリーン・アトキンス、エミリー・ワトソン、アラン・ベイツ/137分)多作なアルトマンだが僕はそれ程観ていない。初期に「M★A★S★Hマッシュ(1970)」とか「ギャンブラー(1971)」、「ロング・グッドバイ(1973)」を観たくらいで、評判になった群像劇「ナッシュビル(1975)」も見逃していて、以来縁遠くなっていた。群像劇がお得意といわれているが、改めて考えると「M★A★S★Hマッシュ」もそうだったな。そして今作「ゴスフォード・パーク」もそうであります。まるでアガサ・クリスティの「オリエ...ゴスフォード・パーク

  • 得意なのは空中ブランコ 【Portrait Q -№184】

    ポートレイト問題、第184弾。ベテランさんには楽勝問題でしょう。1913年11月、ニューヨーク生まれ。子供の頃、TVの洋画劇場で何度もお目にかかっていた俳優さんです。印象的な役は終身刑で収監されていながら独房に迷い込んだ小鳥を飼いだしたのをきっかけに鳥類学者になった男の話かな。西部劇からアクション、戦争物、シリアスな人間ドラマなど多彩で息長い俳優さんでした。俳優をやりながらプロデューサーもやるというマルチなスターの先駆者でもあったとか。イタリア映画にも主演する国際スターでもありましたな。1994年10月、ロサンゼルスにて逝去。得意なのは空中ブランコ【PortraitQ-№184】

  • 吉田拓郎 引退

    吉田拓郎が“引退”だそうな。芸能界引退と書いたネット記事もあったが、拓郎が「芸能界・・」なんて聞いたら鼻で笑っちゃいそうだけどネ。加山雄三の様にとりあえずコンサート活動みたいなもんは卒業という事なんだと思う。あと、テレビとかラジオ出演もやめなんでしょう。ただこれも若大将と同じだと思うけど、曲作りなんかは辞めるとは言ってないはずなんだよね。だから楽曲提供とか、アルバム制作はやるかも知れない。ということで最近私め、人生何度目かの拓郎ブームが来ております。若い時は「元気です」と「今はまだ人生を語らず」だったけど、今はレンタルショップで数少ないCDを借りては聴いております。スタジオアルバムだけで33枚ですからねぇ。そのうち何枚かセレクトしてアマゾン購入しましょうかね。さて、そんな中レンタルした30枚目のアルバム「...吉田拓郎引退

  • ミュンヘン

    (2005/スティーヴン・スピルバーグ監督/エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、キアラン・ハインズ、マチュー・カソヴィッツ、ハンス・ジシュラー、ジェフリー・ラッシュ、アイェレット・ゾラー、ギラ・アルマゴール、ミシェル・ロンズデール/164分)1972年、今から50年前に西ドイツで開催されたミュンヘン・オリンピック。あまりに昔の事なので覚えているのは日本男子バレーボールが逆転で金メダルを獲った事とパレスチナ・ゲリラによるテロ事件が起きた事くらいかな。映画「ミュンヘン」は、そのテロ事件を扱ったものだけど、事件そのものはプロローグ的な扱いで、本筋は事件後のイスラエルによる報復事件を追っている。オリンピックで犠牲になったイスラエル選手団員は11人。報復対象は事件に直接関わった者だけじゃなく、指示をしたと思われる者...ミュンヘン

  • セクシーな知性派 【Portrait Q -№183】

    ポートレイト問題、第183弾。1963年12月、アメリカ・シカゴ生まれ。20歳で初主演した本格的デビュー作が大ヒットして、僕もファンになったのに後が続かなかった人ですね。40歳で主演した初のTVシリーズで再ブレイクしたらしいですが、日本ではあまり話題にならなかったような・・。来年、60歳だそうです。はやっセクシーな知性派【PortraitQ-№183】

  • 長いお別れ

    (2019/中野量太監督・共同脚本/蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努、北村有起哉、中村倫也/127分)(↓Twitteron十瑠から(一部修正あり))j-comチャンネルで録画した「長いお別れ」を観る。山崎務が認知症を患った元教師の役で、その妻が松原智恵子、長女に竹内結子、次女に蒼井優という配役。直木賞作家の中島京子の小説が原作だそうだ。監督・脚本は中野量太。[8月17日以下同じ]1回しか観てないけど2回目を観る気にならないのでお薦め度は★一つ「お薦めしません」。大きくみれば家族愛がテーマなんだろうけど、家族四人のエピソードがそれぞれ同じような比重で描かれていて、ドラマの軸がぶれているのが残念。脚本も中野監督らしいけど、男性には珍しく女性作家のような感じ。個々のエピソードもインパクトに欠けてるし、既視...長いお別れ

  • 続・深夜食堂

    (2016/松岡錠司監督/小林薫、河井青葉、池松壮亮、キムラ緑子、小島聖、渡辺美佐子、井川比佐志、不破万作、松重豊、光石研、多部未華子、余貴美子、佐藤浩市、オダギリジョー/108分)ふた月前に観た「映画深夜食堂」の続編だ。マスターとか、常連客、近所の住人等は同じ。前編の二つ目のエピソードの主人公みちる(多部)は近所の割烹に住み込みで働き出したのでココでは傍役として出てくる。前編と同じく今作も大きくは三つのエピソードで出来上がっている。エピソード1。出版社に勤める赤塚範子(河井)はストレス解消に喪服を着て街を彷徨い男に声を掛けらるのを楽しんでいる。男について行く事はなく、仕上げは深夜食堂「めしや」で焼肉定食を食べると決めていた。ある日突然、担当していた新人賞受賞作家の担当を外されくさっていたが、他者が横車を...続・深夜食堂

