2月最終日の本日29日は4年に1回の閏日でした。明日からは3月に入りますが、長かった冬の終わりが近づくと動物たちの行動にも変化が出てきます。昼間は樹木の巣穴の中で休んでいる夜行性のエゾモモンガの行動もそのひとつで、3月になると昼間から外で行動する様子が観察できるようになります。写真は2019年3月中旬に網走市の森で出会ったエゾモモンガです。広葉樹の森にある時々観察に訪れていたエゾモモンガの巣穴。昼間に訪れてみると、運良く活動中のエゾモモンガに出会うことが出来ました。写真中央、幹にとまっているエゾモモンガが小さく写っています。巣穴から出たり入ったりを繰り返していました。厳冬期には複数匹が暮らしている巣穴ですが、この時は外に出て行動していたのは1匹だけでした。幹を上下に動き回っていましたが、そのうちに滑空して別の木...エゾモモンガ@網走市2019年3月
阿寒摩周国立公園内に位置するオンネトー。冬季は約2km手前の雌阿寒温泉で通行止めになりますが、2010年3月上旬に徒歩で訪れました(こちらの続き)。スノーシューを履いて約2km歩いて辿り着いたオンネトー。湖面は結氷しています。以前こちらで紹介した2006年10月のオンネトー。同じような位置から撮影していますが冬季はまったく雰囲気が異なります。結氷した湖上をそのまま歩いて奥に進みます。自分のスノーシューの足跡です。夜の冷え込みが徐々に緩み始める季節のためか雪質はやや固めに締まっていて歩きやすい状態でした。湖畔に沿って約400mほど奥に進むと展望デッキが見えてきました。誰もいない静かな展望デッキ。こちらで紹介した2006年10月の展望デッキの様子。道路が開通している冬季以外はいつも多くの観光客で賑わう場所です。(足...冬のオンネトー2010年3月4
十勝地方北西部に位置する鹿追町の雪に覆われた畑作地帯をドライブしていた今月中旬、とても絵になる(表現が難しいのですが…)廃屋に出会いました。地元の農家の方しか通らないような道路沿いにあった廃屋。視界に入った瞬間、なぜか分かりませんがとても惹かれるものを感じ、つい車を停めて見入ってしまいました。最初は人が住んでいるのかなと思いましたが、雪に覆われた庭に足跡などもなく、2棟ある家屋はいずれも廃屋となっていました。反対側から撮影した2棟の廃屋。サイロが2基あります。サイロの横に建つ家屋は相当古いものに見えました。長い年月風雪に耐えてきた貫禄のようなものを感じます。いつ建てられたのか知る術もありませんが、国土地理院のサイトで公開されている1970年代中頃の航空写真に写っている家屋は2棟とも同一のように思えます。サイロと...十勝平野の廃屋@鹿追町
2011年2月上旬、流氷が接岸した網走市の能取岬を散策した時の様子です(こちらの続き)。広葉樹の森を散策中、断崖下の海岸に人の足跡があることを発見。オホーツク海を覆った流氷を眺めながら、崖の下に降りられそうな場所を探して森の中を移動します。ほぼ快晴に近い好天ですが遠方の視界があまり良くなく、通常は綺麗に見えるはずの知床連山も霞んでいました。微かに見えている斜里岳が分かるでしょうか。標高1547mと高さはそれほどでもありませんが日本百名山にも選ばれています。斜里岳の隣に位置する標高1419.3mの海別(うなべつ)岳。知床半島の付根に位置する山です。断崖に沿って500mほど歩いているとキャンプ場を示す看板がありました。看板には美岬キャンプ場と書かれていました。管理小屋のような建物がありますがもう何年も使用されていな...流氷の能取岬2011年2月6
2019年4月下旬に旅をした十勝地方の様子、十勝平野を見渡せる鹿追町の扇ヶ原展望台を越えて然別湖に向かいます(こちらの続き)。扇ヶ原展望台から先、標高を上げながら進むこと約2kmで白樺峠に到着。扇ヶ原展望台の標高は770mに対して白樺峠は900mほどになります。峠の道路は東、西の各ヌプカウシヌプリに挟まれたコル状の地形を通過します。樹木は少なく笹原にシラカバ林が見られる程度です。峠名の由来はこのシラカバでしょうか。東ヌプカウシヌプリへの登山口がある白樺峠。斜面にはまだ残雪が見られました。山頂にもまだかなり雪があると思われますが、登山する人の姿はそれなりに見かけました。東ヌプカウシヌプリは夏季は1~1.5時間程度で登ることができる初心者向けの山ですが山頂からは雄大な十勝平野が一望できます。白樺峠の西ヌプカウシヌプ...白樺峠を越えて然別湖へ2019年4月
