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  • 「写本」展@国立西洋美術館

    毎日暑い、と引きこもってばかりも何なので、意を決して(笑)上野へおでかけ。いつもは前を素通りする国立西洋美術館だけれど、今回は趣味にドストライクの展覧会を見つけたのでやってきた。「写本いとも優雅なる中世の小宇宙」と題されたこの展覧会は医師である内藤裕史氏の個人コレクション。今はすべて国立西洋美術館に寄贈されている。地下の展示室は9部屋に分かれていて、個人コレクションとはいえ154品と予想よりはるかに多い作品数。しかも精密な装飾のミニアチュールばかりなので、鼻をくっつけんばかりに接近して見なければならない。老眼の人間には厳しいが、近視の眼鏡をはずしてがんばった。こんもりと金泥を盛り上げた写本からスタートするこのコレクション、12世紀から16世紀まで、イギリス、フランス、イタリアを中心に、ネーデルランドやスペ...「写本」展@国立西洋美術館

  • スコットランド紀行 22 Unst島ツアー前編

    5月30日Unst島の緯度は北緯60度、昨年11月に行ったNZの亜南極の島々よりも高緯度にある。なのでこの時期、日の入りは22時過ぎ、朝の4時前には日の出なので夜中に目を覚ましても外は真っ暗ではない。夏至の頃にはほぼ白夜になるらしい。眼は早く覚めるが、朝食は7時45分から。この宿のオーナーは70代の男性だが、自ら朝食を用意してくれる。聞けば生まれも育ちのこの島、最初は昨日行った店でパンを焼いていたが、その後はこの島にあった軍基地でヘリのパイロットをしていたとか。奥さんを亡くして今は一人でこのB&Bの切り盛りをしている。8時45分になって、お願いしてあったこの島のネイチャーガイドが車で来てくれた。今日一日案内してくれるのはイングランド出身の中年男性。鳥好きが高じてこの島に移住したそうだが、日本にも鶴居村のタ...スコットランド紀行22Unst島ツアー前編

  • スコットランド紀行 21 Unst島上陸

    5月29日続き石油基地を見ながら少し行くとフェリー乗り場が見えてきた。この乗り場は地図の小さな円のところ、これからYell島を通り抜け、シェトランドでも最北端のUnst島に行くのだ。しばらく待っているとYell行きのフェリーがやって来て、用意周到な同行者が事前に予約をしておいてくれたおかげで無事乗船。便はほぼ30分おきと頻繁に出ているが、運が悪いと満車で2,3本待つこともあるのだとか。乗り込むと係員がやって来て運賃徴収。切符は必ず往復、車一台+一人で£19.3。所要時間は20分なので車に乗ったままで対岸へ。Yell島は平べったい島で、人口は900人いるそうだが有名な見どころなどはない。というわけでよく整備された道を飛ばして通り抜け、Unst島へ渡るフェリー乗り場へ直行。こちらのフェリーは少し小さくて、所要...スコットランド紀行21Unst島上陸

  • スコットランド紀行 20 シェトランド本島北西部

    5月29日かわいらしい食堂で今日もしっかり朝食をいただいてラーウィックを出発。地図で一番下の赤丸が空港のあるサンバーグ、真ん中がラーウィック、今日の午前は左上部のエリアを目指す。なだらかな丘や湖が続く景色の中を行くと、風力発電の風車がたくさん並んでいるのが見える。地形からいって風の良く通るシェトランド、化石燃料に代わるエネルギー源として期待されているらしい。本島と狭い地峡でかろうじてつながっているNorthmavine地区に入り、西海岸を少し行くとHillswickという集落があった。海に面して立派な木造のホテルが建ち、その隣は石造りの教会。小さな砂浜が見えるので降りてみると小さな村のよろず屋などあって便器の花壇が並ぶ公衆トイレもとてもきれいに保たれている。集落のはずれの墓地からは赤い断崖が見え周りには羊...スコットランド紀行20シェトランド本島北西部

