さて、散策の途中でやってきたヴェッキオ橋。これから橋を渡って、南側のピッティ宮へと向かいます。ヴェッキオ橋は、朝にウフッツィに向かっている時に通りがかった時よりもかなり混雑していました。このヴェッキオ橋を一本向こうの橋から撮影したのが下の写真です。こうやって見ると、橋の上に家が沢山立ち並んでいるのがわかるかと思います。そう、実はヴェッキオ橋の両側には店が立ち並んでいるのです!!お店は主に貴金属を扱う宝飾品店で、とてもきらびやかな感じです。実はかつてはこのような店が並んでいたわけではなく、肉屋や八百屋が軒を並べていたそうです。しかし、ヴェッキオ宮殿とピッティ宮を結ぶヴァザーリの回廊が橋の上に通された時、それらのお店は全て撤退させられ、現在のように宝飾品店が移動してきたそうです。原因は、肉屋や八百屋が出す悪臭を嫌っ...散策②INフィレンツェ(4日目)
ウフィツィ美術館の見学を終えた私達は、ちょっと早めの昼食を取ることにしました。お店はカフェリヴォワール、ウフィツィ美術館からヴェッキオ宮(政庁舎)に向かって歩くと出てくるシニョーリア広場に面しているカフェです。ここのテラス席で昼食を取ることにしました。料理の味はなかなか美味しく、特に生クリームとチョコのケーキは絶品!(彼女談)とのことでした。しかしなかなかお会計をしてくれないなどサービス面はイマイチでした。ちなみに3月の時期でも外は暑かったです。食後、アカデミア美術館に向かいましたがとても混んでいたのでショッピングに急遽予定変更。街をぶらぶらしつつお店を見てまわりました。その途中で撮った写真が下のものです。サン・ガエターノ(S.Gaetano)という教会で、トルナヴォーリ通りに面して建っています。ここで注目して...散策①INフィレンツェ(4日目)
ウフィツィ美術館の素敵な場所、それは美術館のカフェから出られるテラスにあります。館内を探検していた私達は偶然ここを見つけることができました。最初はカフェの人に止められるかな~と心配もしたのですが、その心配も必要なし!他に観光客もいないし、政庁舎が間近にビッグスケールで見られるしでかなりのナイスな場所でした。ではどれぐらい間近に見られるかというと…下の写真のようになります。ちなみに下の方後姿だけ写っているのが私です。これだけを見てもかなりのスケールの大きさがわかるかと思います。ちなみにここからドゥオモを見るとこう見えます。なかなかに面白い視点でした。さて、以上でウフィツィ美術館の観光は終了です。次回からは町の散策に入ります。では!!ウフィツィ美術館⑥INフィレンツェ(4日目)
ウフィツィ美術館の廊下には、沢山の胸像が廊下の両側にわたって展示されています。それらの多くは古代ローマ帝国の皇帝たちの胸像で(おそらくはレプリカでしょうが…)、古代ローマファンの私としては、たまらない気持ちになってしまいます。ここの胸像は本当に良くそろっていて、ローマ帝国の礎を作ったユリウス・カエサルから、3世紀の混乱期に至るまで時代の皇帝はほとんどがそろっていたと思います。また、その後の時代のディオクレティアヌス帝やコンスタンティヌス大帝も展示されており、その総数は本当に膨大なものになっています。ではそれらのローマ皇帝の中で特に代表的だと私が思うものを数点、紹介させていただきます。まずはなんといってもユリウス・カエサル!彼をなくして古代ローマを語ることはできません。ローマ帝国の方向性を定め、共和国として崩壊し...ウフィツィ美術館⑤INフィレンツェ(4日目)
お久しぶりの更新です。今後もぜひともお願いいたします。続いては第15展示室。ここからは「盛期ルネサンス」のコーナーです。ここに展示してあるのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品たち。「受胎告知」「三王礼拝」「キリストの洗礼」です。やっぱりレオナルド・ダ・ヴィンチの絵は美しい!これらの絵を見ると、かつての天才の業績を思い、感動に浸ります。ここで特に私が好きなのは「キリストの洗礼」。これはレオナルド・ダ・ヴィンチが、彼の師匠であるヴェロッキオの助手をした際に、左下の天使を描いたものです。この天使たちの透明感はとてもすばらしく、これを見たヴェロッキオが以後絵を描かなくなったというのもうなづける話です。見学はさらに進んでゆきます…が、実はこれ以降の絵はあまり覚えていません…。と、言うわけでツアーとしての美術館の見学は終了...ウフィツィ美術館④INフィレンツェ(4日目)
