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  • 「ルパン三世 天使の策略 ~夢のカケラは殺しの香り~」(2005年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    アニメ『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第17作で、2005年に放送された作品。 _ ルパン三世のTVシリーズは全作品観たと思い込んでいたけど、この作品は初見でした。 _ UFOのカケラとされる「オリジナルメタル」を巡り、ルパン一味と女性だけの反米テロ集団「ブラッディエンジェルス」の攻防戦を描いたもの。 _ ルパン三世のTVスペシャルらしく、分かりやすい展開、先が適度に読める裏切り、各メンバーの活躍と、すんなり楽しめる内容でした。 _ 悪役が全て女性で、犯罪に手を染めた背景も描かれていたので、心情的にも納得できやすい作品となっています。 _ けど、テロ集団「ブラッディエンジェルス」のボス「エミリー」が、銭形警部の部下の新米捜査官に扮しているのに、なぜ「オリジナルメタル」を奪わなかったのだろう? _ 一番最後まで見て振り返ると、そこだけが、少し納得できない設定でし..

  • 猿田彦神社(さるたひこじんじゃ) in 京都市上京区

    京都市上京区上御霊前町に鎮座する神社で、御霊神社の西にあります。 _ 御祭神は、猿田彦大神と天鈿女命です。 _ 創祀年代は不詳ですが、社伝によれば、延暦13年(794年)平安京遷都の年に、左大臣紀古佐美・大納言藤原小黒麿に命じて当社を造営したとのこと。 _ 皇居造営にあたって、この社の土でもって地鎮の神事が執行されたと伝わっています。 _ こじんまりしてますが、めちゃくちゃ由緒のある神社ということです。 _ ご利益は、火防、交通安全、夫婦和合。 _ こういう気づかないような場所で、人々をお守り頂いている神社って、何か良い感じです。

  • 「トゥームレイダー(Lara Croft: Tomb Raider)」(2001年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    アンジェリーナ・ジョリー演ずるトレジャーハンターのララが、父親が残した謎の時計を基に光のトライアングルを探す旅に出るが・・・という冒険活劇モノです。 _ 女性版インディー・ジョーンズって感じのゲームがオリジナルの映画作品です。 _ アンジェリーナ・ジョリーがバシバシやっててカッコいい! _ まぁ、それだけの内容でした。 https://amzn.to/3OFkdeu

  • 愚痴やボヤキをより良い社会のために続けていこう論

    先日、仕事で、商標登録ということをしたんですよ。 _ 特許庁というお役所に、「これがうちのブランドのマークやで!」ということを登録する作業なんですけど、これがかなり大変でした。 _ 大変というか、作業の内容自体は振り返ってみると大したことありません。 _ 過去に同じ内容の登録が無いことを確認して、決められた項目を入力して登録、申請するだけ。 _ 技術的な特許申請とかになると、その内容を調べていかないといけないので、ずっと大変でしょうが、商標登録っていうのは、同じロゴが無いか調べるだけなので、そんなに難しくありませんでした。 _ それで何が大変だったかというと、その登録する作業が色々と引っ掛かって「大変」だった訳です。 _ まず、使っているパソコンがMacではダメで、Windowsしかダメだとか、色んなソフトをインストールして作業しないといけないとか、申請するのに「電..

  • 「007/ムーンレイカー(Moonraker)」(1979年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    「ジェームズ・ボンド」シリーズの第11作目で、制作当時ブームだったSF的な要素を盛り込んだ作品。 _ 「遂にボンドが宇宙へ進出した作品」として注目されたとのことで、これまでの作品の中でもかなり破茶滅茶な設定になっています。 _ アメリカからイギリスへ空輸中のスペースシャトル「ムーンレイカー」がハイジャックされ、その調査に乗り出したジェームズ・ボンドは、シャトルを製造したヒューゴ・ドラックスを訪れるのだが・・・というストーリー。 _ 敵のドラックスのいるカリフォルニアからイタリアのベニス、リオデジャネイロを経てアマゾンから、「ムーンレイカー」で宇宙へと駆け巡るボンド。 _ 最後は謎の宇宙ステーションで、レーザーガンで撃ち合いの戦闘へと、なかなかの展開でした。 _ 前作「私を愛したスパイ」がかなりドラマ的な要素があったのに、今作はぶっ飛んでます。 _ SF的には荒唐無稽..

