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2008/03/01

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  • 「忘れられない」編 現地ガイド30 ニカラグア

    アメリカ大陸には「サラダボール」か「るつぼ」のいずれかを問わず多民族、多人種が混住しています。ニカラグアのガイド、フランシスコ・ポラスはユダヤ人でした。(写真はニカラグアのマナグアで撮影したものです)彼の先祖は改宗カトリック教徒のユダヤ人でスペインのアンダルシアで法官をしていましたが迫害からのがれるため17世紀コスタリカへ移住→パナマ→ニカラグアにやってきました。彼はユダヤ人であることに非常に誇りを持っているようでした。イスラエルに強い共感を抱いているようでした。サンディニスタ民族解放戦線FSLN(現大統領の選出母体)は大嫌いのようでした。したがってゲバラ(注)も「余計なお節介者」として嫌っていました。(注)(1928年~1967年)アルゼンチン生まれ。医者で喘息持ち。1955年カストロと出会いともにキュ...「忘れられない」編現地ガイド30ニカラグア

  • 「忘れられない」編 現地ガイド 29 中国ホータン

    写真は中国西域南道の「玉」で有名なホータンでの現地ガイド・ウイグル人のジュレットさんです。写真では色がすこし黒いようですが白人的な日焼けの感じでした。本業はウイグル大学の医学部の先生でお医者さんです。日本の大学(日本医科大学?私の記憶があいまい)にも1年留学をしていたこともあり、流暢な日本語でした。西洋医学、中国医学、チベット医学のいずれですか、と尋ねると、ウイグル医学でチベット医学はウイグル医学から学んだ医学です、という返事が返ってきました。ウイグル語で講義している大学はここのウイグル大学だけです、と誇らしく話してくれました。彼は共産党員ですが、敬虔なイスラム教徒でラマダンも毎日の礼拝も欠かさないそうです。共産党とイスラム教との関係について少し話をしましたが、微妙なニュアンスを正確に伝える自信が私にはな...「忘れられない」編現地ガイド29中国ホータン

  • 「忘れられない」編 現地ガイド 28 南アフリカ

    写真は南アフリカのソエトでの現地ガイドです。ご覧のように白人なので「あなたはアフリカーナ(注)ですか」と尋ねました。彼は非常に喜んでそうだと答えたまでは良かったのですが、後がいけません。私に対して「あなたの英語は素晴らしい、ロンドンで勉強したのか」などのオベンチャラで恥ずかしくて身がすくむ思いをしました。私は英会話はほとんどできません。ただ「アフリカーナですか」と「いくつの言語を話しますか」の二つの質問をしただけです。なぜこのようなオベンチャラが出たのかと考えてみました。どうやら「アフリカーナ」という言葉が理由のようです。「アフリカーナ」と呼ばれることがうれしかったようです。レソトのマセル空港のチェックインカウンターに黒人の中で一人だけ白人の威張った感じの女性がいました。「アフリカーナ?」と尋ねた途端相好...「忘れられない」編現地ガイド28南アフリカ

  • 「忘れられない」編 現地ガイド27 ベナン共和国

    ベナンでのガイドがあまりにも頼りないので皆さんからブーイングが起き最終日には現地手配会社の社長さん自らのお出ましとなりました。写真は社長のラジンさんです。背景の海は勿論太平洋のギニア湾です。イスラーム教徒でメッカに巡礼したことのあるハッジ(注)です。彼はベナン大統領の英語通訳者でもあります。(ベナンの公用語はフランス語です)(注)メッカに巡礼した人はハッジと呼ばれ社会的に尊敬されています。この旅行は2002年2月でしたがラジンさんは前年アメリカ合州国で起きた9・11のテロについて触れテロそのものはよくないが、アメリカが憎まれるのは当然であるし、その報復戦争はするべきではないと批判的でした(その翌年2003年にアメリカのイラクへの侵略戦争がはじまりました)。今回の旅行ではイスラーム教徒にもキリスト教徒にも出...「忘れられない」編現地ガイド27ベナン共和国

  • 「忘れられない」編 現地ガイド26 マリ共和国2

    マリ共和国を通じてのガイドはアブドゥラさんでいた。名前でわかるようにイスラーム教徒です。ちなみにこの国の宗教はイスラーム教徒が85%、キリスト教徒が5%、伝統宗教が10%ぐらいです。彼は森本哲郎さんの著書「私のニジェール探検行」の時のガイドで森本さんの名刺を見せてくれました。彼は今マリは貧乏だが資源も豊富だし必ず豊かになると終始語ってくれました。その彼について後日添乗員の本橋さんが次のようなことを教えてくれました。本橋さんが彼に独立(1960年)以前の話を聞くと涙ぐんで語りかけたので途中で話をストップしたそうです。涙の理由はわかりませんが、今でもマリは世界10大最貧国の一つで生まれてくる赤ちゃんの24%が5歳までに死亡するそうです。(lonelyplanetWesternAfrica5thedition)...「忘れられない」編現地ガイド26マリ共和国2

