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2006/08/09

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  • 田中利典師の「西行法師と吉野山の桜」

    今日の「田中利典師曰く」は、「今日は西行忌」(師のブログ2013.3.27付)である。西行忌(旧暦2月16日)に際して、吉野山の桜を愛した西行法師を偲んで書かれた文章で、これまでにも何度かリメイクされている。師はその原文を、この日のブログに紹介された。では全文を以下に抜粋する。※写真は、吉野山の桜(3/31撮影)。これはシロヤマザクラではなく、ソメイヨシノのようだ今日は西行忌今日は旧暦の2月16日西行忌である。例年より時期の遅い西行忌で、しかも春が早い。桜の開花も例年よりずいぶんと早い。そして今日は満月でもある。「願わくば花の下にて春死なむその如月(きさらぎ)の望月のころ」と西行が辞世の歌を詠んだのは有名な話だが、花と満月と西行忌が、今年は重なり合っている。その話は先日、「やまとびと」に書いた。ブログやF...田中利典師の「西行法師と吉野山の桜」

  • 美味しいそうめんの「ゆで方、食べ方」 by ソーメン二郎さん

    暑い夏を乗り切るには、冷たいそうめんが一番。私が勝手に選んだ「奈良県十大料理」にも、「奈良県産手延べそうめん」がランクインしている。※写真は、私がゆでたそうめん。オリーブ油をからめ、天然塩をかけて食べる(7/17撮影)そうめんには、各家庭でいろんなゆで方、食べ方があることだろう。ウチでも「これで良いのかな」と自信のないままに作って食べているが、本当のところはどうなのか、とソーメン二郎さん監修の『ラク旨!無限そうめんレシピ』(扶桑社MOOK)を買ってみた。なおソーメン二郎さんは、ご自身のブログによると〈そうめん研究家。奈良県桜井市生まれ。メディアを通じてそうめん普及活動を行う。著者にそうめんレシピ本『ラク旨!無限そうめんレシピ』(扶桑社ムック)、そうめん絵本『そうめんソータロー』(ポプラ社岡田やすたか作ソー...美味しいそうめんの「ゆで方、食べ方」byソーメン二郎さん

  • 田中利典師の「マザー・テレサの名言」

    今日の「田中利典師曰く」では、「善を行う…マザー・テレサ」(師のブログ2013.2.27付)を紹介する。師は、故マザー・テレサの名言を取り上げられた。修験道のお坊さんがカトリックの修道女の言葉を取り上げるのはちょっと不思議な気もするが、宗教の違いを超えた「真理」というものがあるのだ。では、全文を抜粋する。※トップ写真は吉野山下千本の桜(3/31撮影)、これはソメイヨシノのようだ善を行う…マザー・テレサFBの名言集から…まるで今の私に語りかけられているような内容です。人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。気にすることなく、善を行いなさい。目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。...気にすることなく...田中利典師の「マザー・テレサの名言」

  • 野生動物は、みんなピンピンコロリ/生物学者・小林武彦氏「なぜヒトだけが老いるのか」(毎日新聞 特集ワイド)

    毎日新聞夕刊(2023.7.24付)「特集ワイド」欄の見出しは〈なぜヒトは老化?小林武彦・東大教授(生物学)が語る「老いと死」人間だけにあるシニアの価値〉、これは驚くべき話だった。何しろ「野生の動物は老いない」のだそうだから(ペットや動物園の動物を除く)。小林氏には『なぜヒトだけが老いるのか』(講談社現代新書)という著書もある。私は以前、「おばあさん仮説」という話を聞いたことがあった。Wikipediaにも載っているので、ご存じの方も多いことだろう。チンパンジーなど哺乳類のメスは閉経後、すぐに死んでしまうのに、人間の女性だけは長生きする。それはなぜか、ということを説明する仮説である。冒頭部分を抜粋すると、おばあさん仮説とは、哺乳類の中ではまれな現象であるヒトの女性の閉経と、生殖年齢を過ぎたあとも非常に長い...野生動物は、みんなピンピンコロリ/生物学者・小林武彦氏「なぜヒトだけが老いるのか」(毎日新聞特集ワイド)

