サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
ミスタープロスペクター系 No.1 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百九十三弾はミスタープロスペクター系。いよいよ実質最後のメジャー父系に突入ですね。Mr. Prospector はレコード勝ちはあるものの重賞は最後まで勝てなかったような馬でしたが、とにかくスピードの遺伝力が桁違いで、瞬く間
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百九十二弾はアリダー系。Alydar はトラヴァーズSやフロリダダービーなどGI6勝を含む重賞10勝をあげた馬で、十分名馬と呼べるレベルの存在でしたが、同期の Affirmed に対してクラシック三冠すべてで2着に敗れるなど対戦成績
レイズアネイティヴ系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百九十一弾はレイズアネイティヴ系。Raise a Native は2歳2月にデビューし、4戦全勝のまま骨折のため2歳7月に現役を終えたという馬でしたが、種牡馬として米二冠の Majestic Prince 、GI6勝の名馬 Alydar などを送り出したこ
シャーペンアップ系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第第百九十弾はシャーペンアップ系。Sharpen Up は日本でも供用された*エタンが欧州時代に残した産駒で、GIミドルパークSなど2歳時5戦無敗の成績を残しました。さらに種牡馬としても複数のGIウイナーを輩出したほか、サセックス
天皇賞(秋)はドウデュースが制し、見事4つ目のGIタイトルを手にしました。負けも多いタイプで現役最強というにはちょっとイメージが違うかもしれませんが、ここ一番の破壊力は父ハーツクライ譲りですね。そもそも2歳から5歳までトップクラスであり続けること自体がすごいこと
ネイティヴダンサー系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十九弾はネイティヴダンサー系。それでは最後のメジャー父系に入っていきたいと思います。Native Dancer はケンタッキーダービーで Dark Star なる馬にアタマ差の2着に負けたのが生涯唯一の敗戦という米国史上最高の名馬
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十八弾はガリレオ系。2か月近く続いたノーザンダンサー系もようやくこれでラストです。Galileo は英愛ダービーやキングジョージの勝ち馬で、父がかなりの高齢になってから種牡馬入りしたという幸運はあったとはいえ、欧州
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十七弾はエルプラド系。El Prado は愛GIナショナルSの勝ち馬ですが、3歳以降は勝ち星がなく、Sadler's Wells 産駒としては珍しい早熟タイプでした。アメリカで種牡馬となるも当初は米国競馬には合わない存在と見られてい
モンジュー系/ハイシャパラル系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十六弾はモンジュー系とハイシャパラル系をまとめて紹介します。Montjeu は凱旋門賞やキングジョージなどGI6勝をあげた名馬で、種牡馬としても多数の活躍馬を送り出し、Galileo とともにサドラーズウェルズ系の発展に貢献
インザウィングズ系/オペラハウス系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十五弾はインザウィングズ系とオペラハウス系をまとめて紹介します。In the Wings はBCターフなど12ハロンのGIを3勝した馬で、種牡馬としてもドイツやイタリアなどで大レース勝ち馬を複数送り出しました。日本ではカク外
サドラーズウェルズ系 No.2 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十四弾はサドラーズウェルズ系の続き。サドラーズウェルズ直仔種牡馬としてはまず1990年代の初頭から中ごろにかけて多数輸入されたものの、これがことごとく失敗していったんはその波が途絶えていたのですが、その中で唯
菊花賞はアーバンシックが抜け出し、見事クラシック最後の一冠を手にしました。スワーヴリチャード産駒はレガレイラに続くGIウイナーで、種付け料200万円の世代でこれなら大当たり確定といったところでしょうか。ちなみにこの2頭はどちらも母父*ハービンジャーで、全産駒3頭
サドラーズウェルズ系 No.1 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十三弾はサドラーズウェルズ系。それではノーザンダンサー系最後の主流系統に入っていきたいと思います。Sadler's Wells は愛2000ギニーなど10ハロン以下のGIを3勝した活躍馬でしたが、種牡馬としては欧州のクラシックデ
