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2007/06/19

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  • ツチアケビ(土通、土木通、土通草)

    きょうは、晴れたり曇ったりでした(22.7~31.5℃/南東風)。 道沿いに、ツチアケビ(ラン科)が咲き初めていました。一株だけでしたが、真鋳の燭台の様な花房を立て、近寄れば、正に金色の蘭そのものでした。北海道~九州の森林内に生育する、高さ50-100㎝の蘭の仲間です。日本固有種。光合成を行う葉を持たない腐生植物で、ナラタケとラン菌根を形成し、養分の全てをこの共生菌に依存しています。初夏に鱗片葉が殆どない黄色い...

  • コオニヤンマ(小鬼蜻傷)

    きょうは、大体晴れました(20.4~31.3℃/)。 池の畔に、コオニヤンマ(サナエトンボ科)が止まっていました。水面をくるくる回っていましたが、木の枝に止まると、少しずつ場所を変えながら移動しつつ、静かに佇んでいました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、ロシア等の、主に低山地の河川上~中流域に生息する、体長80-90mm程のトンボです。サナエトンボ科の中では日本最大種で、複眼が左右にやや広く離れて付くのも特徴...

  • カノコガ(鹿子蛾)とサンゴジュ(珊瑚樹)の花

    きょうは、大体晴れました(21.7~32.7℃/北風)。 道沿いのサンゴジュ(ガマズミ科ガマズミ属)の花に、カノコガ(ヒトリガ科)がいました。樹冠一杯に咲き群れる花房には、花蜂等多くの小虫が飛び交っていましたが、このハンコチョウ(仙台名)は独り、真白い花に埋もれる様に、閑に蜜を吸い続けていました。北海道~九州の山野に生息する、昼行性で45-60mmの蛾。黒い翅にやや大きめの白斑を付け、黒い体の胴体には黄色い紋...

  • マタタビ(木天蓼)の花

    きょうは、大体晴れました(19.8~30.2℃/西北西風)。 道沿いの木々に絡まるマタタビ(マタタビ科)に、花が咲き残っていました。大分散ってはいるのですが未だ何輪も、梅花の様な白花が、虫達を呼び寄せようと芳香を放っていました。北海道~九州の他、クリル、サハリン、朝鮮、中国等の、山地に生育する雌雄雑居性の落葉蔓植物です。葉は互生し葉柄があり、楕円形で細鋸歯を持ちます。6-7月、径2cm程、花弁5の白花を下向きに...

  • ツルアリドオシ(蔓蟻通し)の花

    きょうは、午前は曇り時々晴れ、午後は雨になりましたが、晩方には上がって夕陽が見られました(22.1~28.3℃/南東風)。 道端のツルアリドオシ(アカネ科)に、花が咲いていました。地面を這う様に、白い小花が雨に濡れていましたが、近寄れば毛が沢山あって、和紙で折られた綵花の様でもありました。北海道~九州の他、朝鮮南部等の山地のやや湿気のある林緑等に生育する蔓性常緑多年草です。茎は長く地を這って分枝し、節...

  • ウミネコ(海猫)

    きょうは、午前は曇り時々晴れて、午後は雨になりました(21.8~29.4℃/南東風)。 広瀬川に、ウミネコ(カモメ科)がいました。梅雨明け前ですが、夏の季語でもあるこの鴎がミャーミャー鳴き出すと、盛夏の到来を感じさせますね。 旧北区のオホーツク海、日本海、黄海北部等に分布し、日本では夏期に北海道~九州の沿岸で繁殖、冬季は全土に分散する、我国を代表する海鳥です。全長44-48㎝、翼開張120-128㎝。頭~首と腹は白く、...

  • コクワガタ(小鍬形)の雌雄

    きょうは、曇り後雨が降ったり止んだりでした(25.7~32.0℃/南南東風)。 樹液の出ている小楢の木に、コクワガタ(クワガタムシ科)がいました。まず目に付いたのは立派な顎の雄でしたが、進む先、上の方には雌がいて、追い駆けっこを繰り返していました。東アジアに広く分布し、日本では北海道~九州等の、主に低山帯の雑木林に生息する体長♂17 - 54.4㎜、♀21.5 - 33㎜の小-中型のクワガタムシです。成虫は5-9月に出現し、クヌ...

