神が出かけている間に
ずいぶんと長いひと月だったように感じる。月初めは前月のコンクールまとめや掲示があり、三連休にワークショップの連続開催、翌週には三年ぶりの絵本ライブということで、その準備・運営が慌ただしかった。特に個人的に読み聞かせとブックトーク合わせて、計9回も子どもたちの前に立ったことが大きいか。何かしら役に立てることがあれば、という気持ちを仕事上で表現できるのは幸せだ。時代が激しく変化し、自分がしていることの意味づけに疑問を感じるときはあるが、結局のところ大人のエネルギーこそが、年少者の心に響くという考えに変わりはない。もっとも食い入るような子らの眼にパワーを得てのことだが。さて、実は昨日、電話で何気なく話したあることについて、久しぶりに自己嫌悪に陥った。それは他者に影響を与えるものではないが、自らの貧しさ、厭らしさ...神が出かけている間に
2022/10/31 17:53