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甲子大黒天本山のブログ https://onogawa-daikokuten.jp/

ブログで仏教的な生き方を模索しています。日々、大切にしていきたいことを書いています。

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米沢市
出身
米沢市
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2008/09/28

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  • 意識を高めることで

    当山の総本山近くに隋心院というお寺があります。修行の帰りに拝観したことがありますが、最近ネットで小野小町ゆかりの寺院であることを知りました。小野小町が開湯した温泉街にある寺院の住職としては、そのことを知って拝観したかったと思いました。知っていることで満足度も大きく違ったはずなのです。 今なら事前に様々な情報を得ることができるようになりました。学校の予習ばかりではなく、何事も事前にチェックしておくことで迷うことなく見逃すことなく、知らないで行くよりも多くのことを得ることができます。もちろん、周囲へのうんちくは迷惑行為になります。あくまでも自分がより感動するため満足するための予習でなければなりませ…

  • 賢者の生活

    賢者は外に幸福を求めることがありません。外に求めることは自分の幸福に条件をつけることになります。資産が1億円なければ幸せではない、部長に昇進できなければ幸せではない、子供が早く結婚し孫の顔を見せてくれなければ幸せではない、様々あると思いますが、達成できるかどうか分からない目標を幸福の条件としてしまうと、達成できない現状は幸せではないことになってしまいます。また、多くの場合においてこのような幸福の条件を求める人はいても、努力と忍耐によって何としても達成しようとする人は少ないものです。多くの人にとっては願望であって、いつまでも遠いところにあるものです。 考えてみれば、こうして生きているだけでも奇跡…

  • 仏教的経営のすすめ

    昨年逝去された稲盛和夫氏は自らの経営に利他の精神をもって臨みました。大河ドラマになった渋沢栄一氏は論語の精神を経営に活かし、他にも偉業を為した経営者の多くが経営哲学や生き方として仏教などの思想を体現することで成功されたと思うのです。そのポイントは、いかに自らの欲を抑えるかということです。 経営者であれば儲けたい、楽をしたい、有名になりたいなど様々な欲が生まれるものです。ですが、そういった欲に飲まれてしまうと、破滅へとつながってしまいます。どのような仕事であれ、自らを抑えて顧客、取引先、社員、社会を優先することで、正しい仕事ができます。そのためには古来より人々を支えてきた思想を学び実践することが…

  • 不自然な社会

    健康に不安があれば病院で診てもらえばいい、喧嘩をしたら素直に謝ればいい、問題があれば解決すればいい。何事もシンプルで簡単なのに、それをわざわざ複雑にするのが人間というものです。あたりまえのことを、あたりまえにおこなえば不安も苦悩もなくなります。人間は自然な状態を維持できれば幸せなのです。ところが、現代社会は不自然なものが横行しています。 たとえば食事は添加物が盛りだくさんのものがたくさんあります。教育も本来の徳目が失われ時流に便乗した教科が次々に登場しています。会社や地域でも年長者による指導が難しくなり、世代間のギャップは埋めがたくなっています。家庭でも協調よりも個性が重視され、同じ屋根の下で…

  • 一意専念

    一意専念という言葉がありますが、何事においてもひとつのことに集中して臨みたいものです。現代は様々な選択肢があります。しかも、そのどちらが良いのか、やってみなければ分からないものが多く、結果が分かるまで時間がかかることもあります。そのため、たとえひとつを選んだとても、はたして自分の決断が正しかったのか不安になることもあります。 心が定まらない状態で頑張っても、なかなか成果はあがらないものです。そのためますます不安になり効率も集中力も落ち結果は遠のくばかりです。私はどちらを選ぶかよりも、選んだものを「これで間違いないと」信じ結果が得られるまで頑張ることです。そのためには、まず自分を信じることです。…

  • 幸・不幸の原因

    この世界には4つのタイプがあると思っています。1、自分の幸せの理由が分かっているタイプ2、自分の幸せの理由が分かっていないタイプ3、自分の不幸の理由が分かっているタイプ4、自分の不幸の原因が分かっていないタイプ 幸福の理由が分かっている人はいつまでも、その幸福を持続することができます。幸福の理由が分かっていない人は、現在たまたま幸福なのであって、幸福・不幸の波に翻弄されます。不幸の理由が分かっている人は、その不幸から抜け出すことができます。不幸の理由が分かっていない人は、いつまでもその不幸が続くことになります。 現在の幸・不幸の原因や対処が分かっているならば、幸福を持続させ不幸を回避することが…

  • 共通の常識感覚

    テレビ「ノンレムの窓」で代行社会を見ました。代行業が普及した社会でプロポーズもお互いに代理人に頼み、結婚の挨拶でも本人達も両親もみな代理人だったというストーリーです。現在でも会社を辞める時など前日まで普通に働いていて、突然代理人が来て退職の処理をするということを聞きます。たしかに会社を辞めるということは気まずいかもしれませんが、ご縁があり働いてきた会社であり、お世話になった会社なのですから、相応に礼節を尽くすべきなのです。 面倒なことがどれだけできるかが大人の条件ともいえます。嫌だから嘘をつく、誰かに頼む、知らないふりをする、いずれも良識ある大人の行動とはいえません。面倒なことや嫌なことが成長…

  • 恐れることはなく

    パトカーを見ると何故か緊張してしまいます。何も悪いことをしているわけではないので、堂々としていれば良いのですが、条件反射のように気まずい思いをしてしまいます。人生においても善く生活していれば、何も恐れる必要はないのです。生きていれば不安や自己嫌悪が伴いますが、そういったものに翻弄される必要はありません。堂々としていれば良いのです。 杞憂という言葉がありますが、善き生活をしている人はあまり心配をする必要はないのです。この世界は因果応報です。悪き種をまかなければ、悪しき実はつかないのです。大切なことは善悪の種を見極めることです。悪しき種をまきながら、そのことを知らずにいれば原因の分からないトラブル…

  • 成人の日に

    成人の日がありましたが、その歴史は浅く昭和になってから始まったようです。さらに昔であれば元服という儀式もありましたが、大人になる儀式は世界中にあるようです。近年の成人式はヤンチャな衣装で暴れる姿が報道されますが、少数派だからこそ目立つのでしょう。もっと大人としての自覚や責任に目を向けた報道をしてほしいものです。 人に成ると書いて成人です。私達はありがたくも人として生を受けましたが、まずは生存本能でのみ生きる存在でした。そこから教育を受けることで、本能や欲望を抑えて正しい判断や行動ができるようになっていきます。成人とは、一人でも自らを律して生活できるようになることであり、社会や周囲に対して貢献で…

  • 新春に

    新年あけまして、おめでとうございます。新年を迎えると厳かな気持ちとなり、希望に満ちた想いで今年一年頑張ろうと思います。その気持ちをいつまでも見失うことなく精進したいと思います。今年もご愛読ください。 人生、苦あれば楽ありといいますが、どちらも選り好みすることなく、存分に楽しむことで、より豊かな人生を歩むための栄養になるのではないかと思うのです。苦の時は不平不満ではなく、前向きに歩むこと。楽の時は傲慢ではなく、感謝の気持ちで歩むこと。おだやかに安定した生活とは苦楽に翻弄されない生活だと思うのです。 苦楽は避けることのできないものであり、どちらかだけということはなく、けして平等ではないかもしれませ…

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