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ふるちんの「頭の中は魑魅魍魎」 https://blog.goo.ne.jp/full-chin/

今までになかったブログ。全てがオリジナル。一貫したテーマゼロ。日替わりのアホネタ&恋愛だのマジメだの

ふるちん
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2007/03/11

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  • 『ゼロ打ち』相場英雄

    新聞社社会部から突然政治部で東京1区の選挙を取材せよと命じられた記者。都議死の件は殺人ではという情報を。東京1区で立候補する教授の選挙を手伝うことになった他議員の秘書。どちらも何かおかしいと感じる。面白かった。一気読み。最近の裏金事件のことも連想する。ゼロ打ち(角川春樹事務所)相場英雄角川春樹事務所今日の一曲LennyKravitzで、"Human"では、また。『ゼロ打ち』相場英雄

  • 『物価とは何か』渡辺努

    元日銀マンの大学教授が物価とは何なのか詳しく教えてくれる。「ゆる言語学ラジオ」で薦められていた。物価指数にも色々あるとか知らないことだらけ。前半は分かりやすかったんだけど、後半は難しくなった。物価とは何か(講談社選書メチエ)渡辺努講談社鬼束ちひろで、「青春の影」では、また。『物価とは何か』渡辺努

  • 『脳科学捜査官 真田夏希』鳴神響一

    精神科医を辞め、神奈川県警で心理分析官になった夏希の最初の事件は爆弾テロ。謎解きのカタルシスはそれほどでもないが、気軽に読めるのはいい。脳科学捜査官真田夏希(角川文庫)鳴神響一KADOKAWA今日の一曲KWroiで、"WaterCarrier"では、また。『脳科学捜査官真田夏希』鳴神響一

  • 『ともぐい』河崎秋子

    明治時代、北海道の山中で鹿や熊を仕留め、孤独に暮らす男の話。壮絶な生き様を一人称で読む小説。彼の生き方を知識として読む意味はあったが、あまりエンターテインメントとしては読めなかった。ともぐい河﨑秋子新潮社今日の一曲CreepyNutsで、「二度寝」では、また。『ともぐい』河崎秋子

  • 『うさぎ玉ほろほろ』西條奈加

    和菓子の南星屋シリーズ3作目。中間がやって来て、家をすぐ出ろ、手紙を預かってくれと言う。直後に大火発生。この謎がずっと続きつつ、別件の話と和菓子の話の連作短編集。ずっと変わらないクオリティ。和菓子と人情のハーモニーうさぎ玉ほろほろ西條奈加講談社今日の一曲藤井風で、「満ちてゆく」では、また。『うさぎ玉ほろほろ』西條奈加

  • 『水車小屋のネネ』津村記久子

    短大の入学金を母に使われた姉18歳。母の恋人に虐待される妹8歳。違う土地へ移住した姉妹はどうなるのか。物凄く好みの小説。何度も目頭が熱くなった。人は一人では生きていけないし、また誰かを助けることが自分の生きがいになるのだ。水車小屋のネネ津村記久子毎日新聞出版今日の一曲岡村和義で、「愛スティル」では、また。『水車小屋のネネ』津村記久子

  • 『うたう』小野寺史宜

    大学でバンドを組んだ四人の組む前と後。就活したり、プロ目指したり、彼女にふられたり。良かった。小野寺史宜らしい。冒頭はボーカルの女性の中学時代、母親にコーラスをやらないかと誘われ断る所から始まる。その後はギターの男性の目線で描く章になるので、ボーカルの人がなぜボーカルをやるのかわからないのが最後になって分かる。その構成もいい。うたう小野寺史宜祥伝社今日の一曲DeepPurpleで、"SmokeOntheWater"では、また。『うたう』小野寺史宜

  • 『検察官の遺言』紫金陳

    駅で逮捕された弁護士のスーツケースから元検事の遺体が。殺害を自供したのに公判で覆す。12年前の事件と大きく関わる。初めて読む華文ミステリ。面白かった。なぜややこしいことを仕組むのかその長大なプロセスがすごく好み検察官の遺言(ハヤカワ・ミステリ文庫)紫金陳早川書房今日の一曲TalkingHeadsで、"LoveforSale"では、また。『検察官の遺言』紫金陳

  • 『四重奏』逸木裕

    異端の楽団に入った知り合いの女性が死んだ。死の謎を解こうとまだプロになりきれていないチェリストが挑む。ミステリーとしては微妙。しかし音楽とは何かを大胆に解釈する様は最高。所詮この世は錯覚とバイアスで成り立ってるだけなのかも四重奏逸木裕光文社今日の一曲SteelyDanで、"DoItAgain"では、また。『四重奏』逸木裕

  • 『きらん風月』永井紗耶子

    質素倹約を強いた松平定信が引退した後。栗杖亭鬼卵と知り合う。不要不急の文化に勤しんできた鬼卵の半生を聞かせてもらうと。面白かった。上田秋成や円山応挙など実在の人物多数登場。鬼卵の名前も初めて見たけれど、実在の人物だそう。江戸時代の改革VS文化、読んだことのない小説きらん風月永井紗耶子講談社今日の一曲JuliusRodriguezで、漫画BLUEGIANT“MOMENTUM”では、また。『きらん風月』永井紗耶子

  • 『風に立つ』柚月裕子

    南部鉄器を作る工房で保護観察の少年を預かることにした。いい話なのだけれど、「いい話をしようとしてる感じ」がずっとチラつく。それが「いい話風」になってる気がする。そう感じる私が歪んでいるのか。風に立つ柚月裕子中央公論新社今日の一曲SUPERBEAVERで、「切望」では、また。『風に立つ』柚月裕子

  • 『北辰の門』馳星周

    藤原仲麻呂が人事を操り、天皇すらコントロールする。しかし、孝謙天皇の所に道鏡と吉備真備が来ると・・・日本史リアル劇画化小説。面白かった。まさに劇画北辰の門馳星周中央公論新社今日の一曲アンジェラ・アキで、「手紙~拝啓十五の君へ~」では、また。『北辰の門』馳星周

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