8月3週末になり、市場参加者は新たなポジション構築を見計らっている。或いは、エントリーを躊躇っていることが伝わってくる。誰かに訊いたというわけではないが。 今…
1件〜100件
8月3週末になり、市場参加者は新たなポジション構築を見計らっている。或いは、エントリーを躊躇っていることが伝わってくる。誰かに訊いたというわけではないが。 今…
「金利幅の正常化」を後押しする原油安。 -議事要旨以上に注視される小売大手決算-
原油先物価格はグッと下がってきた。6月のQTから9月QTに向かって過剰流動性が原油先物市場などの小規模市場から引き上げられ、物価全体に波及していくのが理想だと…
7月CPIインフレは前年同月比8.48%で前月比が-0.02%(横ばいと報じられている)だった。 この結果と(利上げ幅の緩和と前向きに解釈された)議長のコメン…
高止まりのインフレ、8月のジャクソンホールも肩透かしに終わる
6月のPCEインフレ(前月比)は5月の0.59%から跳ね上がり0.95%になった。(前年同月比は6.76%) これは3月の水準にもどったことを意味する。 「来…
7月も最後の週であっという間ですね。今年はインフレと利上げ、9月QTに中間選挙といったマイルストーンを念頭とした戦略が基本になる。例のごとく当ブログでは不要な…
インフレ抑制と株式上昇、どちらもさまざまな困難が待ち受けている
13日公表の米CPIは前年同期比で市場予想を上回る9%超(9.06%)となった。前月比でも1.3%と急伸している。ザックリいってしまえばマーケットにとってはこ…
こういうことなので(以下リンク)、本日約束している友人・知人も社用の方に連絡お願いします。(音声派) いや、深夜からなんですよね。マーケットの事でも音声でない…
今月11日の記事では以下のように記載。 『続・6月FOMC前夜 ‐上振れCPIに潰される米株の道のり - ※追記あり』CPIの結果によって6月3週はフリー…
FOMC前夜3 ‐75bp利上げが有力な中、50bp利上げで対処すべきその理由‐
日本時間16日午前3時に公表される6月FOMC声明文では、先日の上振れCPIによって75bp利上げの可能性が日を追うごとに支配的になり、米短期金融市場では、7…
上げ材料がみえない中で、ナンピン衝動がでてきても現状では抑制すべき、 なんてことを聞いたり、聞かなかったり。スケジュールを考えれば、変な煽りや衝動を抑えること…
続・6月FOMC前夜 ‐上振れCPIに潰される米株の道のり -
CPIの結果によって6月3週はフリーフォール懸念が発生、前年同月比8.58%増もさることながら、直近の1%超(前月比)は強烈なネガティブサプライズになった。 …
Update2: 6月FOMC前夜 ‐CPIと声明文、米株指数‐
5月末からの米株式指数のレンジ相場は以下2つのイベントを待ち受けている状態。 ①10日(米5月CPI) ②15日(6月FOMC声明文、というより議長記者会見と…
10日(金)公表の米CPIが8%を割り込むか否かに関係なく、6月15日FOMCでは50bpの利上げは既定路線。(6月FOMCでは)誘導目標は125‐150bp…
いつマーケットが反転しトレンドが発生するのか。 流動的なレンジ相場でのボックスの中で、両建て、クロストレードに疲弊した市場参加者が知りたい(期待したい)のはこ…
5月3日‐4日の会合の結果、声明文には事前予想通りに50bpの上乗せが記載された。 議長会見では次回会合(6月会合)での連続50bp引き上げを仄めかし、75b…
ブレイナードが副議長に承認された。これもハイテクにとって大きな逆風、ブレナードリスクとして上院の採決に合わせるかのように米株式指数はすべて、畳みかけるように下…
仮に投資家が5、6、7月と50bpの利上げを高い確率で織り込んでいたとしても、それは現時点での話であり実際にそうなるかは、当然ながらわからないわけです。 そう…
債券市場ではアメリカの長期金利が3%を突く展開に突入し、俄然ドルが強くなっており、連銀総裁たちが利上げアナウンスを強めるたびにドル独歩高が加速している。 株式…
21世紀の中でも特異なマーケット、4月はストラテジーを再構築すべきとき
連続利上げの初期段階でピークアウト、という考えに変化はない。漠然とした予想、といったわけでもない。たとえば、年間通して連続利上げを実施しても初期段階でそれはや…
