あとがき 2020年のクリスマス、コロナ禍の長期化を機に、改めて新約聖書の通読を思い立ちました。 新約聖書を最初から1章読む毎に祈り、一句を詠む。また読む、祈る、詠む・・・・日々このくり返しによって新約聖書全260章を通読し、各章につき1句をものし、計260句をまとめたものがこの小さな本です。 この句集は、著者にとって神アッバとの日々の対話、祈りの記録であると同時に、この本を手に取ってくださる読者の皆さまとの共同...
このままでいいと言う神松過ぎぬ 「不信心な者を義される」(ローマ四・五)アッバは、「働きがなくても」アッバへの信頼によって、その人を「よし!」と認めてくださいます。これは驚くべき福音です。働きもない、信仰も おぼつかない、何事にも自信がない、そう自覚するときにこそ救いは近くにあるのです。ユダ知るや洗足の夜の箒星沈黙や神の記憶に百合一輪春紅葉ワイド文庫に帯は無し信不信問わず御国へ春の丘神そっと身体を起...
わが心貧しくありて冬うらら「心の貧しい人々は、幸いである」(マタイ五・三)。「心貧しい」を「謙遜」や「敬虔」と解釈するという考えもありますが、ここではあえて日本語訳のニュアンスのままで受け取ってみましょう。すると、心貧しい――浅はかで、貪欲で、不寛容な、罪深いわたしたちをこそ、アッバは神の国に招いてくださっているのだ、という、驚くべき福音が語られていることに気づくのです。外灯に群れることなし冬の蝶人...
☚冊子版地に伏してアッバに祈る寒夜かなイエスの祈りは、いつも「アッバ」で始まっていました。「アッバ」とは、「パパ」「おとうちゃん」という幼児語です。イエスは十字架に向かう前も「ひどく恐れてもだえ始め」アッバに祈った、と福音書にあります(マルコ一四・三三参照)。わたしたちもイエスにならい、うれしい時、苦しい時、いつでもどこでも「南無アッバ」と唱えましょう。神を呼び神を疎ましく生きている不治の病人(ひと...
主に倣うパウロに倣え梅雨最中御言葉は吾らのうちに働けり祈りにて補い合える人の信感謝こそ主の喜べる供物かな梅雨晴れ間寝ても覚めても主と共に...
吾が労苦主に重なれば易しかりキリストにありて歩まんコロナ禍を新しき人を着んとて梅雨間近御心は必ず成らん梅雨の入り...
善き方は吾らのうちに働けり御心のままに望ますアッバなり失いて得るものあらん主の福音主にありて吾が喜びを問われおり...
信頼において働くアバの愛人生は神の作品ポイエーマわが願い超えて叶える主の力赦されて初めて赦す人になりキリストは吾らを照らす光なり根気よく祈り続けよ降誕祭...
yohaku5 【131】<善いサマリア人>に続く<マルタとマリア>:「井上洋治神父の言葉に出会う」キリスト教在宅講座 https://t.co/BIPG8ssu6I @YouTubeより 12-24 10:16...
福音はただ一つなり南無アッバキリストの「真実」うれし協会訳真実によりて吾らは主を着れり最高の睡眠薬は「南無アッバ」愛により働く信仰貴かり十字架のほかに誇るな梅雨兆す...
苦しみの満ちて慰め共に満つ御言葉の知識の香りかぐわしき主の霊に吾ら変えられ世を生きん御言葉はマーカーだらけ二コリ四一つ取り一つ失う世の定め得は損損は得なり主の福音御心に適う悲しみ有りて在り無となりし主は豊かなり夏籠り自足とは恵みのしるし小花咲く主を誇るときこそ人を傷つけず眠られぬ夜毎夜毎に主をほめよ弱さもてただ待ち望む主の力使徒パウロ「初心に帰れ」と文結ぶ...
十字架の苦に励まされ亀鳴けり 十字架の主のほか知らず昭和の日吾ら皆主の畑なり四月尽弱き主に倣うパウロに倣えとや肉滅び霊救われん主の日には主と共によみがえる日や麦の秋夫々の賜物生かせ子供の日神から出で神へ向かわん揚雲雀自他ともに生かす福音うれしかりやり過ごす道も備えしアッバかな主に倣うパウロに倣わん南無アッバ母の日やぼくらはみんな主の身体愛の初歩今日ていねいに生きてみる祈りとは為さざる愛か百合開く人...
