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ふるちんの「頭の中は魑魅魍魎」 https://blog.goo.ne.jp/full-chin/

今までになかったブログ。全てがオリジナル。一貫したテーマゼロ。日替わりのアホネタ&恋愛だのマジメだの

ふるちん
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2007/03/11

1件〜100件

  • 『わたしの美しい庭』凪良ゆう

    百音は10歳、父と母は死に、母の元夫統理と暮らしている。統理は翻訳家で、かつ実家の跡を継ぎマンションの屋上で神社の宮司もやってる。同じマンションに住む路有は統理の友達で移動バーを経営しててゲイで三人家族的に暮らしている。そのマンションに住む病院事務、残業で疲れてる桃子の話、路有の話、うつで仕事を辞めた男の話の連作短編集。心に響きまくった。百音ちゃんがいい。年相応の可愛さと達観。恋愛事情もいい。基くんのうつ体験もいい。私自身が体験したこと、そして想像可能なことが全て網羅されてる感じ。スーパー傑作わたしの美しい庭凪良ゆうポプラ社今日の一曲SammHenshawで、"Church"では、また。『わたしの美しい庭』凪良ゆう

  • 『見つけたいのは、光。』飛鳥井千砂

    亜希、1歳の息子の子育てにキリキリ舞い。仕事復帰したいのに難しい。茗子は仕事でリーダーとなるが妊娠する同僚たちに振り回される。二人が読んでるのはHikariのブログ。ブログ主の投稿を読んで心配になり・・・子育ての難しさ、育休を取られ迷惑する女性社員の気持ち。女性じゃないのに本人になったような凄い臨場感。苦しいと思いながら読んだ。男性必読の大傑作見つけたいのは、光。(幻冬舎単行本)飛鳥井千砂幻冬舎今日の一曲AlabamaShakesで、"Don'tWannaFight"では、また。『見つけたいのは、光。』飛鳥井千砂

  • 『殺人者』望月諒子

    男が二人続けて猟奇的に殺される。レイプ事件の復讐か?ジャーナリスト木部美智子が調査していくと警察とほぼ同時に容疑者に行き着くが眼の前で自殺される。そして新たに判明するのは・・・執拗に推理、仮説、周辺描写が繰り返される。松本清張のようだ。真相は、面白いと言えば面白いし、無理矢理だなと言えば無理矢理。ただストーリー展開や丁寧な描写には好感。殺人者(木部美智子シリーズ)(集英社文庫)望月諒子集英社今日の一曲BrittanyHowardで、"StayHigh"では、また。『殺人者』望月諒子

  • 『汝、星のごとく』凪良ゆう

    愛媛の島、青埜櫂高校生、他人を頼るだけの母と暮らす。同級生の井上暁海、父が恋人と暮らし、母はずっと鬱状態。付き合う、櫂と暁海、漫画原作者を目指す櫂、そして遠距離恋愛・・・2日で読み終える頁数なのに、勿体なくて5日かけて読んだ。今年のNO1候補であるとともに、マイ恋愛小説オールタイム・ベスト。櫂、暁海、北原先生、登場人物へのリスペクトが止まらない。これだから小説はやめられない。※下にネタバレあり汝、星のごとく凪良ゆう講談社今日の一曲The1975で、"I'mInLoveWithYou"※以下ネタバレ東京に出て櫂は大ヒット。しかし作画担当の未成年男子との不適切行為によって絶版。暁海は櫂との遠距離恋愛は成就できないが刺繍作家として活躍。高校の先生と結婚。櫂の作画者が自殺、櫂は胃がん。最期を看取る。では、また。『汝、星のごとく』凪良ゆう

  • 『きときと夫婦旅』椰月美智子

    安納みゆき、中高一貫校に通う息子が行方不明。富山の友人宅にいることが分かった。富山に行く。長年会話してない鉄オタの夫範太郎が一緒に行くと言い出した・・・険悪な仲になっている夫婦が珍道中を経て、良好になってゆくのかを読むという意味ではサスペンス。息子の成長を読むという意味では冒険小説。面白いというより、自らを省みる小説だった。きときと夫婦旅椰月美智子双葉社今日の一曲SébastienIzambardで、"HaveIToldYouLately"では、また。『きときと夫婦旅』椰月美智子

  • 『パーネアモーレ イタリア語通訳奮闘記』田丸公美子

    イタリア語通訳の抱腹絶倒エッセイ。めちゃくちゃ面白い。前に読んだようだが初めてのように楽しめた。(何も覚えていないのが怖い)1970年東京外語大の学生のとき、イタリア人30人をアテンドして東京、日光、箱根、伊勢志摩、京都、神戸、大阪を12日間回る地獄がデビューだったという話が一番印象的だった。その後通訳技術も日本の名所案内もうまくなっていったはずなのに、貰ったチップは最初が一番多かったというのは何やら含蓄深い。パーネ・アモーレイタリア語通訳奮闘記(文春文庫)田丸公美子文藝春秋今日の一曲LedZeppelinで、"MobyDick"では、また。『パーネアモーレイタリア語通訳奮闘記』田丸公美子

  • 店名にツッコんでください296

    店名にツッコんでください296店名にツッコんでください296

  • 『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』川瀬七緒

    桐ヶ谷京介は美術解剖学を専攻し、服飾メーカーと熟練の職人を繋ぐブローカー的仕事をしてる。10年前の未解決事件で被害者少女の着るワンピースを見て、警察の分からなかったことを推理した・・・布、糸、生地、プリント、縫製という未知の世界をこれでもかと披露してくれる。面白かった。ここまで自分の知らないことだらけのミステリーを読むことはまずない。刺激的だった。ヴィンテージガール仕立屋探偵桐ヶ谷京介川瀬七緒講談社今日の一曲TOMOOで、「オセロ」では、また。『ヴィンテージガール仕立屋探偵桐ヶ谷京介』川瀬七緒

  • 『先祖探偵』新川帆立

    先祖を探す邑楽風子。その過程でトラブルが発生したり、自分の過去を知ったり。珍しい切り口が新鮮、全体としてはまあまあ。第三話の、10歳ぐらいの少年に何かが憑く話と四話の、寿町暮らしの男が無戸籍なので戸籍を取得したいという話はすごく面白かった。先祖探偵新川帆立角川春樹事務所今日の一曲中森明菜で、"LIAR"では、また。『先祖探偵』新川帆立

  • 『ゼロ以下の死』C・J・ボックス

    ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ。死んだはずの里子のエイプリルから家に電話があったらしい。どうやらギャングとギャングの息子に拉致されて移動しているようだ。ギャングのステンコは重病、息子のロバートは超強硬の環境保護論者。エイプリルを探して・・・相変わらずのクオリティ。ただギャングなのに息子に言いなりのステンコと、カーボンオフセットにこんなにも夢中なロバートの気持ちはよく分からない。まあそういう人もこの世にはいるのだろうけれど。ゼロ以下の死(講談社文庫)シー.ジェイ・ボックス講談社今日の一曲GaryMoore—TheMessiahWillComeAgainでは、また。『ゼロ以下の死』C・J・ボックス

  • 『明日へのペダル』熊谷達也

    55歳本間、コレステロール値が高いと言われるが、ジョギングは昔膝を痛めたので気が進まない。部下の女子社員に勧められたのは自転車。そしてロードバイクの世界に魅せられていく。既に知ってる情報が多いのとほぼ想像通りに進むストーリーは安心できるものの、ちむどんどんはしない。しかしこれからロードバイクを買いたい、乗ってみたいという人にはオススメ。明日へのペダル熊谷達也NHK出版今日の一曲LimpBizkitで、"MyWay"では、また。『明日へのペダル』熊谷達也

  • 『掬えば手には』瀬尾まいこ

    ぼくは他人の心が読めて、ちょっといいことをしてきた。そして大学生になり、オムライス屋でバイトしている。新しく入ってきた常磐さんは他の人と打ちとけない。そして誰かの声が聴こえてきて・・・とても良かった。エスパーの話かと思ったらそっち方面でもなく、でも何の話かと訊かれると困る。全て普通で取り柄のない青年の成長物語に、エスパー風のスパイスが混じってるという感じ。掬えば手には瀬尾まいこ講談社今日の一曲INXSで、"NeverTearUsApart"では、また。『掬えば手には』瀬尾まいこ