先月29日の記事は以下リンク。 『Update2: 不確実性に包まれるウクライナ情勢(インフレ見通し)』日銀の無制限オペによって為替市場は一時ボラ高になっ…
Fedは早々と量的緩和を切り上げたが、ECBは意見が割れており量的政策打ち止めに躊躇している様子がうかがえる。 3月のユーロ圏消費者物価(HICP)は…
日銀の無制限オペによって為替市場は一時ボラ高になったわけですが、これは以前からお伝えしていた、さらには制度化されているものなので(日本の)長期金利をみていれば…
上院銀行委の公聴会でのパウエル証言のち(3日以降)、長短利回り格差(スプレッド)はほぼ変わらないまま上昇しドル円レートを押し上げた。 10年利回りと2…
米2月CPIと3月FOMCについて ‐結局のところウクライナ情勢に帰結するマーケット‐
BLSから先ほど公表された注目の2月総合CPIは、前年同月比で+7.87%(1月は+7.48%)、コアCPIは+6.41%(1月は+6.02%)となった。 総…
「ロシア依存からの脱却」という勇ましい虚勢 ‐欧米のエネルギー失政危機‐
結局のところ前回からの続編みたいになってしまうわけですが、以下ザザっと。 欧米のロシアへのエネルギー依存からの脱却は簡単ではなく、つい先日もバイデンが雄弁にロ…
解決策なきロシアプーチンの実質的ウクライナ支配について(雑感)
何度も言うようですが、ただでさえ欧米は、エネルギー決済の道を閉ざすことはできないうえに、現在は高インフレが世界的に進行している。結局はスベルバンクやガスプロム…
「追加の制裁の中にエネルギー関連の決済を担った銀行を入れることはできない」と昨日お伝えしたばかり(制裁対象にはできない)だったが24日、バイデンの制裁演説で、…
過去の地政学リスクをもって「株式市場には限定的」という論調が横行しているわけだが、その論調が通じるのはここまで。 大手2銀・政権幹部ら対象 対ロ制裁第1弾…
すでに市場では囁かれているが、ドル円レートについても触れておこう。 米10年債利回りの2%到達は(リポートなどで)早々と到達するとお伝えしてきた。そして日本の…
インフレ抑制に不透明な大幅利上げ、マーケットには打撃の可能性 ‐つまり今までの主張です‐
新型コロナを背景とした米金融政策は、その騒動がはじまり2年の時を経て、来月3月会合にて25bp以上、50bpの「利上げ」の声が支配的になってきた。 興味深いこ…
高水準のCPIには特殊要因あり、25bpの利上げで対処すべきその理由
しつこいようだが本日米10日公表の総合CPIは高水準が予想されている。(前年同月比7%以上) それに伴い、米短期金融市場では3月FOMCでの50bpの利上げが…
Update: 過去の概念になりつつある「バランスシート縮小」
米東部10日のCPIにしても引き続きの高水準であるのは間違いなく、米10年債利回りが2%に到達するのは既定路線となっている。問題はそのあと。 前回のメタショッ…
以下は前回記事の末尾から。(Money Voice/マネーボイス) 「連続利上げ」でもインフレは止まらない?歪んだ金融政策の巻き戻しと遠いサプライチェーン…
歪んだ金融政策の巻き戻しと遠いサプライチェーンの正常化 ‐危うさ抱えるFOMCの不文律‐
これで深夜のリポートは3度目かな。(これに関してはブログだけど)なかなかヘビーな日々をお送りしている次第です。もとい、 まず、雇用に限っていえば米2月2日(水…
MONEY VOICEに掲載されています。‐歪んだ金融政策の巻き戻しについて‐
MONEY VOICEに先日の記事が掲載されています。 3月からの「連続利上げ」に怯える投資家が見落としていること。重要なのは回数よりも“誘導技術”=脇田…
「何度利上げか」という話は出てくるが固定金利ではないので誘導技術が重要という話
そうそう、これはブログではお伝えしていなかったかもしれないが、2020年に米国では預金準備率を0%にしたことから、所要準備付利(IORR)と超過準備付利(IO…
早朝の記事もMONEY VOICE(マネーボイス)に掲載されています。 【1月FOMC】マーケットにとっては大失敗。パウエル議長が3パートに分けて丁寧に説…
