自作BLを載せていきます。 短編中心、多ジャンル。 習作中心になるので、お題提示大歓迎です。
自作BL置き場です。 短編が多いかと思います。 多ジャンルですが切ない系が好み。 習作中心になるので、お題提示大歓迎です。
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お越しくださってありがとうございます。 本ブログはBLを題材とした文章がおいてあります。 BLに理解の無い方は退出されることをお勧めします。 それ以外の方はどうぞお楽しみください。 右脇の【カテゴリ】から作品へ飛べます。 拙い文章ですが日々精進目指し書いております。 お読みいただけたら幸いです。 --------------------------------------------------------------- 文章書き初心者の為、当分の間は短編習作を掲載予定です。 叱咤激励のコメント、お題提示などは泣いて喜びます。 是非宜しくお願い致します。..
たまには創作以外のことを。 夜中に眠れなくて ニコ動見て暇潰してたら すーーーんごいツボな男子発見。 顔出ししていないのだけど 声すら聞けないのだけど 何が好みかって。 ひとつめ。手の甲!!! 血管と筋が素敵過ぎる。 ふたつめ。服装!!!! オサレ。一般受けするかは微妙だけど とにかく好きな服装。 みっつめ。音楽ー!!!! 毎回BGが格好良い。 てか好きなアーティストもろかぶり。 知らない曲も殆ど格好良い。 よっつめは、アクセ。 チラチラ見えるアクセと 主張の激しいアクセと、両方格好良い。 晒してる部屋も素敵..
「あっちゃん!!」 追いかけてきた声に振り返りはしない。 履きつぶしたコンバースがカポカポと脱げそうになるのに俺は舌打ちをし マフラーに顔をうずめなおしながら、それでも早足で歩き続けた。 「あっちゃん!聞いてよ!」 直秋の声と一緒に追いかけてくるアクセやらキーホルダーやらの ジャラジャラした音までもが苛立ちに拍車をかける。 腕を掴まれたのをきっかけに振り返り わざとらしく顔を近づけながら問いかけた。 「何を聞こうか?カズの部屋に泊まったこと? そこでカズと一緒に寝たこと?もう知ってるよ?」 いつもの直秋のにこにこした顔はそこにはなく いまにも泣..
なんでだか人恋しくなる夜ってのが、時々ある。 それは人肌恋しいっていうのとは全く別。 ただ、誰かの側に居たい。 ただ、誰かの声を聞きたい。 ただ、だれかの存在を確認したい。 そんな、感覚。 でもそんな夜は、きまって 誰かに電話したくても、誰かと遊びたくても 自分から誘えなくなる。 今はちょっと無理、とかって言葉を聞くかもしれない恐怖。 飲んでる最中に出くわして更に寂しくなるかもしれない恐怖。 誰かに話しかけるのも躊躇われて じっとひとり部屋に居るのも居たたまれなくて 街へ出て人の気配に包まれて 余計に、寂しく、なった。 ..
風呂上りの肌はしっとりと柔らかそうで 濡れっぱなしの髪の毛は変に情欲をそそる。 「なぁこのアイス食っていー?」 冷凍庫を覗き込みながら問いかける声に ふと現実に引き戻された。 「お前が食うと思って買っといたんだよ」 「まじで?やっさしぃ!」 水色のアイスを銜え満面の笑みでこちらに近づき 忍は俺の横に腰をおろした。 石鹸の匂い。湯上りで薄桃色になった肌。 嫌がらせかと思う程の色っぽさに苛ついてくる。 苛立ちを追いやるように忍の後ろの時計を見る。 「あれ?なんかついてるよ?」 忍の手が、伸ばしっぱなしの俺の前髪に触れた。 俺は、限..
彼のパンツの右後ろにぶら下がったカラビナを見つめながら 黙々と歩く。付いて行く。 使い込まれて色落ちした深緑のカラビナ。 そこに取り付けられた彼の部屋の鍵。彼の実家の鍵。原チャリの鍵。そして・・・俺の部屋の、鍵。 男と付き合ってるなんてそうそうの覚悟がないと周りには言えなくて ましてや手を繋いで歩くなんて出来るわけがない。 だから、カラビナを見て歩く。 俺たちが付き合ってる証。彼が持ってる俺の部屋の鍵。 「お前マジ歩くの遅ぇ」 振り向き様に呆れ顔で言われ そんな言葉すら嬉しくて、俺はちょっとだけ距離を縮めた。
ちんとんしゃん。 骨ばってごつごつした長い指から爪弾かれる音は 予想に反して高く軽く心地よい。 はじめてまだ一ヶ月程にしかならない小唄三味線は 習うよりも見て聴く方が楽しい。 「さて、ここまで弾いてみましょうか」 短いフレーズで一旦区切られてしまったのを残念に思いながら 見よう見真似で共に弾く。 ちん とん しゃん 三味線に楽譜はない。 ギターなんかによくある音階ガイドラインのフレットも無いから 頼りは音と師匠の手真似だけだ。 「もう一度」 ちん とん しゃん ごつごつした指は長く美しい。 がっちりとした体躯に着流した普段着物の..
カチリという金属質な音から一呼吸置いて微かな匂いを感じた。吐息と共に吐き出されたであろう紫煙と、いつもの無表情を思い浮かべながら寝ぼけたふりで温もりに頬を寄せる。さらりとした肌の感触。汗はもうひいたらしい。久しぶりの体温に笑ってしまいそうになるのをこらえながら、起きているのを悟られないように彼に腕をまわした。 彼とこんな時間を過ごすようになってもうどれくらいが経っただろうか。煙草1本を吸い終わればこの幸福な時間は終わる。それはいつものことだ。何事もなかったかのように冷めた表情でスーツを着込み、俺を一人残して彼は部屋を出て行く。体の関係だけで良いからと強請ったのは俺の方だ。 自分..
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