  • バイカツツジ(梅花躑躅)

    きょうは、曇り時々雨が降りました(22.3~29.9℃/南東風)。 道沿いに、バイカツツジ(ツツジ科)が咲いていました。普通は梅雨時の花らしく、傘(輪生葉)影に下向きに花を付けるのですが、中には天邪鬼もいて。葉上に上向きに花咲かせて、雨に濡れまくっている勇者もありました。北海道南部~九州の山地の林内に生育する、高さ1-2m程の落葉低木です。枝は良く分岐し、葉は互生して枝先に輪生状に集まります。葉身は楕円~広楕...

  • ヒモワタカイガラムシ(紐綿貝殻虫)♀

    きょうは、晴れて暑くなりました(22.6~33.9℃/南東風) 道沿いの木の枝に、ヒモワタカイガラムシ(カタカイガラムシ科ヒモワタカイガラムシ属)の卵嚢がありました。輪になった白い紐があちこちにくっついていて、まるでお神籤が沢山結ばれた神木の様でした。朝鮮、中国等に分布し、日本では本州~九州の山野に生息する体長3-7mm(♀)カイガラムシの仲間です。雌の体は灰黄褐色で楕円形、4-6月に成熟すると、白い綿状蝋物質を分...

  • クリ(栗)の花 とコアオハナムグリ(小青花潜)

    きょうは、晴れ時々曇りました(13.2~23.0℃/北風)。 道沿いのクリ(ブナ科)に、花が咲いていました。早くもむんむんと香りを放っていましたが、歌舞伎の白頭の様な花群れに近寄ると、コアオハナムグリ(コガネムシ科)等の小虫達が花の海に埋もれていました。栗は、冷温帯下部~暖温帯に広く分布し、日本では北海道~九州の山地~低地に生育する、高さ15-20m、径1mになる落葉高木。葉は互生し、長さ7-14cmで、16-23対の側脈が...

  • シラキ(白木)の雄花と小果実

    きょうは、晴れ時々曇りました(18.0~24.4℃/南東風)。 道沿いのシラキ(トウダイグサ科)に、花が咲いていました。すっくと伸びた金剛棒(雄花)の根元を見ると、小さかった雌花が、何時の間にか翡翠の珠となって両手を広げる様に柄を伸ばしていました。本州~沖縄の他、朝鮮、中国等の谷筋等に生育する、高さ5-10mの落葉小高木です。樹皮は滑らかな灰白色で材も白く、樹皮や葉を傷付けると白い液が出ます。葉は互生で長さ7-1...

  • カキツバタ(杜若・燕子花)

    きょうは、曇り時々晴れました(14.9~19.3℃/南東風)。 小湿地に、カキツバタ(アヤメ科)が咲いていました。嘗ての名残のほんの数厘でしたが、菖蒲と言うより桔梗色の花が陽を浴びて、薄暗い藪影を明るく照らしていました。北海道~本州の水湿地に生育する、高さ40‐80cmの多年草です。葉は長さ30‐90cm、幅1‐3cmで中肋はありません。5‐6月、1‐2個の茎葉がある花茎を直立し、茎先に青紫色(稀に白色)で径12cm程の花を順に2‐3...

  • ヤブムラサキ(藪紫)の花 2

    きょうは、晴れ時々曇りました(23.0~32.9℃/南南東風)。 道沿いのヤブムラサキ(クマツヅラ科)に、花が咲いていました。白や黄緑の粒々だった蕾が一斉に開いて、近寄れば、練り切りの様な美味しそうな小花が、薄暗い林床を仄かに照らしていました。本州~九州の山地の日当たりの良い林内や林縁に生育する、高さ2m程の落葉低木です。全体に毛が多く、葉は対生し、薄い洋紙質で6-12㎝の卵~楕円形で、細かい鋸歯があります。6-...

  • オオイタドリ(大虎杖、大痛取)の花

    きょうは、良く晴れて、異常に暑くなりました(21.2~34.7℃/西北西風)。 川沿い堤防のオオイタドリ(タデ科)に、花が咲いていました。何処までも白い花が続いていて、夕陽を浴びると、厳冬の樹氷群の様に輝きました。北海道~本州中部の山野に生育する高さ1-3mの多年草です。良く似たイタドリより北方系種で日本海側要素も強い様です。葉は長~広卵形で、長さ15-30㎝、幅10-25㎝で、基部は心形で先が尖り、裏面は粉白色を帯び...

  • タマガワホトトギス(玉川杜鵑)

    きょうは、大体晴れました(19.7~27.0℃/南東風)。 山際の川沿いに、タマガワホトトギス(ユリ科ホトトギス属)が咲いていました。以前から確認はしていましたが、深い草叢に紛れていたり、花期が過ぎたりして、写真は撮れていませんでした。久々の出逢いは、懐かしい黄金?の日々を蘇らせてくれました。日本固有種で、本州~九州の亜高山~低山の沢沿いや湿った林内、原野等、特に広葉樹林の林内樹陰に生育する、高さ40 -100㎝...