1月FOMCでの声明文は実質上、3つに区切られるような形で公表された。以下、ステートメント(声明文)から局所抜粋。例のごとく第3パラグラフ政策決定箇所から。 …
Update:MONEY VOICE(マネーボイス)に掲載されています。
本日の記事がマネーボイスに掲載されています。 ご存じのとおりQTの手段、FRB側(厳密にいえばNY連銀の公開市場デスクになる)から資産をカットする従来の手段(…
1月FOMC前夜2 ‐急激な引き締めを警戒するマーケットとQTの手段について‐
連日続落が続いていますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?信用軽くし維持率にはくれぐれもご注意ください、 なんて儀礼的な挨拶を軽くいえる状態ではなくなってきた…
本日の記事がMONEY VOICE(マネーボイス)に掲載されています。 “岸田ショック”で日経平均急落?FOMCまで1週間あるのに大きく下げたワケ=脇田栄…
引き締め観測でマーカンタイルのダウ先物、日経平均も超下落。まぁ以前より警告していたことだが、 、(以下アーカイブより部分抜粋) 『バイデン軟化と株式軟化』…
バイデン政権のワクチンマンデートにストップ、就業環境に好転の兆し
米13日、連邦最高裁がバイデン政権のワクチンマンデートにストップをかけた。以前からお伝えしているこの問題だが(ボトルネックインフレの大きな要因となっていた)、…
沈没の日米現政権、有害な政治家に対して国民は説得力あるリーダーをもとめている。【2022年】
例年のごとく、遅ればせながら明けましておまでとうございます。 しかしマーケットに関しては米国の中間選挙までは、おめでとう、なんて実質的に言える状況ではない。 …
パウエルショック、パウエルリスクをつらつらと述べてきたけど、 脆弱なのは間違いないですね。マーカンタイルのダウ先物は35,000ドル割れ。WTI原油先物は68…
金融政策ではどうしようもない複合的要素が持続的な供給制約を生み出していることを踏まえれば、パウエルが来年の利上げについて明確にしなかったことは、結果としてマー…
12月FOMCについては前回記事のとおりでさしたる驚きもない。個人的には「無風」である。 テーパー短期化は織り込み済みだし、議長会見での「QE終了(3月中旬)…
12月FOMC前夜 ‐ディスインフレ計画を持ち合わせないバイデン政権とFRBの苦悩‐
先日のCPIは事前の予想通りに上振れした。がしかしこれは、皆さんご存じのように需要の身にけん引されたものではなく供給の面で制約を受けておりそこには不確実性を伴…
12月2週のマクロはCPIのみ、高水準を受けて早期利上げ表明すればイールドカーブはフラット化
目まぐるしい12月相場の中、今週第2週の注目マクロは10日(金)の11月消費者物価指数だけ。 12月会合(14‐15日)はそれを受けてのものになる。 11月I…
雪崩のように崩れ落ちるリスクは依然として残っている。 バイデンに急かされているかのようなパウエルの姿勢次第で、先日のような急落はいつ何時起こってもおかしくはな…
パウエル証言聞きました?個人的には「ショック」に値すると考えている。 バーナンキショックは一過性だったがパウエルショックは失望が顕在化した本当のショック、もう…
先日より「eリサーチ&インベストメント」と同様の企業名(英語表記)が検索結果からでてくるといった情報提供を顧客の方からいただきました。 ※当オフィスとはまった…
ユーロ圏のPEPP終了、米国のテーパー短期観測からの為替模様について
バイデンフレーションとその他不確実要素が渦巻く12月を前にした、ファンド勢の利確売りからのリパトリによってマーケットは軟化。(先ほどの記事) 為替相場について…
NY株の下げと原油価格の暴落について ‐バイデンフレーションという市場の腫瘍‐
26日のNY株式市場は東京市場同様の下落(ダウ平均は905ドル安/‐2.53%)。 依然として懸念されるバイデンフレーション(バイデン政策に起因する高インフレ…
昨夜公表された米10月CPIがマーケットの中で一層のメインテーマとなり、あらゆる資産価格を動かした。 総合CPI(前年同月比)は9月の5.39%から10月は6…