  • 田中利典師の名言集(7)「同じ時代に生きていることに、感謝しよう」

    今日の「田中利典師曰く」は、名言集(7)。師の「言葉を綴る(1)」(ブログ2012.6.14付)から引用させていただいた。師がTwitterで発信された名言の「まとめ」である。※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)タイトルの「同じ時代に生きていることに、感謝しよう」は、私が利典師と同時代に生き、SNSでつながっていることへの感謝の気持ちを表わしたつもりだ。なお今回のブログ記事には、優婆塞BBさんから、こんなツッコミが入っていた。恐れながら、山人様!〈「標(しるべ)なき人生といえど、多く人の導きの中にいまの私がいる」~ひ弱で頼りない私を支えてくれているのは多くの友人や先達、知人である〉に誤りがあります!〈人一倍タフで人三倍(笑)行動力のある田中利典師を多くの友人さんや先達さん、知人さん達がいつも強力にサ...田中利典師の名言集(7)「同じ時代に生きていることに、感謝しよう」

  • 勝手に「奈良県十大料理」をリストアップ!/奈良新聞「明風清音」第91回

    毎月1~2回、奈良新聞「明風清音」欄に投稿している。先週(2023.7.20)掲載されたのは「勝手に奈良県十大料理」で、これは面白い企画だったと自画自賛している。しかも当ブログやFacebookの読者の皆さんから、貴重なご意見もたくさんいただいた。おかげさまで、良いリストが完成した。これを超えるものは、現われないのではないか。では、以下に全文を紹介する。※トップ写真は自家製の奈良茶飯。塩昆布も、ダシを取ったあとの昆布から作った(7/6撮影)勝手に奈良県十大料理私がSNSで勝手に募集していた「奈良県十大料理」が、このたびようやくまとまった。きっかけは、書店でチラ見した大阪検定の公式テキストブック『大阪の教科書上級編』(創元社刊)だった。そこには「大阪十大料理」として、てっちり、大阪ずし、うどん、ウナギまむし...勝手に「奈良県十大料理」をリストアップ!/奈良新聞「明風清音」第91回

  • 田中利典師の「忙しがっているだけ…」

    今日の「田中利典師曰く」は、2012年の「年末雑感」(師のブログ2012.12.8付)である。天理市出身の故村上和雄氏(分子生物学者、筑波大学名誉教授)の講演からの発想で、まさに「師走」にふさわしいお話を書かれたのである。では、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)年末雑感2012「先生、いつも、お忙しいですね」っていうと、必ず「いえ、大丈夫です。忙しがっているだけですから…」と答える先輩がいる。「忙しがっている」って、けだし、名言だと思う。そうなんだ、自分で忙しがっているだけで、ホントはそんなに忙しくないんだ…って思うと、その通りだと思える。ここ数年、正直、傍目に見ても私には忙しい日々が続いてきた。怒濤の日々、などと自分で言ったりする。でも確かに忙しかったのは間違いないが、まあ、忙し...田中利典師の「忙しがっているだけ…」

  • 境内に椎の原生林「志都美(しずみ)神社の社叢(しゃそう)」(香芝市)/毎日新聞「やまとの神さま」第52回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2023.7.20)掲載されたのは〈病気に霊験清水の伝承/志都美神社(香芝市)〉、執筆されたのは同会理事で、香芝市在住の柏尾信尚さんだった。※トップ写真は、志都美神社の拝殿=香芝市今泉で志都美とは珍しい名前だが、「清水」が転じたという説や(かつて清水の湧く池があった)、「椎積み」から来ているという説がある(境内に椎の原生林がある)。奈良県内の神社としては珍しく、FacebookおよびInstagramを開設されているし、昨年は拝殿の修繕や巫女神楽の存続のため、クラウドファンディングで資金を募られた(見事、目標額の350万円を達成された)。では、記事全文を紹介する。志都美神社(香芝市)志都美(しずみ)...境内に椎の原生林「志都美(しずみ)神社の社叢(しゃそう)」(香芝市)/毎日新聞「やまとの神さま」第52回