ケープクロス系/インヴィンシブルスピリット系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十二弾はケープクロス系とインヴィンシブルスピリット系をまとめて紹介します。Cape Cross はマイルのロッキンジSが唯一のGI勝ちという馬でしたが、種牡馬としては Sea the Stars などクラシックディスタンスがベストとい
グリーンデザート系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十一弾はグリーンデザート系。Green Desert はジュライCなど6ハロン以下の重賞を4勝したスプリンターで、種牡馬としても実績通りに数々の快速馬を輩出しており、ダンジグ系における本格派スピード血統として名をはせまし
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八十弾はダンシリ系。Dansili はGII勝ちが最高という馬でしたが、その母 Hasili が歴史的な名繁殖牝馬で、きょうだいから実に5頭ものGIウイナーが出ており、その血統的な期待通り多数のGI馬を輩出して仏リーディングにも輝
デインヒルダンサー系/リダウツチョイス系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十九弾はデインヒルダンサー系とリダウツチョイス系をまとめて紹介します。Danehill Dancer は2歳GIを連勝したものの、3歳以降はさっぱり勝てなくなった馬で、種牡馬としてもさほど評価は高くありませんでしたが、次々に
秋華賞はオークス馬チェルヴィニアが力強く抜け出し、牝馬二冠を達成しました。父は*ハービンジャーで、日本におけるデインヒル系種牡馬唯一の成功例と言ってもいいでしょう。サンデーの血を全くひかずにこれだけの末脚を発揮できるのは非常に大きな魅力なのですが、活躍馬の
デインヒル系 No.2 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十八弾はデインヒル系の続き。種牡馬として英愛・仏・豪とパートI国だけで3地区でリーディングに輝くなど世界的な大成功を収めた*デインヒルですが、種牡馬の父としても優秀で、直仔だけで英愛の Danehill Dancer 、フラ
デインヒル系 No.1 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十七弾はデインヒル系。*デインヒル自身はスプリントCが唯一のGI勝ちと競走馬としては超一流というほどではなかったのですが、種牡馬としては自身のような短距離馬はもちろんのこと、クラシックディスタンスが得意な馬や
チーフズクラウン系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十六弾はチーフズクラウン系。Chief's Crown は Danzig の初年度産駒で、BCジュヴェナイルやトラヴァーズSなどGI7勝の大活躍を見せ、まだ無名に近かった父の名を一躍有名にしました。種牡馬としても英ダービー馬*エルハー
ダンジグ系 No.2 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十五弾はダンジグ系の続き。日本でも直仔が重賞を次々に制し、そのスピードをまざまざと見せつけましたが、むしろスピード一辺倒で器用な競馬が苦手なイメージもあり、GIを勝ったのは阪神3歳牝馬Sの*ヤマニンパラダイスだ
ダンジグ系 No.1 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十四弾はダンジグ系。ここからノーザンダンサー系の主流三大系統の2つ目に入っていきます。Danzig 自身は圧勝続きだったとはいえ、故障のため重賞には出走すらできずに引退しましたが、種牡馬入り当時は無名に近い存在も
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十三弾はヘネシー系。日本におけるストームキャット系の本流と言えばこのラインですね。*ヘネシー自身も単年リース供用されてフェブラリーSのサンライズバッカスを出したものの、この時はまだその優秀さに気づかずあっさ
ジャイアンツコーズウェイ系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十二弾はジャイアンツコーズウェイ系。Storm Cat の最高傑作である Giant's Causeway は英愛ギニーは2着に終わりましたが、その後マイルから10ハロンのGIを5連勝し、欧州年度代表馬にも選ばれました。ただし最優秀3歳牡馬
東西で秋のGI戦線に向けた重要な前哨戦が行われましたが、まず京都大賞典はディープインパクト産駒の伏兵シュヴァリエローズが勝利。6歳で重賞初勝利とはかなりの遅咲きですが、そもそもクラシックディスタンスに使われ出したのがごく最近のことで、キャリアは十分ですがまだ
ハーラン系/テイルオブザキャット系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十一弾はハーラン系とテイルオブザキャット系をまとめて紹介します。Harlan はヴォスバーグSを勝った程度の馬で、種牡馬としてもほぼ Harlan's Holiday だけの一子相伝というような形でしたが、その産駒でやはり2歳GIを勝
