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  • 龍王大神(りゅうおうおおかみ)in 大阪市北区西天満

    扇町公園から梅田方面へ続く扇町通りを少し南に行った所に鎮座する「龍王大神」。 _ 道路の真ん中に御神木を守るように祠が祀られています。 _ この御神木は、樹齢300年以上だというイチョウの木。 _ このイチョウには白蛇様が憑いていて、伐採しようとすると祟りが顕れるとのこと。 _ もともと、この界隈は、近くの太融寺の境内で、東を守る御神木だった様です。

  • 「『熈代勝覧』の日本橋 」小澤弘・小林忠:著

    文化二年(1805年)頃の江戸、今川橋から日本橋までの大通りの様子が描かれたという「熈代勝覧(きだいしょうらん)」。 _ これは面白い! _ 200年ほど前の日本最大の繁華街の様子が描かれています。 _ 商人は商人っぽいし、武士は武士っぽい、街を歩く人は、ほとんどみんな笑顔で楽しそう。 _ 当然、魚と野菜を食べていたんだなぁ。 _ 活気あふれる江戸時代の先輩たちの姿を見て、ほっこりできる内容でした。 https://amzn.to/3u7PYVx

  • 「BU・SU(ブス)」(1987年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    女子高生の森下麦子(富田靖子)は田舎から上京し、芸者見習いの修行をしながら高校に通うのだが、そのひねくれた性格から東京での生活に馴染めずにいた。 _ そんな中、高校の文化祭の出し物が決まらず困っていたところ、クラスメイトが押し付ける形で、麦子に芸者の舞を披露するように推薦するのだが・・・というストーリー。 _ 1980年代の東京の様子、学生たちの浮かれ具合、憂い具合、そんな雰囲気がよく伝わってくる作品でした。(あの頃の学生って、こんな自由な私服で登校しても良かったっけ?あと、ビールも普通に飲んでたし!) _ それより何より富田靖子さんの表情が、全編を通して良い! _ 大人に成りきれず悩んでいて、性格がひねくれている性格ブスの感じがよく表現されていました。 _ 富田靖子さんの表情は素晴らしかったのですが、作品としては、当時の日本映画のテンポの悪さとストーリーの微妙さが目立..

  • 綱敷天神社御旅社(つなしきてんじんしゃおたびしゃ)in 大阪市北区

    阪急梅田駅から、茶屋町方面に向かう途中に鎮座している「綱敷天神社 御旅社」。 _ 買い物客で賑わう通りにありますが、気をつけないとその存在に気づかないかも知れません。 _ 「御旅社」というのは、神様の別荘のようなもので、綱敷天神社御本社の神様が、ご神幸の際に寄られる場所とのこと。 _ 本殿の御祭神は、菅原道眞公、玉姫稲荷神社の御祭神は、玉姫稲荷大神(宇迦御魂大神)です。 _ 境内へ続く階段を上がると、少し高い位置なのにまるで別世界。 _ 下界で買い物という欲に溺れている餓鬼たちを静観しつつ、心清らかに安寧を願うのでした。

  • 「仏像の楽しみ方完全ガイド」副島弘道:著

    日本各地の仏像、国宝・重要文化財50体を紹介した内容。 _ 釈迦や菩薩の役割、時代ごとの特徴、製造法の他、仏像の手つきや服装の意味、珍しい納入品、寺院巡りのコツなどを解説しています。 _ 体系的な解説というよりも、個々の仏像にフォーカスした解説になっているので、実際に見に行った時により役立つ情報でした。 _ 京都や奈良を訪れた時は、仏像に特化した観光ルートを作ってみるのも楽しいそうですね。(近くに住んでいるからこそ、なかなか実践できていません。) https://amzn.to/3SqkMu7

  • 高校生に教えるのは「闇バイト」の見抜き方より、経済的に反映する社会にする方法なのでは?

    都内の高校で「闇バイト」を見抜くポイントを学ぶ特別授業が行われたとニュースになっていました。 _ 参照:都内の高校 “闇バイト”募集を見抜くポイント学ぶ特別授業 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240220/1000102204.html _ 「闇バイト」=犯罪ということで、”こんなことをしたら捕まるよ”と教えることが大切です。 _ それなら「バイト」って呼ぶなと思うんですが、そこはとりあえず目を瞑りましょう。 _ そんなことより、普通のバイトでは絶対に返せない額の金銭的な負担(親の借金とか、多額の奨学金の負担とか)が発生した場合、どうすれば良いか、と言うことは教えているのだろうか? _ 女性は18歳以上なら風俗業で働けば早く返せますよ!とか、男性はかなり過酷な肉体労働があるよ!とか・・・そういうこと? _ あるいは、..