  • 田中利典師の名言集(6)「現実は甘くないが、私は楽観的に生きたい」

    今日の「田中利典師曰く」は、名言集(6)である。「言葉を重ねる(6)」(師のブログ2012.6.13付)から引用させていただいた。師がTwitterで発信された名言の「まとめ」である。今回も、珠玉の言葉のオンパレード、ぜひ熟読玩味していただきたい。※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)言葉を重ねる(6)言葉を重ねる…パート6をお届けします。「1日の長さは24時間だけど、悲しみは長く楽しみは短い」「自分に興味を持ってもらえることは、生きる喜びのひとつである」「過去の自分がはずかしいのは、今の自分がはずかしいからだ」「夜が待ち遠しい人生。夜が怖い人生。幸福の尺度かも知れない」「逃げも隠れもしないけど、ちょっとだけ、消えたいときもある」「なんのために生きるのか?私が私であるために、です」「人生に正解などはあ...田中利典師の名言集(6)「現実は甘くないが、私は楽観的に生きたい」

  • 75段の階(きざはし)、谷間の水神さまを祭る丹生川上神社下社(下市町)/毎日新聞「やまとの神さま」第51回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2023.7.13)掲載されたのは〈「階」75段、絵馬発祥の社/丹生川上神社下社(下市町)〉、執筆されたのは、同会会員で奈良市にお住まいの本井良明(もとい・よしあき)さんだった。※トップ写真は、丹生川上神社下社の拝殿(手前)と丹生山の本殿(奥)をつなぐ屋根付きの「階」=下市町長谷で今回が丹生川上神社の最後となる。丹生川上神社は三社すべてが水の神さまを祭るが、それぞれ性格が異なると書いた。今回のご祭神・闇龗神(くらおかみのかみ)は、谷間の水の神さまである。境内には井戸「丹生の御食の井(みけのい)」があり、蛇口をひねるとご神水が出てくる(ただし水量は少ない)。この水は「いのちの水」とも呼ばれている。では...75段の階(きざはし)、谷間の水神さまを祭る丹生川上神社下社(下市町)/毎日新聞「やまとの神さま」第51回

  • 田中利典師曰く、「日本は長寿企業大国」

    今日の「田中利典師曰く」は、「日本よ、もっと元気になろう」(師のブログ2012.11.22付)である。この頃、師は『仏教タイムス』紙に書かれた過去の「年頭所感」を回顧されていた。今回は、その2011年版である。※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)日本は世界一の「長寿企業大国」なのだから、もっと自信を持とう、と書かれていて、何だか元気が出てくる。この頃はバブル崩壊から続く「失われた30年」のまっただ中で、2011年3月には東日本大震災が起きた…。では以下に全文を紹介する。年頭所感2011:「日本よ、もっと元気になろう」今週ずっと続けている、毎年書かせていただく仏教タイムス紙の年頭所感バックナンバー…2011年版です。****************************「日本よ、もっと元気になろう」...田中利典師曰く、「日本は長寿企業大国」

  • à plus ( A+)(ア・プリュス)のランチで、奈良県産食材を堪能!

    一昨日に続き、今日も御所市の話題を。「àplus」(御所市西久保本町1137)は、清酒「風の森」で知られる油長酒造さんの敷地内の蔵をリノベーションされたフレンチレストランである。店名の「àplus」(A+)は、「またね!」の意味があるようだ。この日(7/2)は税込み5,000円のランチをいただいた。お店の公式インスタグラムは、こちらだ。これが入り口!駐車場の正面にある。写真は全て2023.7.2に撮影シェフは「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」のシェフで、「なら食と農の魅力創造国際大学校」(NAFIC)フードクリエイティブ学科で教鞭をとる小林達也さんである。掛け持ちされているので、お店のオープン日や時間帯は限られている。なおオーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井は、ミシュランガイド奈良2023で見事、1つ星を獲...àplus(A+)(ア・プリュス)のランチで、奈良県産食材を堪能!