わが道にも主は働けり春の星悲愛こそ人を導く種ならん神の義も愛も吾らに現れり信なくて行いなくて救われん苦しみは希望にかわる主にありて主と共に死んで生きおり吾ら皆わが内の罪確かなり主に感謝「アバ」と呼ぶ風賜わりて藤揺れる信頼によりて義となすアッバかな万物は主の名を呼びて風光る妬みにも意味は隠れり春の闇賜わりし仕事に生きよ百千鳥(ももちどり)キリストを一枚羽織り春の道主のために生きて死ぬとは南無アッバつ...
主は上り主は降り来たり御国よりしゅのみなをよびもとめみなすくわれる主の御名によりて子雀立ち上がれそれぞれにコトバ語らん彼岸入りエクレシアの初出を見たり使徒五章彼岸にて語るステファノ霊に満ちステファノの辞世は主への叫びなり思いをも主に委ねよとペトロ言うサウロには光となりて臨む主よ失いて得るものあらん春の風主の霊を皆が賜わる花曇主によりて牢より出づる木の芽時だれにでも仕事はありぬ観桜初音聞くミサ解禁の...
2022年11月号PDF...
yohaku5 @sateroid807 そうですね。文化やその人の生まれ育った背景、感性、さらに慣れってのもあると思います。さすがに「パパ様」は一般の方に向かっては言いませんが、信者同士なら使うようになりましたし、今は「牧師先生」「神父さま」は普通に使ってますね(笑)。 12-19 09:34 @sateroid807 あ、それから、「お父さま」は私も使いません。そのかわりイエスさまが使った「アッバ」は毎日使ってます、ってか祈ってます。とき...
鳩の如み霊は降り春近し水がめの水あふれんや春の宵おみ風は思いのままに南無アッバ主の水は泉となりて湧き出でり主を拒むことこそ罪とヨハネ言う主の業は主への信頼のみと言うイエスよりおみ風吹ける弥生かな眠られぬ夜のロザリオあな楽し主の業の現れるため何事も主の門に入りて永遠(とわ)の命受けん涙するイエスに安む独り鷺主は光そして吾らは光の子洗足の先の十字架主に見たり主のもとに連なる吾らあな安しコロナ禍に愛とは...
yohaku5 @sateroid807 どうお呼びになっても、ならなくてもいいと思いますよ。日本語で「パパ様」なんて不自然ですよね。とくに最近の宗教問題で、「まことのお父さま云々」なんて言葉が独り歩きしていますから、さらに抵抗あるかも。私も40年前受洗した頃、信者の人が「神父さま」っていう言い方にも抵抗がありました。 12-18 10:22...
御言葉にゆだねしマリア春兆す解せぬこと解せぬがままに南無アッバ鳩の如おみ風吹けり主の受洗主の御手は一人一人に置かれたり人々の信頼人を救いたり不器用に生きるがよろし神の国おみ風にそよぐ葦なり南無アッバ春時雨み言葉は世にあふれ出で春嵐小さき者こそ嘉せらる聴聞は愛の原点師の説教仰天の人事もあらん神の指ただ御国を求めて生きよ受難節吾が蒔ける種は何かと老いの春主の家の間口は広し義士の会走り寄り子を抱く父よ冬...
全260句を編集し、順次アップしています。...
yohaku5 【129】二種類の「罪」と「愛」:「井上洋治神父の言葉に出会う」キリスト教在宅講座 https://t.co/0uhudZZlnh @YouTubeより 12-17 11:16...
憐れみて手を伸べ傷に触れにけり罪人を招きて楽し主のうたげ信不信問わぬ福音牡丹咲くひとりでに実を結ばんや神の国御衣に触れなば癒えん寒参(まいり)コロナ禍に御声を聴かん「安んぜよ」パン屑のお恵みうれし主の言葉心底より呻くイエスや風すさぶ信起こる前にか「信ず」と父叫ぶあらまほしバルティマイの信頼よ赦されて赦す恵みや冬終わる死者神のうちに生きおり節分会小黙示録をくぐりて春立ちぬゲッセマネの祈りのうちに師は...