  • スコットランド紀行 19 ラーウィック

    5月28日続き本当の中央あたりまで来るとやっと町らしい町が見えてきた。シェトランド最大、というかほぼ唯一の町、ラーウィックだ。適当な所に車を停めて、まずはお昼を食べようと「ShowaCafe」なる店にやって来た。来る前、シェトランドのHPでここに日本人がいると知って来てみたのだが、カウンターにいるのは中国系の男性だけ。こんにちわ、と声をかけ、「奥さんは日本人だそうですね」と聞くと「そうです、キッチンにいます」と答えるが呼んでくれる風もない。ホットサンドを注文しても奥さんは姿を見せず、おそらくはシェトランドで唯一であろう日本人の話を聞いてみたかったのだが、何か事情でもあるのか、残念だった。このカフェのすぐ近くには博物館があるということなので行ってみることにする。大きくて立派な建物、だが入ってみるとどうも様子...スコットランド紀行19ラーウィック

  • スコットランド紀行 18 シェトランド上陸

    5月28日この日は朝4時起床、4時40分に予約してあったタクシーに乗り、5時にはエジンバラ空港へ。早朝なのに空港内はたくさんの旅行者でごった返していて、そんな中ブラウニーとコーヒーを頼んだらこれだけで£9.2(約1840円)って、どんだけぼったくり!こんな早朝にやって来たのは6:50発のシェトランド行きの飛行機に乗るため。以前にも書いた通り、自分は小説とTVの「シェトランド」のファンなので、スコットランドに行くことになった時、ぜひシェトランドまで足を延ばしたいと思った。すると旅行の手配をしてくれていたシンガポール人の友人、「飛行機は£450だけど行く?」と連絡してきて、シェトランドに行くことしか考えていなかった自分、「もちろん行く!」と即答したが、冷静になって計算してみるとなんと9万円。こんなに高いのに同...スコットランド紀行18シェトランド上陸

  • エミレーツ航空プレミアムエコノミーでヨーロッパ

    今回成田を出発して乗り込んだのはエミレーツ航空のA380。同行の友人は腰痛とお金をダブルで持っている(笑)のでビジネスクラス。こちらはスコットランド行きで散財したばかりなのでまたビジネスはきつい。と、昨年の12月から成田便にはプレミアムエコノミーが新設されたというではないか。片道の追加が7万円とのことなのでエコノミーからアップグレード。成田のチェックインではプレエコ専用のカウンターがあり、セキュリティーもワンワールドのサファイア・カードを見せたら優先ラインが使えて楽々。A380はファースト、ビジネスが2階席なので1階の前方がプレミアムエコノミー。座席の白い革張りと窓の周りの木目調がちょっと豪華な感じ。座席配列は2-4-2で足元もさすがにエコノミーより広く、レッグレストとフットレストが付いている。腰が包み込...エミレーツ航空プレミアムエコノミーでヨーロッパ

  • 酷暑脱出

    スコットランド旅行記はまだまだ続きますがただいま成田。カレー食べて涼しい所に脱出します。酷暑脱出

  • スコットランド紀行 17 さらにグラスゴー

    5月27日今朝もパブで朝食を摂り、荷物を預けて街歩き開始。マーチャントシティーの建物の凝った装飾を見ながら歩いて中でも一番凝りまくった建物、ジョージ・スクエアに面して建つ市役所へ。この内部は平日の10時からのガイド付きツアーでのみ見学可能とのことなのでちょっと早めにやって来た。ところが玄関を入ろうとして張り紙に気が付いた。「本日、BankHolidayにつき入館不可」。Oh,mygod!他にもやって来てがっかりしている人たちがいたが、開かないものはしかたがない。気を取り直して予定変更、地下鉄でPartickという駅まで行き、10分ほど歩いてクライド川沿いに建つRiversideMuseumへ。こちらは交通博物館。なので馬車が引く市電やら汽車やら所狭しと並べられ、背の低いグラスゴーの地下鉄は1896年創業と...スコットランド紀行17さらにグラスゴー