  • 田中利典師の名言集(5)「その時その時を真剣に生きる。その積み重ねが答となって現れる」

    今日の「田中利典師曰く」は、名言集(5)。「言葉を重ねる(5)」(師のブログ2012.6.12付)から引用させていただいた。師がTwitterで発信された名言の「まとめ」である。今回も、珠玉の言葉のオンパレード、ぜひ熟読玩味していただきたい。※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)言葉を重ねる(5)言葉を重ねる…パート5をお届けします。「言葉はいつも全てではなく、心もいつも全てではなく、でもほかになにがあるというのだろう」「本当のことは知らない方が幸せなのかもしれない。でもそれが本当に幸せなの?誰か答えてくれませんか」「悲しいのは忘れられてしまうこと」「誰も好きなことだけをして生きた行くわけにはいかないけれど、かといって嫌いなことだけをやって生きてきたわけじゃない」「あきらめるとはあきらかに見るというこ...田中利典師の名言集(5)「その時その時を真剣に生きる。その積み重ねが答となって現れる」

  • 御所市・鴨都波(かもつば)神社の「ススキ提灯(ちょうちん)献燈行事」

    一昨日(2023.7.16)、会社で先輩だったFさんのご案内で、鴨都波(かもつば)神社(御所市宮前町513)の夏季大祭「ススキ提灯献燈行事」を詳しく取材することができた、Fさん、ありがとうございました!この日はお天気に恵まれ、朝から快晴。気温もグングン上昇し、最高気温は35.5℃を記録するという猛暑日だった。奈良新聞(7/14付)の記事〈ススキ提灯献燈行事住民と学生ら協力関西学院大生「担い手不足解消へ」〉によると、今年は22地区・23本のススキ提灯が出るうち、関学の学生たち19人は5つの地区のススキ提灯の組み立てや巡行に協力するのだそうだ(末尾に記事画像。動画はこちら)。写真は全て7/16に撮影。ポスターに載っている地区を数えると38になるが、ススキ提灯は22地区・23本。少子化と高齢化で担い手が不足して...御所市・鴨都波(かもつば)神社の「ススキ提灯(ちょうちん)献燈行事」

  • 田中利典師 ご母堂への思い

    今日の「田中利典師曰く」は、〈我が儘をさせていただきました…「亡き母の供養」〉(師のブログ2012.10.11付)より。ご母堂の一周忌にあたり、過去に書かれた追悼の文章(ご葬儀、満中陰、百ヵ日)を再録されている。母を思う子の心が率直に表現された文章の数々、ぜひ最後までお読みいただきたい。※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)我が儘をさせていただきました…「亡き母の供養」10月8日は、金峯山寺仏舎利殿で、親戚、子ども、母の知友の人などを遠く吉野にお呼び立てをして、母の一周忌を営ませていただいた。ことあるごとに、ずーーと、吉野に来たがっていた母の思いを、最後、納骨前にどうしても叶えたくて、私の我が儘を通させていただいた。「父母恩重経」も読ませていただいた。参拝者に、母の供養にと、恩重経を配ることも出来た。...田中利典師ご母堂への思い

  • 王寺町で、鉄バス(鉄道&バス)フェス月間 7月30日(日)~8月27日(日)まで!(2023 Topic)

    鉄バス(鉄道&バス)フェス月間として、王寺町で7月30日(日)から1ヵ月間、こんな楽しいイベントが次々に開催される。王寺町観光協会のHPには、奈良県で最初の鉄道が開業したまち・王寺町で、およそ1か月にわたり「鉄道とバス」「旅」などをテーマに様々なイベントをお届けする「鉄バスフェス月間」が開幕!もちろんNゲージ運転体験や子ども制服体験もある「鉄バスフェスティバル2023」も開催します。※各イベントの内容など詳細は順次、王寺町観光協会ホームページで公開しますので、お出かけ前にご確認をお願いします。天候やその他やむをえない事情により中止や変更の場合も、王寺町観光協会ホームページなどでご案内します。詳しくはチラシ(JPEG)やこちらのHPをご覧いただきたい。夏休みの1日、ぜひご家族連れでお訪ねください!王寺町で、鉄バス(鉄道&バス)フェス月間7月30日(日)~8月27日(日)まで!(2023Topic)

