四季の旅人

咲き始めの一花

一輪の花に心躍る私の果てしない生が再びこの体に熱い情熱を溢れさせる季節の花との出会いそろそろ会えるかな・・・リサーチをワクワクさせながら花を探し出会う一輪の花会えたこの瞬間私の思いは満たされ昂る思いが季節の一輪の花で時を忘れる。咲き始めの一花

2024/06/30 15:44

花終える柏葉紫陽花

花の移ろい人の心変わりは悲哀を生むが、この花の移ろいは彩を生む。彼女は紫陽花の一種で、恋初めに芳香を放つ。爽やかな緑色から清らかな白色の小花を、三角形にちりばめる柏葉紫陽花。夏の終わりに花が別れの色になり、秋には顔を染める。花終える柏葉紫陽花

2024/06/29 16:14

梅雨の心躍る一コマ

心躍る一コマ今日も雨か・・・この雨ならときめく出会いもなくいたずらに時が過ぎるのか雨空をぼんやり窓から眺め心を病む日々その雨空が時折一輪の花を咲かせる梅雨の晴れ間の休み空は青い紫陽花となって瞳を覆う私の心躍る一日。梅雨の心躍る一コマ

2024/06/28 15:09

咲く紫陽花で

梅雨時の思い春の落葉低木に出来た新芽を見てその花は紫陽花か・・・もう芽が出ているのかそう思い今咲く花を見てその花は形の多様性と花彩で私を誘うのかその無言のほほ笑みが美しい梅雨空に映える紫陽花。咲く紫陽花で

2024/06/27 15:42

夏の野花オカトラノオ

私は山の野草地味で質素で目立たない私は、初夏から晩夏にかけて、日当たりのよい山野で、小さな花を無数に咲かせる。花穂は見落とされやすく、夏草に混ざって咲くオカトラノオ。茎先に総状花序を弓なりに垂れ、白い花を多数咲かせる。花はいつも同じ場所でほほ笑む。夏の野花オカトラノオ

2024/06/26 15:54

私の善と悪

私の心は私のコアにある善と悪この二つは私の生をコントロールしながらいまの私を維持しその心は一方で私を煽り、片方では諫める私の二つの心その心を均衡に保つのが私の愛愛はなき二人の愛で創られそれをコアにして今が在る二人に感謝である。私の善と悪

2024/06/25 14:50

紫陽花との出会い

季節との出会い六月の出会いは梅雨空の下で咲く紫陽花街の至る所で咲く紫陽花のともりを求め歩きながら探しともる明かりをひとつ・・拾い出会う彼女との出会いその出会いは初々しいときめきの出会い。紫陽花との出会い

2024/06/24 15:15

私が思う出会いと別れ

出会いと別れ人が生を受け始まる出会いその生に終止符を打ち終わる別れそのプロセスの中でいろいろな形の出会いと別れを繰り返し思い出を作り成長し悲しみを背負いリセットと挫折を繰り返し私という形を作りこの時間の中で私の出会いを閉じる。私が思う出会いと別れ

2024/06/23 15:11

私の恋は果てまで続く

恋の消滅私の恋は重ねる月日のなかでくすぶりながら終わりいまはCoreのなかで燃えたり消えたりしながらくすぶる私の恋恋は性恋とは活性を保つ萌え萌えはドキドキでありトキメキそれを保持できるかで恋は朽ちる。私の恋は果てまで続く

2024/06/22 18:20

街で咲く紫陽花みて

町の紫陽花梅雨入り前に咲いた紫陽花がいま旬を過ぎようとしているああ・・・「雨の季節を前に失せるか」色の薄れゆく花の姿にみる出会いと別れその一顔・・を拾うなかにみる「私はまだ恋をしていない」叫ぶ一花に魅せられる街の紫陽花。街で咲く紫陽花みて

2024/06/21 17:52

夏花に触れる

初夏のアザミ青草を従えて伸び茎の先でつぼみをふくらませ咲いた花が私を見下し微笑むそのアザミに手を触れると私には触れないでアザミが私の邪心を刺し行動を阻む。夏花に触れる

