出生②

その事実を、初めて直接母から聞かされたのは休学中、ハタチになる少し前だった。それまでは、お父さんの事がすごく好きだったから心のどっかで親戚が嘘をついたんじゃないかって、思いたい部分もあった。でも、いつも不安だったなぁ・・・上手く言えないけど。「もし私が病院で取り違えられた子で、本当の子供が今現れたら取り替える？」とか、お父さんを試すような事も、何度も聞いたりしてた。母から聞かされてやっと、「そうかー、やっぱりそうだったのか」って思ったし渋る母に無理やり頼んで、本当の父親には会わせてもらった。私があんな状態で休学したのに、またアメリカに戻って来れたのはお父さんに嫌われたくなくて、必死だったんだなぁって今は思う・・・。否定したかった事が、紛れもない事実として突きつけられてしまったからお父さんに見捨てられるのが怖かっ...出生②

出生のひみつ（笑）

姉とは半分しか血が繋がってないって事について書こーと思います★私と姉は、異父姉妹。父親が違うの。実家の両親が結婚して祖父母と同居して、そこで生まれたのが姉。父が浮気し続けて、それに耐えられなくなった母が一夜だけ関係を持った人とドンピシャで出来てしまったのが私。一夜だけってのがピンと来ないけど、多分母の性格だと本当に一回な気がする。知ったのは姉が17歳で私が8歳の時で、意地悪な親戚のジジィから聞いた。私は小さかったから最初は混乱してただけだけど、姉はもっと戸惑ったと思うよ。本当の父親には1回だけ会った事あるんだけど穏やかそうだけど悲しそう(？)な、ちょっと得体の知れない感じの人ですごい気味悪かった記憶があるなー。実家のお父さんは浮気ヤロウだけど、優しくて格好いいんだよ(笑)そういう訳だから、小さい頃母が私に優しく...出生のひみつ（笑）

近況、びっくりニュース★

こっちのブログ書くの、久しぶりです何かね、久々に表のブログには書けない事が起きたので(笑)なんと、姉に赤ちゃんが出来ましたーでもその子はお義兄ちゃん(=姉の旦那さん)の子供じゃなくて、浮気相手の子。それを承知で一緒に育てるって言ってる旦那さんと、これを機会に一緒に子育てをしたいって言ってる浮気相手(独身)と、姉はどっちを選ぶのかしら？？？私としては、姉が産むって決めてる以上、どっちになっても応援したいお腹の赤ちゃんも、みんなから望まれる形で生まれてこれないのは残念だけれど、姉には生まれて来れなかった子（生きてれば小学生）もいる訳だし、やっぱり赤ちゃんが生まれるのは、すごくおめでたい事だと思うのー。多分両親は荒れ狂うだろうし(笑)、しばらく内緒にしとけって言っといたとか言う私も、ちょっと前までなら「うわ最低」とか...近況、びっくりニュース★

ハート。

シュシマが車の免許を取った。私の免許証と並べて見比べてた彼が、「何で咲の免許証にはハートがついてるの？」って聞いてきた。・・・私の免許証の端っこには、シュシマのにはないのマークがついてる。これはOrganDonationのマークでつまり事故で死んだら、臓器を医療に提供しますよっていうドナーの印。だから、もし私がアメリカで車を運転してて事故死した場合、死体は日本に送り返されない訳だ(笑)別に実家のお墓に入らなくてもいいし、お葬式もいらないしって言ったらシュシマがあり得ないくらい驚いてて可笑しかった。・・・口に出さないように気をつけて来たし、ブログにも直接言葉として残す事は出来るだけ避けてきたつもりだけど本当は「死にたい」って、随分前から何度も思ってた。こんな私だけど、もしも運転中に、やむを得ない事故で死んじゃった...ハート。

「パパママ」

今セメ授業を全部落とした分の、授業料はもちろん返って来ない。移民法の関係で、授業を取ってなければ仕事が出来ない。・・・お金が足りません(爆)父に電話して、ずっと鬱病だった事、入院を勧められた事を話した。「そんなに頑張らなくても、退学して帰ってきてもいいんだよ」って言ってくれたけど、日本に帰ったら悪化する確信があるって言ったら父が来年分の授業料を、助けてくれるって。その上、「飛行機代出してあげるから10日くらい帰ってきたら」だって。・・・父はいつも優しかったけれど、勉強に関してはいつも厳しかった。お金の事も、「奨学金使い切ったら、もう金はないから」っていつも言ってたし3年前PDになった時だって、「弱い奴がなる、ただの我侭病だ」って言ってあの時実家の問題が持ち上がらなければ、多分休学すら出来ずに本当に今頃死んでたか...「パパママ」