  • 田中利典師の名言集(4)「私の人生はまだまだ発展途上。発展途上のまま、人生を生き抜きたい!」

    今日の「田中利典師曰く」は、名言集(4)。師は、「言葉を重ねる(4)」(2012.6.11付)のタイトルで、ご自身のブログに紹介された。これは、Twitterで発信された名言の「まとめ」である。今回も、珠玉の言葉のオンパレード、ぜひ熟読玩味していただきたい。※トップ写真は、吉野山・上千本の桜(3/31撮影)言葉を重ねる(4)おはようございます。言葉を重ねる…パート4をお届けします。「とても小さな出来事でも、大きな幸せがある」「人は偉くなる前に、大体が偉そうな人になる」「恋は自分探しの旅、愛は自分作りの旅」「私の人生はまだまだ発展途上だ。そして発展途上のまま、人生を生き抜きたい」「妄想が全てを不幸に導く」「報われない毎日を生きることもそう悪いことじゃないだよ」「恋は突然であり、愛は必然である」「悲しいことも...田中利典師の名言集(4)「私の人生はまだまだ発展途上。発展途上のまま、人生を生き抜きたい!」

  • 灌漑や鎮火の水の神さまを祭る 丹生川上神社 中社(東吉野村)/毎日新聞「やまとの神さま」第50回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2023.7.6)掲載されたのは〈雨乞い、雨止めの神/丹生川上神社中社(東吉野村)〉、執筆されたのは、同会会員で広陵町にお住まいの箕輪成記さんだった。※トップ写真は高見川沿いに鎮座する丹生川上神社中社。鳥居越しに拝殿が見える=東吉野村小丹生川上神社は上社(かみしゃ)、中社(なかしゃ)、下社(しもしゃ)と三社あり、水の神さまを祭るが、それぞれ少し性格が違う。中社の神さまは「罔象女神」(みずはのめのかみorみつはのめのかみ)だ。世界大百科事典によると、「日本神話にみえる神の名。水の女神」「ミは水,ツは格助詞,ハは〈早い〉の意。灌漑に用いられる水や火を鎮める水の霊能を神格化したもの。記紀神話では,伊弉冉(...灌漑や鎮火の水の神さまを祭る丹生川上神社中社(東吉野村)/毎日新聞「やまとの神さま」第50回

  • 田中利典師「夫婦の情景」(週刊朝日 2005.6.17号)

    今日の「田中利典師曰く」では、週刊朝日(2005.6.17号)に掲載された「夫婦の情景」を紹介する。師は〈近頃のマイブーム「おやすみギャラリー」〉(師のブログ2012.10.10付)で紹介されたが、よほど気に入っておられたのだろう、3年後に〈夫婦の情景(1)~(3)2015.12.20~22〉として、再掲載されているし、それらを何度か「過去の思い出」としてFacebookで紹介されている。3年後のブログ(2015.12.20)では、※トップ写真は吉野山花矢倉展望台から、金峯山寺蔵王堂を望む(3/31撮影)これはもう10年以上前の記事で、毎週連載されていたこの「夫婦の情景」というコラムも今はすでに消滅しています。ちなみに私たちの前の週はなんとあの大鵬幸喜ご夫婦でした。巨人・大鵬・卵焼きに並んだ、田中夫婦なの...田中利典師「夫婦の情景」(週刊朝日2005.6.17号)

  • ぬいぐるみ版「壷坂霊験記」奈良公園バスターミナル「レクチャーホール」で、8月6日(日)上演!(2023 Topic)

    「五蓮座(ごれんざ)」をご存じだろうか。劇団ではなく、ぬいぐるみ作家の野原レンゲさんと、元日本画家でフォトアーティストの堀川宏幸さんが中心になって活動されているパフォーマンスグループである。五蓮座のHPには、※画像はすべて、こちらのサイトから拝借したぬいぐるみ絵本の読み語りを、映像と音楽、語りによって表現しているグループ。それが五蓮座です。いつ、何が飛び出すかわからない即興の音楽。語りと音がぴったりはまった時、映像のぬいぐるみたちがあたかも生命が吹き込まれたように動き出す。メンバーの感性がぶつかりあったとき何が生まれるのか。それは、その時になってみないとわたしたちにもわからないのです。五蓮座は、奈良県庁に隣接した奈良公園バスターミナルの「レクチャーホール」で、ぬいぐるみ版「壷坂霊験記(つぼさかれいげんき)...ぬいぐるみ版「壷坂霊験記」奈良公園バスターミナル「レクチャーホール」で、8月6日(日)上演!(2023Topic)

