2022年9月
2009年5月上旬に訪れたせたな町のライトアップされた三本杉岩をこちらで紹介しましたが、その時に撮影した国道229号の旧道にある横滝です。日本海側を走る国道229号を島牧村からせたな町方向に南下する途中、せたな町瀬棚地区まで約14kmの地点にある横滝トンネル。既に午後6時を過ぎていて暗闇が迫っていましたが、海沿いに一瞬見えた滝が気になったので一度通過した後に戻って立ち寄ることにしました。横滝トンネル開通前の旧道が海岸沿いに残されていて徒歩で進入することが出来ました。旧道入口付近から振り返って撮影。右側に写っているのが横滝トンネルの島牧側となります。国道229号から50mほどの場所にある横滝。落差15m程度の小さな滝ですが、雪解け水で増水した春先のためかとても水量豊富で豪快に流れ落ちていました。別角度から。...国道229号の旧道と横滝@せたな町2009年5月
固有種の高山植物が多く生育することで知られる標高1667.7mの夕張岳、2011年6月下旬の登山の様子です(こちらの続き)。釣鐘岩付近の雪渓を登った後の吹き通しと呼ばれる鞍部から最後の斜面を登ります。山頂まで残り僅か。標高差だと30mほどでしょうか。ここに神社がありました。小さな鳥居には夕張岳神社の文字が見えます。鳥居も社も小さなものですが、特に鳥居はアルミのような金属製で冬季の風雪にも耐えうる頑丈な造りに見受けられました。夕張岳山頂神社付近に群落を形成して咲いていたキバナシャクナゲの花。神社から最後の坂を上りきって午前11時に夕張岳山頂に到着。夕張岳ヒュッテ付近の馬ノ背コースを出発してからおおよそ3時間半でした。夕張岳登山の標準時間は約4時間としている資料が多いので、それより30分ほど早く登頂できました...夕張岳登山2011年6月10夕張岳山頂神社
網走市と小清水(こしみず)町に跨ってオホーツク海に面する濤沸湖湖(とうふつこ)を2017年7月下旬に訪れた時の様子です(こちらの続き)。前回まで紹介したのは浦士別’(うらしべつ)川が流入する湖の東端近くでしたが、今回紹介するのは湖の南西です。濤沸湖の内陸側はほとんどが畑作地帯に面しているので湖畔の様子を眺めることが出来る場所が限られます。少し距離はありますが、南西地域は内陸側では数少ない湖畔が見える場所です。濤沸湖に流入する小さな川に架かる湖畔橋。川の名称は丸万川。地形図にも記載されています。丸万川はこのままほぼ直線で湖に注いでいますが盛夏の頃は雑草が繁茂していて湖畔橋からは濤沸湖が見通せません。湖畔橋からさらに内陸方向の様子。この付近では湖に隣接した畑はなく湿地帯が広がっています。湖畔橋から少し移動する...濤沸湖湖@網走市2017年7月2丸万川と湖畔橋
2015年5月上旬、GW休暇を利用して旅した宗谷地方。サロベツ原野南端に位置する幌延(ほろのべ)町の下サロベツ原野の様子(こちらの続き)。幌延ビジターセンターから始まる木道を北へ。木道は南北に細長い長沼の西側に設けられています。観光客が頻繁に訪れるビジターセンターの近くの木道はしっかりしたものでしたが、進むにつれて老朽化が顕著になってきました。木道の老朽化に加えて笹も繁茂してきます。遊歩道の管理が行き届いていないのは訪れる人の少なさのためでしょうか。木道には所々に幌延ビジターセンターからの距離を示す表示板がありました。長沼を離れて笹薮が少なった後も不明瞭な状態の木道が続いていました。折れ曲がりながら北に続く遊歩道ですが、この写真では正面にうっすらと利尻島が見えています。まだ枯草しかない季節なので目を引くも...下サロベツ原野園地@幌延町2015年5月5
2012年6月下旬、釧路湿原北東部に位置する塘路(とうろ)湖から釧路川を下るカヌーツアーに参加した時の様子、最終回です(こちらの続き)。釧路湿原内に位置する塘路湖畔を出発し、湖から流れ出るアレキナイ川を下って釧路川に合流。倒木が流路を塞いでいたり低木が覆い繁ったりするワイルドな箇所がある一方で、舟を漕ぎ付けられそうな砂礫の河畔もあったりと、湿原内を滔々と流れる釧路川流域の様々な姿を眺めながらカヌーは進んで行きます。河畔の樹木上にとまる大型の猛禽類がいました。オジロワシです。ユーラシア大陸北部で繁殖して冬季に南下してくる渡り鳥ですが、近年は北帰行せず北海道で繁殖する例が増えています。この時期に見られたということは北海道に留まって繁殖している固体だったのかもしれません。とても警戒心の強い鳥ですが近付いても逃げ...釧路湿原のカヌーツアー@標茶町2012年6月5