  • 英国王のスピーチ

    (2010/トム・フーパー監督/コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、ガイ・ピアース、ジェニファー・イーリー、マイケル・ガンボン、クレア・ブルーム/118分)1920年代から30年代のイギリスが舞台。現在の女王エリザベス2世の父ジョージ6世(=ヨーク公爵王子アルバート)が主人公だ。ジョージは家族の中では「バーティ」と呼ばれていた。幼い頃から吃音症に悩まされていたバーティは、60歳をまじかに控えた父ジョージ5世に代わって公務をすることも増えた為、吃音症の治療にと何人もの専門医の往診を受けるのだが一向に改善されなかった。そんなバーティを心配する妻のエリザベスは、オーストラリア人の言語聴覚士、ライオネル・ローグの元を偽名を使って訪れる。自宅に出張で診療に来て欲しいというエリザベスに対...英国王のスピーチ

  • 紙の月

    (2014/吉田大八監督/宮沢りえ、池松壮亮、小林聡美、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、中原ひとみ、平祐奈/126分)J-comチャンネルで放送されたので録画して観る。「紙の月」=「ペーパー・ムーン」ですな。中身は全然違うけど、主人公が詐欺をするのは同じ。角田光代(「八日目の蝉」etc)の同名小説が原作だ。銀行に勤める主婦が横領事件を起すという現実にもあった様な話なんだけど、動機がちょっと変わってるのが異色に感じるね。*まずはストーリー紹介だが、ウィキを一部拝借して加筆修正する。バブル崩壊直後の1994年。夫と二人暮らしの主婦、梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事をしている。細やかな気配りや丁寧な仕事ぶりによって顧客からの信頼を得、上司からの評価も高い。何不自由のない生活を送っているように...紙の月

  • でっかい岩男ちゃん 【Portrait Q -№182】

    ポートレイト問題、第182弾。1925年11月、アメリカ合衆国イリノイ州生まれ。典型的な二枚目俳優と云われたもんですが、確かに見る角度でケーリー・グラントに見えたりゲーリー・クーパーに見えたり、どうかするとロバート・ミッチャムにも見えたりします。西部劇や戦争映画にも出てますが、僕はドリス・デイとのコンビの軽い喜劇が印象深いです。60歳手前で亡くなったのには驚きましたが、死因は(当時は)もっと衝撃的でした。でっかい岩男ちゃん【PortraitQ-№182】

  • 芸能一家の末っ子です 【Portrait Q -№181】

    ポートレイト問題、第181弾。かなりの年配さんが多く登場するこのポートレイト・クイズですが、今回は珍しくこれから更に注目されるであろう日本の若手女優さんを選択しました。1994年7月8日、東京生まれ。もうすぐ28歳ですな。最初に僕が観たのは2018年のNHKの朝ドラで、主演の女優も可愛くて良かったですが、この方も知的で陰のある表情に惹きつけられたものでした。父親は福岡県生まれの元ロッカーの俳優、母親は十代でキネマ旬報の主演女優賞を受賞した名女優、姉もシンガーソングライターという芸能一家の出だそうです。ウィキペディアによると元々はバレエダンサーを目指していたが、留学先のカナダで演劇の面白さに目覚め俳優になったとの事。今年は大河ドラマにも出ておられますな。芸能一家の末っ子です【PortraitQ-№181】

  • 「映画 深夜食堂」を観る

    先だって、J-COMチャンネルで「映画深夜食堂」をやっていたので観る。タイトルは知っていたが、あんまり期待も無く見始めたらまぁまぁの作品で、これなら録画して2回くらいみるべきだったかもなんて思ったりした。という事で1回しか観てないのでストーリー紹介はallcinemaの解説を引用する。<安倍夜郎の同名漫画を原作に、繁華街の片隅で小さな食堂を営む寡黙なマスターと、そこに集うワケありな客たちが織りなす悲喜こもごもの人生模様を綴る小林薫主演の人気深夜TVドラマ初の劇場版。・・(省略)・・夜も更けた頃に営業が始まるその店を、人は“深夜食堂”と呼ぶ。メニューは酒と豚汁定食だけ。それでも、客のリクエストがあれば、出来るものなら何でも作るのがマスターの流儀。そんな居心地の良さに、店はいつも常連客でにぎわっていた。ある日...「映画深夜食堂」を観る

  • 不死身の強面(こわもて) 【Portrait Q -№180】

    ポートレイト問題、第180弾。1959年12月、ロサンジェルス生まれの62歳。38年ぶりの続編が公開中という話題にのっかった訳じゃなくて、自然と問題として思い浮かんだ俳優さんなんです。まさかこの人も再登場してるなんて思いもしなかったし・・。更に言うと、僕の中では黒いマントの正義の味方や伝説のロッカーよりも、最初の奥さんと共演したファンタジック冒険談の彼しか覚えてないんすから(笑)数年前の大病で声を失くしたようですが、AI技術で自身のクローン声で会話が出来るようになったとか。不死身の強面(こわもて)【PortraitQ-№180】

  • 映える雲

    先月の11日に撮ったウォーキングコースでの風景です。先月はバタバタしてて忘れておりました。雲には詳しくないのですが、ネットで調べると「波状雲」ではないでしょうかね。<波状雲:はじょううん波状雲とは、空の広範囲に広がる雲のうち、波のような模様があるもの。畝雲(うねぐも)ともいう。雲形分類では、「雲塊の配列による分類」にあたる変種の1つ。巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲、層積雲、層雲に現れる。学術名"undulatus"は、ラテン語で「波のある」という意味があり、これに因んで名付けられた。特徴:空に広がり、波模様がある高度:地上付近~15,000m変種:波状雲略記号:un降水の有無:あり>(ウィキペディアより)*上の写真は、思わずポケットからスマホを出して撮ったのでポートレイトモードになっていまして、気を取り直してラ...映える雲