  • 『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』宮部みゆき

    怪異な話を聞いてあげる三島屋シリーズ。呪われた者に現れる虻の話、なかなか結婚しようとしない兄の所に出現する土鍋の話、池から引き上げた土左衛門の話。相変わらず面白いのだが、長い。特に虻の話が長かった。一つ一つの話を短くして、5篇ぐらいにして欲しかった。よって件のごとし三島屋変調百物語八之続宮部みゆきKADOKAWA今日の一曲JacobCollierで、"AllINeed"では、また。『よって件のごとし三島屋変調百物語八之続』宮部みゆき

  • 店名にツッコんでください295

    店名にツッコんでください295店名にツッコんでください295

  • 『狼たちの宴』アレックス・ベール

    1942年ドイツ、ユダヤ人なのにゲシュタポの凄腕捜査官アドルフ・ヴァイスマンに成りすまし、前作で殺人事件を解決したイザーク。女性連続殺人事件の担当にさせられた。ウルスラがイザークを愛することに嫉妬する新聞記者バッハマイヤーが、彼を貶めようとする・・・ドキドキしながら読んだ。イザークはナチス・ドイツの機密情報をレジスタンスに流すため危ない橋を渡る。まるで自分がユダヤ人として当時のドイツにいるかのように。今でいうなら、トランプ支持者だらけになった共和党内で反トランプを掲げるようなものか。狼たちの宴(海外文庫)アレックス・ベール扶桑社今日の一曲PetShopBoysで、"It'sASin"では、また。『狼たちの宴』アレックス・ベール

  • 『ミッドナイト・バス』伊吹有喜

    高宮利一は新潟東京都間の長距離バスの運転手。東京には料理屋を営む志穂という恋人がいる。彼女と踏み込んだ関係になろうと決めると、間が悪いことに息子が新潟の家に帰って来た。とても具合が悪く、仕事も辞めたようだ。娘は結婚を考える相手がいるが、彼の母親がかなりの曲者。そして別れた妻の具合もよくないようだ・・・この家族以外にも様々な人物が物語に入り込んできて、ミルフィーユのような多重な話になってゆく。素晴らしく良かった。自分が完全に利一に同化して没入してしまった。渋い家族小説の傑作でもあり、恋愛小説でもあった。ミッドナイト・バス(文春文庫)伊吹有喜文藝春秋↓映画化されてるのは知らなかった。ミッドナイト・バスDVD通常版原田泰造アミューズ今日の一曲Commodoresで、"Nightshift"では、また。『ミッドナイト・バス』伊吹有喜

  • 『純喫茶パオーン』椰月美智子

    祖父と祖母が営む純喫茶。ナポリタンが美味い。よく来る孫の来人の成長物語と周囲の人間模様。嘘をつくと鏡が光るとか、夜中の3時に物音がするから幽霊ではないかとか、初恋の人のこととか。物凄くドラマチックというわけではないのだけれど、やや日常的が出来事がなかなか面白かった。関西弁や東北弁をてきとうに駆使するじいちゃんが愉快だった。純喫茶パオーン(ハルキ文庫や17-2)椰月美智子角川春樹事務所今日の一曲こんなバンドも曲も知らなかった。Sweetで、"LoveIsLikeOxygen"では、また。『純喫茶パオーン』椰月美智子

  • 『たんぽぽ球場の決戦』越谷オサム

    大瀧鉄舟は元高校球児。埼玉では有名な選手で傲慢な言動で知られていた。埼玉県大会決勝で破れ、引きこもりになってしまった。それから9年、母親が広報誌に野球サークル参加者募集中と載せてしまいあせる。昔の仲間の阪野にコーチを頼んだ。やって来たメンバーには色々問題があって・・・非常にありがちな話なのだけれど、野球のディテールと鉄舟が昔の自分がいかに他人を傷つけていたかを知る過程がすごく読ませる。少年野球チームにいたり、社会人野球サークルにもいた身(最高なのは練習後のビール)としては点は甘くなってしまう。たんぽぽ球場の決戦越谷オサム幻冬舎今日の一曲LisaStansfieldで、"ThisIsTheRightTime"では、また。『たんぽぽ球場の決戦』越谷オサム

  • 『道』白石一文

    功一郎は食品会社の安全管理担当。妻は娘を亡くしたショックで重度の鬱状態になっており、妹の碧と交代で付き添っている。40年以上前に成功したあれをやれば、この状態を脱することができるかも知れない。※以下多少ネタバレ高校受験で失敗した時に見せてもらった不思議な絵によって、試験の前までタイムスリップできた。今回も娘が交通事故で亡くなる前に移動できれば、娘を救える。それを試すと・・・タイムトラベルものではなく、パラレルワールド的な世界観。我々が生きているのは、いつくもある同時並行世界の一つに過ぎないと考えると、何だか気分が良くなってきた。どの世界にいても悲劇の総量は変わらないとすれば、悩みも吹き飛ぶような感じもする。そのネタ以外の、日常の仕事のことや、恋愛などの描写もなかなか面白かった。道白石一文小学館今日の一曲B...『道』白石一文

  • 『風を彩る怪物』逸木裕

    陽菜はフルートで音大受験したが失敗してしまった。田舎でカフェをやる姉のもとでしばらく暮らすことにした。するとオルガンを作る工房の人に誘われ、バイプオルガン作りに協力することになった・・・すごく面白かった。全く知らなかったパイプオルガンの世界の深いこと。楽器とか音楽に畏怖の念を覚える。そして挫折した陽菜や、オルガン作りに没頭する朋子の人生の物語もすごく読ませる。風を彩る怪物逸木裕祥伝社今日の一曲SwingOutSisterで、"AmITheSameGirl"では、また。『風を彩る怪物』逸木裕

  • 店名にツッコんでください294

    店名にツッコんでください294店名にツッコんでください294

  • 『晩秋行』大沢在昌

    30年前地上げで大儲けした二見興産の社長はバブル崩壊とともに行方不明。二見の片腕だった円堂は後に居酒屋を経営するが当時交際していた君香が二見とともにいなくなったことを未だに忘れられない。二見が乗ったままなくなった希少なフェラーリカリフォルニアスパイダーを見かけたという情報が入った。時価20億円の車の行方、そして君香の行方は・・・北方謙三や志水辰夫が昔書いていたハードボイルドと似たような構造(大沢氏も書いていたと思うのだが新宿鮫以前の作品はほとんど読んでない)かと思うのだけれど、ストレートに面白かった。やくざなどの脅威に怯えず、自分の身を守ることを優先しないカッコいい男の話。続編がありそうな終わり方だった。続編がないとすれば、ある意味斬新な終わり方だった。晩秋行大沢在昌双葉社今日の一曲ペトロールズで、「ホロ...『晩秋行』大沢在昌

  • 『カレーの時間』寺地はるな

    三人姉妹の末っ子俊子の息子桐矢25歳、平和主義者。娘たちに嫌われている祖父は一人暮らし。男尊女卑、封建的な祖父と一緒に暮らさねばならなくなった。祖父がどんな人生を歩んできたかも描かれる家族物語。男らしくが口癖のじいちゃん本当に嫌だなあと思いながら読む。ストーリー展開も巧い。ただカレーの話は別にカレーでもなくてもいいんだけどな、とも思った。カレーの時間寺地はるな実業之日本社今日の一曲FionaAppleで、"Criminal"https://youtu.be/FFOzayDpWoIでは、また。『カレーの時間』寺地はるな

  • 『偽りの眼』カリン・スローター

    リーは弁護士。突然上司にレイプ犯の弁護を担当するように命じられる。なぜ?※ちょっとだけネタバレ、でも80頁ぐらい読めば分かることそいつはアンドルー、大金持ち。リーと妹のキャリーが昔ベビーシッターをしていた時、その家の父親に姉はセクハラされ、妹はずっとレイプされていた。姉妹は彼を殺し、遺体はバラバラにして隠した。アンドルーはその殺された男の息子だった・・・キツイ性的虐待など読んでいてツライが、それを上回るヒリヒリする感じ。リーの立場で読むとひたすらドキドキする。またドラッグ中毒のキャリーの内面描写もすさまじい。偽りの眼上(ハーパーBOOKS)カリンスローターハーパーコリンズ・ジャパン偽りの眼下(ハーパーBOOKS)カリンスローターハーパーコリンズ・ジャパン今日の一曲オフコースで、「君住む街へ」では、また。『偽りの眼』カリン・スローター