ストームキャット系 No.2 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七十弾はストームキャット系の続き。*シーキングザダイヤは日本における Storm Cat の代表産駒で、重賞5勝の活躍を見せましたが、GIでは最後まで勝ち星をあげることができず、ある意味日本における Storm Cat 産駒の象徴と
ストームキャット系 No.1 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百六十九弾はストームキャット系。いよいよここからノーザンダンサー系三大系統のひとつに入っていきますが、これでようやくノーザンダンサー系の半分が終わったというところなので、もうしばらくお付き合いください。Storm C
シアトリカル系/ポーラーファルコン系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百六十八弾はシアトリカル系とポーラーファルコン系をまとめて紹介します。Theatrical はBCターフなど芝GI6勝をあげた名馬で、ヌレイエフ系初期の後継種牡馬として結果を残しましたが、最近はさっぱり名前を聞かなくなりまし
ヌレイエフ系 No.2 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百六十七弾はヌレイエフ系の続き。世界的なヌレイエフ系の成功を受けて、愛2000ギニーやBCマイルなどマイルGI5勝をあげた*スピニングワールド、凱旋門賞などGI3勝をあげた*パントレセレブル、ジュライCやナンソープSを制した*
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サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十弾はハーラン系。Harlan は初めて重賞に出走したのが4歳時、5歳時に人気薄で勝ったGIヴォスバーグSが唯一の重賞勝ちという馬で、種牡馬としてもフロリダダービーなどGI3勝をあげた Harlan's Holiday 、およびハスケル招待Hな
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百九弾はテイルオブザキャット系。Tale of the Cat はGII時代のキングズビショップS勝ち馬で、種牡馬としてアーリントンミリオンなど芝GI7勝をあげ古牡馬チャンピオンにも選ばれた Gio Ponti 、ウッドメモリアルSなどGI2勝をあげ
函館記念は10番人気のヴェローチェエラがあのサッカーボーイのレコードを破って勝利し、重賞初勝利をあげました。ここまでどちらかというと長距離タイプとしてローテーションを組まれてきた印象ですが、この走りを見せられるとこの先の選択肢がかなり広がりますね。ラジオNIK
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百八弾はフォレストリー系とバーンスタイン系をまとめて紹介します。Forestry はキングズビショップSの勝ち馬で、北米並びに南米各国にシャトル供用されており、多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。もっとも有名な後
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百七弾はストームキャット系の続き。全盛期には最高で50万ドルの種付け料が設定されるなど、歴史的な大成功を収めた Storm Cat ですが、現在のストームキャット系の主流と言える Into Mischief の祖である Harlan 、および Scat D
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百六弾はストームキャット系の続き。国を問わず成功種牡馬を次々に送り出している偉大な系統ですが、中でも南米、特にアルゼンチンでの成功が目立つ印象ですね。当然お国柄それほど経済的に豊かではないので、導入される種牡馬も
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百五弾はストームキャット系の続き。これだけ欧米および南米、オセアニアでも活躍馬を輩出している系統ですが、日本での Storm Cat 産駒は勝ち馬率こそ極めて優秀だったものの、50頭以上走ってJRA重賞ウイナーは1頭だけで、あまり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百四弾はストームキャット系。ダンジグ系に続くノーザンダンサー系の主流系統ですが、やはり細かい分岐が多く、全部で4回に分けての紹介となります。Storm Cat 自身は2歳GIヤングアメリカSが唯一の重賞勝ちで、チャンピオンには若
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百三弾はスニッツェル系。*スニッツェルはGIオークリープレートが唯一のGI勝ちと競走馬としては超一流レベルではありませんでしたが、種牡馬としては3頭のゴールデンスリッパーS勝ち馬をはじめ20頭以上のGIウイナーを送り出すこと
米子Sが重賞格上げとなって施行されたしらさぎSですが、オークス馬カムニャックの兄キープカルムが重賞初勝利をあげました。さすが血統馬というところですが、ロードカナロア×サクラバクシンオーという血統ながらまだスプリントは未出走ですね。この先出走することはあるで