  • 美人コメディアン 【Portrait Q -№179】

    ポートレイト問題、第179弾。1911年8月、ニューヨーク州生まれ。50年~60年代の米国製TVドラマで人気者だった女優さん。アットホームな家庭劇ではなくて、ホームコメディだったような気がするが内容は殆ど覚えていない。ただ面白かった事だけは覚えている。今回ウィキペディアで知ったが、若い頃から製作サイドでも能力を発揮していて、「スパイ大作戦」や「スタートレック」にも関わっていたとの事。頭の良い人だったんでしょうなぁ。1989年に77歳で亡くなっています。美人コメディアン【PortraitQ-№179】

  • 息子の結婚

    先週の土曜日、4月23日に息子が結婚式を挙げました。昨年の6月23日に入籍はしていたんですが、このコロナ禍のせいで約一年挙式を延ばしたわけです。結局コロナの勢いは収まらずに、かえって昨年よりも感染者の数が増えてしまうという皮肉な状況になってしまいました。それでも式場のスタッフもご来場の方々もコロナ禍に慣れてきたのでしょう、過度に神経質になることもなく感情豊かな挙式・披露宴でありました。場所は名古屋市の名古屋駅の近く。前日の22日に我が夫婦と娘家族(夫婦と先日1歳になったばかりのちびちゃん)の5人で新幹線で福岡の博多駅から名古屋までの3時間ちょいの旅。息子が用意してくれたホテルにチェックインして、その夜は息子を入れて6人で夕食。翌日がいよいよ本番ですが、ホテルから歩いて5分ほどの式場なのでバタバタもすることもなく...息子の結婚

  • 誕生祝い

    一昨日、孫娘(娘の娘)の一歳の誕生祝をしました。本当の誕生日はその前日、4月12日なんですが、その日は娘の旦那さんの実家でお祝いがあって、その日のうちに泊りに来てもらって翌日お祝いをしようと。福岡市にもある“桜坂”にある料亭の一室をかりて懐石コースを頂きました。勿論、餅ふみと選び取りもやってね。人の成長というのは早い様な、遅い様な、不思議なもんですな。孫娘、ぷにゅぷにゅだった手足も歩き出せばすっきりとしてきて、顔も小さく可愛くなってきました。お部屋の担当をしてくれた中居さん曰く『〇〇ちゃん(←孫娘の名前)、おじいちゃんにそっくりだねぇ』(おっと、娘の手前ソレは禁句なのに・・・)帰りの車の中で妻曰く『また言われたねぇ。〇〇〇(←娘の名前)に謝らんといけんねぇ』『おい。それは俺に失礼やし、〇〇ちゃんにも失礼やないか...誕生祝い

  • 愛は宗教を超える 【Portrait Q -№178】

    ポートレイト問題、第178弾。1932年4月10日、エジプト生まれ。元々はカトリックだったそうですが、結婚を機に相手に合わせてイスラム教に改宗したとか。1962年にデビッド・リーン監督の名作でハリウッドデビューし、この作品で彼もアカデミー助演男優賞にノミネート。1966年には本格的にハリウッド進出を機に離婚し、キリスト教に戻したそうです。2015年にカイロで83歳で亡くなっています。愛は宗教を超える【PortraitQ-№178】

  • お父さんにそっくり 【Portrait Q -№177】

    ポートレイト問題、第177弾。1944年7月31日、カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。現在77歳だそうです。ヒントは要らないでしょうけど、一言だけ。お父さんは映画史に残る映画作家であり俳優です。あっ、もう一つ。母方のお祖父ちゃんはノーベル文学賞を受賞した劇作家です。血筋、すげぇお父さんにそっくり【PortraitQ-№177】

  • ヨーロッパでは戦争が始まったというのに・・

    昨日、天気も良いし、気温も16度という予想だったので二日ぶりにお馴染みのウォーキングコースを歩きました。チノパンにリーボックのスニーカー、上はアンダーシャツに綿のセーター、モコモコのユニクロのジャケットというまるで大学生のようないでたちで歩き出したら、2周目にはジャケットを脱いでしまいました。暑い暑い。ニット帽はエンジ色のキャップに替えてましたが正解でした。二日前には気付かなかった桜を見つけましたので載っけます。河津桜っていうんでしょうかね。一瞬梅かとも思いましたが、樹は確かに桜でした。春が近づいているなぁ。3周目の終わりごろ、ふと空を見上げると綺麗な雲が・・。確か歩き初めは真っ青な雲一つない空だったのに。この雲は何て言うんでしょうかね?ご存知の方教えてください。*(一応、平和の祭典の)北京オリンピックが終わっ...ヨーロッパでは戦争が始まったというのに・・

  • 「ドライブ・マイ・カー」、日本映画初の米国アカデミー賞作品賞にノミネート

    「ドライブ・マイ・カー」?どっかで見た事あるなぁって思ってたら、原作が村上春樹だって。長編には無いはずだから短編集に入ってる奴だろうと「東京奇譚集」をめくってみたが無かった。サイトを覗いたら短編集「女のいない男たち」に入ってるって書いてあったので、書棚を探したが見つからない。確かに読んだはずだし、本を買ったのも覚えているんだが・・。勘でパソコンの横に平積みしている本やCDをチェックしたら、あった。六つタイトルがあって、最初のが「ドライブ・マイ・カー」だった。50頁程なので読みなおした。映画には「シェエラザード」、「木野」という作品も混ぜ込んであるようなのでそれらも読んだ。村上春樹の短編集はよく読んだがコレはあんまり面白くなかったな。唯一面白かったのが「ドライブ・マイ・カー」だったような気がする。映画の情報で驚い...「ドライブ・マイ・カー」、日本映画初の米国アカデミー賞作品賞にノミネート