  • 『あきらめません!』垣谷美雨

    ①東京在住郁子61歳、夫婦ともに定年退職の歳を過ぎた。夫が山陰の実家に帰りたいと言う。義母一人暮らしの実家の隣が売りに出された。安いので東京の暮らしを捨て移住してみた。現実は?②由香、義母が家出した。義父の仕打ちに耐えかねて。地方都市における政治、男尊女卑の実態は変えられるのか?面白かった。男性上位の状態をユーモアを交えながらしかしリアルでネガティブに描写する巧さ。まさかあの人がこうなるのかというストーリー展開も巧妙。地方政治なんて面白くなさそうだと思っていたけど、充分に改善の余地があるところだと思った(地方議員てこんなに給料貰ってるの?とか)あきらめません!垣谷美雨講談社今日の一曲ZZTopで、"I'mBadI'mNationwide"では、また。『あきらめません!』垣谷美雨

  • 『子宝船』宮部みゆき

    文庫屋兼岡っ引き見習いの北一シリーズ。酒屋が書いた宝船の絵が子宝を産むと評判だったが、今度はそのせいで子供が死んだと噂が・・・<子宝船>一家3人毒殺事件・・・<おでこの中身>その謎を解く・・・<人魚の毒>めちゃくちゃ面白かった。「ぼんくら」のおでこが久しぶりに登場してくれるし、義理と人情に篤い江戸の人々と巧すぎるストーリー。ちょっとサイコスリラー的だったりもする。今年のベスト級。なあ北一。人の心は畑みたいなもんでな。いっぱい種が植わってるんだよ。てめえで植えた覚えのない種もある。だから、まめに草取りするのが肝心なんだ。※自分用ネタバレ子供が死に自分を責めすぎる母親のために、宝船の絵が悪い、お前は悪くないと思わせようとした策略。幸福そうな他人を何人も殺していた女。千葉で育ち、薬を売る祖母からトリカブトを扱い...『子宝船』宮部みゆき

  • 『三日間の隔絶』アンデシュ・ルースルンド

    潜入捜査官ホフマンが脅される。警察内部情報によってお前のことがわかったと。グレーンス警部には、17年前の未解決事件の容疑者が次々殺されてい件が。2つの件が合わさると途方も無い真相が・・・ヤバイほど面白かった。家族を殺すと脅されたホフマンがやらされることなどドキドキさせる伏線多数あり。※自分用ネタバレ新人警官アメリアが黒幕だった。アルバニアの彼女の父親が武器商人だった。超高性能の銃を大量に仕入れて売る際に仲間割れして殺された。その復讐だった。三日間の隔絶上グレーンス警部(ハヤカワ・ミステリ文庫)アンデシュルースルンド早川書房三日間の隔絶下グレーンス警部(ハヤカワ・ミステリ文庫)アンデシュルースルンド早川書房今日の一曲LedZeppelinで、"WhatIsandWhatShouldNeverBe"では、また...『三日間の隔絶』アンデシュ・ルースルンド

  • 店名にツッコんでください293

    店名にツッコんでください293店名にツッコんでください293

  • 『ウェルカム・ホーム』丸山正樹

    特別養護老人ホームに勤める新人の康介が、感じ喜び悲しみ学ぶ連作短編集。私個人の近親者が胃ろうをするしないで揉めたこともあって、正直読むのがつらいかな、でもデフ・ヴォイスシリーズがすごく良かったからなと思って読んだ。すごく良かった。介護をする人たちの日常がコミカルにそしてシリアスに絶妙なバランスで描かれている。もうすぐ介護のお世話になりそうな人が、介護なんて遠い未来のことだと思ってる人(それこそ、中学生とか高校生)が、読むと得るものが多いんじゃないかなー。ウェルカム・ホーム!(幻冬舎単行本)丸山正樹幻冬舎今日の一曲DeepPurpleで、"WringThatNeck"では、また。『ウェルカム・ホーム』丸山正樹

  • 『ボーイズクラブの掟』エリカ・カッツ

    大手法律事務所に入った新人弁護士アレックス。最も忙しく稼げるM&A部門に気に入られ、凄まじく忙しい日々へ突入。眠れない日々、送信される膨大なメール、セクハラ・・・なかなか面白かった。分厚いのに読み疲れない。企業法務の弁護士の日常が興味深い。高い給料、仕事の多さ、使える多額の経費。おかしな読み方だと思うけれど、こんなに大変な生活をしてる人がいると思うと、自分なんて大したことないと思いながら読んだ。ボーイズクラブの掟(ハヤカワ・ミステリ文庫)エリカカッツ早川書房今日の一曲Perfumeで、"Flow"では、また。『ボーイズクラブの掟』エリカ・カッツ

  • 『捜索者』タナ・フレンチ

    シカゴ市警を辞め、アイルランドに古い家を買ったカル。少年が家の周囲をうろうろする。兄が行方不明になったので、探して欲しいと言う。19歳なのだから自分の意志で出ていったのだろうと思うが調べてみると・・・こういうミステリー薄め+情景描写多めタイプはやや苦手にしていたのだけれと、本作は良かった。ロバート・B・パーカーの「初秋」を彷彿とさせると解説に書いてあったけど、確かに(だいぶ前に読んだので記憶は薄いけど)捜索者(ハヤカワ・ミステリ文庫)タナフレンチ早川書房今日の一曲DepecheModeで、"PersonalJesus"では、また。『捜索者』タナ・フレンチ

  • 『両手にトカレフ』ブレイディみかこ

    現代英国に暮らすミア。働かないシングルマザーと弟と共に日々の食べ物にも困る日々。ミアがたまたま出会った本は、日本のアナーキスト金子文子の自伝だった。フミコの母は男に依存し男に捨てられる日々。ミアはフミコにシンパシーを感じる。良い小説だった。ブレイディみかこがずっと主張してる、貧困層に対する福祉の必要性とか、今自分の置かれてる場所からうまく逃げれば、幸せになれるのかも知れないこととかが身にしみてくる。ラジオで宇垣美里が、嫌いな言葉として、置かれた場所で咲きなさいを挙げていたのを思い出した。どうして他の場所に行ってはいけないのかと。宇垣氏の言動には、良い所悪い所混在してるかと思うけど、これは良かった。両手にトカレフブレイディみかこポプラ社今日の一曲DavidBowieで、"FiveYears"では、また。『両手にトカレフ』ブレイディみかこ

  • 『業火の市』ドン・ウィンズロウ

    86年、ロードアイランド州プロヴィデンスはアイルランド系とイタリア系マフィアが仕切っていた。前者マーフィー家の娘と結婚したダニーが主役。前者の厄介者リアムが後者モレッティ家の息子の女に手を出す。諸悪の根源はここから始まった。面白面白かった。読みやすい&先が読めない。「ゴッドファーザー」をまた観たくなった。「犬の力」は途中脱落した。短文を連ねる叙事詩的描写が合わなかったから。しかし、もう一度読むと違うかも。業火の市(ハーパーBOOKS)ドンウィンズロウハーパーコリンズ・ジャパン今日の一曲ChrisIsaakで、"WickedGame"では、また。『業火の市』ドン・ウィンズロウ

  • 2022年7月ドラマちょいとレビューその4

    「魔法のリノベ」・・・工務店の出来ない営業マンの間宮祥太朗。大手リフォーム会社から転職してきた出来る波瑠がリードして仕事を成功させる。昔のシーンでの長い髪よりも、現在のシーンのショートの方が遥かに似合う。本当の美人はショートが似合う、のか?ドラマはまあまあ。「家売る女」とか「正直不動産」の方が上。「家庭教師のトラコ」・・・橋本愛が謎の家庭教師。料金は払う方が決める、教育方針には口を出さない、指導中は部屋を覗かない、指導の日は家庭に泊まる。直接勉強を教えるのではない間接的なやり方で指導する。不思議だけど、先が気になるドラマ。橋本愛の不気味演技もいい。「NICEFLIGHT」・・・副操縦士玉森裕太は冷静な管制官中村アンに助けられ、惚れる。仕事と恋の話。JAL全面バックアップぽく、リアルな映像が多いのはいい。ス...2022年7月ドラマちょいとレビューその4

  • 店名にツッコんでください292

    店名にツッコんでください292店名にツッコんでください292

  • 2022年7月ドラマちょいとレビューその3

    「競争の番人」・・・杏演じる白熊楓は公正取引委員会職員の苦闘物語。原作とは色々と設定を変えていて、白熊は警視庁から左遷されてたり、坂口健太郎演じる小勝負はナンパキャラになっていたり。ただホテルの談合近辺のネタは全く同じ感じ。知ってる話だから観なくてもいいのだけれど、また観る。「プリズム」・・・杉咲花は声優を目指すがオーディションに受からない、バイトで園芸店に。父親吉田栄作は母と離婚、浮気相手は男性だった。そしてガーデンデザイナーの男性と知り合う。設定とか雰囲気がすごくいい。しかしテーマが何だかは分からない。「恋愛ディソナンス」・・・勤務していたピアノ教室がつぶれた中島裕翔。友人の筧美和子から、自分が高校の教師を辞めるからその後釜にと言われ高校教師になる。毒母富田靖子の娘吉川愛との微妙な関係。そして、筧は行...2022年7月ドラマちょいとレビューその3

