昔話:舌を切られた雀(舌切り雀)
さて、この昔話シリーズの最後、9番目のお話は、いわゆる「舌切り雀」です。ブルガリア語題名は、文法的にはより正確な言葉となっていて、「舌を切られた雀」です。 この話も、善人は「金銭的に得をする、結果的には金持ちとなり、幸福になる」が、悪人は「罰を受ける」という、商業道徳を説いた江戸時代の庶民倫理感覚に寄り添ったお話の一つです。とは言え、天邪鬼の小生に言わせれば、善人の夫が、根性の穢い妻と、よく…
2021/09/11 14:34
2021年9月 (1件〜100件)
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