chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
布教師寮@Net
フォロー
住所
東京都
出身
福島県
ブログ村参加

2006/07/26

arrow_drop_down
  • 「風評被害」と「御用学者」

    「風評被害」と「御用学者」--。今ほど、この「二つの言葉」の意味が混迷を極める時代はないのではないでしょうか。まず「風評被害」に関しては、以前當寮でも何度か記事にした経緯があります。「Stopthe風評被害による風評被害」「風評の迷走」「風評の混乱」これらの記事でも述べていますが、「風評被害」という言葉で特に気になることは、「実害」と「風評」との境界線が曖昧になってきている点です。例えば、子どもの将来を案じて買い控えに走る親たちを指して、「風評被害」に拍車を掛ける行為と諫める「空気」が蔓延していますが、それらは本当に批判に値する行為なのでしょうか?予め予想される危険を回避する行為と一体どこが違うのでしょうか?今、政府から出される原発関連の情報には、その「問い」に答え得るだけの確たる根拠に欠けているように思えます...「風評被害」と「御用学者」

  • 「願い」いっぱいのヒマワリの和!

    上の一文に触れただけで、ふくしまの人たちはこころ動かされるような気がします。誰しも望んで今の生活を送っている訳ではありません。起こってしまった不条理な現実を前に、誰しもこころ折れそうになる日々だと思います。そんな時、ふくしまを埋め尽くす黄色いヒマワリの花が、私たちの元気の源になることを願ってやみません平成23年3月12日15時36分福島第一原子力発電所1号機建屋水素爆発――。まさにそれは上の文の如く、春の到来を待たずして大地に降り注ぎました。幾日もしんしんと降り積もり、ふくしまの大地を汚していったのです。私たちはその降雪の真の怖さを知らずに、毎日テレビや新聞の情報に振り回されてばかりでした。そのこころの動揺を抑え切れず、結果的に約1万人の子供たちの笑顔がふくしまから消えました。非常につらく、寂しく、そして悲しい...「願い」いっぱいのヒマワリの和!

  • 「風評」の混乱

    前回の記事でも、「子を持つ親の身」ならではの心情を吐露しましたが、相変わらず原発問題を抱える被災地では「風評」の迷走に拍車がかかり混乱をきたしています。今の社会は総じて「風評被害」という言葉を乱発しますが、前回の記事でも述べた通り、ここで言う「風評」の信憑性が問われることはあまりありません。それより深刻なことは、今の社会に「政府が出す情報」より世間から漏れ伝わる「風評」の方が信頼に値するといった空気が蔓延していることです。その理由はどこにあるのでしょうか--?福島第一原発の深刻な状況(メルトダウンのみならずメルトスルーの現況など)や、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステムSPEEDIの試算結果を公開してこなかった事実など、巷間(被災地)では「官房長官の記者会見」より「チェーンメールの情報」の方が信頼に値す...「風評」の混乱

  • 「風評」の迷走

    いま、「風評被害」という場合の「風評」の定義について社会が揺れています。「風評」とは、辞書を紐解けば世間の評判。うわさ。とりざた。風説。「とかくの-がある」(『広辞苑』第五版)うわさ。ひょうばん。風評・風聞(『漢字源』)とあり、それに「被害」という文言が付されれば、読んで字の如く「世間の噂や評判により被る被害」と解されましょう。つまり、ここで言う「世間の噂」や「評判」とは、その正当性を支えるだけの確たる根拠が見当たらない場合、それらがもたらす被害は全て「風評被害」と規定されるのだと思います。なぜなら、その「風評」自体が真実の情報であるならば、それらは「風評被害」ではなく「実害」そのものとなるからです。この問題を、昨今の福島原発事故による放射性物質漏れの問題と絡めて考えた場合、その文脈の中で語られる「風評被害」と...「風評」の迷走

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、布教師寮@Netさんをフォローしませんか?

ハンドル名
布教師寮@Netさん
ブログタイトル
布教師寮@Net
フォロー
布教師寮@Net

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用