  • 『看守の信念』城山真一

    「看守の流儀」の続編連作短編集。頭が切れ、かつ人情に厚い火石。今回はプライベートな部分が出てきた。本作もまたすごくいい。(他の人のレビューを読んでいたら、重大な描写を読み取っていないこと判明。本読みの風下にも置けず)看守の信念看守の流儀城山真一宝島社今日の一曲Vaundyで、「走馬灯」では、また。『看守の信念』城山真一

  • 『十三階の仇』吉川英梨

    NGO職員の女性がコロンビアで惨殺される。解決のため外務大臣が向かうが、影武者になった元十三階(公安)職員が拉致される。外務副大臣天方に崩壊させられた十三階。リーダー格の黒江と古池はインドに逃亡中。拉致事件の犯人が交渉相手に指示してきたのは古池・・・なかなか面白かった。冒頭延々と前作の解説があるので、忘れていても大丈夫。事件の裏側が最も手が込んでいて感心した。↓下に自分用のネタバレあり十三階の仇十三階の女吉川英梨双葉社今日の一曲マハラージャンで、「その気にさせないで」※自分用ネタバレ裏で仕組んだのは黒江。十三階復活のため、女性を殺し、古池を交渉に引っ張りださせることまで予定してた。十三階潰しに活躍した佐倉は官房副長官は、ストラディバリウスを貰って中国に情報を渡していたが、中国スパイ二殺された。そして黒江律...『十三階の仇』吉川英梨

  • 『爆弾』呉勝浩

    微罪で捕まった49歳の自称スズキタゴサクは、爆弾が爆発すると予言し、実際に爆発する。次はどこで爆発するのか、ノラリクラリとかわすスズキ。焦る捜査陣との行き詰まる攻防。最初はつまらないと思い、しかし途中から面白くなり、最後にはあまり面白くなくなった。心理サスペンスとして、なかなかだったんだけど、スズキと警察以外の登場人物が出てきた辺りから、そんなわけあるかっ!とリアリティを失ってしまった感あり。爆弾呉勝浩講談社今日の一曲宇多田ヒカルfeat.スチャダラパーで、「今夜はブギー・バック」では、また。『爆弾』呉勝浩

  • 2022年7月ドラマちょいとレビューその2

    「ユニコーンに乗って」・・・永野芽郁は貧乏母子家庭高卒から学習アプリを開発する企業のCEOに。投資してくれたベンチャーキャピタルからは事業拡大を命ぜられ、人材募集をかけるとやってきたのは、元銀行員の西島秀俊。すごく面白かった。少し頼りないCEO役も永野芽郁にピッタリ。「テッパチ」・・・金も仕事もなくなり、仕方なく自衛隊に入った町田啓太。入隊前後を描くのは珍しい。内容はややありがちな青春もの+お仕事系。まだ観るけれど。「ちょこっと京都に住んでみた」・・・木村文乃が京都に住む。実在のお店らしきものが登場するので、ガイドブック的な実用あり。「六本木クラス」・・・Netflixで観た韓国ドラマを忠実すぎるぐらいにリメイク。知ってる話しかないので物語的には観る意味は特にない。香川照之演じる役には違和感、早乙女太一に...2022年7月ドラマちょいとレビューその2

  • 『過ちの雨が止む』アレン・エスケンス

    AP通信の記者ジョー・タルボット。一度も会ったことのない父親が死んだらしいと聞いて、その街にやって来ると、トラブルの嵐。父親は殺された可能性大、彼の妻は自殺、娘は意識不明。遺産相続問題も絡んで・・・読むのに時間がかかったがそれだけの意味はあった。正義とか悪とか、愛とか嫌悪とか、人間のあれやこれやについて考えさせてくれる。過ちの雨が止むジョー・タルバートシリーズ(創元推理文庫)アレン・エスケンス東京創元社今日の一曲BlankeyJetCityで、"SweetDays"では、また。『過ちの雨が止む』アレン・エスケンス

  • 店名にツッコんでください291

    店名にツッコんでください291店名にツッコんでください291

  • 『シモネッタの本能三昧イタリア紀行』田丸公美子

    イタリア語通訳が旅したイタリアの出来事を記すエッセイ。恋、食べ物、治安。笑い、驚き、感心しまくり。こんなに沢山の事件が起こるとは!イタリアがすごいのか、著者がすごいのか。シモネッタの本能三昧イタリア紀行(講談社文庫)田丸公美子講談社今日の一曲JackWhiteで、"SevenNationArmy"では、また。『シモネッタの本能三昧イタリア紀行』田丸公美子

  • 『奇跡集』小野寺文宜

    大学に向かう電車内で腹痛が耐え難い学生の話から、同一の電車に乗る別の乗客の話へと展開していく連作短編集。小野寺史宜らしいポジティブさ全開。ただ心に残るようなインパクトはやや欠けるかな。奇跡集(集英社文芸単行本)小野寺史宜集英社今日の一曲WilsonPhillipsで、"HoldOn"では、また。『奇跡集』小野寺文宜

  • 2022年7月ドラマちょいとレビューその1

    「オールドルーキー」・・・綾野剛はサッカー選手。元日本代表、J-1からJ-2、J-3へ流れ、終にチームは解散してしまった。反町隆史率いるスポーツマネージメント会社に頼むが、他のチームからオファーはない。サッカー以外何もできない彼。再生できるのか?なかなか面白かった。「空白を満たしなさい」・・・死んだ男が蘇り、自殺ではないと証明しようとする話らしい。面白くなく途中離脱。「拾われた男」・・・テンポが速く、何だこのドラマ?と思っていたら、俳優松尾諭の自伝的エッセイをドラマ化したものだった。役者になりたくて、上京。しかし東京乾電池の試験受けて落ちる。飛行機のチケットを拾ったことから、人生が・・・飛行機のチケットを拾ったことは確か朝日だか日経だかのエッセイで読んだ気がする。このテンポの速さ、先の読めなさ。さすがNH...2022年7月ドラマちょいとレビューその1

  • 『姉妹殺し』ベルナール・ミリエ

    1993年美人姉妹の女子大生が惨殺された。ラングという作家の書く作品内と似た設定で殺されており、姉妹とラングの交流があったと分かる。ラングが殺したのか・・・25年後、ラングの妻が殺される。毒蛇にかまれて。面白かった!分厚くても全然飽きない。謎が解かれる快感をストレートに味わえた。シリーズものだけれど、これだけいきなり読んでも大丈夫。姉妹殺し警部セルヴァズの事件ファイル(ハーパーBOOKS)ベルナールミニエハーパーコリンズ・ジャパン今日の一曲山下達郎で、"LOVE'SONFIRE"今年のツアー申し込んだのだけど、抽選当たるだろうか?では、また。『姉妹殺し』ベルナール・ミリエ

  • 『競争の番人』新川帆立

    公正取引委員会の白熊楓と、東大、ハーヴァード出の小勝負が挑むのはホテルのウエディング料金のカルテル。ホテルの経営者が刺されたりして物騒になってきた。いわゆるデコボココンビによる、軽く読める、けど公取委という珍しいネタを扱っているミステリー。ホテル側がそこまでやるかというややこしい話で、つまらなくはないが、すごく面白いというほどでもなかった。7月からスタートのドラマはどうなのだろうか。競争の番人新川帆立講談社今日の一曲この間。ラジオから流れてきたのは、彼のデビュー曲だったのか、知らなかった。昨年末ぐらい、あるいは今年の春先からの気分に合っている。徳永英明でレイニーブルー」では、また。『競争の番人』新川帆立

  • 『死亡告示 トラブル・イン・マインドII』ジェフリー・ディーヴァー

    短編集、実態のないエネルギーが人間に影響を与えると信じる男の話、死んだ父親の真の姿を知る話、夫婦の連続心中事件の謎を解く話など。悪くはないのだが、前作「フル・スロットル」の方が面白かった。死亡告示トラブル・イン・マインドII(文春文庫)ジェフリー・ディーヴァー文藝春秋今日の一曲Rainbowで、"AllNightLong"では、また。『死亡告示トラブル・イン・マインドII』ジェフリー・ディーヴァー