  • 「忘れられない」編 現地ガイド25 マリ共和国1

    写真はマリ共和国のトンブクトゥでの誇り高く、威厳のある民族トゥアレグ人ガイドのモハメッドさんです。それに対して隣にいる日本人(私)の頼りなさ。背景の土のモスクに突き出た棒のようなものは修理の時の足場だそうです。この服装から彼らは「青い民、藍の民」とも呼ばれます。彼らの宗教は民族伝統の宗教色を遺しながらのスンニ派のイスラーム教徒ですが、面白いことに女性はヴェールを被りません。成年男子だけです。この服装は砂漠の風と砂から身を守るためと、悪霊から身を守る(ウイキペディア英語版説)、厳格な階層社会なので目上の人を直視しない(lonelyplanet説)ためなどの説があります。なお、トゥアレグ人については後日もう少し詳しく紹介の予定です。「忘れられない」編現地ガイド25マリ共和国1

  • 「忘れられない」編 現地ガイド24 スペイン

    1996年にスペインを訪れた時何かの弾みで現地ガイドに「あなたの国で現在、過去を通じて尊敬する人は誰ですか?」という質問をしました。このような質問は私自身に向けられても返事に困りますが、このときの現地ガイドはいとも簡単に「現国王ファン・カルロス」と答えてくれました。ビックリしました。27年前のことですから正確には覚えていませんが、その後7・8人に同じ質問をしたところ2人を除いてすべて同じ答え「現国王ファン・カルロス」でした。ますますビックリです。その理由を私なりに考えてみました。スペインでは1975年までフランコによる独裁ファッショ政治でした。彼の死後、彼の政治路線を引き継ぐ勢力と、社会党、共産党を中心とする民主勢力との対決が過去のスペイン内乱(1936~39)再来の危機になりました。そのとき今までフラン...「忘れられない」編現地ガイド24スペイン

  • 「原爆8.6・8,9」に寄せて

    (2019年8月9日の再録)私の103国の旅を通じて感じることの一つに、日本人が思う以上に、広島、長崎への原爆投下について外国人の関心度が高いように思います。日本から来たと話すとヒロシマ・ナガサキと返ってくることが度々です。セルビア人との会話で彼は「アメリカは帝国主義国で嫌いだ。あなたもヒロシマ・ナガサキに原爆を落とされたからアメリカは嫌いだろう」今だに記憶に残る会話でした。(2011年1月16日紹介)ところがアメリカ合衆州国だけは違いました。返ってくる言葉は「オキナワ」でした。写真はアイルランドのコーク市にある「原爆追悼碑」です。日本語のガイドブックにも記載されていませんし、日本の原爆禁止運動の関係団体にも知られざる「碑」です。いかにしてこの存在を知り写真を撮ることになったかは2005年11月11日に紹...「原爆8.6・8,9」に寄せて

  • 「忘れられない」編 現地ガイド23 アルジェリア

    左がスルーガイドの「カリム」さんです。独身の敬虔なイスラーム教徒です。私にイスラーム教について感想を求められたので、私は“アイリスペクト”と答えました。右が日程などの調整をするスルーガイドの「サリム」さんで再婚して1児の父親で写真を見せてもらいました。私が砂丘などでもたついているときなど手を取って助けてくれました。ありがとうございました。2人とも全行程のスルーガイドでした。「忘れられない」編現地ガイド23アルジェリア

  • 「忘れられない」編 現地ガイド22 トルクメニスタン

    トルクメニスタンの現地ガイドはマヤさんでした。推定年齢26歳?の独身女性でした。(写真)父親がトルクメニスタン人、母親がロシア人で日本語は出来なく添乗員の斉藤さんとの会話はロシア語と英語だったようでした。彼女の家庭での共通語はロシア語で、英語とフランス語が出来るそうです。トルクメニスタン語はあまり出来ないそうです。しかし弟はトルクメニスタン語も出来るそうです。多分彼はソ連崩壊後の新しいトルクメニスタンの教育を受けたためでしょう。ちなみにトルクメニスタンの民族構成はトルクメン人77%ウズベク人9%ロシア人7%カザフ人2%で総人口は430万人です。ロシア人は減少傾向のようです。「忘れられない」編現地ガイド22トルクメニスタン

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