  • 「真夏の死」三島由紀夫:著

    海難事故で幼い子供を失った夫婦の心情を描いた「真夏の死」を含む三島由紀夫が自ら選んで解説もつけた短編集。 _ 短編だからこそ味わえる斬れるような三島の感性を堪能できる作品集です。 _ 分かりやすく明確なオチがある作品は少なかったです。(いわゆる「ショート・ショート」みたいな感じではない。) _ この描写の裏に何を伝えたかったのだろうと考えることで、とても脳の刺激になりました。 https://amzn.to/3Ixc0W2

  • 「ロボコップ(RoboCop)」(2014年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    過去に3作品作られた映画「ロボコップ」のリブートもので、2014年に公開された作品。 _ 2028年、オムニコープ社は中東に治安維持用の軍事ロボットを投入し利益を得ていたが、アメリカ国内への導入は、国民の反対が根強く達成できていなかった。 _ そこで、アメリカ国民に愛される製品として機械と人間を融合させたロボコップを作り、ロボット導入を目論むのだが・・・というストーリー。 _ まさにアメリカという国の傲慢さを皮肉っているような内容でした。(笑) _ 結局、開発当初は上手く行っていたのに、一部の欲望に駆られた人間によって、ロボコップの感情を抑制することとなり・・・はい、結末は想像の通りです。 _ まぁ、訴えたいことは理解できるのですが、「ロボコップ」をダシに使って、倫理観を問う感じの微妙な仕上がりになっておりました。 https://amzn.to/42LqZ69 ..

  • 稲葉神社(いなばじんじゃ) in 京都市伏見区

    京阪電車で京都へ向かう途中淀駅の手前に見える淀城跡公園に鎮座する稲葉神社。 _ 隣接する與杼神社の末社のような感じがしますが、この城壁に建てられた神社としては、この稲葉神社の方が先です。 _ 江戸時代(1885年)に旧淀藩士により創建。 _ 御祭神は、稲葉正成公です。(正成系稲葉家宗家初代) _ 継室の福(春日局)の方が有名かも知れません。 _ 正成の子孫は稲葉家として明治維新後の廃藩まで淀藩主を勤められた武士です。 _ やっぱり自分の城に神様として後々まで祀られるというのは、武士としてはこの上ない幸せでしょうね。 _ 淀城の城壁と堀が一部残っていて、本当に素晴らしいで空間でした。

  • 「劇場版マジンガーZ/INFINITY」(2018年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    かつて悪の科学者Dr.ヘルによって滅亡寸前になった人類を「マジンガーZ」を操る兜甲児と仲間の活躍により平和な時を取り戻していた。 _ というテレビアニメシリーズの終わりから10年後の設定で、45年ぶりの新作とのことです。 _ 富士山地中に埋まった超巨大遺跡インフィニティとそこから現れた謎の生命体リサ。 _ 同じ頃Dr.ヘルが復活し、インフィニティを使い世界征服を試みる・・・というストーリーです。 _ テレビシリーズが昔過ぎて内容忘れてしまっていましたが、観ていると思い出してきました。 _ 巨大ロボットアニメの原点、マジンガーZ。 _ 機械獣とのバトルシーンはカッコよかった。 _ ストーリー的には、何というか「エヴァ」の影響がある評価がありますが、SFロボットアニメの原点が「マジンガー」なので仕方ないかなぁ。 _ 途中のセリフも妙に説教っぽくて笑ってしまいまし..