  • 冬季北京オリンピック 終盤突入

    採点競技は夏季オリンピックでもあんまり好きじゃないので、冬季になるとフィギュアスケートよりもスピードスケートが気になるね。昨日は女子500mがあって高木美帆が銀メダルを獲った。この後はパシュートがあるし、17日の女子1000mも楽しみだね。小平奈緒のリベンジも見たいし。それと美帆の姉ちゃん(菜那)のマススタートの2連覇(19日の予定)も気になるな。最近はカーリングを欠かさず見ている。出場チームは10組。総当たりのリーグ戦をやって、上位4チームの決勝トーナメント戦となる。昨日までで日本のロコ・ソラーレは3勝1敗。今日の午前の中国戦で4勝とし暫定順位は2位、今夜の韓国戦にも勝てばグッと決勝進出への期待が膨らむよね。それにしても、試合を見ていると彼女たちが同じメンバーだし見た目も4年前と変わらないので、なんかずっと応...冬季北京オリンピック終盤突入

  • 目がちょっと離れてます 【Portrait Q -№176】

    ポートレイト問題、第176弾です。1939年5月22日、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。先日マーティン・リットの旧作を観ていたらこの人が出てて、顔も名前もすぐに思い出して次の問題はこの人と決めたんですが、意外に出演作が思い出せなかったというちょっと残念な思いをしました。フィルモグラフィを見ると「ターミネーター」とか「クリフハンガー」とか好きな作品にも出てるんですけどね。助演が多いからかなぁ。それとマーティン・リット作品に多数出ているのにも改めて気付きやした。尚、マーティン・リット監督作で主演オスカーにノミネートされていますが、先日僕が観たのは別の作品(主演:ジョン・ボイト)でした。2004年5月に亡くなってます。目がちょっと離れてます【PortraitQ-№176】

  • (500)日のサマー

    (2009/マーク・ウェブ監督/ジョセフ・ゴードン=レヴィット(=トム)、ゾーイ・デシャネル(=サマー)、ジェフリー・エアンド、マシュー・グレイ・ギュブラー、クロエ・グレース・モレッツ/96分)何年か前に色々なブログでこの映画の記事を見たのでタイトルは覚えていたが未見だった。レンタル落ちのDVDだ。まずはストーリーはallcinemaの解説から拝借。<グリーティングカードの会社に勤める建築家志望のライター、トム。彼はある日、アシスタントとして入社してきたサマーに一目惚れしてしまう。それが彼にとって運命的に出会った彼女との1日目だった。そして4日目には、エレベーターの中で好きな音楽の話をしたことをきっかけに、2人は会話を交わすようになっていく。28日目、トムはサマーに彼氏がいないことを知る。しかし、“恋人なんて欲...(500)日のサマー

  • “ママ”と呼んでみたかった 【Portrait Q -№175】

    お久しぶりのポートレイト問題、第175弾です。1921年1月27日、アイオワ州デニソン生まれ。僕が子供の頃はお茶の間にはアメリカンTVドラマが真っ盛りで、それがどれも面白くてねぇ。そのまま映画ファンになったんですね。色々なジャンルがありましたが、この方は自らの名前を冠した番組のホームドラマで人気でしたね。実はその前にオスカーを獲得している名女優さんなんですが、子供の頃はただ美しいお母さんと思って観てました。。1986年1月14日没。“ママ”と呼んでみたかった【PortraitQ-№175】

  • 42 ~世界を変えた男~

    (2013/ブライアン・ヘルゲランド監督・脚本/チャドウィック・ボーズマン(=ジャッキー・ロビンソン)、ハリソン・フォード(=ブランチ・リッキー)、ニコール・ベハーリー(=レイチェル・ロビンソン)、クリストファー・メローニ、アンドレ・ホランド、ルーカス・ブラック、ハミッシュ・リンクレイター、ライアン・メリマン、ブラッド・バイアー、ジェシー・ルケン、アラン・テュディック/128分)前回記事に続いて今作もアメリカを舞台にした実話が元ネタの人種差別を批判した映画です。原題はただの【42】。MLB(メジャーリーグベースボール)ファンならどなたもご存じでしょうが、毎年4月15日には選手全員が背番号42を付けたユニフォームでゲームに出場します。それは近代MLBにおいて史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソ...42~世界を変えた男~

  • グリーンブック

    (2018/ピーター・ファレリー監督・共同脚本/ヴィゴ・モーテンセン(=トニー・“リップ”・バレロンガ)、マハーシャラ・アリ(=ドクター・ドナルド・シャーリー)、リンダ・カーデリーニ(=ドロレス・バレロンガ)、ディミテル・D・マリノフ、マイク・ハットン/130分)実話が元ネタだそうです。1962年のアメリカ、ニューヨーク。ブロンクスで暮らすイタリア系アメリカ人のトニーはナイトクラブ「コパカバーナ」で用心棒をしていたが、店が改装の為に数か月閉店することになりその間無職になった。店の担当者が探してくれた仕事はカーネギーホールの上階に住む天才黒人ピアニスト、ドクター・ドン・シャーリーのツアーの運転手だった。ブロンクスの親戚仲間と同じくトニーも黒人を毛嫌いしていたが、仕事となれば割り切れる彼は自分の希望を全てのませてそ...グリーンブック