  • イガタツナミソウ(伊賀立浪(波)草)

    きょうは、大体晴れました(18.1~28.3℃/南風)。 道沿いに、イガタツナミソウ(シソ科タツナミソウ属)が咲いていました。薄暗い林床に木漏陽が射して、青い波が煌きながら、あちこちに立ち上がっていました。宮城以南の本州・四国の、山地のやや湿った林内等に生育する、草丈20-40㎝の多年草です。葉は広卵~卵心形で、縁に円い鋸歯があります。6月頃に咲く花は、茎頂の花序に疎らに一方向に偏って付き、長さ2㎝程の花冠は淡...

  • シナノキ(科の木、級の木、榀)の花

    きょうは、曇り後雨になりました(17.6~21.6℃/南風)。 道沿いのシナノキ(シナノキ科)に、花が咲いていました。大分終わりかけてはいましたが、樹冠一杯に、閃光花火の様な花房が煌いて、近寄れば、甘い香が周囲に漂っていました。北海道~九州の山地に生育する落葉高木で、樹高10~20mを越す事もあります。葉は、先が尖った左右非対称の心型で、縁に鋭い鋸歯があります。殆ど無毛(裏面の脈腋には毛が密集)なのが、近似種の...

  • アワブキ(泡吹)

    きょうは、晴れ後曇りました(15.4~22.8℃/南東風)。 道沿いのアワブキ(アワブキ科)に、花が咲いていました。真白い花房を無数に立て、小さな花蜂達を寄せていましたが、遠目にも間近でも、厳冬の樹氷原の様な趣でした。本州~九州の他、朝鮮、中国等の山地の谷筋等に生育する、樹高10m程の落葉中高木です。樹皮は灰褐色で、若枝には褐色の伏毛があります。葉は互生して枝先に集まり、長さ8-25cmと大きく、20-27対の葉...

  • ハヤブサ(隼)

    きょうは、晴れ時々曇りました(18,0~26.6℃/北西風)。 枯松に、ハヤブサ(ハヤブサ科)がいました。此方に気付くと、キーッキーッキーッと警戒の声を出して。何処かに飛んで行きました。すると別の一羽が巣穴と思しき崖から飛び立って、谷底に落ちて行きました。どうやら、此処でも営巣している様ですね。世界中に広く分布し、日本では北海道~九州の断崖等で局地的に営巣・繁殖します。飛翔速度は時に300kmに達するとも言わ...

  • ハナニガナ(花苦菜)

    きょうは、雨後曇って、晩方には晴れました(19.8~23.9℃/南風)。 道沿いに、ハナニガナ(キク科)が咲いていました。行く所そこかしこに咲き群れて、一つ一つは小さな花なのに、砂金溢るる黄金沢の様でもありました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、モンゴル等の、高山~低山の路傍等、日当たりの良い場所に生育する、茎高40-70cmの多年草です。茎葉の基部には毛状の鋸歯があり、耳状になって茎を抱きます。茎は上部で枝分...

  • ウツギ(空木) の花

    きょうは、曇り後雨が降りました(18.3~25.1℃/南東風)。 道沿いのウツギ(ユキノシタ科)に、花が咲いていました。純白の花房が重なる様に咲き群れ、花蜂達が飛び交い揺れて、まるで冬の海の波花の様でもありました。北海道~九州の林縁、崖等の少し湿った場所に生育する樹高2-4mの落葉低木です。良く分枝し、樹皮は灰褐色で、新枝は赤褐色を帯び、星状毛が生えます。葉は卵~楕円~卵状被針形と変化が多く、葉柄があり...

  • シラン(紫蘭、朱蘭)

    きょうは、大体曇りました(18.2~26.6℃/南東風) 林縁の草叢に、シラン(ラン科シラン属)が咲いていました。元々あった民家等に植えられたものか如何かは分かりませんが、森と一体化しながら、艶やかな紅紫の美姿を魅せていました。中国等に分布し、日本では本州(福島以南)〜沖縄の日当たりの良い草原等に生育する、茎高30〜70㎝の多年草です。観賞用として庭等で栽培され、各地で野生化しています。偽球茎は扁球形で横に並び、...