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百二弾はリダウツチョイス系。Redoute's Choice はブルーダイヤモンドSなどGI4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すことに成功し、豪リーディングにも3度輝きました。さらに種牡馬の父としても成功し、G
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百一弾はショワジール系およびマスタークラフツマン系をまとめて紹介します。Choisir はオーストラリア産馬で、豪GIライトニングSを勝ったほか、後に英国でGIゴールデンジュビリーSを勝ちました。種牡馬としても同じく豪GI勝ちか
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ、記念すべき第百弾はデインヒルダンサー系。節目の回ですが、全体で見ればまだまだ折り返しを少し過ぎたところというところで、もうしばらくお付き合いをお願いします。Danehill Dancer は2歳GIを2勝したものの、3歳以降はさっぱり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十九弾はファストネットロック系。Fastnet Rock はライトニングSやオークリーSを制したスプリンターで、種牡馬としても大成功を収め、豪リーディングにも輝きました。産駒は自身のようなスピードタイプも多かったですが、中には
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十七弾はダンシリ系。Dansili は重賞を3勝したものの、GIは2着が最高で母 Hasili の産駒としては目立つ実績ではなかったのですが、種牡馬としては凱旋門賞の Rail Link をはじめ多数のGI馬を送り出すことに成功し、きょうだいの
上半期の総決算、宝塚記念はメイショウタバルがまんまと逃げきり、ゴールドシップ産駒の牡馬として念願の平地GI初勝利をあげました。鞍上は武豊J、オーナーは松本氏、そしてトレーナーは石橋守師ということで、20年来の競馬ファンにはたまらない組み合わせとなりましたね。し
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十六弾はコディアック系とホーリーローマンエンペラーをまとめて紹介します。Kodiac は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、Invincible Spirit の半弟という良血から種牡馬入りし、多数のGI馬を送り出しました。さらにその天
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十五弾はフライングスパー系およびロックオブジブラルタル系をまとめて紹介します。Flying Spur は*デインヒル初期の活躍馬で、ゴールデンスリッパーSなどGI3勝をあげました。さらに種牡馬としても多数のGI馬を送り出して豪リー
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百一弾はソヴリンパス系。Sovereign Path はロッキンジSなどを制した快速馬で、種牡馬としても仕上がりの早いスピードを伝えて父系を大きく発展させました。日本にとってのグレイソヴリン系のスタートはこの系統で、ミドルパ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ、記念すべき第百弾はトニービン系。ここでようやく全体の折り返し地点というところですので、気長にお付き合いをお願いします。*トニービンは凱旋門賞などGI6勝をあげたイタリアの歴史的名馬で、種牡馬としても二冠牝馬ベガ、
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十九弾はゼダーン系。*ゼダーンは仏2000ギニーなどの勝ち馬で、仏2000ギニー親子制覇となる Kalamoun などを出したのちに14歳で日本に輸入されましたが、エリザベス女王杯のキョウワサンダーや最優秀障害馬にも選ばれたヤマ
ラジオNIKKEI賞は Farhh 産駒の英国産馬*オフトレイルが豪快に差し切り、重賞初勝利をあげました。ヌレイエフ系としては昨年の*シンエンペラーに続く重賞勝利となりましたが、その前ということになるとチェレブリタの京都牝馬特別までまで15年近くさかのぼることになりますか
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十八弾はグレイソヴリン系。プリンスリーギフト系と並んで日本に非常になじみ深い系統ですね。Grey Sovereign 自身は一介の重賞ウイナーといったところで、その期待は英ダービーを勝った半兄*ニンバスに及ばなかったのです