  • gifted/ギフテッド

    (2017/マーク・ウェブ監督/クリス・エヴァンス(=フランク)、マッケナ・グレイス(=メアリー)、リンゼイ・ダンカン(=イヴリン)、ジェニー・スレイト(ボニー)、オクタヴィア・スペンサー(=ロバータ)/101分)<ギフテッド(Gifted)とは、先天的に顕著に高い知性と共感的理解、倫理観、正義感、博愛精神のいずれかを持っている人のこと。知的才能。これらの定義は世間的な成功を収める、収めないに関わらない。また、目立つことを避けようと故意ないし無意識的に怠け者や優秀でない者、天然な性格を演じることで社会に溶け込もうとする傾向が報告されており、現代社会における発見は困難で、診断には高度な専門知識を必要とする。参考知能指数は130以上。過集中、突発的な言動、早口など、ADHDと共通する特徴があり誤解されやすい>(ウィ...gifted/ギフテッド

  • 「あさイチ」の「知ってるようで知らない“体内時計”」の話

    (↓Twitteron十瑠から(一部修正有り))今日のあさイチのテーマは「知ってるようで知らない“体内時計”」。ま、睡眠に関することだよね。睡眠には色々と悩まされてきているので観ちゃったね。一日は24時間だけど、人間の体内時計は25時間で、1時間ずれている。だからこれを修正しなければいけないが、事は簡単、毎朝同じ時間に起きるって事だ。これで体内時計をリセットする。これはもう常識だよね。えっと、リセットするには起きて陽の光を浴びる事。10分から20分でいいらしい。番組ではフィンランドのご夫婦が出て来て、この辺の彼の国情報が紹介された。フィンランドでは冬になると日の出も遅いし照度も低いので、リセットするのが難しい。だから対策として日光に代わる光スタンドがあるのだ。毎朝、朝食を摂る夫婦の横には丸い大きな照明が輝いてい...「あさイチ」の「知ってるようで知らない“体内時計”」の話

  • 東京2020 パラリンピック 岡崎愛子選手

    テアトル十瑠neo最初の投稿は、ツイッターの転載でした。これから始まる東京パラリンピックの一選手の事を偶然聞いたラジオで知って皆さんにお知らせしたくなりました。ツイッター見ない人もいるからね。(↓Twitteron十瑠から(一部修正有り))今朝ベッドでFMラジオを聴いていたら、今度の東京パラリンピックにアーチェリー選手として出られる岡崎愛子さんがゲストで出られてました。2005年4月のJR福知山線の事故で重い障害を受けられた方です。アーチェリーを始めたのは東京パラリンピックの開催が決まってからとの事でした。凄いなぁ。(ラジオはFM東京の「TOYOTAAthleteBeat」という番組。来週も岡崎選手がゲストらしいです。土曜日の朝10時から)岡崎愛子さん。元々スポーツが大好きで、お母様がアーチェリーをやられていた...東京2020パラリンピック岡崎愛子選手

  • しばらくお休みします

    諸事情によりしばらくブログの記事更新をお休みいたします。思い起こすと2008年の4月に「ブログ休止のお知らせ」をして1週間で撤回するということもありましたが、今回はどうやら1週間で撤回ということにはならないと思います。いただいたコメントには極力お答えしますが、反応が遅いかしれません。あしからず。あと、ブログトップの「予告編」や「mypersonalsongs&music」は気紛れに更新するやもしれませぬ。しばらくお休みします

  • とにかく明るい糟糠の妻 【Portrait Q -№174】

    ポートレイト問題第174弾。1950年9月11日、イリノイ州シカゴ生まれ。美人じゃないけれど、僕の好きな映画に出てるので忘れられない人です。僕が観たのはベースボールをベースにした(笑)そのファンタジー映画と、旦那さんである俳優と共演した南部アメリカを舞台にした未亡人の苦労話のドラマくらい。前者では旦那の夢を後押しする明るい奥さん役で、後者では不倫をする小学校教師役という正反対の表情をみせていました。御主人も渋い名脇役です。とにかく明るい糟糠の妻【PortraitQ-№174】

  • リンドグレーン

    (2018/ペアニル・フィシャー・クリステンセン監督・共同脚本/アルバ・アウグスト(=アストリッド)、マリア・ボネヴィー(=母ハンナ)、トリーヌ・ディルホム(=里親マリー)、マグヌス・クレッペル(=父サムエル)、ヘンリク・ラファエルソン(=編集長ブロムベルイ)/123分)2018年のスウェーデン映画「リンドグレーン」を観る。「長くつ下のピッピ」でお馴染みの世界的な児童文学作家アストリッド・リンドグレーンを題材にした作品だ。子供の頃に多分「ピッピ」も読んだはずだが、僕の頭に残っているのは「やかまし村」とか「名探偵カッレ君」のシリーズだった。それと「ラスムス君」とか。小学生時分の愛読書を聞かれたらSFと共に「シートン動物記」や「ファーブル昆虫記」、そしてジャック・ロンドンの動物モノを挙げる僕だが、一方でリンドグレー...リンドグレーン

  • スリーピング・アイ 【Portrait Q -№173】

    ポートレイト問題第173弾。この人も最初はお茶の間の吹き替え洋画劇場で逢った俳優さんですが、その後新作を映画館で観ています。お茶の間で観て覚えているのは、G・ペック共演のサスペンス、M・M共演の西部劇、そしてクルト・ユルゲンス共演の海が舞台の戦争映画でしょうか。映画館で観た新作は上記サスペンスのリメイク版とシャーロット・ランプリング共演の私立探偵ものくらいか。デヴィッド・リーンの名作を見逃しているのが映画ファンとして申し訳ないです。1917年、米国東海岸のコネチカット州生まれ。1歳で鉄道員の父親を事故で亡くし荒んだ子供時代を過ごしたようですが、西海岸で飛行機工場で働きながらアマチュア劇団で経験を積み、やがて映画デビュー。<がっしりとした体格を武器に戦後のスクリーンを賑わせたタフガイ俳優としてお馴染み>とウィキペ...スリーピング・アイ【PortraitQ-№173】