  • 「千と千尋の神隠し」(2001年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    ジブリ作品の中でも、興行収入ダントツ一位の作品。 _ 10歳の千尋が父・母と引越し先へ移動中に、古いテーマパークらしき所に辿り着き、謎のトンネルを抜けるとそこは不思議な世界で、父と母は豚に変わってしまう。 _ 取り残された千尋は、そこにあった湯場で経営者の湯婆婆(ゆばーば)の元、働くこととなり、力を貸してくれたセンを助ける為に、銭婆(ぜにーば)へ判子を届けようとするのだが・・・というストーリー。 _ 久しぶりに鑑賞しましたが、何故かほとんどの場面を覚えていませんでした。(大体の流れは覚えていた。) _ 今、鑑賞すると、細部の設定(特に日本の神道らしい設定)も十分に理解できましたが、全体的にかなり「教育番組」っぽい話ですね。 _ それに千尋の成長ストーリーとしても王道の展開で、分かりやすかったです。 _ だからこそ人気があったのかも知れませんが、個人的にはちょっと物足..

  • 「図説・戦国合戦図屏風―決定版」高橋修:著

    戦国合戦の様子を描いた「戦国合戦屏風」を解説した内容。 _ 「戦国合戦屏風」というのは16世紀以降、武家社会の家が書院造の殿邸建築になっていき、各部屋を襖障子や屏風で仕切るようになった為、作られるようになったとのこと。 _ そこに描かれたのは、当時の風俗でも、生活の様子でも、物語でもなく、極めて政治的な自分のお家を正当化する内容でした。 _ そういう見方で見ると、何か隠された史実が描かれているのではないか?といったことを勘ぐらなくて良いのかも知れません。 _ ユダヤの六芒星っぽい家紋も当然ありました。 https://amzn.to/3OaHoMP

  • 「隠し砦の三悪人」(1958年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    山名家の捕虜となった百姓の太平と又七は、捕虜たちの暴動に紛れて脱走し、峠まで来るが、そこで金の延べ棒が入った木の枝を見つける。 _ その山には屈強が男が一人、美女が一人、男は山名家の敵である秋月家の侍・真壁六郎太で、女は秋月家の姫で、お家再興の為にその金を持って、敵地突破を計画しており、太平と又七もその奇策に巻き込まれることになるのだが・・・というストーリー。 _ どんどん新たな展開が進んでいく、めちゃくちゃ面白い冒険活劇。 _ 次はどうなる?というハラハラドキドキの展開、様々な伏線が回収されていき、素直に楽しめる素晴らしい娯楽作品でした。 _ 弥次喜多道中のような太平と又七の人間臭いかけ合いがある一方、真壁六郎太と雪姫の忠義心あふれるやり取りがあって、そこには人間の本質が表れています。 _ 特撮もCGもなく、ストーリーだけでこれだけの娯楽作品を作れる黒澤監督って本当に..

  • 子供の夜泣きの薬と言えば「樋屋奇応丸」一択だと思っていました。

    子供の夜泣きの薬と言えば、この薬しかないと思っていました。 _ 樋屋奇応丸CM https://www.youtube.com/watch?v=iMQyQt0Nu9k _ というのも、中国の友人が東京に行った時に、「樋屋奇応丸を探しても無かった」と連絡をもらったので調べてみました。 _ そうすると、なんと樋屋奇応丸のCMは、関西圏でしか流されていなかったそうです。(知らなかった。) _ ちなみに関東圏は、「宇津救命丸」という薬がメジャーとのこと。 _ 宇津救命丸 CM https://www.youtube.com/watch?v=-M_vjupIMiw _ 宇津救命丸と言われても、大阪人の私は全くピンと来ません。 _ それにしても中国人が、樋屋奇応丸は知っていて、宇津救命丸を知らないというのも驚きです。 _ 多分、香港でCMが流れていたのでしょう。広東..