FOMCの裏側ではバイデン政権(労働省労働安全衛生局)によるワクチン接種義務化(ワクチンマンデート)の具体的日時が公表された。来年1月4日までに義務化とのこと…
FOMC声明文によれば、現在、月1,200億ドル買い取っていた債券を月150億ドルずつ減額していき8ヵ月かけて来年6月が最後のQEとなる、とのこと。 今月スタ…
今回のFOMCではボトルネックインフレ、すなわち供給制約からの需給ギャップに起因したインフレがこのまま持続するか否か、そこが議論されることになる。 がしかし、…
11月FOMC前夜 ‐FOMCと財務省のダブル(テーパリング)について‐
週初めのマーケットは、金融所得増税を一時的にしろ引っ込めた与党が単独過半数をとったことも投開票後の東京市場ではOK、という値動きになっているが、 これは「貯蓄…
先日、期日前投票を済ませてきたんですがブーム?なのか若い人がチラホラ目立ってましたね。 どこの党も経済政策という面ではどんぐりの背比べどころか、経済政策と呼べ…
中国とロシアの海軍艦艇、計10隻が日本列島をほぼ一周したことが波紋を広げている。 日本海海域での中露の軍事演習の常態化と列島を巡る圧力は強まっており、図…
ISMが公表した9月サービス業PMIは、先月から0.2pt上昇の61.9%とのこと。 「供給制約による物価高」、といった視点で観れば確かに仕入れ価格…
10月相場は複雑化する様相、 ただでさえ高インフレと雇用鈍化の問題があり、そこにサプライチェーンの問題が世界的に圧し掛かっている。これらによって企業業績予想も…
「労働市場の人為的スラック」に翻弄されるパウエルFRBと為替レート
前回述べたように、ここのところドル円レートは伸びてくる、という主張をしているのだけど、 先日にはユーロドルについて「8月末に築いた1.1664というサポートは…
イールドパラレルシフトとドル円レート ‐テーパースタート言及せず、終了時期示唆の不可解‐
前回記事で追記させていただいたように、21‐22日におけるFOMCでは短期金利しか上昇せず、長期金利の反応は鈍かった。結果、イールドカーブの形状からして「ドル…
見ましたよ。今回、あえてキーとなる箇所を挙げるのであればココ。例のごとく第3パラグラフから局所抜粋。 If progress continues bro…
河野太郎が首相の座につけば日本沈没、という人は多いが総裁選に時間が費やされているのは不幸中の幸いなのかしれない。 河野太郎ワクチン相 “ファミリー企業”か…
ここのところお話ししてきたファイザー製ワクチン(mRNA)の3度目追加接種(ブースター接種)に関し、バイデン政権はFDA外部委員会から待ったを掛けられた形にな…
9月FOMC前夜 ‐急落スタートはノイズ、声明文はほぼ決まっている‐
テーパー具体論が公表されるか否かといった9月FOMC前夜は、恒大グループのデフォルト騒動との相乗効果を狙った投機的な動きだった、ということが見て取れた。10月…
ドン臭い国政の話から翻って米8月コアCPIは前年同月比で4.0%だったとか。(ちなみに高市氏を推しているというわけではなく、マトモな公約候補が皆無で1人を拾っ…
コロナ前の「人間らしさ」には簡単に戻れる。総裁選の筆頭は「マスコミ改革とウィズコロナ」
基本的に日本市場は世界的にスルーされがちなので、そういった視点では国政の話題もシラケますよね。ただ今回は、高市早苗氏が与党総裁選への出馬表明したとのこと。 政…
弱体化のバイデン政権をスルー、市場参加者はフレッシュスタートに挑む
そうそう、本当は米国のアフガン撤退から中国とタリバンの話をしようとしていたわけです。 コトは簡単に収まらない。中国の意図通りタリバンとの和平が継続するのかと言…
新型ワクチンという製薬会社の恒久的な収益確保、侮れなくなった人口削減論について雑感。
アフガン撤退でバイデン政権の負った痛手はあまりに大きく、かといって市場にそれは反映されていない。 まぁU.S.も日本も同じようなもので要所に人材もおらずこの作…
大きくなるバイデン政権の亀裂と決断できないFRB ‐8月4週‐
「サイゴン2」から8月24日を迎えるバイデン政権。 ご存じのとおり8月24日というのは新型コロナ起源調査報告の期限ということになる。現政権にとてつもない逆風が…