  • ランド・オブ・プレンティ

    (2004/ヴィム・ヴェンダース監督・共同脚本/ジョン・ディール(=ポール)、ミシェル・ウィリアムズ(=ラナ)、ウェンデル・ピアース(=ヘンリー)、リチャード・エドソン(=ジミー)、バート・ヤング(=シャーマン)、ショーン・トーブ(=ハッサン)/124分)「パリ、テキサス(1984)」しか観てないヴィム・ヴェンダースだけど「ベルリン・天使の詩(1987)」とか「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999)」とか前から観たいと思っている作品もあって、改めてデータを見てみると「アメリカの友人(1977)」とか「都会のアリス(1974)」、「アメリカ、家族のいる風景(2005)」なんていう知っているタイトルも沢山あることが分かった。こりゃのんびりしてられんな。何となくジム・ジャームッシュと同じゆるい系のイメージなんだ...ランド・オブ・プレンティ

  • 世界的北欧娘 【Portrait Q -№172】

    ポートレイト問題第172弾。人物データを確認しようと映画サイトを検索したらスペイン出身の元男性という俳優が出て来てビックリ!現在は読み方が変わっていて昔の読みでは別人が該当してしまうという、長く生きてると色んな事が起こりますな。ベテランさんにはイージー問題でしょうが、お付き合い下さい。1935年、スウェーデンはストックホルム生まれ。北欧の名監督作品群で常連と言っていい女優さんですが、何人かの常連女優陣の中でも最も親しみやすい雰囲気を持った方ではなかったでしょうか。名前からして呼びやすいもの。2019年4月に83歳で亡くなっていました。世界的北欧娘【PortraitQ-№172】

  • しあわせの隠れ場所

    (2009/ジョン・リー・ハンコック監督・脚本/サンドラ・ブロック、クィントン・アーロン、ティム・マッグロウ、リリー・コリンズ、ジェイ・ヘッド、レイ・マッキノン、キャシー・ベイツ/128分)ジョン・リー・ハンコックの名前に見覚えがあったのでMYブログを確認したら、「オールド・ルーキー」の監督だった。「オールド・ルーキー」は高校教師が一度はあきらめたメジャーリーガーに再挑戦するという実話が元になった作品だったが、この「しあわせの隠れ場所」も一人のアメリカン・フットボール選手の実話が背景にある。ハンコックさん、スポーツ系の感動的実話が好きなのかな。「しあわせの隠れ場所」を観る。1回目はプロローグのくだりをストーリーの一部と誤解したまま観てしまって、2回目でそれが分かった。冒頭の聞き取り調査のシーンも要るかなぁ?って...しあわせの隠れ場所

  • ザ・西部の男 【Portrait Q -№171】

    ポートレイト問題第171弾。1918年オクラホマ生まれ。牧場で働いていた時に映画用の馬の調教師に雇われ、ついでにエキストラをやり、スタントマンとしても出演する。やがて俳優デビューをはたしジョン・フォード一家としてキャリアを積んでいった、との事。71年。ポートレイト(↑)の作品でアカデミー賞等で助演男優賞を受賞。当時高校生だった僕もちゃんとこの方を認識したわけです。顔付から悪役が多い印象ですが、以降も息長く俳優生活を続けられたようです。1996年77歳で亡くなられました。ザ・西部の男【PortraitQ-№171】

  • 唄って踊れて、ゲイ無しとは(笑) 【Portrait Q -№170】

    ポートレイト問題第170弾。今月はなかなか問題が思いつかず明日以降にずらそうかなと思っておりましたが夕べ突然閃きました、このお方が。ベテランさんでもお忘れの方もいらっしゃるのでは。1931年シカゴ生まれ。御年89歳!らしいです。昔々、お茶の間の吹き替え版で何本か観たはずですが、主演された有名作も忘却の彼方。マリリン・モンロー共演のミュージカルっぽい作品も観た事は覚えていても内容は・・・60年代以降は歌手活動が中心になっていたそうです。唄って踊れて、ゲイ無しとは(笑)【PortraitQ-№170】

  • my personal songs & music

    去年「パーソナル・ソング(2014)」という映画を知りました。<これまで治療法がないと言われていた認知症の患者に、その人にとっての思い入れのある曲“パーソナル・ソング”を聞かせたところ症状が劇的に改善したという驚きの音楽療法に迫るドキュメンタリー>だそうです。まだ観てないんですが、“パーソナル・ソング”というものに興味が湧いてきて、さて自分は今までどんな音楽を聴いてきたのか、またそれを一覧にしたらどんな風景が見えてくるだろうか、そんな想いになって去年の暮(2020.12.24)から「mypersonalsongs」というのををブログのトップにあげるようになりました。一覧はPCの中にテキストデータとして作っておりましたが、せっかくなのでメモ記事にしました。曲名が増えてきたら記事も分割されるかもしれませんが、お気に...mypersonalsongs&music