  • 店名にツッコんでください290

    店名にツッコんでください290店名にツッコんでください290

  • 『博士の長靴』瀧羽麻子

    気象学オタクである教授の結婚、勉強の苦手な息子など、1958年から2022年まで四代に渡る家族を描写する連作短編集。すごく面白い章とまあまあの章が混在。一貫したテーマは特にないようで、「長期間家族小説」が特徴。博士の長靴瀧羽麻子ポプラ社今日の一曲JackWhiteで、"IfIDieTomorrow"では、また。『博士の長靴』瀧羽麻子

  • 『宙ごはん』町田そのこ

    宙は産みの母親(花野)と離れ、叔母一家と暮らしていた。しかし叔母達がシンガポールに引っ越す時、花野と暮らすように言われた。大きなボロ屋敷で一人暮らしの花野は有名な画家だが、料理は作らず、娘のことを顧みることがない。しかし花野の後輩男性のやっちゃんが宙を助け、料理も作ってくれる。宙の成長、産みと育ての母の葛藤、恋・・・いや〜素晴らしかった。ティーン向けかと侮っていたら、意外なほど重厚で先の読めない小説だった。人を恨むことや、ネガティブな部分とポジティブな部分それぞれに上手にスポットライトをあてる、そんな感じ。宙ごはん町田そのこ小学館今日の一曲Creamで、"Toad"では、また。『宙ごはん』町田そのこ

  • 『ロスト・アイデンティティ』クラム・ラーマン

    ジェイは、パキスタン系でロンドンでドラッグの売人をしている。イスラム教徒とキリスト教徒の対立に巻き込まれ、金を失いドラッグの総元締に迫られる。すると、MI5からリクルートされ、テロ組織に潜入するよう言われる。なかなか面白かった。作者自身がパキスタン系で、これがリアルロンドンの人種、宗教対立なのかと、ヒリヒリしながら読んだ。あっと驚く展開も良かった。特になぜジェイが選ばれたのかが分かったときが。ロスト・アイデンティティ(ハーパーBOOKS)クラムラーマンハーパーコリンズ・ジャパン今日の一曲TheWhoで、"BabaO'Riley"では、また。『ロスト・アイデンティティ』クラム・ラーマン

  • 『無月の譜』松浦寿輝

    将棋の奨励会に入れたが、プロにはなれなかった小磯。戦争で亡くなった祖父の弟が駒作りをしていたと聞き、作品を探しに行く。将棋蘊蓄、駒蘊蓄に溢れ、分厚い割にスラスラ読める。純文学とエンタメの中間のように感じた。無月の譜松浦寿輝毎日新聞出版今日の一曲ペトロールズで、「よなかのすうがく」では、また。『無月の譜』松浦寿輝

  • 『アルツ村』南杏子

    札幌、DV夫から娘と逃げてきた明日香。車を走らせ事故に、そしてたどり着いたのは、アルツ村。認知症患者ばかりが住む村だった。村から逃げようとするが・・・うーん。認知症の人たちがどのようになるかは食傷気味。ラストで驚きはあるものの、なんというかテクニックに走っている感じが好みとはちと違う。アルツ村南杏子講談社今日の一曲電気グルーヴ×スチャダラパーで、「聖☆おじさん」では、また。『アルツ村』南杏子

  • 『7.5グラムの奇跡』砥上裕將

    野宮は北見眼科医院の新人機能訓練士。不器用で仕事で苦労するが、真面目に患者に向かい合う日々を描く連作短編集。緑内障は治ることはない、目薬を毎日さすことで進行を抑えるしかないとか、コンタクトレンズの怖さとか日常的な知恵を教えてくれる+成長物語。こういう眼科なら、ぜひ行きたいと思った。7.5グラムの奇跡砥上裕將講談社今日の一曲BLUENOTETOKYOLiveStreamingより、"NAOYOSHIOKATokyoFunkSessions2022"では、また。『7.5グラムの奇跡』砥上裕將

  • 店名にツッコんでください289

    店名にツッコんでください289店名にツッコんでください289

  • 『地面師たち』新庄耕

    不動産の所有者になりすまし、買主から金を騙し取る詐欺グループの話。2017年に積水ハウスが騙された事件を思い出す。詐欺グループのキャラが立っていて、詐欺のプロセスも面白かった。中学生のときにわくわくしながら読んだ高木彬光の「白昼の死角」を思い出した。地面師たち(集英社文庫)新庄耕集英社白昼の死角(光文社文庫)高木彬光光文社今日の一曲SammHenshawで、"Joy"では、また。『地面師たち』新庄耕

  • 『石の繭 警視庁殺人分析犯』麻見和史

    亡くなった刑事の娘が捜査一課の刑事になった。廃屋にモルタル漬けになった遺体が連続して発見される。そして犯人から警察に電話がかかってきた。犯人の目的は?もうすぐ改装されるというタイミングで、三省堂書店の神保町本店に行ったら、宮部みゆきさんのオススメ本として展示されてた。全く知らなかった。読みやすいし、面白い。刑事のキャラも立っていて、それも読みやすさに繋がってると思う。犯人の人物像、動機、殺害法、すべて頷けた。石の繭警視庁殺人分析班(講談社文庫)麻見和史講談社今日の一曲羊文学で、「あいまいでいいよ」では、また。『石の繭警視庁殺人分析犯』麻見和史

  • 『剣持麗子のワンナイト推理』新川帆立

    家の立ち退きを迫った後、不動産屋が殺される事件や、「お月様のいるところに行きたい」という老婆が出てきたり、弁護士剣持麗子は忙しい。前作とは全然違うし、ドラマ「元彼の遺言状」の中に織り込まれた話もあるけれど、ドラマとは構成が違う(ドラマちゃんと観てない)気がする。リーガルスリラーでもなく、コメディでもなく、読んだことのない不思議なミステリー。面白いのか面白くないのかそれすらもよく分からない。剣持麗子のワンナイト推理新川帆立宝島社今日の一曲CigarettesAfterSexで、"Nothing'sGonnaHurtYouBaby"では、また。『剣持麗子のワンナイト推理』新川帆立

  • 『噤みの家』リサ・ガードナー

    イーヴィーは、夫コンラッドを射殺したのではなく、パソコンを撃っただけだと供述。フローラは自分を監禁していた男ジェイコブ・ネスが、コンラッドに会っていたことを思い出した。そして、イーヴィーは16年前に父親を射殺していた。第3作「完璧な家族」は途中でギブアップしたのに、なぜか第4作はすらすらと読めた。被害者の内面が延々と続くのは苦手なのかも。なぜパソコンを撃ったのか、夫は本当はどういう人なのか、段々と分かる真相は、すごく頷けるものだった。噤みの家(小学館文庫)リサ・ガードナー小学館今日の一曲桑田佳祐feat.佐野元春,世良公則,Char,野口五郎で、「時代遅れのRock’n’RollBand」では、また。『噤みの家』リサ・ガードナー

  • 映画「トップガン マーヴェリック」

    初めて池袋のグランシネマサンシャインにて鑑賞。日本で、最も大きいIMAXレーザーGTは本当にデカい。高さがビル5階分。マーヴェリック(トム・クルーズ)はいまだに現役パイロット。亡国で核開発施設が完成直前のため、戦闘機で撃破するチームの教育を命じられた・・・初っ端からグンと掴まれ、そのままエンディングまで一気に加速。いや〜IMAXレーザーGTで観て良かった!プラス700円の価値十分にあり。画面の大きさと音の迫力のせいで、物凄く没入して観られる。戦闘機のシーンは手に汗握ってしまった。何も考えなくていい、古き良きハリウッド映画を久しぶりに観た。これからも迫力系の映画を観るなら池袋まで来たいものだ。今日の一曲前作の主題歌。KennyLogginsで、"DangerZone"では、また。映画「トップガンマーヴェリック」

  • 『アリスが語らないことは』ピーター・スワンソン

    継母アリスと暮らす父ビルが死んだと知らせがあり駆けつけたハリー。ビルの死には不審な点がある。そしてアリスに対して感じる違和感。交互に現在と過去が描かれる。アリス、14歳の時、母イーディスは金持ちの男ジェイクと再婚するが酒浸りの日々。そして・・・ストレートに面白かった。アリスの過去が段々と分かってくると背筋がゾクゾクしてくる。こうなるだろうと先を予測しながら読んでしまうが、それを遥かに越えた所に着地する。素晴らしい。※下にネタバレありアリスが語らないことは(創元推理文庫)ピーター・スワンソン東京創元社※以下ネタバレ酒浸りの母が吐瀉物で窒息するのを見ていたアリス→ジェイクと関係を持つ→親友ジーナに非難されたので、海で溺れたのを救わない。ジェイクも最初からアリスを狙って母イーディスに近づいた。イーディスの酒に薬を入れ...『アリスが語らないことは』ピーター・スワンソン