8月フィラデルフィア連銀景況指数が公表された。調査期間は8月9日から8月16日で製造業における足元の景気動向を示している。ご存じのように、この指数は対象地区の…
米国の消費者物価指数(CPI)が鈍化してきたということだが、8月以降も鈍化傾向の可能性がでてきた。 パンデミック起因による人手不足が解消傾向となれば、物価も自…
東京五輪、というか陸上競技には思い入れがあるので、珍しく連投。西日本は大雨で予定がオジャンになったからというのが大きい。まぁTwitterをやったことのない自…
名古屋の河村市長が選手のメダルを噛んだということで波紋。 しかし以前には、五輪参加選手自体がメダル噛みパフォーマンスに走った時期があり、視聴者や支援者が辟易し…
9月に米失業者に対する一部救済制度が失効するということで、米雇用の実態を把握するのはまだ先になる。 そんな中での7月雇用情勢公表(8月6日)に、投機筋は別とし…
8月6日20時キックオフだったはずのサッカー日本代表戦が、前日になって18時キックオフになったんだとか。 それとは若干異なるかもしれないが、今大会全般において…
米国、またはFRBで議論されている「一時的なインフレ」の実態は、新型コロナに関連したボトルネック・インフレがその主因とされている。 換言すれば、需要と供給の関…
7月FOMCは無風。常に先行指標を見て決めるFRBもどうしていいのかわからないから。今年一杯はこの状態が続く。 テーパリングしか話題にできない専門家で埋め尽く…
以下、共同通信。他に報道しているメディアは無きに等しい。 日本選手団の一部は、海外選手団が、日々増加している陽性者の恐怖におびえながら選手村に閉じ込められ、精…
新型コロナワクチンの真偽情報についてアンケートをとっても無駄。なぜなら長期的リスクは絶対に誰にもわからないので。 「デマ」というデマ政治家やデママスコミについ…
物価安定と雇用の最大化、2大責務を背負っているFRBは、そのオーバーシュート(物価上昇)とアンダーシュート(不完全雇用)といった歪みの中で迷路に入りつつあるよ…
今回のFOMC声明文に関しては、ここ最近同様、政策路線に変更はなく、金利政策・量的政策ともに据え置きになる。 市場の注目はQE減速(テーパリング)について議長…
FRBとECB、誘導金利引き上げ議論は為替レートにどう影響するのか
前回はIOER引き上げについてお話したが、これはドル過剰流動性からの実行FFレートの低下圧力を懸念してのもの。米国は伝統的にマイナス金利に否定的であり、この議…
そうそう、「6月FOMCでIOERを引き上げるのではないか?」といった議論は、(先日お伝えした)ドルの過剰流動性が膨張する中、たしかに熱を帯びている。 …
規制当局が誘導する「ECBとFRBバランスシート」、そこからの為替レート
まぁ、あまり鋭利な批判になると中傷と判断されるようですがそれも個人の感じ方次第。 ただ、IOCはじめとする五輪強行派というか民意無視の都知事などは国民に対して…
東京都知事の人生コンプレックスが経済崩壊を引き起こす、私怨が政策となる日本社会の問題点
今最も話題となっているテーマは東京五輪開催かいなか。(自分の記事が削除されているときは自分の意向でないことも多々ある、ということはここで申し上げたい。) 「コ…
都知事はじめとする政治家、テレ朝・TBSはじめとするマスコミの煽りがついに小学生の命を奪う
無思考のmRNAワクチン接種後、新たに57名死亡との発表。日本で接種がスタートしてから累積85名とのこと。 ファイザー製ワクチン接種後に新たに57人死亡、累…
為替、というかドル円レートの値動きについては米国の株価指数同様に発行体として常にチェックを怠らず多忙な日々です。 マーケットに関してはそんな複雑な状況ではない…
バイデン政権の政策原資は増税増刷なので、株式には逆風と元々お伝えしていたが、具体的な増税案が報道されるようになり、マーケットはナーバスな展開へ。そのままFOM…
パウエルがテーパーについて触れたことが話題になっている。週明けの米株式市場は反落スタート。上げ足の速い場面ではテーパーに触れるとしていたが、前週半ばに語った内…
厚労省職員が深夜まで送別会を開いたことが問題になっており、厚労大臣が謝罪に追い込まれたらしい。 厚労省職員23人が銀座で深夜まで酒席 「論外」厚労相が謝罪…
