オヤジのあくび444
柳原良平「柳原良平のわが人生」を読む1 横浜に長いこと住んでいるので、大桟橋に停泊中の客船はずいぶん眺めてきました。知人のヨットや釣り船で湾内を巡ったこともあります。夜のノースドックの灯りが綺麗だったことを覚えています。 私の親父も若い頃海に憧れていたようで造船会社で働いていましたし、弟は船舶海洋工学科の出身です。さらに前の曽祖父は、長岡市寺泊から船で交易を試みていたらしい。妻の叔父さんは、船長さんで折に触れて航海の話を聞かせてくれました。それぞれに海洋へのロマンを感じます。 著者は曽祖父に西村捨三がいる。大阪築港の任に当たった方であります。 読んでいるうちに港の近くの学校に勤めていた頃のこと…
2022/09/30 04:10