閏年なのでいつもより1日多い2月ですが今日から最終週、来週からは早くも3月となります。全国的な暖冬の傾向は3月も継続する予報で、桜の開花も記録的な速さになる可能性があるとのことです。とは言っても北海道東部ではどんなに開花が早くても5月以降になると思われるので、まだ2ヶ月半近くも先のことになります。北海道においては少し気が早いですが、2009年5月上旬に胆振地方の伊達市で撮影した桜を紹介します。噴火湾に面した伊達市の市街地から少し郊外。有珠山や昭和新山が見える長閑な畑作地帯が広がります。伊達温泉の近くに桜並木が見えたので立ち寄ってみました。風のメモリーと名付けられたサイクリングロード沿いに植えられた桜が満開を迎えていました。訪れたのは子供の日の5月5日。気象庁の記録では隣の室蘭市におけるこの年の開花日は5月3日と...風のメモリーと桜並木@伊達市2009年5月
2007年2月上旬に訪れた釧路市にある阿寒国際ツルセンター、冬季にタンチョウに給餌を行っている分館の観察センターでの撮影。ついつい撮り過ぎてしまったオジロワシ。前回同様、同じような写真ばかりですが2007年2月に撮影したものはこれで最終回になります(こちらの続き)。この日は珍しくオオワシの姿も見かけました。いつも不思議に感じていたのですが、ウグイの給餌で集まってくるのはオジロワシばかりでオオワシはまず見かけません。北海道に留まって繁殖しているのもオジロワシです。よく似ているオオワシとオジロワシですが、生態には細かな点で多くの違いがあるのかもしれません。このオオワシ、遠くてはっきりしませんでしたが、ウグイを捕らえて離れた場所に着地したオジロワシに対して横取りしようとアタックをしかけているように見えました。(釧路市...阿寒タンチョウの里2007年2月6
阿寒摩周国立公園内に位置するオンネトー。冬季は約2km手前の雌阿寒温泉で通行止めになりますが、2010年3月上旬に徒歩で訪れました(こちらの続き)。雌阿寒温泉から約600mの場所にある錦沼。鉄の錆によく似た物質が含まれるため独特の褐色色をしています。周囲200mほどの小さな沼です。雪に覆われている部分がほとんどですが、上の写真のように凍り付いていない箇所が多い印象です。湧水があるのかもしれません。錦沼を後にしてオンネトーへ進みます。雌阿寒温泉から先は12月中旬から4月中旬までの4か月間通行止めとなる道路ですがやはり比較的最近除雪されたような雰囲気が感じ取れました。どのような目的があったのでしょうか。除雪されているので歩きやすい道路を錦沼から約1lkmほど進むとオンネトーが見えてきました。オンネトーの湖畔に到着。...冬のオンネトー2010年3月3
2011年2月上旬に訪れた流氷が接岸した網走市能取岬の様子です(こちらの続き)。灯台が建つ岬の先端部を離れ網走市街地方向となる東側へ移動。写真の能取岬を周回する道路は観光客が利用するので除雪は行き届いていますが、冬季は途中に駐車するスペースがあまりありません。しばらく駐車したい場合は他の車の通行の支障にならないよう広めの路側帯を自力で除雪して駐車スペースを確保する必要があります。そのようにして途中の路側帯に駐車して周辺の森をスノーシューを履いて散策しました。森の中にはスノーシューの他にスキーで散策した足跡も残されていました。能取岬周辺には面積はそれほど広くはありませんが豊かな広葉樹の森が残されています。付近の丘陵地のピークに航空自衛隊の基地があることも関係しているのかもしれません。森を抜けたと思ったら断崖の上に...流氷の能取岬2011年2月5