  • 「敗者のゲーム[原著第8版]」チャールズ・エリス:著

    世界中の投資家に読み継がれてきた「市場と投資の本質」を伝える投資哲学の名著ということで読んでみました。 _ 勝つことよりも、負けないことが大事。→はい、そうですね。 _ 結局、「インデックス・ファンド」への投資が一番良いよとのこと。→世界全体の経済というのは、長い目で見ると成長し続けますからね。 _ あと色々書いていましたが、要点をまとめると、以上のような感じです。 _ さすがは長年読み継がれてきた投資哲学の名著です。 _ 見た・聞いたことのあるような内容がズラリと並んでおりました。 https://amzn.to/3IweAeK

  • 今の若者はキラキラネームが標準になっている?はず・・・

    いよいよ高校野球が佳境に入ってきました。 _ 毎年のことながら、球児の名前の読み方が複雑すぎて(?)読めません。 _ 例えば、空駈斗(たかと)さん、夢咲(ゆめき)さん、桜翼(おうすけ)さん、実杜(みつと)さん・・・などなど、ふりがなをつけても読めません。 _ けど、これって昭和に生きたオッさんの感覚なのかも?と思ってしまったんですよね。 _ ひょっとしたら、今の学生さんは子供の頃から、こういう変則的(?)な読み方に親しんでいるので、普通に読めるのか? _ あるいは、こういう変則的に感じる読み方も、一定のルールがあると認識できているのか? _ まぁ、そうやって時代は進んで行くのかも知れません。

  • 與杼神社(与杼神社)(よどじんじゃ)in 京都市伏見区

    京阪電車で京都へ向かう途中淀駅の手前に見える城壁の中に鎮座する與杼(よど)神社。 _ 淀(納所・水垂・大下津)地域の産土神として地域の氏子に慕われています。 _ 御祭神は、中央に豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)、向かって右側に高皇産霊神(タカミムスビノカミ)、向かって左側に速秋津姫命(ハヤアキツヒメノミコト)の三柱です。 _ 創建については、僧の千観内供が応和年間(961年~963年)に、肥前国(佐賀県)の與止日女(ヨドヒメ)神社より、淀大明神として勧請したのが始まりと言われています。 _ ひょっとして、「淀川」のヨドも、ここからきたのか?想像すると楽しいです。 _ 本殿・拝殿は、明治年間に移築・遷座されたのですが、昭和46年に本殿(本殿内の木造狛犬一対を含む)と拝殿の二棟が国の重要文化財に指定されました。 _ けど、その後、昭和50年に本殿が花火遊びで全焼したって..

  • 「007/私を愛したスパイ(The Spy Who Loved Me」(1977年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    「ジェームズ・ボンド」シリーズ第10作目で、ロジャー・ムーアのボンドとしては3作目にあたる作品。 _ 核ミサイルを搭載したイギリスの原潜とソ連の原潜が消息を絶った。 _ その調査を命じられたジェームズ・ボンドはエジプトに飛ぶが、そこでソ連の美人スパイ「トリプルX」に出会い、共同で任務に当たることになるが・・・というストーリー。 _ 自分の恋人を殺害した敵国のスパイ(ボンド)と仕事をすることになったが、そのスパイに惹かれていくジレンマも描かれていて、これまでのボンドシリーズにない人間ドラマが描かれています。 _ アクション・シーンも結構テンポよく、カメラワークも進化している感じで楽しめました。 _ これまでの「ジェームズ・ボンド」シリーズの中で一番レベルが総合的に高く、★4つです。 _ ちなみに本作のボンドガールのソ連のスパイ「トリプルX」を演じている女優のバーバラ・..

  • 「バカと無知」橘玲:著

    差別、偏見、いじめ、他人へのマウンティングなど、「きれいごと」だけで表面上動いているような人間社会では見たくない複雑な現実を、化学的知見から分析した内容。 _ ヒトは一人では生きていけない社会的な動物なので、弱者に共感して支援する、仲間のために犠牲になる。(はい、分かります。) _ 一方、性愛競争に勝ち残ってパートナーを得て、子孫を残さないといけない、その為には他者を押しのけて生きる。(なるほど、そうだ。) _ その結果、仲間と徒党を組んで敵と戦いながらも、仲間を陥れて集団内の自分の地位を上げるという複雑な戦略を強いられるようになった。 _ なので、「陰謀」が集団内に蔓延し、絶対悪も絶対善も存在しなくなっているとのこと。 _ この「人間らしい」特性に注意を払えば、もう少し行きやすい世の中になるのでは、と提案されています。 _ なるほどね。いじめが無くならないのも、戦..