  • スコットランド紀行 16 バレル・コレクション

    5月26日続きマッキントッシュの家を出た時には雨もやみ、薄日が差したりもしてきたので次の目的地まではちょっと距離があるが歩くことにした。大通りをしばらく歩くとポロック・カントリーパークという大きな公園に入る。濃い緑の中を遊歩道が続きシャクナゲなど花もいっぱいでとても気持ちのいい散歩。40分ほど歩いて目的の建物が見えてきた。これがバレル・コレクションという美術館。グラスゴーの海運業で財を成したウィリアム・バレル卿の個人コレクションを展示している。こちら、通常展は入場無料だが、ちょうど開催中のドガ展は時間指定の予約で£11。まずはカフェでブラウニーとコーヒーで一息。ガラス天井で明るい休憩スペースの一角、16世紀の入り口を通って展示室へ。入ると正面は一面ガラスで公園の緑が見え、その前に彫像が並ぶ。中世の宗教彫刻...スコットランド紀行16バレル・コレクション

  • スコットランド紀行 15 House for an Art Lover

    5月26日宿の朝食は1階のパブでいただく。残念ながらフル・スコティッシュ・ブレックファーストではないけれど、たっぷりとフルーツが用意され、クロワッサンがちょっと驚くおいしさ。何よりかわいい男の子がおいしいコーヒーを淹れてくれるのがうれしい(笑)。今日は残念ながら朝から雨。傘をさして地下鉄駅を目指し途中、アール・デコ様式だというプリンセス・スクエア・ショッピング・センターを覗いてみる。中には入れたがお店はまだ営業準備中。いずれにしろ高級ブランドショップに用はない。さらに少し行くとグラスゴー中央駅が見えてくる。昨日見たクイーンズストリート駅がエジンバラなど主にスコットランド内の列車が発着するのに対して、こちらはイングランドからの列車が入ってくる所。改札は自動ゲートになっているが、ガラス天井や売店がクラシックで...スコットランド紀行15HouseforanArtLover

  • スコットランド紀行 14 マッキントッシュ・ハウス

    5月25日続きケルビングローブ博物館を出たらケルビン川を渡ってグラスゴー大学の構内へ。1451年に設立されたというグラスゴー大学、現在の場所に移転したのが19世紀後半とのことで、広い構内には威厳たっぷりの校舎が並ぶ。しばらく歩いてたどり着いたのは図書館の隣に建つハンテリアン美術館。美術館本館は入場無料だが、付随するマッキントッシュ・ハウスは有料。どこでも65歳以上は割引になることが多くて、ここも£10が£6に。証明書を求められることもない。マッキントッシュ夫妻はこの場所からすぐ近くの家に8年ほど住んでいたそうで、その家は取り壊されてしまったがその内装を忠実に再現したのがこの施設。入場口の解説を過ぎると玄関ホールがあり、左手に入るとダークな色調のダイニングルーム。2階は明るい居間とスタジオになっていて、天井...スコットランド紀行14マッキントッシュ・ハウス

  • スコットランド紀行 13 グラスゴーへ

    5月25日今日から3日間は単独行動でグラスゴーへ。ちょうどレンタカー事務所の真ん前にバス停があったので、車の返却をする時に降ろしてもらって無事に2階建てバスに乗ることができた。事前にネットで予約して料金は£9.9。1本前に間に合ってしまったが、問題なく乗せてもらえた。高速を飛ばして1時間10分。到着したブキャナン・バス・ステーションは大きなターミナルだ。出ると周りはオフィスビルの並ぶエリア。写真ではわからないがこの先は急な下り坂になっていて、下った先が旧市街。到着したのが11時、宿に荷物を置かせてもらって早速第一の目的地へ移動開始。歩いて10分弱のSt.Eunochの地下鉄駅へ。グラスゴーの地下鉄は山手線のような環状線1本。内回りか外回りしかないので簡単至極。1回乗車券は£1.8、一日乗車券が£4.3。ホ...スコットランド紀行13グラスゴーへ

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