市町村単位でのホッキ貝の漁獲量が19年連続で日本一となった苫小牧市。苫小牧港にあるホッキ貝資料館を2011年11月に訪れた時の様子をこちらで紹介しましたが、その足で同じ漁港内にあるマルトマ食堂に立ち寄りました。マルトマ食堂が入っているのは地方卸売市場の建物です。漁獲量が日本一だけあって新鮮で大きなホッキが比較的安価に入手できる苫小牧市ではホッキカレーを提供するお店が多いのですが、マルトマ食堂のホッキカレーは名物と言えるほど特に有名です。看板に描かれているキャラクターは苫小牧市イメージマスコットの「ホッキー君」。ホッキ貝には健康に良いタウリンが豊富に含まれることから、元気あふれる様子を表現したものということです(苫小牧市HPのこちらより)。看板には朝6時からと書かれていますが、現在は5時からの営業となっています。...苫小牧マルトマ食堂のホッキカレー
2019年4月下旬に旅をした十勝地方、鹿追町の平地から然別(しかりべつ)湖に向かう途中で立ち寄った扇ヶ原展望台の様子です(こちらの続き)。標高約770mに位置する扇ヶ原展望台からの眺め。十勝平野と、その向こうに北海道の中央部を南北に縦断する日高山脈が見渡せます。扇ヶ原展望台からの眺めは午後からは次第に逆光となるため、風景を撮影するなら午前中の方が良さそうです。展望台から南西方向に見えた牧場地帯。手前に見えるのは鹿追町乳牛育成牧場、遠く日高山脈の裾野に広がっているのは清水町の町営牧場ではないかと思います。以前こちらで紹介した2004年9月下旬に訪れた時の扇ヶ原展望台。当時あったこの看板のようなものは既になくなっていました。展望台に設置されていた看板。この地には5万年ほど前までは山奥から十勝平野に流れていた河川が扇...扇ヶ原展望台@鹿追町2019年4月2
今月上旬、帯広市内の十勝川と札内川の合流点付近で見られた樹氷の様子(こちらの続き)。この場所に滞在していたのはそれほど長い時間ではなかったのですが、河畔林を覆い尽くした見事な樹氷につい撮影しすぎてしまいました。札内川支流の帯広川が合流する地点でもあります。ほとんど流れの感じられない川面から気嵐が立ち上っていました。帯広川の合流点から少し進んだ札内川の河畔。よく見るとそれなにり流れのある札内川の川面からも気嵐が立ち上っています。ここからモール温泉で有名な十勝川温泉までは直線で約4.5km程の距離です。(帯広市2020年1月)十勝川河畔林の樹氷2020年1月4
2007年2月上旬に訪れた釧路市にある阿寒国際ツルセンター、冬季にタンチョウに給餌を行っている分館の観察センターでの撮影です(こちらの続き)。2016年12月まで実施されていたウグイ活魚の給餌にて飛来してきたオジロワシ。毎回訪れるたびについ撮り過ぎてしまいます。同じような写真ばかりですがもう少し続きます。(釧路市阿寒2007年2月)阿寒タンチョウの里2007年2月5
阿寒摩周国立公園内に位置するオンネトー。冬季は約2km手前の雌阿寒温泉で通行止めになりますが、2010年3月上旬に徒歩で訪れました(こちらの続き)。スノーシューを装着して冬季通行止めのゲートを越えて出発。道路の状況は最近除雪が入ったのではないかと思えるような積雪の少なさでした。12月18日にゲートが閉じられてから2ヶ月半ほど経過しているので少し不思議です。ゲートから600mほど進むと道路左手にある錦沼に到着。看板によると褐鉄鉱が含まれた堆積物のため独特の橙色に見えているということです。看板の最後尾にも記載されていますが、褐鉄鉱(かってっこう)は現在、正式な鉱物の名称としては使用されていません。鉄の錆(さび)によく似た成分の鉱物であり、体臭や糞の臭いを低減させる効果があることからペットフードに混入されることもある...冬のオンネトー2010年3月2
網走市では2月9日の流氷初日に続き、11日にようやく接岸初日を迎えました。平年より19日も遅かった流氷初日は1946年(昭和21年)の統計開始以来2番目に遅い記録となりました。道東では今のところ降雪の少ない暖冬の年となっていますが、流氷の動きにも何か影響を与えているのでしょうか。写真は2011年2月上旬に訪れた流氷が接岸した網走市能取岬の様子です(こちらの続き)。オホーツク海に突き出た能取岬。周辺をびっしりと流氷に覆われていました。水平線上に知床連山が見える方向ですが、海霧の影響なのかこの日はほとんど見えませんでした。僅かに海面が開いた場所に海カモ類が羽を休めていました。遠いので種類ははっきりしませんがシノリガモが多いように感じました。接岸した流氷の上には動物たちが歩き回った足跡が残されています。能取岬では柵を...流氷の能取岬2011年2月4