  • 店名にツッコんでください288

    店名にツッコんでください288店名にツッコんでください288

  • 『慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス』丸山正樹

    手話通訳士「デフ・ヴォイスシリーズ」第3作の短編集。ろう者と産婦人科に付き添う話、甥がろう者で進路に悩む話、ろう者のモデルの話、身元不明の遺体がどうやらろう者らしいという話、聴覚障害者に対して会社で配慮されない話など。どれもすごく面白かった。特に第一話のラストは切ないというかなんというか・・・慟哭は聴こえない:デフ・ヴォイス(創元推理文庫Mま3-2)丸山正樹東京創元社今日の一曲Official髭男dismで、「ミックスナッツ」では、また。『慟哭は聴こえないデフ・ヴォイス』丸山正樹

  • 『人でなしの櫻』遠田潤子

    日本画家の清秀、母は自殺した。絶縁してた天才料理人の父親が死んだ。そこでは8歳の時に拉致監禁され11年過ごした蓮子がいた。蓮子に惹かれる清秀。遠田潤子の想像と妄想についてゆけなくなってしまった。性的にアブノーマルな人はこういう思考回路なのかも知れないとか、日本画の技法については興味深く読んだ。しかし、ストーリーは全く面白くなかった。正直、読む時間の無駄だった。人でなしの櫻遠田潤子講談社今日の一曲ペトロールズで、「インサイダー」では、また。『人でなしの櫻』遠田潤子

  • 『グミ・チョコレート・パイン パイン編』大槻ケンヂ

    三部作のラスト。ネタバレを避ける。美甘子は、物語上すごく面白く生きている。賢三を中心にする、バカ高校生たちの物語。まあまあ面白く読んだ。賢三たちのパートはもっと面白くできたんじゃないんーの?(仁義なき戦いの、山守組会長、金子信雄演じるところ)グミ・チョコレート・パインパイン編(角川文庫)大槻ケンヂKADOKAWA今日の一曲U2で、"WalkOnUkraine"では、また。『グミ・チョコレート・パインパイン編』大槻ケンヂ

  • 『オオルリ流星群』伊予原新

    秦野市、文化祭で協力した高校の同級生の28年後。親の跡を継いで薬局経営する久志は幸福な気分になれない。中学教師は千佳、仕事の情熱が湧いてこない。修は仕事を辞めて、司法試験にチャレンジ。和也は引きこもり。恵介は死んだ。国立天文台に努めていた彗子が地元に戻ってきた。天文台を作りたいと言う・・・良かった。天文のことはさっぱり分からないけど問題なし。それぞれの登場人物の鬱屈とした内面に共感してしまう。いわゆるミッドライフ・クライシスを迎えた者たちが、彗子の夢に乗っかる。そのスムーズな流れやラストも良かった。オオルリ流星群(角川書店単行本)伊与原新KADOKAWA今日の一曲AvishaiCohenTrioで、"Remembering"では、また。『オオルリ流星群』伊予原新

  • 『空にピース』藤岡陽子

    澤木ひかり先生26歳、都内の貧困地域の小学校に転任してきた。授業中集中できない子、日本語に不自由な子、虐待されてる子。周囲の先生は頑張らない。孤軍奮闘の結果は?スゴイ。スゴ過ぎる。私自身、都内貧困地域出身で、他人事ではない。先が読めないストーリー、現代の日本を抉る問題提起。こんな小説と同時代に生きてるのは悪くない。空にピース(幻冬舎単行本)藤岡陽子幻冬舎今日の一曲METAFIVEで、"FullMetallisch"では、また。『空にピース』藤岡陽子

  • 『雌伏三十年』マキタスポーツ

    マキタスポーツの自伝的小説。山梨から上京し、カラオケやライブハウスで働きながら、いつもどこかで不満を抱える。バンドを結成し、芸能界に足を踏み入れるが・・・面白いわけじゃないのになぜか読み進んでしまう。80年代から90年代にかけてのハチャメチャな生き方は、なぜか清々しい。ポッドキャストの「東京ポッド許可局」でのやや好好爺と化したマキタスポーツとはだいぶイメージが違うキャラだった。雌伏三十年(文春e-book)マキタスポーツ文藝春秋今日の一曲LadyGagaで、"HoldMyHand"映画「トップガンマーヴェリック」の主題歌。映画観に行くべきか?「シン・ウルトラマン」は面白いのか?では、また。『雌伏三十年』マキタスポーツ

  • 店名にツッコんでください287

    店名にツッコんでください287店名にツッコんでください287

  • 『翼の翼』朝比奈あすか

    小2の息子翼が模試を受けると好成績で、中学受験の塾に行かせることにした母有泉円佳。水泳との両立に苦労したり、成績別のシビアなクラス分けに一喜一憂したり。母親目線で描く中学受験。大変面白かった。首都圏で中学受験、特に難関校を受ける子の親としては多分平均的な過ごし方なのではないだろうか。つきっきりで勉強教えたり、教えなくても、勉強時間のコントロールしたりと。少子化で一人の子供にかけられる時間やエネルギーは増しているのだろうと想像する。中学受験に限らず、ある程度普遍的な人間のあり方だと思う。ちょっとしたことに一喜一憂するのもそうだし、自分の知ってる狭い世界が世界の全てだと思ってることも。そういう意味でもいい小説だった。翼の翼朝比奈あすか光文社今日の一曲レキシで、「鬼の副長HIZIKATAfeat.ぼく、獄門くん」では...『翼の翼』朝比奈あすか

  • 『フルスロットル トラブル・イン・マインド』ジェフリー・ディーヴァー

    キャサリン・ダンス、リンカーン・ライムというディーヴァーの御馴染みのキャラの短編と独立した短編からなる。どれもかなり面白かった。ラストで強烈なひねりがある。金持ちの老婦人を騙そうとする「ゲーム」と売れなくなくなった俳優がポーカー番組に出演する「バンプ」の二つが特に良かった。フルスロットルトラブル・イン・マインドI(文春文庫)ジェフリー・ディーヴァー文藝春秋今日の一曲VULFPECKで、"DeanTown"では、また。『フルスロットルトラブル・イン・マインド』ジェフリー・ディーヴァー

  • 『刑事ヴィスティング 悪意』ヨルン・リーエル・ホルスト

    二人の女性を惨殺し刑務所にいる男トム・ケルが、三人目の被害者を埋めた場所を教えるとのことで、厳戒態勢でケルを現場に連れて行った。すると爆発が起こりケルは逃亡した。共犯者がいたのだろうか。物凄く面白かった。無駄のない冒頭からグッと引き込まれる。ケルを逃したのは果たしてヴィスティングの責任なのかという話や、先の読めない展開、全てが良かった。警部ヴィスティング悪意(小学館文庫)ヨルン・リーエル・ホルスト小学館今日の一曲ジャズっぽいアレンジがカッコいい。MichaelJacksonの"Thriller"のカバー。DirtyLoops&CoryWongで。では、また。『刑事ヴィスティング悪意』ヨルン・リーエル・ホルスト

  • 『古本食堂』原田ひ香

    神保町で古本屋を営む兄鷹島滋郎が亡くなった。北海道に住む妹珊瑚はあとを継ぐべきなのか悩みながら上京。滋郎を大叔父とするのが東京の女子大の国文科に在籍する美希喜。大叔母の手伝いをすることになった。神保町界隈の美味しい食べ物、本の蘊蓄、そして人情溢れる小説。いやいや、凄く好みだった。何度か食べたことのあるボンディのカレー。また食べたくなる。本多勝一から丸谷才一に本居宣長まで、幅広い本のセレクションとそこから得られる抜群の教訓。小6の時、担任がこの本多勝一の本のエスキモーの話をしてくれたことを思い出した。そして、恋やら恋みたいなものやら仕事やら料理やら本が禁止される世界やら色んな面白いことがギッシリ詰め込まれている。面白かった!古本食堂原田ひ香角川春樹事務所今日の一曲AlDiMeolaで、"Yesterday"では、...『古本食堂』原田ひ香