  • 「ロボコップ3(RoboCop 3)」(1993年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    映画『ロボコップ』シリーズの第三弾。(パート2の出来が酷かったのですが、観てしまった) _ 治安が乱れたデトロイトで、オムニ社は都市再開発計画を進め、住人達を居住区から暴力を用いた強制退去を開始。 _ オムニ社への忠誠をプログラムされていたロボコップだったが、市民の反乱軍に発砲するオムニ社の私兵に攻撃を受け、相棒のルイス巡査を殉職で失い、反乱軍側につくのだが・・・というストーリー。 _ オムニ社を買収したのが、日本企業のカネミツだったり、ロボコップを止めるための最新鋭のアンドロイドが日本刀をぐるぐる回す攻撃をしたり、結構散らかっています。 _ 最後は、オムニ社と市民反乱軍、反乱軍についたデトロイト市警が戦争のようになり、ロボコップが飛んできて攻撃という、かなりの破茶滅茶具合でしたが、普通のSFロボット映画と思えば、それなりに楽しめました。 _ この時代、日本企業が嫌われ..

  • 「ルサンチマン」花沢健吾:著(全4巻)大人読みしました。

    デブでハゲ気味のさえない坂本拓郎(たくろー)は現実世界での恋愛を諦め、最新式のバーチャルリアリティー技術で構成されたギャルゲーに没落していってしまう。 _ しかし、たくろーが買ったAIソフトはノーマル品ではなく、従順なはずのAI「月子」は、いきなりオーナーのたくろーの恋愛を拒否するのだが・・・というストーリー。 _ 「現実世界で絶望的にモテない男達が現実を諦め、仮想現実に愛と救いを求める」パターンの作品なのですが、なかなか面白い設定でした。 _ これくらいしっかりした設定なので、もっと展開を広げられたのかと思うのですが、途中で打ち切りになったのでしょうか? _ 微妙に終わりを急いだ感じの結末で残念でした。 _ 仮想の世界に没落してしまい、現実との境がわからなくなってしまう恋愛初心者って、現実世界でも出てきそうで怖い。 _ 仮想現実が現実世界に影響を及ぼす系の作品は、..

  • 「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    「キングダム」の実写版の第二弾。 _ 信が蛇甘平原での初陣に出て、羌瘣らと出会い、秦軍が逆転勝利する辺りを描いたもの。 _ 前作に引き続き、羌瘣役が清野菜名さんだったり、麃公役が豊川悦司さんだったりと「うまいこと役者を選ぶなぁ」と感心する所や、戦闘シーンはすごいなぁと、この作品らしい素晴らしい点も多かった。 _ けど、ストーリー的には単調ですね。 _ 信が初陣で超人的な活躍をする・・・まぁそれだけです。 _ 羌瘣とのエピソードもこんな感じだったっけ?もう一度、コミックスを読み直してみよう。 _ 個人的に、河了貂(橋本環奈)の出番が少ないのと、楊端和(長澤まさみ)の出番がほとんどなかったので、★1つマイナスです。 https://amzn.to/3Qjk7Kv

  • 【犠牲者に焦点を当てた報道は、冷たい日本人を形成する策略なのかも知れない論 】

    8月がやってくると、「戦争」のことを取り扱った報道が増えてきます。 _ 忘れないように毎年取り扱うことは大事なのですが、どうして人(犠牲者)に焦点を当てた内容ばかりなんだろう?と思うんです。 _ もちろん、人に焦点を当て、ストーリー(物語)性で訴えることは、感情には響くかも知れませんが、毎年繰り返す「反省」としては効果がだんだん薄れてくると思いませんか? _ 改めて言うまでも無いですが、命をかけて戦った兵隊さんたちや、空襲という虐殺に巻き込まれ犠牲になった一般庶民、苦労しながらも戦後を生き抜いた我々の先祖には、敬意を払うしかありません。 _ けど、もし本当に「日本が侵略戦争をしない」「日本だけ戦争という外交手段は使わない」「世界中から核兵器をなくす」「世界中が戦争をしない」「他の国はどうなっても良いから日本だけは軍隊を持たずに今の平和を満喫したい」と願うのであれば、(1)ま..