2011年11月中旬、阿寒湖畔スキー場のゲレンデから登った白湯山登山の様子、最終回です(こちらの続き)。登山道を下りスキー場のゲレンデに戻ったのは午後2時頃。陽は陰っていましたが日没までまだ余裕があったので行けるところまでゲレンデを登ってみることにしました。途中からリフトに沿って斜面を直登。距離は短くなりますが結構な急坂です。スキー場最上部となるリフト降り場。ゲレンデ途中の白湯山登山道との分岐点から標高差は約140mほどです。ゲレンデの途中からも阿寒湖と雄阿寒岳が綺麗に見渡せました。最上部のリフト降り場付近でいったん傾斜が緩やかとなります。さらに奥に続く踏み跡を辿って進みます。進行方向右側にある斜面を登ると標高916mの白湯山ですが、踏み跡は反対の左側の斜面上に続いていました。リフト降り場から登ること約15分、...白湯山登山@阿寒湖畔2011年11月11
2018年2月上旬、網走市の濤沸湖畔で出会ったエゾフクロウ(こちらの続き)。車通りのほとんどない道路沿いの切株にとまっていたエゾフクロウ。車を横に付けて運転席から助手席の窓を開いて撮影しました。留まっていてくれたのは数秒程度、急に落ち着かない様子になり、向きを変えると飛び立ってしまいました。写真はその直前の様子ですが、残念ながら飛び立つ瞬間はタイミングを合わせられず撮影できませんでした。遠くに飛び去ってしまうのかと思ったら、それほど離れていない樹上にとまってくれました。中央に小さく写っているのが分かるでしょうか。しばらく観察を続けましたが動きがほとんどありません。そのうちに雪が降って来たのでいったんこの場所を離れました。約40分後に戻った時には既に姿はありませんでした。エゾフクロウを撮影した濤沸湖畔の森。濤沸湖...エゾフクロウ@濤沸湖畔2018年2月3
北方領土を除くと国内初の記録となるハクトウワシの北海道への飛来についてこちらで紹介しましたが、目撃された1月27日以降についてネットで調べてみましたが、その後の様子がどうもはっきりしません。人の目に触れやすい場所にいれば目撃情報や画像がありそうですが、ないところを見ると国後島方面に飛び去ってしまったのかもしれません。今回、ハクトウワシについて色々と調べていて気になったのですが、オジロワシ、オオワシ、ハクトウワシは成鳥になるとそれぞれ特徴的な色彩となりますが、幼鳥の頃はいずれもよく似ています。ハクトウワシが幼鳥の頃に日本に渡って来たとしたら判別が困難なので気付かれることがなく、実際には飛来例はもう少し多いのかもしれないなと思った次第です。少し古い写真ですが、関連して思い出したワシの幼鳥を紹介します。最北の地、宗谷...ワシ類の幼鳥@猿払村2004年4月
2月に入ってから北海道の内陸部では厳しく冷え込む日が続いていますが、昨日6日は今季初めて-30℃を下回る最低気温が上川地方で観測されました。十勝地方でも帯広周辺の観測地点で軒並み-26℃前後を記録、とても寒い朝となりました。写真は先月上旬、帯広市内の十勝川と札内川の合流点付近で見られた樹氷の様子(こちらの続き)です。帯広市内を流れる小さな帯広川が札内川に合流する直前の場所です。川面から気嵐(けあらし)が立ち上っていました。気嵐とは厳しい寒気で冷却された空気が、それよりも暖かい海面や川面に流れ込むことで水蒸気が発生する現象です。撮影したのは午前8時頃ですが気温は約-14℃とまだかなり冷え込んでいました。気嵐が周囲の樹木に付着して凍結、結晶化して樹氷を形成していきます。見ていると流れがほとんど感じられない帯広川でし...十勝川河畔林の樹氷2020年1月3