  • 『ついでにジェントルメン』柚木麻子

    短編集。7本中4本面白かった。文藝春秋のサロンにいたら、作家に菊池寛の銅像が話しかけてくる「ComeComeKan」女をものにするためよく利用している創作寿司屋に、場違いな女の客がやって来た「エルゴと不倫鮨」離婚してシングルマザーとして暮らしていたら、義父がやって来て一緒に暮らしたいと言う「立ってる者は舅でも使え」大人になってから「アルプスの少女ハイジ」や「若草物語」にハマり、そこから学習した女性「あしみじおじさん」戦前同潤会の大塚のアパートで暮らす女性たち「アパート一階はカフェ」短編はラストに意外なひねりがあったりするけど、どちらかと言えば設定やプロセスを楽しむタイプだと思う。ついでにジェントルメン(文春e-book)柚木麻子文藝春秋今日の一曲Cannonsで、"PurpleSun"では、また。『ついでにジェントルメン』柚木麻子

  • 『朱色の化身』塩田武士

    人気ゲームのクリエーター辻珠緒が行方不明。ライターの大路は彼女の過去を追う。京大卒で都市銀行で総合職として働いていたのに金持ちと結婚、離婚の後ゲームの世界に身をおいたと思っていたら、過去を探ると色々と出てきた。悲惨な子供時代はどのようなものだったのか。途中まですごく読みにくい。何人もの人にインタビューするので、誰が誰だか分からなくなる。途中でやめようかとも思ったのだけど、たどり着いた真実は良かった。最後まで読んでよかった。(ただストーリーと関係ないディテールが多いなと個人的には思った)朱色の化身塩田武士講談社今日の一曲Kornで、"WorstIsOnItsWay"では、また。『朱色の化身』塩田武士

  • 店名にツッコんでください286

    店名にツッコんでください286店名にツッコんでください286

  • 『アキレウスの背中』長浦京

    マラソン大会が賭けの対象になり、巨額の金が動くようになる第一回大会が東京で開催されることになった。日本選手が脅迫され、警察が動き出した。スポーツメーカーが画期的シューズ、ウェアを披露しようとしてる。設定、人物像、すごくいい。しかし、ストーリーはすごくいいとは思えなかった。ある程度予想通りに進んでしまった。スポーツメーカーの開発の仕方や警察の動き方はすごく面白かったけれど。アキレウスの背中(文春e-book)長浦京文藝春秋今日の一曲JimiHendrixで、"RedHouse"では、また。『アキレウスの背中』長浦京

  • 2022年4月ドラマちょいとレビューその3

    「持続可能な恋ですか」・・・辞書編纂の仕事をする父松重豊は妻に先立たれる。娘の上野樹里はヨガインストラクター。結婚する気はない。しかしたまたま出会った田中圭のことが気になって。配役がいいし、まだ観る。「やんごとなき一族」・・・松下洸平と付き合う土屋太鳳。プロポーズを受けた後に、彼は大金持ちの息子だと知る。父親は傲慢な石橋凌。学校ぐらい大きい屋敷と土地。金持ちの描き方がぶっ飛んでる。面白かった。ただ跡取りの嫁が雑用をやらされるというのは不可解だったり、サウナに外からかんぬきかけられるわけないだろう?というような不自然な点はあちこちにあった。「家政夫のミタゾノ」・・・もうシーズン5。バカバカしい設定とスーパーウーマン(?)のミタゾノの活躍。前と変わらない面白さ。「寂しい丘で狩りをする」・・・倉科カナは探偵。性被害に...2022年4月ドラマちょいとレビューその3

  • 『フォーリング 墜落』T・J・ニューマン

    LA発ニューヨーク行き航空機の機長の妻子が自宅で監禁される。操縦中にメールで脅迫され、東海岸のどこかで墜落させるよう命じられる。フライトアテンダントの一人がFBI捜査官の甥に連絡した。FBIが自宅に向かうと・・・読みやすい。映像が目に浮かぶ。ハイジャック犯が機内にいないという新しいタイプ。面白かった。フォーリング墜落TJニューマン早川書房今日の一曲サカナクションで、「ナイロンの糸」では、また。『フォーリング墜落』T・J・ニューマン

  • 2022年4月ドラマちょいとレビューその2

    「マイファミリー」・・・ゲーム会社社長二宮和也と多部未華子夫妻の娘が誘拐される。身代金は5億。警察に連絡すると捜査員が自宅にやってきた。かなり誘拐事件を真正面から捉えたドラマ。なかなか良かった。「俺のカワイイはもうすぐ消費期限!?」・・・ビールメーカー営業山田涼介、可愛いだけを武器に成功できていたと思っていたら、、すごく面白いというわけではないがつまらなくもない。「未来への10カウント」・・・高校ボクシングで4冠とったのに後に辞めてしまい、ピザの宅配をしてる木村拓哉は生きる意味を失ってる。ボクシング部の監督柄本明ががんで辞めるので、コーチをしろと命じられた。高校側は新入部員もいないのでこのまま廃部にしたい。しかし部員たちは、木村と三年生の公開スパーリングを企画して、多くの生徒に観に来てもらおうとする、という初回...2022年4月ドラマちょいとレビューその2

  • 『グミ・チョコレート・パイン チョコレート編』大槻ケンヂ

    三部作の二作目。80年前後に活躍したバンドの名前が大量に出てくるが知らないものが多く、その辺はあまり頭に入ってこなかった。賢三の脳内でいやらしいことを考えまくるのも同じパターンでちと飽きてきた。物語としては賢三たちとは別の美甘子の人生の方が面白くなってきた。グミ・チョコレート・パインチョコ編(角川文庫)大槻ケンヂKADOKAWA今日の一曲作者大槻ケンヂ率いる筋肉少女隊で、「キノコパワー」今回初めて筋肉少女隊の曲を聴いたような気がする。では、また。『グミ・チョコレート・パインチョコレート編』大槻ケンヂ

  • 2022年4月ドラマちょいとレビューその1

    今までの朝ドラで、ナンバーワンと言っても過言ではない「カムカムエブリバディ」が終わってしまい(アニー・ヒラカワがラジオで激白するシーンでは鳥肌が立ちました)ロスに襲われる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。「ソロ活女子のススメ2」・・・パート1と変わらず面白い。「元彼の遺言状」・・・原作は面白かったのに、ドラマはそれほどじゃなかった。そもそもこんなややこしいことはリアリティがないから、文章で読んで、隙間を想像力で埋める方に向いている。のかも?「正直不動産」・・・うそばっかりついてる、不動産会社の出来る社員は山下智久。お地蔵さんを壊した祟りで、嘘が付けなくなってしまう。面白かった。不動産屋の言うことは嘘だらけなのか?これから引っ越ししようと考えてる人や不動産買おうとしてる人必見。スポンサーのないNHKだから出来...2022年4月ドラマちょいとレビューその1

  • 店名にツッコんでください285

    店名にツッコんでください285店名にツッコんでください285

  • 『グミ・チョコレート・パイン グミ編』大槻ケンヂ

    日々オナニーのことで頭がいっぱいの高校生大橋賢三、ロックと小説と映画を愛する。同じく内向的な友人カワボンとタクオと酒を飲みダラダラしていた。クラスのマドンナ美甘子が実は映画だと知り、、、そして仲間でロックバンドを作ろうと考え、、薬師丸ひろ子、中森明菜、痙攣しながら歌うジョー・コッカー、GORO、エロトピアなど大槻ケンヂの頃の青春キーワードの出まくり。(よくそんなに覚えてる)賢三のちまちました内面(=大槻ケンヂの内面?)の、あーそれわかる、自分も同じだった感と、いや、そこまでいつもエロいこと考えてなかったぞ感の組み合わせ。賢三と比べればまだ自分の方が健全(?)な青春を過ごしたのだろうか。ということはあまり重要でなく、どんどん頁をめくらせるリーダビリティと、「グミ編」のラストを読むと、次の「チョコレート」が気になる...『グミ・チョコレート・パイングミ編』大槻ケンヂ

  • 『シャルロットの憂鬱』近藤史恵

    元警察犬と暮らす夫婦の近くで起こる小さな謎を解く。続編の「シャルロットのアルバイト」から先に読んだけど問題なし。シャルロットはやはりかわいい。犬の人間のあり方を考えさせられる。それと、小さな謎の提示と解決法がまた巧い。シャルロットの憂鬱(光文社文庫)近藤史恵光文社今日の一曲DaftPunkの"SomethingAboutUs"、Pomplamooseによるカバー。では、また。『シャルロットの憂鬱』近藤史恵