2024/06/19 19:08

雨に打たれる紫陽花

梅雨の紫陽花花もこの季節になるとひとりで数人で集い咲いても街なかの私には誰も声をかけることなく早々と通り過ぎる花がそれをみて私もそのひとりなのに名もない町の私は蚊帳の外何で私も同じ花雨に濡れる笑顔が悲しくみえる。雨に打たれる紫陽花

2024/06/18 15:46

森のなかで

森の寂寺がたたずむ森のなかは静かで時間が止まってみえる流れは緩やかでそれに反して私の鼓動は速く恋するときめきの鼓動となり寂を壊す私の心音無粋だその無粋な鼓動を鎮めるのは日差しを遮る森の厚化粧の空間。森のなかで

2024/06/17 17:55

夏花に思う

花の戸惑い町の至る所で夏の花が咲いて私は見ごろと微笑む花たち香りは薄く夏の花たちが鮮やかな花彩でみせてそのなかのひとりをみて咲くのが早くない思う花に重ねる夏の戸惑い。夏花に思う

2024/06/16 15:46

紫陽花のアナベル

夏の花私が好きなアジサイのアナベル花の色は白とピンクいつもみるのは白でピンクはいまだに会えない愛しいひとそのひとは感情をたかぶらせることなく何人にも染まらないむくでその白亜の美しさが薄汚れた私の心を雨と共に洗い流す。紫陽花のアナベル

2024/06/15 17:32

私が在るのは

わたし私は愛する二人から生を受けいまを生きているふたりの愛で私という形を作り多くの関わりあう人たちから愛を受けて糧となる彼等の恵みで生を育みいまの私があるそのいまがあるのは彼等のおかげでその感謝でいまが在りありがとうで私は明日を生きる。私が在るのは

2024/06/14 16:35

一目

ある想いきょう思う想いは人でなく夏のアジサイそのひとは日本の花でなく西洋アジサイのアナベル色は白とピンク一目でいいそう思いながらいまだに会えないピンクのアナベル一度でいい想いつつ過ぎる夏の想い。一目

2024/06/13 20:47

夏のケヤキ

森の樹森のなかに立つ一本のケヤキ見た目はでかくでかい割には格好のいいひとりでこれがケヤキかそう思い新緑のケヤキにみとれる夏の青その深緑のテラスに集うものはなく辺り一面を夏の寂が漂う。夏のケヤキ

2024/06/11 16:11

桜の樹の下で

初夏の桜の堤で花の消えた初夏の桜並木には訪れる人は少なく長い沈黙の時が流れる静寂の一時その樹木の下で座り耳を澄まして命の声を拾うが邪念で固まる私には何も聞こえない。桜の樹の下で

2024/06/10 14:29

森は一枚のArt

一枚のArt森のなかの小路に立ってゆっくり空をみながら窓の下に広がる森の表情を追いArtに見立て一枚・・区切りBestな一枚を選ぶなかで出会うBestな一枚は私の失せた恋心に再び火を付ける。森は一枚のArt

2024/06/09 15:23

初夏のササユリ

初夏の花走り梅雨が森に潤いをもたらし雨後の日差しがつぼみに話しかけ優しい新緑の広がりが百合を抱きしめ温める初夏その暖かさのなかで花は恋心をふくらませ淡いpinkの姿態を少しうつむきかげんに咲かせるその姿は控えめで愛くるしく優しい微笑みで私の想いをもてあそぶ。初夏のササユリ

2024/06/07 20:47

想い出

私の想いで人は月日を重ねながら成長して一期一会を重ねながら想いでをつづり一冊の本になりその本は校正なしの一冊で時にははがし破いて修正を重ねるごとで私の一冊となり初めはつまらない一冊が年月を重ねるごとに私の想い出になる。想い出

2024/06/06 17:27

燻る情熱

いま思うのはいま私が思うのは籠のなかに閉じこもり失せた旅への想いああ・・・知らない街を歩いてみたい思う気持ちと裏腹に行動に移れない私いま消えた想いと情熱を思い「さあ行こう」その一歩が出ない私を窓から流れ込む初夏の風が「さあまずは街を一緒に歩こう」風が私の耳元で誘う。燻る情熱

2024/06/05 16:15