  • 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(Harry Potter and the Prisoner of Azkaban)」(2004年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    映画「ハリー・ポッター」シリーズの第三弾。 _ ホグワーツ魔法学校の3年生となったハリーたち。 _ 魔法牢獄アズカバンから脱走した囚人「シリウス・ブラック」が、ホグワーツ魔法学校に近づき、ハリーの命を狙っているようだが・・・というストーリー。 _ 前作にも増して、何でもありの魔法使いのおとぎ話になっておりました。(笑) _ シリウス・ブラックとハリーの関係、ハリーの両親との関係がちらほらまぶされて、どうやら話は続いていくような感じ。 _ 学年を重ねるごとに、成長が早いハリーたち。1作品毎に別人のように大人びております。他人の子供の成長は早いもんだというのが一番の感想でした。 https://amzn.to/3UmgTrt

  • 「日本の色 売れる色には法則があった!」桜井輝子:監修

    身近にある売れている商品、売れている企業などを日本の伝統的な色を絡めながらデザイン・配色について解説した内容。 _ インパクトがあって記憶に残る商品や企業のロゴ・デザインというのは、なるほど考えられているんですよね。 _ 「和食は、和色で、できている」という味の素の広告は、圧巻でした。 _ 日本の食卓を彩り豊かにしてきた食べ物には、それぞれ独特の色の名前があるんですね。 _ これまで何気なく見ていたあらゆる色彩に、もっと心奪われるきっかけが出来ました。 https://amzn.to/49opKNQ

  • 「マグニフィセント・セブン(The Magnificent Seven)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    黒澤明作品の「七人の侍」を西部劇版にした「荒野の七人」(1960年)をリメイクした作品。 _ 苦労の末に開拓したローズ・クリークという町の近くに金鉱が発見され、悪徳実業家ボーグが住民たちを追い出そうと殺戮を開始。 _ 夫マシューを殺されたカレンは、ボーグを倒すために助っ人を探し、委任執行官サム・チザムに出会うが・・・というストーリー。 _ 黒人・アジア人・ネイティブアメリカン・白人といった多国籍軍的なメンバーになっていて、(性格的な)キャラ立ちという面では若干弱い印象でした。 _ 「荒野の七人」(1960年)の方は、住民がもっとガツガツ迫ってきてましたが、本作はカレンという美女がメインで助っ人集めしています。 _ けど、結果はわかっちゃいるけど、最後まで楽しめる作品です。さすがオリジナルは黒澤明作品ですね。 _ もう一度、本家の「七人の侍」を復習しないといけません。..

  • ぱりんこ のり香る梅味 買ってみた!

    期間限定で「ぱりんこ」の新味「のり香る梅味」が販売されていたので、買ってみました。 _ ちょっと甘ずっぱい梅の味がアクセントになっている「ぱりんこ」です。 _ 個人的には、まぁ普通のぱりんこが、一番好きです。

  • 「椿三十郎」(1962年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    城代家老に汚職に関する意見書を提出したが受け入れられず、憤慨し神社の社殿で密談していた若侍九人。 _ たまたま話を聞いていた浪人の椿三十郎が、黒幕は大目付だと指摘。 _ そこへ刺客がやってきて、椿三十郎は若侍たちを手助けすることとなり、やがてお家騒動に巻き込まれて行くが・・・というストーリー。 _ 椿三十郎役に三船敏郎、ライバルの室戸半兵衛役に仲代達矢、若侍のリーダー井坂伊織役に加山雄三、保川邦衛役田中邦衛、お姫様の千鳥役に団令子と、錚々たるメンバー。 _ 全体の話は単純なのですが、椿三十郎の臨機応変な対応、敵の騙し方が絶妙で面白く、最後まで引き込まれました。 _ このリズム感こそが、黒澤マジックの本質なのですが、なかなか上手く言語化できないですね。 https://amzn.to/3vJb3Gp

  • 来年の大阪万博、地震や津波が来ても本当に大丈夫なの?

    万博協会が作成した防災計画について、色々とツッコミが入っているというニュースがありました。 _ 参照: 「津波も忖度」大阪万博の会場「夢洲」南海トラフ大地震でも「津波は来ません」「液状化しません」妄想防災計画にSNS大荒れ https://news.yahoo.co.jp/articles/60cb623d5637a00e57c8dea9df2337330bcb41a5 _ 確かに素人の私が読んでも、アマアマな内容だと思ったのですが、実際に万博が開催されている時に、津波が来たらどうしたら良いのでしょうか? _ この「防災基本計画(初版)」には、万博会場となる夢洲(ゆめしま)は、「地盤の高さが平時で11m、満潮時でも5m以上も高いので、津波が来ても大丈夫でっせ」ということなのですが、例えば、東日本大震災の時の津波の高さは、福島県相馬では9.3m以上、宮城県女川漁港で14.8m..