みなさんご存じの事と思われるが、国内株式に関する市場改編スケジュールとして大きなマイルストーンとなるのは、移行期準備である今年6月30日、そして東証が新市場区…
いちおー掲載。 The Committee decided to keep the target range for the federal funds …
かくかくしかじかで直前になってしまったがFOMCでしたね。 パウエル議長の緩和維持姿勢、「ドット・プロット」で裏付けられるか米連邦準備制度理事会(FRB)…
コラム:長期金利上昇は景気回復のサインか 問われるFOMCの説明力=尾河眞樹氏 いや、こういう人ってたまにいるんですよね。他人の発想を上手くアリバイ作って自分…
テーパータントラムのシナリオについて触れたのが2月16日で、その後23日に株式はストンと落ちた。ただこの時の下落はテーパー議論とは無関係で、先日の下げがそのテ…
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8月3週末になり、市場参加者は新たなポジション構築を見計らっている。或いは、エントリーを躊躇っていることが伝わってくる。誰かに訊いたというわけではないが。 今…
原油先物価格はグッと下がってきた。6月のQTから9月QTに向かって過剰流動性が原油先物市場などの小規模市場から引き上げられ、物価全体に波及していくのが理想だと…
7月CPIインフレは前年同月比8.48%で前月比が-0.02%(横ばいと報じられている)だった。 この結果と(利上げ幅の緩和と前向きに解釈された)議長のコメン…
6月のPCEインフレ(前月比)は5月の0.59%から跳ね上がり0.95%になった。(前年同月比は6.76%) これは3月の水準にもどったことを意味する。 「来…
7月も最後の週であっという間ですね。今年はインフレと利上げ、9月QTに中間選挙といったマイルストーンを念頭とした戦略が基本になる。例のごとく当ブログでは不要な…
13日公表の米CPIは前年同期比で市場予想を上回る9%超(9.06%)となった。前月比でも1.3%と急伸している。ザックリいってしまえばマーケットにとってはこ…
こういうことなので(以下リンク)、本日約束している友人・知人も社用の方に連絡お願いします。(音声派) いや、深夜からなんですよね。マーケットの事でも音声でない…
今月11日の記事では以下のように記載。 『続・6月FOMC前夜 ‐上振れCPIに潰される米株の道のり - ※追記あり』CPIの結果によって6月3週はフリー…
日本時間16日午前3時に公表される6月FOMC声明文では、先日の上振れCPIによって75bp利上げの可能性が日を追うごとに支配的になり、米短期金融市場では、7…
上げ材料がみえない中で、ナンピン衝動がでてきても現状では抑制すべき、 なんてことを聞いたり、聞かなかったり。スケジュールを考えれば、変な煽りや衝動を抑えること…
CPIの結果によって6月3週はフリーフォール懸念が発生、前年同月比8.58%増もさることながら、直近の1%超(前月比)は強烈なネガティブサプライズになった。 …
5月末からの米株式指数のレンジ相場は以下2つのイベントを待ち受けている状態。 ①10日(米5月CPI) ②15日(6月FOMC声明文、というより議長記者会見と…
10日(金)公表の米CPIが8%を割り込むか否かに関係なく、6月15日FOMCでは50bpの利上げは既定路線。(6月FOMCでは)誘導目標は125‐150bp…
いつマーケットが反転しトレンドが発生するのか。 流動的なレンジ相場でのボックスの中で、両建て、クロストレードに疲弊した市場参加者が知りたい(期待したい)のはこ…
5月3日‐4日の会合の結果、声明文には事前予想通りに50bpの上乗せが記載された。 議長会見では次回会合(6月会合)での連続50bp引き上げを仄めかし、75b…
ブレイナードが副議長に承認された。これもハイテクにとって大きな逆風、ブレナードリスクとして上院の採決に合わせるかのように米株式指数はすべて、畳みかけるように下…
仮に投資家が5、6、7月と50bpの利上げを高い確率で織り込んでいたとしても、それは現時点での話であり実際にそうなるかは、当然ながらわからないわけです。 そう…