2011年5月下旬に訪れた檜山地方のせたな町をこちらで紹介しましたが、その2年前の2009年5月上旬にもせたな町を訪れています。その時に撮影した町のシンボル、三本杉岩の様子です。せたな町の市街地まであと数kmほどの国道229号沿いの海岸から撮影。時刻は午後6時半頃ですが、5月初旬なので夕闇がすぐそこまで迫っているような暗さでした。中央の3つの岩が三本杉岩。左端に写る断崖が前回までに紹介した立象山(りっしょうざん)です。象が寝そべったような姿から名付けられたとのことですが、確かにそのように見えます。三本杉岩のなかで最も北側にある岩。地形図によると三本杉岩の最高点は中央に位置する岩の海抜31mとなっていますが、3つの岩はいずれも同じような高さに見えます。三本杉岩から約500mほど北に位置する輪掛(わっかけ)岩...三本杉岩のライトアップ@せたな町2009年5月
固有種の高山植物が多く生育することで知られる標高1667.7mの夕張岳、2011年6月下旬の登山の様子です(こちらの続き)。釣鐘岩と熊ヶ峰の間にある雪渓の途中から振り返って撮影。あまり自信がありませんが、左端に写っている鋭いピークが標高1501mの前岳ではないかと思います。登山道は前岳の向こう側の麓に続いています。雪渓を登る途中から見た夕張岳。夕張岳山頂に至る最後の登り斜面。標高差約130mほどを一気に登っていくことになります。雪渓を登り終わると吹き通しと呼ばれる鞍部に到着。山頂まで残り0.5km。この辺りから山頂にかけて高山植物の花が最も多く見られました。吹き通しの岩礫地で見られた黄色い花、ナンブイヌナズナ。ナンブイヌナズナは夕張岳の他、日高山脈の戸蔦別(とったべつ)岳で、本州では岩手県の早池峰山に生育...夕張岳登山2011年6月9
先週末は出張で札幌市の西部に位置する後志(しりべし)地方を訪れていました。今夏は天候不順の日が続いていましたが、出張中の後志地方はとてもよく晴れました。仕事の週末に限ってなぜ晴れる、と恨めしくも感じてしまいましたが、移動の途中に休憩したパーキング付近で撮影した羊蹄(ようてい)山を紹介します。移動途中は場所の詳細が分からなかったのですが、調べてみると倶知安(くっちゃん)町と共和町の境界付近に広がる花園牧場越しに見えた羊蹄山ではないかと思います。スキー場で有名なニセコアンヌプリの山麓に広がる高原地帯に拓かれた牧場です。標高1898m、日本百名山にも選ばれている綺麗な円錐形の羊蹄山。地元では蝦夷(えぞ)富士とも呼ばれています。よく晴れましたが倶知安町では最高気温は25℃ほどに感じました。この日、羊蹄山を登った登...花園牧場と羊蹄山@倶知安町2022年9月
今日から9月に入りました。北海道ではお盆を過ぎると急速に秋の気配が色濃くなりますが、9月に月替りする今日は、今年の夏も本当に終わってしまったんだなあと感じさせられる区切の日です。傷病のオオハクチョウに再会するため2017年7月に訪れたオホーツク海に面した涛沸湖の様子をこちらで紹介しましたが、この日に訪れた涛沸湖の写真が他にもあるので今後紹介していきます。浦士別川が涛沸湖に流入する付近で撮影した涛沸湖。7月から8月にかけて、道東の湿地帯は緑色の絨毯を敷き詰めたような青々とした様子を呈します。湿地帯に青々と繁るヨシ類。ヨシ類は軽量な一方で強度があるため、アイヌの人たちは家屋の壁や屋根の材料として利用していたということです。青々とした様子がとても綺麗な湿原ですが、アブやブヨなどの吸血昆虫も分布しています。高緯度...涛沸湖@網走市2017年7月
2022年9月
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