つぶやくことども

http://twitter.com/tsubame_flight年が明けてしまいました。ついったー・・ひとこと日記に便利？？怖くてまだ仕事の宣伝には使えませんよ。。つばめ日記はもはや日記ではないけど,月記ですらないけど、ていうか最初から日記でもなかったけど。思い出したように、と

名前のない日々

前に書いた時は5月だったのか. 浦島のような気分. 5月に4人でやっていた仕事を, 今は2人でやっている. 当然, 利益率は上がったけれど, 笑ってしまうぐらい忙しい夏だった. 必要に迫られたスパルタ状態により, 原稿とラフデザインのスピード, デジタル一眼の撮影技術はか

グルメ取材, 王道の真ん中を

食の特集のおかげで, めずらしく取材で美味しいものをあれこれと頂いた昨今であった ... 池波正太郎没後20周年企画で, 氏が生まれ育った街・浅草の, ゆかりの人と店をめぐる特集. 変わりゆく浅草に, 変わらない（？）老舗の味を訪ねる.正直に言うと, グルメの取材が苦手

自由業, 電子出版

桜の季節もとっくに過ぎて, すっかり夏の陽気.ベランダで生育中のバラ二鉢は, マチルダさんが毎日ひらひらと可愛い花を咲かせるのに対して, 本命のプリンセス・ド・モナコは, そのマチルダ嬢を横目に, ようやく義理のように一個だけ蕾をつけた.編集部は相変わらず人が定

変わりゆくもの, 海辺の東京・出版不況

木場, 深川のあたりを取材したのをきっかけに, さらに先の, 佃, 豊州といった, ウォーターフロントの再開発で出来た新しい街に足を運ぶことが増えた. このあたりは近年, 東京でも群を抜いて, 景観が激変している場所じゃないかとおもう. 超高層のタワーマンションがどんどこ

塔, しょうじょまんが

先月あたり, たぶん東向島駅のホームから. どんどん伸びていく. 通勤途中の大通りからも, よく見えるようになってきた. 早朝, 空気が澄んでいると, 遠近感がおかしく感じるくらい, はっきりとしたシルエットで, ぴかぴかしている.夜に錦糸町のあたりから見ると, 黒い空に,

小江戸へ取材

小江戸・佐原へ, 二日間の日帰り取材. 片道二時間. 寒さにめげつつ, 何人かの方にお会いする. 古い土蔵のある商店が水路沿いに軒を連ねる, どこか可愛らしい町並み. 家々で古いお雛様を見せて頂く. 雨が降ってきて完全にめげていたところを, とても親切にして頂いた ... 帰

題名の詩学

「エスカルゴの歌」「のすたるぢや」「桜の森の満開の下」「南京の基督」「灰色のノート」「銀河鉄道の夜」「ブエノスアイレス飛行記」「タンゴ、冬の終わりに」「ダブリンの鐘つきカビ人間」「銭湯の女神」「サラサーテの盤」「夕凪の街 桜の国」「日輪・春は馬車に乗っ

花かんざし, きらきら

ベランダで成長中の花かんざしさん.この頃はまだ蕾であったが, 今は毎日花火大会のように咲いている.今月もそろそろ雑誌の最終締切が迫る. 原稿書かなあかんけれど, 今日は断固として髪を切りに行く.編集部の経済誌組に先週から新しく入ってきた新人さん, 物凄い学歴の

松丸本舗, 向田邦子との二十年

丸善へ, 社長が欲しいという本の買出しへいったら, なかった. 支店検索をかけてもらったところ, 丸善丸の内の「松丸本舗」にだけあります, といわれた. 何のことかと思ったら, 松岡正剛さんが棚をプロデュースしている丸善の中の特別店舗らしい. 取り置いてもらい, その足で

屑籠の中の幸せ

浅草寺の横で仕事があり, 帰りに境内を通ったら, ちょうど羽子板市をやっていた. 天幕を張って, 高いところまで一面に吊るして売っている. 値札は絶対ついていないのだけれど, 小さいと思って油断すると, 意外とお値打ちものである. 江戸っ子は縁起物は値切らないというけれ

薔薇のある日曜日

お料理の撮影用に買って, 結局使わなかったという, かわいそうなバラの花. 花器もないので, コップに入れておく. ひどい光の当て方で撮ってしまった, ごめんよ. 暖房を入れた部屋だとすぐにダメになってしまうかなと思いつつ ... 寝る前にじとっと眺めてみて, 半分寝ぼけな

サフラン色, コピー機, 人間関係

急に寒くなった. 帰り道、通り雨かと思ったら, 大きな雹が降ってきてあせった. あわてて休日、コートを買いに行く. 買ったらまた, 暖かくなってくる. でも, 衣替えをした.とても人当たりの優しい, 少し年上の新人さんが入ってきて, 仲良くなる. 締め切りが終わって, また

日々の仕事, 意気地の自由

日々のあれこれに追われる内に, いつのまにか秋. めまぐるしい半年間. 引っ越した実感がないまま仕事突入で, ときどき, すっと現実感が遠のくような, 気持ちになる. 土地勘は少しはついたけど, まだバスに上手に乗れないし, 東京は広すぎる ... と思う. どこまでいっても町

1Q84, 集中豪雨

文庫になったらかなー ... と思っていたけど, 貸して頂いた. 電車の中で毎日ちょっとずつ読んでいた. 相変わらず村上春樹氏の, 一人なのに妙に凝った料理を作ったりする男性主人公の運命には, 感情移入できるほど関心を持てなかったけれど, 青豆さんの話は好き. 根本的なと