8月、読んだ読んだ
今月は少し珍しい読了記録となった。文庫や新書が多い読書傾向の自分だが、小説単行本を4冊も読んだ。以前メモした『ミス・サンシャイン』(吉田修一文藝春秋)を皮切りに、家人から「何か読み物を」とリクエストされたので、図書館から3冊借りてきたのだ。以下のようなラインナップ、一週1冊ペースだ。『ミス・パーフェクトが行く!』(横関大幻冬舎)『じい散歩』(藤野千夜双葉社)『クスノキの番人』(東野圭吾実業之日本社)『ミス~』はエンタメ小説というジャンルだろう。首相の隠し子である女子キャリア官僚は父の懐刀でもあり、次々に難問を処理していく。親子関係が暴露されても活躍する場を移しながら、周囲を巻き込み「解決」してみせる姿は小気味いい。軟弱な総理や老獪な対立者たち等なんとなく現実想起させられ、笑える。『じい~』は、建設業を営み...8月、読んだ読んだ
2022/08/30 17:33