  • 「ワルキューレ(Valkyrie)」(2008年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    1944年に起きたヒトラー暗殺未遂事件「7月20日事件」のことを、メインで実行したクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐を中心に描いた作品。 _ 史実としてこのヒトラー暗殺計画は失敗に終わることを知っているので、「どこで失敗するのだろう?」とずっとヒリヒリするような緊張感で観ていました。 _ そのシュタウフェンベルク大佐を演ずるのが、トム・クルーズですからね。 _ あのスパイ映画なら必ずミッションを成功させるので、この作品でも「ひょっとして」と思ってしまう悲しさ。 _ ヒトラーの独裁を暗殺を企てた反乱軍側は、果たして「国賊」なのか?こんなドイツ人もいたと解釈できる「英雄」なのか? _ 暗殺計画が失敗したという史実を知っていながらも、考えさせられる内容でした。 https://amzn.to/3VNYMcy

  • 涼森神社(すずもりじんじゃ)in 京都市伏見区

    宇治川と桂川が合流して淀川になっていく先端あたりに鎮座する涼森神社。 _ 道に迷わなかったら、ただの森かと思って気づかなかったと思います。(それだけ緑が茂っている) _ 仁徳天皇が高津宮に遷都された際(5世紀前半?)、この地に安在所(行宮・頓宮・御旅所)を置かれたのが、この神社の始まりと言われています。 _ ただ、元禄年間(1688~1704年)に火災に遭って、社記がことごとく焼失したため、神社の詳しい記録が残っていないとのことで、非常に残念です。 _ 御祭神は、白髭大神(しらひげのおおかみ)・神速須佐之男命(かみはやすさのおみこと)・大国主命・事代主命(ことしろぬしのみこと)・菅原道真公です。 _ 神社の名前も、当初「水津野神社」「水津森」とも言われていたが、樹木深く涼しかったことから「涼森神社」「夕涼宮」「涼宮」になった?菅原道真公が九州へ左遷される際に、鈴を献上し..

  • 「イージー・ライダー(Easy Rider)」(1969年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ヒッピーの若者二人が放浪の旅に出るというアメリカン・ニューシネマの代表作。 _ 正直「アメリカン・ニューシネマ」というジャンルはあんまり得意ではないのですが、この作品からはこの時代のアメリカの雰囲気が伝わってきて、なんか納得できました。 _ ストーリー的には、ヒッピーの二人がコカインの密売で得たお金をバイクのタンクに隠し、アメリカ大陸をオートバイで放浪して、最後はヒッピー嫌いの農民(?)に撃たれるって話です。 _ なぜか、祭りのパレードに無断でバイクで参加したとかで留置場に入れられたり、途中知り合った弁護士が野宿中に撲殺されたり、売春婦とわちゃわちゃしたりと、結構無茶苦茶な内容でした。 _ ただ、この時代の雰囲気って、こんな感じだったのかなぁというのは伝わってきました。 _ 本当の「自由」というのをはき違えている感じも良くわかった。 _ しかし「ヒッピー」だからとい..

  • 「学生のレポートにChat GPTを使って良いのか?」使わないなんて有り得ない時代にする命題ではない迷題

    最近、Chat GPTをはじめとする「生成AI」と呼ばれるAI(人工知能)が飛躍的な発展を遂げていて、かなり身近なものになってきています。 _ 生成AIというのは、人工知能が自ら答えを探して学習する「ディープラーニング(深層学習)」を用いて構築された機械学習モデルのこと。(謎) _ まぁ、簡単に言えば、創造性が求められることも、コンピューターが自分で学習して、たいがいのことはやってくれるようになったということです。(誤った情報も含め) _ これはテレビのニュースでやっていたのですが、大学で「学生はどう生成AIと付き合うべきか?」みたいなことを議論していました。 _ レポートなどの課題も、この生成AIを使えば、簡単に作成することが可能になったからですね。 _ そのニュースの中では、様々な意見があったのですが、結論的には「悪用しないように、できるだけ使わないように」みたいな..