  • 「ハリー・ポッターと秘密の部屋(Harry Potter and the Chamber of Secrets)」(2002年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ホグワーツ魔法魔術学校の2年生となったハリー・ポッターたちが、生徒たちを石にしてしまう謎の事件を解明しようとすると、ホグワーツ城には「秘密の部屋」があることを知るが・・・・というストーリー。 _ はい、前作にも増して、魔法とファンタジー度がアップして、何でもありのハリー・ポッターの世界を楽しめるって感じの作品です。 _ やっぱり暗い学校のトイレと秘密の部屋という洞窟で、色々わちゃわちゃするというパターン。 _ 前作から一年、ハリーたちも一年進級しただけなのに、急にお兄さんっぽくなって、子供の成長は早いね、と実感できる作品でした。(え!そこに注目?) https://amzn.to/3vGrNya

  • 「キム・フィルビー かくも親密な裏切り」ベン・マッキンタイアー:著、小林朋則:訳

    冷戦時代、ソビエト連邦のスパイ(KGB)でありながら、イギリスのスパイ(MI6)としても活動していた二重スパイ、キム・フィルビーの一生について書かれた内容。 _ イギリスのスパイ時代の友人ニコラス・エリオットとは20年以上、同僚として、友人として活動していたが、やがてキムに二重スパイの疑惑が出てきて、その友情に変化が起こる。 _ 読んでいて、正直辛かった。誰も幸せじゃないしね。 _ ベイルートからモスクワへ「蒸発」したキム・フィルビーは、果たして上手く逃げたのか?それとも、上手く追い出されたのか? _ 「真実は小説より奇なり」とは、まさに彼自身と彼の周りの人の人生のことのようだと思える衝撃的な一生でした。 https://amzn.to/3Hzau4t

  • 「風に立つライオン」(2015年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    長崎大学熱帯医学研究所の医師としてケニアに派遣され現地医療に従事していた柴田紘一郎のエピソードに触発され歌手のさだまさしさんが製作した楽曲「風に立つライオン」を基に映像化した作品。 _ 恋人を日本に置いたままケニアに行き、その地で医師として悩みながら現地の人々を救い、傷ついた子供達を救うために孤児院まで創設したが、最後はゲリラに巻き込まれて・・・というストーリーです。 _ 柴田紘一郎氏は、実在の人物ですが、映画のエンディングとは違う人生を歩まれています。 _ 東日本大震災後の東北の風景も絡めつつ、感動できる話に仕上げられています。 _ ですが、ちょっと長い。 _ 泣き所は随所にあったのですが、先が読める展開でしたし、「感動ポルノ」ギリギリのパターンでした。 _ それでも、東日本大震災を心配してトウモロコシの種を寄付してくれるケニアの女性のシーンは良かった。 htt..

  • 徳林庵(臨済宗南禅寺派)(とくりんあん) in 京都市山科区

    京都山科の東、四ノ宮にあるお寺「徳林庵(とくりんあん)」。 _ 六角形のお堂が特徴的な臨済宗南禅寺派のお寺です。 _ 創建は、1550年に南禅寺第260世住職の雲英正怡禅師によってされたそうですが、元々ここにはお地蔵さんがあって、旅人や庶民をお守りしてくださっていました。 _ ここの井戸は、運送往来の牛馬の水飲場として使われ、「文政四巳年六月吉日、大阪 名古屋 金沢 奥州 上州 宰領中」と刻まれています。 _ この街道を通って、大津方面経由で東海道へ、また京都を目指す人は、峠を越えてこの地にやってきてホッと一息されたことでしょう。 _ 昔の雰囲気が想像して味わえる趣のある空間でした。