債券市場ではアメリカの長期金利が3%を突く展開に突入し、俄然ドルが強くなっており、連銀総裁たちが利上げアナウンスを強めるたびにドル独歩高が加速している。 株式…
連続利上げの初期段階でピークアウト、という考えに変化はない。漠然とした予想、といったわけでもない。たとえば、年間通して連続利上げを実施しても初期段階でそれはや…
先月29日の記事は以下リンク。 『Update2: 不確実性に包まれるウクライナ情勢(インフレ見通し)』日銀の無制限オペによって為替市場は一時ボラ高になっ…
8月フィラデルフィア連銀景況指数が公表された。調査期間は8月9日から8月16日で製造業における足元の景気動向を示している。ご存じのように、この指数は対象地区の…
米国の消費者物価指数(CPI)が鈍化してきたということだが、8月以降も鈍化傾向の可能性がでてきた。 パンデミック起因による人手不足が解消傾向となれば、物価も自…
東京五輪、というか陸上競技には思い入れがあるので、珍しく連投。西日本は大雨で予定がオジャンになったからというのが大きい。まぁTwitterをやったことのない自…
名古屋の河村市長が選手のメダルを噛んだということで波紋。 しかし以前には、五輪参加選手自体がメダル噛みパフォーマンスに走った時期があり、視聴者や支援者が辟易し…
9月に米失業者に対する一部救済制度が失効するということで、米雇用の実態を把握するのはまだ先になる。 そんな中での7月雇用情勢公表(8月6日)に、投機筋は別とし…
8月6日20時キックオフだったはずのサッカー日本代表戦が、前日になって18時キックオフになったんだとか。 それとは若干異なるかもしれないが、今大会全般において…
米国、またはFRBで議論されている「一時的なインフレ」の実態は、新型コロナに関連したボトルネック・インフレがその主因とされている。 換言すれば、需要と供給の関…
7月FOMCは無風。常に先行指標を見て決めるFRBもどうしていいのかわからないから。今年一杯はこの状態が続く。 テーパリングしか話題にできない専門家で埋め尽く…
以下、共同通信。他に報道しているメディアは無きに等しい。 日本選手団の一部は、海外選手団が、日々増加している陽性者の恐怖におびえながら選手村に閉じ込められ、精…
新型コロナワクチンの真偽情報についてアンケートをとっても無駄。なぜなら長期的リスクは絶対に誰にもわからないので。 「デマ」というデマ政治家やデママスコミについ…
物価安定と雇用の最大化、2大責務を背負っているFRBは、そのオーバーシュート(物価上昇)とアンダーシュート(不完全雇用)といった歪みの中で迷路に入りつつあるよ…
今回のFOMC声明文に関しては、ここ最近同様、政策路線に変更はなく、金利政策・量的政策ともに据え置きになる。 市場の注目はQE減速(テーパリング)について議長…
前回はIOER引き上げについてお話したが、これはドル過剰流動性からの実行FFレートの低下圧力を懸念してのもの。米国は伝統的にマイナス金利に否定的であり、この議…
そうそう、「6月FOMCでIOERを引き上げるのではないか?」といった議論は、(先日お伝えした)ドルの過剰流動性が膨張する中、たしかに熱を帯びている。 …
まぁ、あまり鋭利な批判になると中傷と判断されるようですがそれも個人の感じ方次第。 ただ、IOCはじめとする五輪強行派というか民意無視の都知事などは国民に対して…
今最も話題となっているテーマは東京五輪開催かいなか。(自分の記事が削除されているときは自分の意向でないことも多々ある、ということはここで申し上げたい。) 「コ…
無思考のmRNAワクチン接種後、新たに57名死亡との発表。日本で接種がスタートしてから累積85名とのこと。 ファイザー製ワクチン接種後に新たに57人死亡、累…
為替、というかドル円レートの値動きについては米国の株価指数同様に発行体として常にチェックを怠らず多忙な日々です。 マーケットに関してはそんな複雑な状況ではない…
バイデン政権の政策原資は増税増刷なので、株式には逆風と元々お伝えしていたが、具体的な増税案が報道されるようになり、マーケットはナーバスな展開へ。そのままFOM…
パウエルがテーパーについて触れたことが話題になっている。週明けの米株式市場は反落スタート。上げ足の速い場面ではテーパーに触れるとしていたが、前週半ばに語った内…