  • 「007/黄金銃を持つ男(The Man with the Golden Gun)」(1974年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    映画「ジェームズ・ボンド」シリーズ第9作目で、ロジャー・ムーアが演じる007の2作目。 _ 「黄金銃を持つ男」の異名を持つ殺し屋スカラマンガから、ジェームズ・ボンドの元に殺害予告と思われる黄金の銃弾が届く。 _ スカラマンガを探す為にマカオを向かうボンドだったが、スカラマンガが太陽光エネルギー変換装置を所持していることが分かり・・・というストーリー。 _ ボンドが香港・マカオ・タイを舞台に暴れ回るのも本作の魅力の一つ。(約50年前のアジアの様子が分かる。但し、なぜか香港とタイが地続きになっているような感じで描かれています。笑) _ 全体的にコミカルな内容になっていますが、殺し屋とスパイの騙し合い、追いかけっこが全体の軸となっていて結構楽しめました。 _ 最後は騙し合いじゃなくて、紳士的に一対一の決闘なんですね。 _ 前作「死ぬのは奴ら」で出てきたアメリカのペッパー保..

  • 「お天気お姉さん」安達哲:著(全8巻)大人読みしました。

    テレビ局ATVでセックスアピールを武器にしながら天気予報をし人気を保つアナウンサー仲代桂子と、彼女の同僚河合倫子・島森かおりの壮絶な権力争いを描いた作品。 _ なんか、バブル期の浮かれた日本、まだまだ女性が「性的アピール」だけでしか仕事が出来なかった時代を面白おかしく表現しています。 _ 今なら完全にセクハラ・パワハラで訴えられそうな内容ばかり・・・(笑) _ 女性が権力争いに勝つ抜こうと思えば、性的な魅力しかないというのは、実は不幸な時代なのでしょうね。 _ そして、今も少なからず、そういう側面が残っているのかも知れません。 _ セックスアピールのシーンは面白かったのですが、時代性を考えると、何かちょっと悲しくなる作品でした。 https://amzn.to/3MndDI9

  • 【原爆投下前にタイムスリップ出来たら貴方は「過ち」を避けることが出来るのか? 】

    昨日8月6日は、広島に原爆が投下された日です。 _ 広島平和記念資料館にある原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)には、次のような碑文が刻まれています。 _ 「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」 _ しばしば、このメッセージの主語は誰を指すのか?と議論になります。 _ 広島に原爆が落とされて被害者は、広島市民(日本国民)なのに、まるで日本が「過ち」を犯したかのように汲み取れるのはおかしいのではないか?というような主張です。 _ アメリカ人は、「原爆投下は終戦を早める効果があり正当なものだ。」と考えているとよく言われます。 _ これに対して、広島市の公式見解としては、「碑文の中の「過ち」とは、一個人や一国の行為を指すものではなく、人類全体が犯した戦争や核兵器使用を指しています。」と答えています。 _ 参照: https://www.city.hiro..

  • 「ロボコップ2(RoboCop 2)」(1990年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    映画『ロボコップ』の第二弾。 _ 「ヌーク」と呼ばれる新型の麻薬が蔓延し犯罪が収まらない近未来のデトロイトで、オムニ社はロボコップ2号機を開発し、市全体も手中に収めようとしていたが・・・という話です。 _ 前作は結構深いテーマが見え隠れしてましたが、第二作は普通のSFアクション映画になったって感じ。 _ シナリオが良くないですね。 _ ミニチュアを使ったロボコップのバトルシーンの特撮も、前作に比べてショボく見えます。(きっと映像の解像度が上がったので、特撮部分が相対的にショボく見えるのだと思う。) _ あっちこっちに話が散らばってしまって、結局、新型のロボコップ2と、旧型のロボコップが戦って終わりでした。 https://amzn.to/3HeiOa9

  • 「イエスタデイ(Yesterday)」(2019年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ジャックは売れないミュージシャンだったが、世界規模の大停電後、この世の中が誰も「ビートルズ」を知らない世界だということに気づく。 _ 自分だけ「ビートルズ」と彼らの楽曲を覚えているジャックは、ビートルズの曲を使って成り上がろうとするが・・・というストーリーです。 _ よくある「もし自分だけがビートルズを知っていたら?」というパターンのファンタジー&ラブストーリーです。 _ ジョン・レノンが暗殺されずに幸せに生きていて、それっぽいアドバイスをしてくれるという部分は、まぁ許しましょう。 _ けど、ジャックの他に2人だけ「ビートルズ」の存在を「覚えている」人がいるという設定は、どうなのでしょう? _ 「ビートルズ」は存在していたけど、主人公を含む3人を除いて、みんな忘れてしまったという設定なの?(正直、微妙・・・) _ The Beatlesの楽曲がふんだんに使われていて..