2019年4月下旬に旅をした十勝地方の様子、鹿追町の平地から然別(しかりべつ)湖に向かいました(こちらの続き)。標高300~400mほどに位置する鹿追町市街地周辺の畑作地帯から湖面の標高805mの然別湖に向かう道道85号。然別湖は北海道内で最も標高の高い場所にある湖です。然別湖に向かう途中にある1300mほど直線が続く区間。正面に見えてるのは東ヌプカウシヌプリかと思います。標高1252.2mの東ヌプカウシヌプリの山頂付近。まだかなり雪が残っています。登山1時間少々で十勝平野を一望できる山です。高山植物が咲く6月以降、多くの登山客が訪れます。約1300mの直線区間が終わると道路は左にカーブ。続いて正面に見えてくるのは西ヌプカウシヌプリ。標高は東とほぼ同じ1251mです。西ヌプカウシヌプリも1時間少々で登ることが出...扇ヶ原展望台@鹿追町2019年4月
本日、網走市から北西に約80km離れた紋別市において「視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海面で初めて見られた日」と定義される流氷初日が発表されました。紋別市の2月4日の流氷初日は記録が残る過去65年の中で5番目に遅い記録ということです。オホーツク海の流氷は札幌管区気象台による本日16時30分発表の北海道地方海氷情報第14号にあるように紋別市から宗谷地方の猿払村にかけて海岸にかなり接近しています。本日からさっぽろ雪まつりが開会して北海道はいよいよ冬の観光シーズン本番といったところですが、網走市から知床半島にかけては流氷が接岸するまでもう少し日数がかかるかもしれません。写真は2011年2月上旬に訪れた流氷が接岸した網走市能取岬の様子です(こちらの続き)。訪れたのは1月29日に流氷接岸した数日後のことです。周...流氷の能取岬2011年2月3
2007年2月上旬に訪れた釧路市にある阿寒国際ツルセンター、冬季にタンチョウに給餌を行っている分館の観察センターでの撮影です(こちらの続き)。2016年12月まで行われていたウグイ活魚の給餌ではオジロワシも集まってきてタンチョウと攻防を繰り広げる様子を観察することが出来ました。自然界でタンチョウとオジロワシが魚を奪い合うということはまずないと思うので極めて人工的な光景ではありますが、それでも冬の道東らしさを感じられるウグイの給餌には何年にもわたって魅了されました。(釧路市阿寒2007年2月)阿寒タンチョウの里2007年2月4
雌阿寒岳山頂から西に約3kmに位置するオンネトー。阿寒摩周国立公園の区域内にあり、阿寒湖温泉街から約17kmと近いため釧路市阿寒町と思っている方が意外と多いのですが十勝管内の足寄町に含まれます。夏季は湖畔までマイカーや大型観光バスで乗り入れることが可能で多くの観光客が訪れますが、冬季は湖から約2km手前の雌阿寒温泉で通行止めとなります。2010年3月上旬、雌阿寒温泉に宿泊してオンネトーを徒歩で訪れた時の様子を紹介していきます。素泊まりで予約してあった温泉に前夜のかなり遅い時間に到着して宿泊。写真は翌朝のチェックアウト後の雌阿寒温泉の様子です。2010年3月当時、雌阿寒温泉には3軒の宿がありました。建物の背後には雌阿寒岳の雄大な姿がありますが、この時間は雲の中でした。宿泊した宿は「国民宿舎野中温泉別館」と書かれた...冬のオンネトー2010年3月
2018年2月上旬、網走市の濤沸湖藩で出会ったエゾフクロウ(こちらの続き)。湖畔の道路を車で走行中、道路脇の古い切株にとまっているエゾフクロウに気が付きました。数十メートルほど行き過ぎましたが、車をバックさせてエゾフクロウがとまっていた切株の横まで戻って来ました。車で戻る途中で多分逃げられるだろうなと思ったのですが、幸い留まってくれていました。写真は車の運転席から焦点距離約60mm(DXサイズ)の画角で撮影しています。エゾフクロウにとっては車がすぐ近くにとまっているような非常に近い距離で撮影しています。車の運転席から助手席の窓を開けて撮影しています。こんなに近くで野生のエゾフクロウを観察できる機会は滅多にありません。じっとしていてくれたのはほんの数秒程度の間だけ、以降は急にそわそわと落ち着かない様子になりました...エゾフクロウ@濤沸湖畔2018年2月2
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