お久しぶりです。ここのところずっと更新を休んでいたreggaeman-bonです。実は卒論の準備をし始めてからこれまで、とても忙しくてなかなか更新を時間が取れなかったのです。現在私は大学院に進学し、研究室の新人さんの教育をしています。そろそろひと段落つきそうなので、近日より更新を再開させていただきます。ずっと更新を休んでいたにもかかわらず、皆さんに足を運んでいただいていたことにとても感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。おわび
ウフィツィ美術館の3階に上がって、まず私達が案内されたのは、第2展示室「12世紀イタリア絵画」のコーナーでした。ここにある代表的な作品としてチマブーエ作「荘厳の聖母」ジョット作「荘厳の聖母」があげられます。彼ら以前の聖母画は、聖母が人間とは思えないほど大きく、また背景がとても平坦なものだったそうです。それが彼らによって、聖母はより人間的なものに、背景は立体的にと、変化してきました。彼らがルネサンスの先駆けとなったのです。見学は進み、次は第7展示室「初期ルネサンス」のコーナーにやってきました。ここにあるのはフランチェスカ作「ウルビーノ公爵夫妻の肖像」です。ガイドさんの説明によると、この作品は人間をハンサムに描かないこと、遠近法で描かれていることがとても重要なのだそうです。なぜならば、それこそがルネサンスのエッセン...ウフィツィ美術館③INフィレンツェ(4日目)
ウフィツィ美術館。ルネサンスの中心地の1つ、フィレンツェで、もっともルネサンス芸術が集まっている美術館です。この建物は16世紀中頃、フィレンツェがトスカーナ公国だった頃、メディチ家の当主であったコジモ1世が、公国の役所を1ヵ所に集めるために建てられました。つまり、もとはお役所だったのです。そこにコジモ一世の息子であるフランチェスコ1世が、メディチ家の収集した美術品を展示し始めたのが、美術館の始まりです。ちなみにウフィツィとは「役所」を指すのだそうです。フィレンツェの現地ガイドさんに連れられていざ中に。まずは1階から3階まで階段またはエレベーターで登ります。3階の廊下に出て、びっくりしました!なんと廊下には古代の彫像がたくさん並んでいたのです!古代好きにはたまりません!!…が、そこにはあまり触れられず、見学は絵画...ウフィツィ美術館②INフィレンツェ(4日目)
さて、フィレンツェでの夜が明け、朝がやってきました。朝食はいつもどおりアメリカンブレックファストです。ここの朝食はコーヒーがとても美味しく、それが印象的でした。朝食後、観光に出発です。最初の目的地はウフィツィ美術館、ホテルから徒歩で移動します。しばらく歩くと、アルノ河沿いに出てきました。まだ朝方なので人も少なく、閑静なヴェッキオ橋がとても美しく感じられました。ヴェッキオ橋を過ぎると、すぐ左にウフィツィ美術館が見えてきます。そこから撮ったヴェッキオ橋はこんな感じ。朝日に照らされた橋と、それを映す川面がとても良くマッチしていました。ウフィツィ美術館は「コ」の字型をしている建物になっています。私達はコの字の縦線の真ん中辺りから出てきました。美術館の内側外壁には彫像が並んでいます。それを何気なく見ていて、ある彫像の名前...ウフィツィ美術館①INフィレンツェ(4日目)
さて、前回の問題に関して、まずはお詫びをさせていただきます。旅行時に書き留めたノートを確認したところ、前回の問題で出題した場所は4日目に行った場所でした。私の思い出としては、フィレンツェに着いたその日に「そこ」へ行ったと思っていたのですが、どうやら勘違いだったようです。と、いうわけで答えの発表は4日目のときに発表させていただこうと思います。大変申し訳ございません。と、言うことでホテルについてからの続きです。ホテルに着いたのは夕方でした。その日の夕食はツアーについていましたので、それまでは部屋で休むことに。私達のツアーは、基本的には夕食がついていないパックです。それではなぜ、ここでは夕食がついているかと言うと、それは特別なものを食べるからなのです。それは、「Tボーンステーキ」フィレンツェの名物料理です。食べる場所...TボーンステーキINフィレンツェ(3日目)
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