  • 「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(Mobile Suit Gundam Char's Counterattack)」(1988年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    「機動戦士ガンダム」での戦争が終わってから14年後(宇宙世紀0093年)、シャア・アズナブルが「このままじゃあかん」とネオ・ジオンを率いて地球連邦政府に戦争を仕掛ける。 _ 小惑星アクシズを地球に落下させて滅ぼそうとするシャアをアムロを筆頭の地球連邦軍が阻止しようとするのだが・・・という話。 _ TVシリーズの「機動戦士ガンダム」の続編で、オリジナル映画という位置づけですが、2時間の作品にしては詰め込み過ぎ感がありました。 _ やっぱりシャアはマスク姿じゃないとしっくり来ないわ。 _ モビルスーツのデザインも、かっこ良くなったのもあれば、なんかイマイチのもあり。 _ この作品で登場するキャラクターの深掘りも、やはり難しいですね。(クエスお嬢さんの振る舞いも妙に鼻につきますし・・・) _ 色んな意味で、ガンダムを楽しむにはちょっと消化不良という感じがする作品でした。 ..

  • 「アルキメデスの大戦」三田紀房:著 (全38巻)大人読み完了しました。

    以前に途中まで紹介していた「アルキメデスの大戦」が完結しました。 _ 参照:【漫画】「アルキメデスの大戦」三田紀房:著 (既刊16巻)大人読みしました。 https://imakokowoikiru.hatenablog.com/entry/2019/07/12/060000 _ 日本が軍国主義に突入しつつある昭和の初期、天才数学者の櫂直(かいただし)が、何とか日米大戦を回避しようと画策したが果たせず、戦争が始まってからは早く終わらせようとするのだが・・・というストーリー。 _ 櫂直の存在はフィクションですが、戦争時の情勢はかなり史実に沿っていて正確なので、勉強になりました。 _ 決断ができない日本人の様子も的確に表現されています。 _ 新たな激動の時代、本当の意味で先の大戦を反省しないと、また同じ轍を踏むのでは?と危惧してしまいます。 _ なぜ、日本は負けたのか..

  • 「きっと、うまくいく(3 Idiots)」(2009年) 再び観ました。(オススメ度★★★★★)

    この作品も久しぶりに鑑賞しました。 _ インドの超難関理系大学にエンジニアを目指し入学したランチョー、ファルハーン、ラジューの友情物語なのですが、背景にはインドの過激な学歴競争という社会問題があり、その中で「自分らしく生きる」ことを問うた作品です。 _ 笑いあり、涙あり、踊りや歌あり、盛りだくさんのインド映画です。 _ 今回見直して、よくもこんなにたくさんの要素(友情・青春・恋愛・過激な受験・花嫁略奪・教育問題・自殺・再会など)を詰め込んで、最後は気持ちいい青春物語にまとめているって、なかなか凄いなぁと感動しました。(約3時間の長丁場は、結構お腹一杯になりますけどね。) _ しかし、なぜランチョーは卒業して10年間も仲間に連絡しなかったのだろう? _ 影武者として学校を卒業したことを隠すためなのか? _ その点は、ちょっと不明だったのですが、それがあっても★5つのオ..

  • 「図説 地獄絵の世界」小栗栖健治:著

    日本人が昔からビビっていた死後に落ちる地獄の世界を、写真たっぷりに用いて解説した内容。 _ 古事記の世界観にもあるような黄泉の世界と、仏教的な来世の世界としての地獄がミックスされていって日本人の死生観が出来ていく様子が面白かった。 _ 子供が親より早く死ぬことも「家」を継承できなかったので、地獄に落ちるという発想になるんです。 _ あと、どの絵にも地獄には「火」があり、落ちた人は常に炙られてました。 _ 永遠とも思われる長い時間苦しみに耐えなければいけない「地獄に落ちないように、現世で徳を積まないといけませんよということなのですが、最近の日本人は、そんなことさえ忘れて、現世を「地獄化」しているのではないでしょうか? https://amzn.to/491G9r3

  • 「天空の城ラピュタ」(1986年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    もういつ観たのか覚えていないくらい久しぶりに鑑賞しました。 _ 細かい部分は覚えていませんでしたが、改めて観ると、よく作り込まれている作品でした。 _ 空に浮かぶ伝説の島ラピュタ王国の王女シータが受け継ぐ飛行石のペンダントを巡り、国防軍に捕らえられたシータを救おうと機械工バズーが海賊の仲間になり・・・というストーリーです。 _ 「未来少年コナン」と「風の谷のナウシカ」と「ルパン三世カリオストロの城」の要素を絶妙に散りばめながら、少年宮崎駿がお姫様(シータ)を救う気持ち良い冒険活劇でした。 _ ジブリ作品で、この「お姫様を救う」定番の展開は、案外無いんですよね。(その後、ジブリでは、聖なる少女が圧倒的に活躍する作品が増えていきます。) _ ということで、安心して「ラピュタ」という伝説に没入できました。 _ これだけ良くできた作品なのに、興業的には赤字だったそうです。 ..

