サービスというのはお客さんによって千差万別、感じ方がちがうので、むずかしい。私も少し前まで飲食業をしていたのでそれがよくわかる。 このところ眼鏡を買い求めていくつもの眼鏡屋さんをまわっている。気づくのは販売スタッフがすりすり寄ってくる店といらっしゃ
先日、仲の良い友だちの家飲み会に誘われる。彼女は去年、63歳で転勤になりお母さんを残して単身で千葉に越してきた。公営アパートを借り、何十年ぶりかのひとり暮らしが始まった。私とおなじ酒好き、彼女の家に3人でつみれ鍋をということになった。つまみに彼女のふ
FB友だちのIさんがこんなことを書いていた。お母さんから、お葬式には「威風堂々」(エルガー作曲)をかけてねと頼まれていたと。そしてIさんはそのとおり希望をかなえてあげたものの、以来、その曲を聴くとどうにも涙が止まらくなってつらいと嘆いていた。 10年ほど
作家の金原ひとみが、ある新刊書をこう表現していた。「日常生活の中でにじみ出てくることをスポンジで吸い取るかのような書き方をした本、きりとるのではなく」と。私はその文章にぐらっときた。そうだ、日常生活って切り取るものではなくにじみでるものだ。何かすご
録画しておいた紅白歌合戦を、飛ばしながら見る。最後を飾ったのが福山雅治の「道標」。ききながら不意にむかしの祖父母の姿が浮かんでくる。 祖父母の家から、池上線の千鳥町の駅まで坂道が続く。見送るために門の外まで出てきたふたりは、坂を下ってゆく私にいつま
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