  • 「日本建国史」小名木善行:著

    こういう日本史の勉強だったら、絶対楽しく勉強できたのに!と思える”ねずさん”(小名木先生)の日本の歴史の隠れたエピソード。 _ 歴史の転換点で、日本人がどのように考え行動したのか? _ 我々の心には、どんな魂が宿っているのか? _ 今となっては教科書に名前も出てこない人々でさえ「日本人らしく」行動したことが、現在の日本人にも勇気を与えてくれる内容となっています。 _ 国を守ることというのは、どういう事なのか、ご先祖様の生き様から学ぶべきことが多いと改めて感じられました。 https://amzn.to/3UT3LI8

  • 「ルパン三世 ルパンVS複製人間」(1978年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    アニメ『ルパン三世』の劇場映画第1作目の作品。 _ ルパン三世と自らを神と名乗り永遠の命を持つと言われる複製人間マモーとが、賢者の石を巡り争奪戦をするストーリー。 _ 当然、昔に鑑賞したことがある作品でしたが、久しぶりに観て、かなり曖昧に覚えていたことが判明しました。(笑) (結局、賢者の石って、どうなったんだ??) _ 途中、幻想的なシーンも多々あり、結構、哲学的な内容でした。 _ 1万年もの間生きて人間社会を支配してきたマモーと、「永遠の命なんていらない」と今を生きる合理的な泥棒ルパン三世の価値観の戦い。 _ 元々原作の「大人のルパン」が表現されていて、嫌いじゃない作品ですね。 https://amzn.to/3VnBxpQ

  • 【福井県の大飯原発に見学に行って感じた不安と安心感 】

    7月20日に福井県の大飯町にある関西電力大飯原発に大人の社会見学に行って参りました。 _ 行きのバスの中で、原発事業の基本的なことを、映像を使いながらたっぷりレクチャーして頂きました。 _ そして福井県に着き「ELGAIA OHI(エルガイア おおい)」という関西電力PR施設で、原発の作業員がどのようなシミュレーションや訓練をしているのか?を見学。 _ この施設にある「コスモユニット・エルガイヤ」という所は、宇宙発電所をイメージし松本零士先生がプロデュースしたそうなのですが、ここは時間がなくパス。(残念!) _ その後、半島の先にある大飯原発に到着し、身分証明を提示し、入館証を頂いて、発電所の入り口では警備員によるセキュリティチェックを受けて、バスで施設内の敷地を見学。 _ 残念ながら、建屋の中は見学できないとのことで、バスの中から、VRレンズで建屋内の様子を観察。 ..

  • 「007/死ぬのは奴らだ(Live And Let Die)」(1973年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    映画「007ジェームズ・ボンド」シリーズの第8作目で、三代目ジェームズ・ボンド役としてロジャー・ムーアが初出演した作品。 _ カリブ海の島国サン・モニークのカナンガ首相はヘロインの密造し無料で配布することでアメリカに麻薬中毒者を増やし、あとで価格を釣り上げようと画策していた。 _ そのカナンガ首相にタロット占いで指示を与える美女ソリテアに接触すべく、ジェームズ・ボンドはカリブ海へ向かうのだが・・・というストーリー。 _ 本作の主題歌をポール・マッカートニー&ウイングスが担当、劇中でも頻繁に使われています。 _ シリアスよりもコミカル重視の作風は、007らしくて嫌いじゃないです。 _ ですが、ボート・チェイスのシーンなど少し間延びしたような感じが多く少し残念でした。なので、厳しめの★2つです。 https://amzn.to/3XoypLb

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