  • 田中利典師の名言集(3)「誰もが人生初めて恋をして、人生初めて結ばれて、人生初めて家をなし、人生初めて親を失い、人生初めて年老いて、人生初めて死んでいく」

    今日の「田中利典師曰く」は、名言集(3)。師は、「言葉を重ねる(3)」(2012.6.10付)のタイトルで、ご自身のブログに紹介された。これは、Twitterで発信された名言の「まとめ」である。師は、今もFacebookに時々「今夜の一言」を掲載されるが、このような名文句を作るのは、師のお得意分野である。※トップ写真は吉野山花矢倉展望台から、金峯山寺蔵王堂を望む(3/31撮影)なお今回の師のブログのコメント欄に、「心を尽くして、この身を尽くして、全てを尽くして、生きて行きます」という言葉は、聖書にも出てくる、というご指摘があった。調べてみると、マタイによる福音書に〈イエスは言われた。「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい〉とあった。はるかな時空を隔てて、聖書の言葉と利典...田中利典師の名言集(3)「誰もが人生初めて恋をして、人生初めて結ばれて、人生初めて家をなし、人生初めて親を失い、人生初めて年老いて、人生初めて死んでいく」

  • 劇団「小町座」公演「きつねものがたり」「少年万博物語」と番外編「音楽は素敵だ!」(2023 Topic)

    奈良市に本拠を置く劇団「小町座」の関係者から、ご連絡をいただいた。こんな楽しい公演をされるとのこと。ぜひ、足をお運びいただきたい。小町座のFacebookによると、※トップ写真は「きつねものがたり」の稽古の様子。小町座のFacebookから拝借チラシできました!小町座公演2023二本立企画「きつねものがたり」「少年万博物語」2作とも作、演出は奈良在住の劇作家で、小町座主宰の小野小町(おの・こまち)「きつねものがたり」は小町座では三回目の公演。日本劇作家協会の戯曲アーカイブに掲載され、他県の高校生による上演もされるなど、注目の戯曲を、小町座の新メンバーによる上演にあたり、新たに演出。平成生まれの「本音」が出せない苦悩を「尾」を持つ少女に重ね、民俗や短歌の視点も取り入れ、我々が失いつつあるものは何かを、三姉妹...劇団「小町座」公演「きつねものがたり」「少年万博物語」と番外編「音楽は素敵だ!」(2023Topic)

  • 田中利典師の「天命を感じるとき」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈あさはかに生きる(天命1)〉(師のブログ2012.9.30付)と〈天命2〉(師のブログ2012.10.1付)。「親ガチャ」(生まれてくる子は親を選べない)という嫌な言葉があるが、これも1つの「天命」を言い当てているのかも知れない。※トップ写真は吉野山花矢倉展望台から、金峯山寺蔵王堂を望む(3/31撮影)師は〈過去の自分を振り返ると、そこに天命を感じてしまう〉とお書きである。当時、師は金峯山修験本宗宗務総長・金峯山寺執行長の要職にあり、また紀伊山地三霊場会議の初代代表幹事として、大車輪の活躍をされていた。それなのに、〈にもかかわらず中途半端にしか生きられない自分が、また愛おしいとも思う〉と謙遜される。では、2本のブログ記事をまとめて紹介する。あさはかに生きる(天命1)表題とは真...田中利典師の「天命を感じるとき」

  • 奈良国立博物館で特別展「南山城」、9月3日(日)まで開催中!(2023Topic)

