選書に未来が透けるか…
年頭に書いた漢字一字は「真」だった。これは既に今年図書館の仕事を退くと決めていたことも頭にあったと思う。種田山頭火の言「新は必ずしも真ではあるまい。しかし真には常に新がある」から、心構えとして選んだ。しかし、振り返ると「真」に近づけたか、甚だ心許ない。ただ、「新」らしいことはやり遂げた。令和6年を表わす私の一字は「本」と言っていい。それは絵本の読み聞かせを継続していること以上に、自費出版として拙著を2冊も仕上げたからだ。今まで書き残してあった文章を読み返しながらの編集作業は楽しく、さらに差し上げた方々に会まで催してもらい、はずみで(笑)次の一冊にも取り組むことが出来た。何を今さらアナログな書籍を…という気もありつつ、やはり手にした時に、重みの感触が嬉しい。過分な評価や励ましも頂いた。このブログを含めて「書...選書に未来が透けるか…
2024/12/31 11:42