  • 宮島八幡宮(浮島八幡宮)跡 in 徳島県阿波市善入寺島(旧粟島)

    川島城のそばにある川島神社から吉野川方面へ、潜水橋である川島橋を渡って善入寺島(旧粟島)へ行きました。 _ 昔この島には、浮島八幡宮(宮島八幡宮)という神社があったそうです。 _ 一説によれば、浮島八幡宮は白鳳2年(674年)の創建で、式内大社・忌部神社とも言われている由緒ある神社だったそう。 _ ですが、大正時代に洪水の多い吉野川を改修するということで、島に住んでいた住民(約3000人)を立ち退きさせました。 _ そして、浮島八幡宮を、ダイナマイトで爆破したとのことです。 _ この辺りにあった神社の神様をまとめて先日お伝えした川島神社に祀ったとのこと。(めっちゃ雑!) _ どうも今の皇室の歴史と関係する忌部氏の歴史を消すためにしたとの噂が・・・。 _ 粟、阿波、あわわ・・・ということで、実際に浮島八幡宮があったとされる所に行ったのですが、かなり最近作られたよう..

  • 「ハリー・ポッターと賢者の石(Harry Potter and the Philosopher's Stone)」(2001年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    映画「ハリー・ポッター」シリーズの第1作目。実は、初めて鑑賞しました。 _ 11歳の誕生日にホグワーツ魔法学校への入学通知が来て、自分が魔法使いの家系のサラブレットだと知るハリー。 _ 魔法学校に入学したハリーは、やがて友達が出来、充実した生活を送りながらも、「賢者の石」と呼ばれる不思議な石の秘密を知り、それを悪い魔法使いヴォルデモートから守るべく冒険に挑むのだが・・・というストーリー。 _ はい、めちゃくちゃおとぎ話でした。 _ 恵まれない環境に育った男の子が、実は魔法使いの家系のサラブレットで、魔法学校では友人と魔法を使いながら大活躍するというパターン。 _ そりゃ子供には、たまらないシチュエーションですね。人気が出るのも頷けます。 _ 暗い学校の中のシーンが多かったのは、2000年代初めの特撮技術を考えると仕方ないレベルなのでしょう。 https://amz..

  • 「安倍晋三 回顧録」安倍晋三:著、橋本五郎・尾山宏:インタビュー、北村滋:監修

    安倍元首相に36時間ものロングインタビューをした内容をまとめたもの。 _ 「なるほど、あの時は、背景にこういうのがあったのか?」という発見と、「役人って、政治家にこんなに非協力的なの?」という驚きの数々でした。 _ もちろん、安倍さん側の証言だけを鵜呑みにすることは出来ませんが、「政治的決断」というのは「重責」という言葉がピッタリだと思える内容でした。 _ しかし、安倍ちゃんの暗殺(とそれに関係する数々の事象)は、日本史の大きな汚点になるのは確実ですね。 https://amzn.to/47xprP5

  • 「ルパン三世 the Last Job」(2010年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    『ルパン三世』のテレビスペシャルシリーズ第21作で、長年ルパンシリーズの声優を担当してきた、井上真樹夫さん(石川五エ門)、増山江威子さん(峰不二子)、納谷悟朗さん(銭形耕一)が本作を最後に降板した作品。(という意味で、「the Last Job」です。) _ 今回のルパン三世の狙いは、戦国時代の仏像「地獄如来像」。この仏像には、ある秘密が隠されているという。 _ その「秘密」を手に入れるためにテレビレポーターに扮したICPOの刑事神楽坂飛鳥(実は、風魔一族の末裔)と、ハイテク忍者軍団率いる武装集団が、お宝の正体を手に入れるために争奪戦が始まる・・・というストーリー。 _ 現在に忍者が出て来て先祖の秘密を探ったり、16世紀にローマの科学者と日本の山賊達が関係していたりと、面白い設定ではあったけど、ストーリー的にはごちゃごちゃした感じ。 _ 結局、ルパンの目的は何だったんだ? ..

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