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十七弾はレインボウクエスト系。Rainbow Quest は凱旋門賞(繰り上がり)などを制した活躍馬で、種牡馬としても英ダービーの Quest for Fame 、凱旋門賞の Saumarez など多数のGI馬を送り出すことに成功しました。日本で走っ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十六弾はキャンディストライプス系、ラーイ系、ナシュワン系をまとめて紹介します。Candy Stripes は競走馬としては平凡でしたが、アルゼンチンに輸出されて大成功を収め、アメリカに逆シャトルされる大種牡馬へと上り詰め
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十五弾はブラッシンググルーム系。レッドゴッド系の本流中の本流で、今も残る直系はほぼこの Blushing Groom を経由した系統ということになります。Blushing Groom はロベールパパン賞、モルニ賞、サラマンドル賞、グランク
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十四弾はレッドゴッド系。Red God はリッチモンドSなどを制した程度の並の重賞馬というところでしたが、20歳を超えて産駒の Blushing Groom が仏2歳GIを総なめにし、翌年の仏2000ギニーも制したことから歴史にその名を残し
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十三弾はシャーリーハイツ系。Shirley Heights は英愛ダービーを制した活躍馬で、種牡馬としても仏ダービーの Darshaan などを出して成功し、ミルリーフ系の本流として障害が中心とはいえ今でもそれなりの勢力を保っていま
久々の京都開催となった宝塚記念を制したのは3番人気ブローザホーンでした。あいにくの雨模様で重馬場での開催でしたが、ここまで不良馬場を含め道悪で4勝をあげていた同馬にとっては恵みの雨だったようで、他馬が伸びあぐねる中、大外を豪快に差し切って勝利をもぎ取りまし
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十二弾はミルジョージ系。*マグニテュードと並ぶミルリーフ系の成功種牡馬で、*ミルジョージ自身は故障のため競走馬として大成することはできませんでしたが、種牡馬としては特に地方で圧倒的な成績を残し、地方リーディン
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十一弾はミルリーフ系。Never Bend が残した最高傑作で、英ダービーや凱旋門賞など当時の欧州の大レースを総なめにし、欧州最強馬の1頭にも数えられる歴史的名馬です。種牡馬としても大成功を収め英愛リーディングにも輝く
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十弾はブレイヴェストローマン系。*ブレイヴェストローマンは米GII勝ち馬ということで競走馬としての実績はそこそこといったところでしたが、とにかくタフさが売りのパワータイプで、JRAダートリーディングに7度輝く大活躍
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十九弾はネヴァーベンド系。Never Bend はクラシックでは一歩足りない早熟快速馬というような馬でしたが、種牡馬としては欧州最強馬の1頭、Mill Reef を出すことに成功し、英愛リーディングにも輝きました。さらに Mill Ree
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十八弾はサクラユタカオー系。サクラユタカオーは天皇賞(秋)など重賞4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としてもスプリンターズS連覇などスプリント戦ほぼ負けなしのサクラバクシンオー、安田記念やマイルチャンピオンシップを制
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十七弾はトウショウボーイ系。トウショウボーイはTTGの一角として皐月賞や有馬記念、宝塚記念を制すなど大活躍した馬で、種牡馬としても三冠馬ミスターシービーをはじめ多数の大レース勝ち馬を送り出し、内国産馬として当時
今週はJRAの重賞競走がマーメイドSだけという少々寂しい状況でしたが、4番人気のアリスヴェリテが軽量を活かしてまんまと逃げきり、重賞初勝利をあげました。鞍上の永島まなみJはテン乗りでの出走だったのですが、見事勝利に導いてうれしい重賞初勝利。これでJRA所属の女性騎
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十六弾はテスコボーイ系。*テスコボーイはクイーンアンSなどの勝ち馬で、プリンスリーギフト系種牡馬として初めて日本で供用されましたが、これが超の付く大当たりで、瞬く間に日本のトップサイアーに上り詰め、その後のプ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十五弾はプリンスリーギフト系の続き。最初に輸入された*テスコボーイが大当たりしたのが大量輸入のきっかけになったのは間違いないでしょうが、それ以外にも年度代表馬カネミノブを出した*バーバー、仕上がりの早さが持ち