    今日(7/8)から9/3(日)まで、浄瑠璃寺の九体阿弥陀仏の修理完成を記念して、奈良国立博物館で特別展「聖地南山城―奈良と京都を結ぶ祈りの至宝―」が開催されている。日経電子版(7/7付)によると、※トップ写真は、浄瑠璃寺の国宝九体阿弥陀仏のうち2体「南山城」特別展、国宝の仏像公開奈良で8日開幕京都府の最南部、南山城(みなみやましろ)地域の歴史と文化をひもとく特別展「聖地南山城」(日本経済新聞社など主催)が8日開幕する。仏像や神像を中心に国宝2件、重要文化財47件を含む143件を展示する。開幕に先立ち7日、会場となる奈良国立博物館(奈良市)で内覧会が開かれた。南山城は京都と奈良、新旧の都を結ぶ回廊にあたる。古来、奈良の大寺ゆかりの寺院が次々と建立され、山岳修験の場ともなり、日本仏教の聖地だった。この展覧会は...奈良国立博物館で特別展「南山城」、9月3日(日)まで開催中!(2023Topic)

  • 素麺のルーツ「索餅」の正体を追う!/奈良新聞「明風清音」第90回

    奈良新聞「明風清音」欄に月1~2回(木曜日)、寄稿している。先週(2023.6.29)掲載されたのは、素麺(そうめん)のルーツである「索餅(さくべい)」の話である。今日は七夕の日。7月7日は「そうめんの日」と、全国乾麺協同組合連合会が1982年(昭和57年)に決めた。その由来は、記事本文に登場する。※トップ写真は、奈良市東向商店街でいただいた冷やしそうめん(2017.6.24撮影)奈良県内各地では、美味しい手延べそうめんがたくさん作られ、食べられている。冷やしそうめんの季節に、そのルーツに思いを致していただきたい。伝承料理研究家の奥村彪生さんの考証に基づき、紹介させていただく。素麺のルーツ「索餅」日本における麺の始まりは「素麺(そうめん)」だが、素麺の原形は、中国後漢末期の辞書『釈名(しゃくみょう)』にあ...素麺のルーツ「索餅」の正体を追う!/奈良新聞「明風清音」第90回

  • 田中利典師の名言集(2)「人間はいずれ土になる。どうせなら、いい土になりたいね」

    今日の「田中利典師曰く」は、名言集(2)。師は、「言葉を重ねる(2)」(2012.6.10付)のタイトルでご自身のブログに紹介された。これは、Twitterで発信された名言の「まとめ」である(全6回のうちの2回目)。師は、今もFacebookに時々「今夜の一言」を掲載されるが、この頃は、はるかにたくさんの名言を発表されていたのである。では、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)。こちらはソメイヨシノ?言葉を重ねる(2)言葉を重ねる…パート2です。「私はできるだけ正直に生きたいと思っている。しかし正直に生きれば生きるほど自分だけでなく、周りの人々も傷つけてしまう。それがなによりつらい。」「一升の瓶には一升の水しか入らない。無理するなよ。そういう一生でいいじゃないか。」「ひたすら感謝。ひた...田中利典師の名言集(2)「人間はいずれ土になる。どうせなら、いい土になりたいね」

  • 相原嘉之氏&杉山洋氏「キトラ古墳壁画を考える」(キトラ古墳壁画発見40周年記念)、7月23日(日)13:30分から!(2023 Topic)

    本年(2023年)7月23日(日)13:30~15:30、EVANSCASTLEHALL(奈良市三条町469-1/三条通・奈良ワシントンホテルプラザ向かい)で、「キトラ古墳壁画を考える」というイベントが行われる。申し込みは不要で、参加費は1,000円だ。ご関係者からいただいたメールには、◆7月23日(日)13:00/13:30-15:30頃EVANSCASTLEHALL(エヴァンズ・キャッスル・ホール)にて、奈良大学雅楽部の皆さんによる演奏と、相原嘉之先生と杉山洋先生のそれぞれご講演後に、お二人のトークショー入場料:大人1,000円(資料代含)主催:古都伝承プロジェクト、株式会社天平楽座共催:EVANSKINGDOMお問い合わせ:株式会社天平楽座080-2525-3402詳しくは、チラシをご覧いただきたい...相原嘉之氏&杉山洋氏「キトラ古墳壁画を考える」(キトラ古墳壁画発見40周年記念)、7月23日(日)13:30分から!(2023Topic)