インマヌエル神は吾らと共に居り三度聴く天使のお告げステファノ忌聖霊と火の洗礼や主の上に御言葉に頼みて生きん年の暮悲しみは幸いなりと主の福音摂理なす神を覚えよ年の内狭き門目立たぬ門より主は来たり弱さ負い病を担い年明ける床あげて神の家へと帰りなん父なしに落ちる鳥なし冬の晴御心は幼子が知る荷風の忌コロナ禍に御国は成らん見えずとも成長する御国の種や六日過ぎ御衣に触れて癒えなん七日よりパン屑のお恵み確か松過...
井上洋治神父の「風の家運動」を引き継ぐ平田栄一のブログ
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あとがき 2020年のクリスマス、コロナ禍の長期化を機に、改めて新約聖書の通読を思い立ちました。 新約聖書を最初から1章読む毎に祈り、一句を詠む。また読む、祈る、詠む・・・・日々このくり返しによって新約聖書全260章を通読し、各章につき1句をものし、計260句をまとめたものがこの小さな本です。 この句集は、著者にとって神アッバとの日々の対話、祈りの記録であると同時に、この本を手に取ってくださる読者の皆さまとの共同...
次回5月24日は実施予定です。...
「南無アッバ」の心を養いましょう。2025年1月号PDF...
2024年11月号PDF...
ワイン半杯とハイボール3分の2かな。とくにくらくら来ない。満腹感を回避できそう。食後だるくならない程度に。生徒向けカード改めて開始。...
第133回<内容>1.講座:Youtube在宅講座を補足しながら、井上洋治神父の言葉を通して、日本人の心情で受けとめられるキリスト教を共に考えます。2.分かち合い等<日時>2024年10月26日(土)PM2:00~3:30★原則的に毎月第4土曜日の開催を予定しています。<場所>四谷・幼きイエス会(四谷駅麹町口前)会議室(地図)tel 03-3261-0825<参加費>各回1,000円(学生500円)<お申込み>はじめて参加を希望され...
2024年9月号PDFで開きます。...
平田の仕事の関係です。あしからず、ご了承ください。次回は10月26日となります。...
2024年7月号PDF...
2024年5月号PDFで開きます。...
こちら2024年3月号からPDFで開きます。...
見えない配達夫...
こちら2024年1月号からPDFで開きます。...
こちらから2023年11月号PDFで開きます。...
青年井上が自殺をとどまるきっかけをつくったベルクソンから学んだ2つの思考法、①「~ついて知る」ことと②「~を知る」ことの違いを2項対立的に論を起こす。すなわち①は、ギリシア時代以来西欧に根づいた、言葉による理性的分析的思考であって、主体が外側から対象を客観的に捉えようとする仕方である。②は体験に基づいた直観的総合的思考であり、これは東洋とくに日本古来のものの捉え方ーー芭蕉や宣長の求めた歌心、もののあわ...
170108.0 日本人には「罪の赦し」よりも「穢れの清め」の方がわかりやすい。170108.1 イエスご自身十字架上で罪人となられた。それをアッバは「よし」とされた。170111.1 「おそらくは健やかなるも後10年」と予言し今11年目、確かに病み始めた。...
2023年9月号...
2023年6月号...
Youtube在宅講座へ...
2023.年3月20日発行サンパウロ、184頁、定価1,500円+税「余白の風」や「風」に連載してきた「キリスト者が読む山頭火」「南無アッバミサ前小話」「求道俳句自句自解」などをまとめました。『俳句でキリスト教』の姉妹編として、求道俳句を含め、日本人の心情で理解するキリスト信仰を模索する「風の家」運動にご興味のある方に読んで頂ければ幸いです。(帯文より)目次からⅠ キリスト者が読む山頭火 ・山頭火とキリスト教Ⅱ 南...
2024年5月号PDFで開きます。...
こちら2024年3月号からPDFで開きます。...
見えない配達夫...
こちら2024年1月号からPDFで開きます。...