  • パラサイト 半地下の家族

    (2019/ポン・ジュノ監督・共同脚本/ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム/132分)韓国映画は高評価の多いキム・ギドク監督作品でさえ一本も観ていない僕だが流石にコレはいつか観ようと思っていた。なにせ米国アカデミー賞の作品賞、監督賞を受賞したのだから。それが先月、地上波でノーカット放送されたので迷わず録画した。以前ならNHK以外はなかなか録画もしなかったが、去年買ったレコーダーは再生時にCMをスッ飛ばしてくれるスキップボタンがあるので助かるのだ。*韓国、ソウル。かつてソウルでは北朝鮮からの攻撃に備えて集合住宅を建てる際には防空壕として地下に部屋を設ける事が義務化されていた。時と共にその危機意識も薄れていき、また経済的な理由もあって地下室も住居として賃貸することが許されるよう...パラサイト半地下の家族

  • 唄も得意です 【Portrait Q -№169】

    ポートレイト問題第169弾。初めてお会いしたのが今回のポートレイトの映画で、かなり年配の俳優だと思っていたら次の作品では2、30歳くらい若い髭無し(鼻髭は有り)で出てきたもんだから、最初の映画は老けメイクだったのかとびっくりした思い出がありやす。1935年9月イスラエル、テル・アヴィヴ生まれ。なるほど、珍しいお名前はそういう事でしたか。僕が観た作品は上記の2作だけですが、「007」シリーズにも出ておられたとか。今年86歳!唄も得意です【PortraitQ-№169】

  • 軟膏効くの? 【Portrait Q -№168】

    ポートレイト問題第168弾。お正月なのでサービス問題です。年輩の方々には常識問題だし、若い方でもTVドラマがお好きであればご存知の方も増えているのかも。1907年11月大阪府生まれ。少年時代の僕の記憶にあるのは、全国的に知られている軟膏薬のCMに出ておられた事。溝口健二に木下恵介、黒澤明、内田吐夢、小津安二郎と、そうそうたる名監督の作品に呼ばれる名脇役です。1973年、66歳で亡くなられています。軟膏効くの?【PortraitQ-№168】

  • ネタバレ備忘録 ~ 「マッチポイント」

    allcinemaでエロチック・サスペンスと紹介された「マッチポイント」の息苦しいまでのドキドキが展開する終盤について書いておこうと思います。未見の方には当然“ネタバレ注意”です。*クロエと結婚するもノラの事が忘れられないクリス。美術館で再会した後、二人はホテルで密会を続け、時間の無い時にはノラのアパートで情事を重ねます。クリスはただ肉欲に溺れているだけですが、ノラにとっては略奪もいとわない逢びきでした。離婚するつもりだと言いながら全然事が進まないのに業を煮やしてイライラを隠さなくなるノラ。クロエの不妊治療が続く中、ついにはノラが妊娠してしまいます。一人の時間に耐えられないとノラはますますクリスに不満をぶつけ、それでもクロエへの不倫告白を先延ばしにするゲス男は帳尻合わせに行き詰り、ついにある計画を実行に移してし...ネタバレ備忘録~「マッチポイント」

  • マッチポイント

    (2005/ウディ・アレン監督・脚本/ジョナサン・リス・マイヤーズ(=クリス・ウィルトン)、スカーレット・ヨハンソン(=ノラ・ライス)、エミリー・モーティマー(クロエ)、マシュー・グード(=トム・ヒューイット)、ブライアン・コックス、ペネロープ・ウィルトン、ユエン・ブレムナー/124分)マンションの共同アンテナのサービス・チャンネルで放送されていたので録画しました。コロナ禍の中、レンタルにも行きづらい所に以前から観たかった作品だったのでラッキーでした。*アイルランド出身のプロテニスプレーヤーが競技生活に疲れ、ロンドンの高級テニスクラブで会員相手のコーチの職を得る。彼の名前はクリス・ウィルトン。アンドレ・アガシなど一流選手とも対戦したことはあるが勝利に対する執念からして劣っていると感じたし、過酷なツアーにも馴染め...マッチポイント

  • アメリカンコミック・フェイス 【Portrait Q -№167】

    ポートレイト問題第167弾。初めてこの人を見た時、まさにアメリカの漫画の中から出てきたみたいって思った記憶があるんだけど、何の映画だったかな?1952年7月カナダのオタワ生まれとな。なんと、もう68歳ですか。ウィキによると、<中学の頃からジャズやブルース、そしてビートルズと音楽に熱中。やがてトロントの即興劇集団“セカンド・シティ”に参加しつつ、カールトン大学で犯罪学を専攻。児童向けのコメディ番組に出演して注目を集めた>とのこと。コメディ俳優のイメージが強いけれど、脚本でエミー賞を受賞したり、アカデミー作品賞を獲ったドラマで助演賞候補になったりと多才な人であります。アメリカンコミック・フェイス【PortraitQ-№167】

  • オール・ザ・キングスメン

    (1949/ロバート・ロッセン監督・製作・脚本/ブロデリック・クロフォード(=ウィリー・スターク)、ジョン・アイアランド(=ジャック・バーデン)、マーセデス・マッケンブリッジ、ジョーン・ドルー、ジョン・デレク、ポール・フォード、アン・セイモア/109分)「オール・ザ・キングスメン(1949)」の2回目を観る。大分前に買っていた中古DVDだ。1回目は超特急で語られるお話に何の感慨も無かったが、今回で流れが感じられた。いつもの事だが、昔の作品は話のスピードが速い。トランプ政権を支えた民衆もあんなもんだったんだろう。変わらねぇな、人の世は。[11月19日](↑Twitteron十瑠から)*歳と共にすっかり文章を考えるのが億劫になってきてしまって、2回目の鑑賞からもう1週間以上経っているのにまだ一行も書けてない。このま...オール・ザ・キングスメン

