置き去り
その日その陽によっては、昼間でも涼しさが感じられるようになり、しばらくサボっていたウォーキングも再開。そのウォーキングコースには、毎年、時季になると、紫陽花が咲くエリアがある。人家の庭から派生して広がったようで、それは、一般の歩道に面して群生。ブルー系の色が多いのだけど、それも、濃淡色とりどりで、毎年、この目を楽しませてくれる。ただ、その紫陽花も、この時季になると、多くが枯れて色彩を喪失。が、それでもまだ、三輪が咲いたまま残っている。それも、枯れかけたものではなく、ほぼ“現役”のまま色を残して。思い出すと、確か、昨年も、最後の一輪は十月まで粘り強く咲いていた。そして、それから、ちょっとした勇気や元気をもらったもの。ただ、このところの気候変動に、植物も振り回されているのか。それは、活き生きできる季節に置き去...置き去り
2022/09/22 08:31