  • 田中利典師、「死」について考える

    今日の「田中利典師曰く」は、〈徒然に…「死を想う」〉(師のブログ2012.6.28付)。この年、師は57歳、まだまだ「死」を実感するおトシではない。ただこの前年にご母堂を亡くされているので、死について思いを巡らされたのだろう。※トップ写真は吉野山の桜(3/31撮影)。吉野山の桜は、シロヤマザクラばかりではないのだ末尾に、師はこのように書かれている。〈結局、あるがままに生きてあるがままに死ぬことになるのだろう。どんな死に方をしようと、それが自分らしい死に方なんだろう。無様な姿を晒そうと、人にお世話になろうと、最後は高貴な光に包まれて死のそのときを迎えたいものだけど〉。では、全文を以下に紹介する。徒然に…「死を想う」最近、ちょっと自分の死について考えていたので、書いてみたくなった。還暦も数年後に迎えるし、まあ...田中利典師、「死」について考える

  • ダム建設で高台に遷座した 丹生川上神社 上社(川上村)/毎日新聞「やまとの神さま」第49回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。6/22(木)に掲載されたのは〈ダム湖見下ろす龍神の社/丹生川上神社上社(川上村)〉、執筆されたのは、同会会員で大阪府にお住まいの柳原恵子さんだった。※トップ写真は、大滝ダム建設に伴って現在地に遷座した丹生川上神社上社の拝殿=川上村迫で丹生川上神社は上社(かみしゃ)、中社(なかしゃ)、下社(しもしゃ)と三社あり、今後、連続して紙上で紹介される。上社は川「上」村、下社は「下」市町、残る中社は東吉野村、と覚えたものだ。三社とも、水の神さまを祭るが、それぞれ少し性格が違う。上社の「高龗(たかおかみ)」は、日本国語大辞典によると、(「たか(高)」は「くら(闇)」に対する語で、山峰を意味し、「龗」は水をつかさどる蛇...ダム建設で高台に遷座した丹生川上神社上社(川上村)/毎日新聞「やまとの神さま」第49回

  • 田中利典師の名言集(1)「神仏を拝むのは、懺悔と感謝に気づくため」

    今日の「田中利典師曰く」は、「言葉を重ねる(1)」(師のブログ2021.6.9付)。師がTwitterで発信された名言のまとめ(全6回のうちの初回)だ。よく、こんなに多くの名言を思いつかれたものだ。普段からよほど、深く考えておられるのだろう。案の定、読者(優婆塞BBさん)から、こんなコメントが入っていた。※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)山人様~!是非とも、このお言葉をまとめて来年の格言カレンダー(?笑)を作って下さいませ!こんな有り難いお言葉、毎日拝見させていただいてたら、凄く力になりそうです!…というか、「心の栄養」みたいな。年末の金峯山寺さんで購入出来たら嬉しいな~!結局、師は日めくり(格言カレンダー)にはされなかったが、あれは結構大変なのである。基本的に、ご本人が毛筆で字を書かないといけな...田中利典師の名言集(1)「神仏を拝むのは、懺悔と感謝に気づくため」

  • 決定!勝手に「奈良県十大料理」

    先日来、当ブログと鉄田のFacebookで勝手に募集していました「奈良県十大料理」、内容が確定しました!基本的に「県内外の観光客が、県内で食べられる料理」とし、「ローカルすぎる郷土料理や提供店が少ない料理は除外」「単独では料理とは呼べないもの(漬物、加工品など)は除外」という方針で臨みました。結果は、以下の通りです。※トップ写真は、十津川うどん古道(こみち=まほろばキッチン橿原店)のめはりずし奈良県十大料理(ジャンル別。①~⑩はランキングではなく、同率1位です)1.和風めん①三輪そうめん(冷やしそうめん、にゅうめん)2.ご飯もの②大和の茶粥・奈良茶飯③色ご飯(季節に応じた炊き込みご飯、1人用の釜で炊いたものは釜飯)3.すし④柿の葉ずし・朴の葉ずし⑤めはりずし⑥鮎ずし・鮎の姿ずし4.鍋物⑦飛鳥鍋(ダシ汁に牛...決定!勝手に「奈良県十大料理」

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