  • 六月観(視)察会

    きょうは、大体晴れて気温は上がったものの、穏やかで快適な観(視)察会日和となりました(18.8-28.3℃/南風)。今回も各地のイベント等と重なり参加は少数と思われましたが、前回同様に大学関係者等加わって賑やかに、近況報告・熊情報等あった後、正門前の小林で囀るセンダイムシクイに見送られながら早速の出発です。大学構内のイボタノキやスイカズラ、タブノキ、クスノキ、ハコネウツギ等の花や、サンショウの実等観ながら森に...

  • ホクリクムヨウラン(北陸無葉蘭)

    きょうは、良く晴れて、暑い位になりました(18.6~27.8℃/南東風)。 藪影に、ホクリクムヨウラン(ラン科)が咲き始めていました。例に漏れず年々花期が早くなっていますが、地味な花なので気付かれもせずひっそりと、近寄れば、香り立つ様な粋な風情を漂わせていました。東北南部~北陸の、山地の林床に生育する、茎高20-40cmの菌従属栄養植物です。根茎は地中深く、数多く分枝します。6-7月、茎上部に数個の花を穂状に付け、...

  • アカショウマ(赤升麻)

    きょうは、大体晴れました(15.5~26.4℃/南東風)。 道沿いに、アカショウマ(ユキノシタ科)が咲いていました。木漏れ日の届かぬ暗い林床に、ゆらりゆらりと。何か蒼白いもんつこの様に揺れていましたした。本州の東北~九州、四国の、落葉広葉樹林の林縁等に生育する多年草です。3回3出複葉で、小葉の縁は重鋸歯で、基部は楔形になります。5-7月に、高さ40-80cmの茎先に白い穂状の花を付けます。トリアシショウマ等に良く似て...

  • ニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)

    きょうは、良く晴れました(15.0~26.9℃/西風)。 道沿いに、ニホンカワトンボ(カワトンボ科)がいました。翅が透明で体が白く、紅紋も愛らしい雄の淡橙色翅型で、何故か水辺からは大分離れていましたが、暑い位の光を浴びながら、此方をじっと見つめてくれました。北海道~九州の山地~平地の清流等に生息する、体長5-6cmの蜻蛉です。成虫は4-7月に出現し、雌や未成熟な雄は金属光沢のある青緑色をしていますが、雄は成熟する...

  • ツルアジサイ(蔓紫陽花)

    きょうは、曇り後晴れました(16.7~25.7℃//西北西風)。 道沿いのツルアジサイ(アジサイ科)に、花が咲いていました。手前の大木(蔓)は伐られてしまいましたが、その奥にもあった蔓にも花が散見、真白く清しい花が、枯木を飾っていました。北海道~九州の、山地の岩崖や林縁に生育する落葉蔓性木本です。幹や枝から気根を出して、高木や岩崖にくっ付いて絡みながら這い登り、高さ15~20m程になります。葉は10cm程の広卵形で、...

  • ニホンアマガエル(日本雨蛙)

    きょうは、曇り後雨が降りました(16.2~20.3℃/南東風)。 道沿いに、ニホンアマガエル(アマガエル科)がいました。雨の気配を感じて這い出て来たのか、鮮黄緑の体を光らせながら、ピョンピョン何処かに消えて行きました。朝鮮、中国東部等に広く分布し、日本では北海道~九州の水辺の植物上や森林等に生息する、体長3-4㎝程の蛙です。鼻筋~目、耳に褐色の太帯が通っているのが特徴で、前足4本、後足5本の指があり、指先には...

  • エゴノキ(売子木・斉ご木)

    きょうは、良く晴れました(11.3~23.0℃/南南東風)。 道沿いに、エゴノキ(エゴノキ科)の花が咲いていました。嘗ては見事な並木を成していた道ですが、工事で消え、僅かに残る数本の木が、それでも健気に無数の白花を垂らし、爽香を漂わせていました。北海道~沖縄の、比較的水分の多い山野に生育する、高さ7-15mの落葉小高木です。樹皮は肌理細かく赤褐色。葉は互生して、長さ4.5-8cmの楕円形。先端は鋭く尖り、基部は楔形で、...

  • ユキノシタ(雪の下)

    きょうは、曇り後晴れました(12.0~19.7℃/北風)。 道沿いに、ユキノシタ(ユキノシタ科)が咲いていました。遠目には無数の形代の様にも見えましたが、近寄れば華やかに舞う、白袴の巫女の様に見えました。本州~九州の、山地~低地の湿った半日陰の岩上等に生育する多年草です。葉は円く、裏は赤みを帯び、根本から匍匐枝を出してその先に新株を作り増殖します。6-7月に、高さ20-50cmの花茎に花弁5枚の花(上三枚は小さく濃...

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