理想と現実。

精神科の先生に、2回目の診察をしてもらった。先生が教えてくれたけど、自分で自分の体に傷を付けるのってずっと抑えてた怒りや悲しみを、歪んだ形で自分にぶつけてるんだって。そう言えば初めて手首を切った時、物すごく誰かを傷つけたかった。だけど相手を傷つける訳には、やっぱりいかないもん。ずっと、新しいスタートを切りたかった。中学に入るとき、高校受験のとき、アメリカに来たときいつも過去を切り離して、新しい自分に生まれ変わろうとしてた。先生が、「そうする事で、本当の自分を置き去りにして来たんでしょう。あなた自身が気付いてあげなくちゃ、ずっと子供の頃のショウは救われない。今以上に”助けて”ってサインを送ってあなたを困らせるよ。」みたいな事を言ってた。・・・さすが、プロは言う事が違いますね・・・つまり鬱病はサインなんだって。1年...理想と現実。

ただの記録。

小さい頃、私は夜になると何故か猛烈な不安で眠れなくってよく寝れるまで、暗い部屋で母の腕にしがみついていた。今思うと不思議なのだけど、母は寝る時だけは根気良く添い寝してくれた。母は私が寝付いた後に、片付けなきゃいけない家事や、仕事をしていて最後まで眠れなくて、結局キレた母に殴られたりした事も何度もあるけどそういう時は別の部屋で寝てた父が起きてきて、かばってくれた。父も食卓を引っくり返して、おかずを母に投げたりとか酷い事いっぱいしてたけどそういう時決まって家を出て行こうとする父を泣きながら追いかけて玄関を出た所で追いついて「パパ！」って呼ぶと必ずおうちに留まってくれた。父に対して恨みや怒りの気持ちが沸いて来ないのは、このせいかも。・・・母には、めっちゃどす黒い気持ちがあふれ出て来る。シュシマがうちに泊まって行くと、...ただの記録。

精神科。

やっと、精神科の先生に診察してもらいましたぁ・・・あったかい雰囲気のオフィスに、でっかいソファーがあって、そこで診察。1時間以上かけて丁寧に診てもらって、まじ日本の心療内科とは雲泥の差だなぁと思った。結果はねぇ。日本には帰れないと言ったら、入院を勧められました入院もちょっと・・・と言ったら今度は、学校の移民局オフィスに直接電話を掛けて下さり、診断書をすぐにファックスで送って下さって、明日私が行くだけで、今セメは授業を落として療養出来る事になりました。（全部上手く行けばだけど）メディカル何とかって言う、例えば事故とかで大怪我した場合に適用される処置にしてくれるそうだよ。薬も、強いのに少しずつ変えて様子を見ることに。これで一安心・・・親切な先生で良かった。ドクターが言ってたけど、自分の体を傷つける事で気分が落ち着く...精神科。

それでもLife goes on。

授業より体を優先しようと、開き直って1週間・・・先週の金曜日に皮膚科に行ったら、最高に強い抗生物質と塗り薬が出た。塗り薬、つける度に焼けるみたいに痛んで、患部がひりひりする・・・シュシマが問答無用で塗ってくれるんだけど。右側の首にいくつも浮き出てたコリコリは、皮膚科の先生に寄ると、患部の炎症からリンパ腺が腫れたせいだってシュシマが、こまめにご飯を(強制的に)食べさせてくれて、薬を(強制的に)飲ませてくれる訳で、そんな日が続いて1週間ちょい。やっと、ごはんだけは普通に食べれるようになって来た。皮膚の爛れも、少しずつだけど良くなって来たみたい。手首も切らなくなって数日経って傷は無くなったけど、痕は残っちゃいそうシュシマとの関係は、思った以上に落ち着いてるかも。最初から、今までみたいに気を遣ったりしてなかったしガンガ...それでもLifegoeson。

ごめんなさい。

昨日の夜、部屋を掃除して洗濯機を3回くらい(爆)回して、そのままシュシマ君はうちに泊まって行った。手を出される訳でもなく、背中があったかくて、久々にゆっくり寝た。今日は朝から叩き起こされて、ご飯を食べさせられて、薬飲まされて、その後また頭皮を消毒してくれて、「俺宿題やるから、ショウも少し教科書読んだら？」って言われて机に向かってみた…朝は元気だったから、私もそうする気でいたんだけどやっぱりすぐ疲れちゃって、動けなくって、シュシマの「もうやめるの？」「水飲む？」「風邪？」って言葉が重過ぎて、「頼むから1人にしてくれ」って言って帰ってもらっちゃった。・・・彼が、私を本当に思って気遣ってくれるのは分かってるし、感謝してる。だけど「良くなって欲しい」って言われる度に、もっと頑張らないと行けないのかって思ってプレッシャー...ごめんなさい。