  • 『レジェンドアニメ』辻村深月

    「ハケンアニメ」の続編スピンオフ短編集。音声担当だったり、アニメ観せてもらえない子供だったり、フィギュア会社社員だったり、小さい子向けアニメのプロデューサーだったり。アニメ作りの大変さと気持ちよさが突き抜ける。面白かった。レジェンドアニメ!辻村深月マガジンハウス今日の一曲スピッツで、「春の歌」では、また。『レジェンドアニメ』辻村深月

  • 『ムスコ物語』ヤマザキマリ

    イタリア、日本、シリア、アメリカ父母に連れられあちこちに引っ越しし多言語、多文化に触れた息子に関するエッセイ。先日の朝ドラで伴虚無蔵が言った言葉は「刀自」最近の刀自の中でいいなー、と思うのは、赤江珠緒、ブレイディみかこ、ヤマザキマリの三人。共通点は、話が面白い、思考が柔軟で偏っていない、カッコつけない、自分を客観視できること。その一人が描写する息子が面白くないわけがない。ムスコ物語(幻冬舎単行本)ヤマザキマリ幻冬舎今日の一曲Cannonsで、"Hurricane"では、また。『ムスコ物語』ヤマザキマリ

  • 『タイムマシンに乗れないぼくたち』寺地はるな

    学校や会社で生きづらい人達にフォーカスした短編集。「夢の女」の中で、結婚後に夫の欠点だと感じた、頼りないところや鈍感な所は、恋をしていたときは「かわいさ」に変換されていたという描写があって、確かにそういうことってあるよなと思った。思い過ごしも恋のうち、恋する者は夢見がち。全てが物凄く面白いという訳ではないけど、恋の話「灯台」のラストは良かった。タイムマシンに乗れないぼくたち寺地はるな文藝春秋今日の一曲藤井風で、「まつり」では、また。『タイムマシンに乗れないぼくたち』寺地はるな

  • 『燕は戻ってこない』桐野夏生

    リキは北海道で介護職をした後、東京で病院の事務をしてる。金がない。エッグドナーの話が知り合いから持ち込まれた。草桶基はバレーダンサーとして人気かあったが怪我で引退したあと指導に回った。子供が出来ない。リキが代理母の候補にあがった。桐野夏生にしては読みやすい。近年読みにくいので避けていた。女性の妊娠、出産、子育て、男性のエゴについて物凄く考えさせられる。物語はそれほどでもないが、ラストは好き。燕は戻ってこない(集英社文芸単行本)桐野夏生集英社今日の一曲RussellMaloneで、"TheBadAndTheBeautiful"では、また。『燕は戻ってこない』桐野夏生

  • 店名にツッコんでください284

    店名にツッコんでください284店名にツッコんでください284

  • 『もう別れてもいいですか』垣谷美雨

    暴力をふるうわけではないが、自分のことを下に見るし、感謝の気持ちもない夫と別れたくて仕方ない妻の話。物語としては面白いわけではないけれど、ある種のドキュメントのようなリアリティがあった。もし自分がこの妻だったら、離婚を真剣に考えるだろう。もう別れてもいいですか垣谷美雨中央公論新社今日の一曲NIAGARATRIANGLEで、「A面で恋をして」では、また。『もう別れてもいいですか』垣谷美雨

  • 『いえ』小野寺文宜

    三上傑、スーパーに勤めて3年。パートさんたちとうまくやれてないのが悩み。大学生の妹若緒は、傑の小学校からの友人、サッカーもうまく勉強もできた大河と付き合っていた。大河が運転する車が事故を起こす。助手席にいた若緒は大怪我する。それから三上家はギクシャクし始める。何ら期待を裏切らない小野寺ワールド。腰を抜かすような展開があるわけじゃなく、普通の人々の感じる苦しみと喜びと気付きが独特の「誠実な人」っぽい文体で描かれる。これがまた良いのだ。いえ小野寺史宜祥伝社今日の一曲OliviaRodrigoで、"driverslicense"では、また。『いえ』小野寺文宜

  • 『シャルロットのアルバイト』近藤史恵

    元警察犬のシャルロットと暮らす夫婦。迷子のトイプードルの謎、向かいに引っ越してきた家族の謎など日常的な謎を解くミステリー。シャルロットがかわいい!犬好きにはたまらない。物語も何ともほっこりする。二作目から読んでしまったけど問題なし。シャルロットのアルバイト近藤史恵光文社今日の一曲Official髭男dismで、「アポトーシス」では、また。『シャルロットのアルバイト』近藤史恵

  • 『タラント』角田光代

    香川出身のは、東京の大学で、ボランティアのサークルに入る。そこで色々考えさせられる。卒業してから海外でボランティアし、悩む悩む。過去を語らない祖父はちょくちょく東京で誰かに会っている。そしてバラリンピック。人のためと思ってしたことが裏目に出て悩む主人公の内面描写が絶妙に巧い。下らないことでいつまでも悩むんじゃないよと思う人もいるかも知れないが、私自身を投影してるみたいで、分かる〜と何度もつぶやいてしまった。何がテーマなのか、それはよく分からないけれど、面白かったことは確か。タラント角田光代中央公論新社今日の一曲CreepyNutsで、「のびしろ」では、また。『タラント』角田光代

  • 『砂嵐に星屑』一穂ミチ

    テレビ局内の連作短篇集。大阪の局で不倫がバレて東京に飛ばされ10年ぶりに大阪に戻ってきた女子アナの話。周囲で早期退職する人が増えてきたディレクターの話。ゲイに恋して同居するタイムキーパーの話。コミュ障なのに密着取材を強いられるADの話。最初はどうかなと思っていたら、尻上がりに面白くなってきた。テーマが何なのか説明し難いけど。砂嵐に星屑(幻冬舎単行本)一穂ミチ幻冬舎今日の一曲きいやま商店で、「きいやまのアカサタナ」では、また。『砂嵐に星屑』一穂ミチ

  • 『龍の耳を君に(デフ・ヴォイス』丸山正樹

    デフ・ヴォイスシリーズ第二作。ろう者の通訳荒井の活躍、中短編三本。ろう者が強盗したとして逮捕された事件、ろう者がろう者から恐喝、詐欺した事件、殺人事件を目撃した子がろう者だった事件。こんなジャンルの小説があったのかと感嘆するとともに、ミステリーとしての面白さを堪能し、人間ドラマの深さに溺れた。そして自分の知らないことを知るのがこんなにエキサイティングなんだと久しぶりに教えてくれた。龍の耳を君に(デフ・ヴォイス)(創元推理文庫)丸山正樹東京創元社今日の一曲LedZeppelinで、"GoingToCalifornia"では、また。『龍の耳を君に(デフ・ヴォイス』丸山正樹

  • 店名にツッコんでください283

    店名にツッコんでください283店名にツッコんでください283

  • 『月の光の届く距離』宇佐美まこと

    高2で妊娠し、行くところもなくなり、ビルから飛び降りようとしていた美優。ひょんなことから知り合ったNPOの女性千沙に手を差し伸べて貰った。そして奥多摩のゲストハウスに行くことを勧められる。そこで井川さんは恵まれない子を育てている。なぜ他人を救う活動をしているのだろうか。最初は悲しい子の見る悲しい狭い世界の話なのかと思っていた。しかし、実は奥が深く、底は広い。人間は、なかなかいいもんだと思わせてくれた。「優しい人間は強い」という言葉が出てきてドキッとした。私自身が強くないから、優しくないことを、思ってしまうのかと思ったり、私自身は根本的に優しくない人間だから、強くないのだなと思ったり。月の光の届く距離宇佐美まこと光文社今日の一曲奥田民生と山崎まさよしによるカバーで、「ルビーの指輪」では、また。『月の光の届く距離』宇佐美まこと

  • 『神よ憐みたまえ』小池真理子

    美少女12歳黒沢百々子の両親が殺害された。ピアニストを目指す夢は絶たれるのか。優しい家政婦のたづさんや陰湿な祖母等様々な人に囲まれ、百々子はその後をどう生きるのか。女一代記もしくは大河ドラマ的小説。犯人は誰かは割とすぐに分かるので、ミステリー的楽しみよりもドラマ的楽しみが多いように思う。殺人の動機は、すごくリアルに分かると思える部分と、いやいやそりゃ行き過ぎでしょと思う部分もある。この動機は作品全体を黒い影で覆うので、受け入れられないと凡作になってしまうと想像する。私はまあまあ受け入れられた。神よ憐れみたまえ小池真理子新潮社今日の一曲レキシで、「マイ草履feat.にゃん北朝時代」では、また。『神よ憐みたまえ』小池真理子

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