  • スモーキー・ヴォイス 【Portrait Q -№166】

    ポートレイト問題第166弾。1926年9月カリフォルニア州サンタローザ生まれ。なんだ。名前からイギリス人と思ってたのに・・・。(笑)歌手として人気が出てからの女優兼業の方と思ってましたが、こちらも勘違いで、元々女優さんだったらしいです。十代でスカウトされて女優デビューするも大輪は開かず、俳優と結婚して家庭におさまるも6年後に離婚、離婚後に音楽家の勧めで歌手として芸能界復帰したんだとか。出演映画も1本TV吹き替え版で観たんだけどタイトルが思い出せないんだよねぇ。スモーキー・ヴォイス【PortraitQ-№166】

  • ハンナとその姉妹

    (1986/ウディ・アレン監督・脚本・出演/ミア・ファロー(=ハンナ)、ダイアン・ウィースト(=ホリー)、バーバラ・ハーシー(=リー)、マイケル・ケイン(=エリオット)、マックス・フォン・シドー(=フレデリック)、キャリー・フィッシャー(=エイプリル)、モーリン・オサリヴァン、ロイド・ノーラン、ダニエル・スターン、サム・ウォーターストン/107分)2006年にTV放映された「ギター弾きの恋(1999)」が面白くて、それまで食わず嫌いだったウディ・アレンが気になる人になった。滑らかな語り口はどんな題材でもいけるだろうと3か月後にはツタヤで「インテリア(1978)」を借りて、これで完全に御贔屓監督になった。以来何作か観てきたけれど、僕の最高の御贔屓監督ウィリアム・ワイラーのようには全ての作品が良いと思わせるまでには...ハンナとその姉妹

  • おい、そこの少年 【Portrait Q -№165】

    ポートレイト問題第165弾。1948年5月ニューヨーク生まれ。『おい、そこの少年!』とでも呼びかけてしまいそうな童顔の俳優でしたが、もう72歳ですか。映画館によく通っていたニューシネマ時代に活躍した人なので僕も何本か観ているのですが、新作紹介記事でとても興味が湧いていた作品を観ていません。直訳すると「鳥の糞」というカタカナ表記のタイトルですが、実は原題は全然違っていたという変な映画。レンタルでも見かけないんだよねぇ。おい、そこの少年【PortraitQ-№165】

  • 銀色の眼の女 【Portrait Q -№164】

    ポートレイト問題第164弾。本当に銀色なのかは分からないけど・・。1939年10月、西フランスのスーラック=シュル=メール生まれ。映画「雨のしのび逢い」の舞台となったジロンド川の河口付近の町のようです。21歳でデビューしたサスペンス映画が大ヒットして一躍本国でも日本でもアイドル的人気者になったとか。僕もその映画以外観てない気がします。歌手としてもご活躍で日本語の歌も出されてますね。youtubeでも聞けますが、清純派らしい可愛らしい唄声でした。若い時でしょうからね。残念ですが、去年の11月に亡くなっておられました。銀色の眼の女【PortraitQ-№164】

  • 本名はフランチェスコ 【Portrait Q -№163】

    ポートレイト問題第163弾。6月のポートレイトクイズの記事でその男優さんでマカロニ西部劇の役者も弾切れなんて書いてしまって、よく考えたらこの人が残ってました。北海道のブログ友達の姐さんが確かこの方のファンだった事も思い出して、いやーっ、この二月(ふたつき)冷や汗が・・・。1941年11月、イタリアはパルマ生まれ。来年80歳ですか。SFとかミュージカルにも挑戦しておられますが、僕はあんまり観てないです。ブルース・ウィリスが主役のアクション・シリーズの一つでお見かけしたのが(もう30年前ですけど)最新かなぁ。フィルモグラフィーを見ると、ほぼ50年前のこの人が30歳の時の母国のサスペンス映画を僕は封切りで観ておりました。流石に50年前だと主役の米国人俳優のことしか覚えてないですけど。本名はフランチェスコ【PortraitQ-№163】

  • 舞台よりすてきな生活

    (2000/マイケル・カレスニコ監督・脚本/ケネス・ブラナー、ロビン・ライト・ペン、リン・レッドグレーヴ、スージー・ホフリヒター、ジャレッド・ハリス/108分)借りる人が少なかったんでしょう、何年か前にレンタルショップで売りに出されていた中古DVDで、ジャケットに書かれていた「製作総指揮ロバート・レッドフォード」という文句に惹かれて購入しました。ジャケットのデザインとタイトルでウディ・アレンが絡んでいると勝手に思い込みましたが全く関係ないようです。主人公が劇作家で台詞が多いし下ネタギャグも出てくるので1回目の鑑賞ではウディ・アレン作品の雰囲気も“確かに”感じましたがね。脚本家として活躍していたマイケル・カレスニコの初監督作品との事で、今作の脚本も勿論彼です。*LAに住むイギリス人劇作家ピーター・マクガウェン。8...舞台よりすてきな生活

  • しのび逢い

    (1954/ルネ・クレマン監督・共同脚本/ジェラール・フィリップ、ナターシャ・パリー(=パトリシア)、ヴァレリー・ホブソン(=キャサリン)、マーガレット・ジョンストン(=アン)、ジョーン・グリーンウッド(=ノラ)、ジェルメーヌ・モンテロ(=マルセル)/99分)ルネ・クレマンと言えば「太陽がいっぱい(1959)」であり「禁じられた遊び(1952)」であり「居酒屋(1956)」なんですけどね、僕にとっては。それ以前の、カンヌ国際映画祭で評価された「鉄路の闘い(1946)」、「海の牙(1947)」、「鉄格子の彼方(1949)」なんちゅうのもとっても観たいんだけど、未だに逢うことが出来ないのであります。さて1954年の「しのび逢い」は「禁じられた遊び」と「居酒屋」の間に作られた映画で、タイトルからロマンチックな恋愛モ...しのび逢い

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