キプロス在住の日系コンサルタントです。キプロスでの、「法人設立」「不動産」「移住」のお手伝いをしています。日本ではまだまだ知られていない魅惑の国キプロス、現地から生の情報を発信していきたいと思います。
先週の火曜日、娘のインターナショナルスクールで学期最終日を迎えました。普段は15時15分まで授業がありますが、この日は午前中で終了。成績表(Report Card)を受け取り、いよいよ夏休みに突入です。 私自身が子どもの頃、学期の終業日といえば「明日から休みだ!」という嬉しさの反面、「成績が悪かったら親に怒られるかも…」という不安もあり、ちょっと複雑な気持ちになったことを思い出しました。 さて今回は、まずインターの成績表についてご紹介したいと思います。 インターの成績表について 娘は現在、小学3年生。ベルリンにあるインターナショナルスクールに通っています。この学校では、学期ご
こんにちは! 今日は、キプロスを拠点にしている方、これから移住・法人設立を考えている方にとって重要なお知らせです。 キプロス税務当局が、約20年ぶりとなる大規模な税制改革を最終調整中です。 これは「中間層の支援」だけでなく、デジタルノマド・スタートアップ創業者・場所にとらわれない働き方をしている人にも大きく影響する内容です。 2025年7月9日からパブリックコメントが開始され、2026年初頭に正式施行予定。 それまでの期間は、戦略的な移住・法人設計・見直しの絶好のチャンスです。 ✅ 個人所得税の主な変更点 🔸 非課税枠が引き上げに! 現在:€19,500 改正後:
前回は「インターナショナルデー」について書きましたが、ちょうど昨日、娘が通うインターでスポーツデーがあったので、今回はそのことを少し綴ってみようと思います。 スポーツデー=運動会、だけど…… 「スポーツデー」と聞くと、日本でいう運動会をイメージするかもしれません。 でも、雰囲気はけっこう違います。 前回ご紹介したインターナショナルデーは、土曜日に開催されて、家族総出でにぎやかに行われましたが、スポーツデーは平日開催。親の参加はほとんどなく、なんとなく“粛々と”進んでいく印象です。 日本の運動会との違いに驚く 日本の運動会って、かなり大きなイベントですよね。 お弁当を作って
先週末、娘が通っているベルリンのインターナショナルスクールで「インターナショナルデー」が開催されました。今日は、この機会にその様子を少し書いてみたいと思います。 インターナショナルデーは、インターナショナルスクールならではの学校行事で、おそらく世界中のインターで少しずつ内容を変えながらも、広く行われているイベントのひとつです。 日本の学校行事といえば、運動会や文化祭などが定番ですが、インターではそれに加えてこの「インターナショナルデー」があるのが特徴です。 このイベントは、学校に通う生徒たちの多様なバックグラウンドを祝うもので、各国の文化を紹介するブースが並びます。今回のベルリン
キプロスの不動産事情については少しお休みして、今日は「インターナショナルスクール(以下インター)の選び方」について書いてみたいと思います。 インターは、英語圏以外の国で英語で教育を行う学校のことを指します。そのため、英語圏へ移住される方には基本的にインターという選択肢はありませんが、公用語がギリシャ語であるキプロスにおいて、英語での教育を希望される場合は、インターの利用が一般的になります。 以前のブログでも触れましたが、インターの教育システムは大きく分けて英国式と米国式の2種類があります。さらに、IB(国際バカロレア)を採用している学校では、IBプログラムという選択肢も加わります。
住宅探しって、そう頻繁にすることじゃないですよね。だからこそ、今回の体験を忘れないうちにもう少し詳しく書いておこうと思います。 実は、キプロスに行く前から、候補となる物件はすでに2件に絞られていました。今回現地に行ったのは、その2件を自分の目で見て最終確認するため、そして、もし他にも良い物件があれば比較するためでした。 最終的には、その2件のうちの1軒に決めたのですが、今回はそれらの物件をどうやって見つけたのかについて書いてみます。 1軒目:Facebookから始まったご縁 決めた物件のひとつは、出発の数週間前に、たまたまFacebookで見つけたものです。見つけてすぐ、Fa
キプロスでの物件探しが一段落し、今日ドイツへ戻ります。 今回は、この物件探しを通じて感じたことを、少しまとめておこうと思います。 昨年10月にも、家族とともにキプロスを訪れました(その様子は以前のブログにも書きました)。そのときは午前中に娘の学校を見学し、午後には不動産を見て回るというスケジュールで、5日間の滞在中に毎日2〜3件ずつ、スムーズに物件を見学することができました。 ところが、今回は少し事情が異なりました。 事前に見たいと考えていた物件がすでに借りられていたり、他の人と交渉中だったりして、思うように内覧の予定が組めなかったのです。 今回は物件視察だけが目的だったので、2
前回のブログでは、不動産の「購入」について書きましたが、今回は「賃貸」についてお話ししたいと思います。 実は、昨日からキプロスに来ており、ちょうど今、来月から住む家を探している最中です。 物件の種類について 不動産の種類に関しては、「購入」と同様に、アパートか一軒家の選択肢となります。これは、購入か賃貸かにかかわらず基本的には変わりません。 家具付きか家具なし 次に「家具の有無」についてです。 一般的に、キプロスの賃貸物件は家具付き(furnished)であることが多く、私の経験ではおよそ8割ほどが家具付きでした。ただし、家具付きの物件でも「家具を撤去してもらいたい」といった希
今日は、住宅の種類や購入・賃貸について具体的にご紹介します。 まずは、どのような種類の住宅があるのかを見ていきましょう。 日本と同様に、キプロスでも住宅は大きく以下の2つに分類されます。 アパート(マンション)などの集合住宅 一軒家 一軒家にはさらに細かい種類があります。 Villa:独立した戸建て住宅 Bungalow:平屋建ての住宅 Detached House:複数の住宅が連なったタイプ(連棟式住宅) 細かく分類はされているものの、ここでは主に「アパート」と「一軒家」の2つの形態に分けてご紹介します。 家具付きか、家具なし(Fur
ビザ、学校と続いて、今回は 住宅探し について書いていきたいと思います。 住宅の探し方 最近では、住まい探しもほとんどインターネットで完結します。 Googleに「都市名+不動産(real estate)」と入力するだけで、いろんな不動産会社のサイトが表示されます。 たとえば、 「Limassol real estate」 と検索すれば、リマソールにある不動産会社のサイトがズラッと出てきます。 賃貸を探しているなら、 「Limassol flat rental」 のようなキーワードも有効です。 多くの不動産会社は、売買と賃貸の両方に対応しているので、希望条件に合った物件をそ
インターナショナルスクールに通わせて感じたリアルな話|通学・友達・勉強・多様性まで
こんにちは。 今日は、我が家の子どもたちが通っているインターナショナルスクール(以下、インター)について書いてみたいと思います。 海外移住や子育てに興味のある方、インターを検討中の方の参考になれば嬉しいです。 多様性こそがインターの最大の魅力 インターの一番の魅力は、やはり多様性です。 娘が通っているベルリンのインターには、世界中から生徒が集まっています。 文化や価値観もさまざまで、「違いを前提にした関わり方」を自然に学べる環境です。 また、通ってくるエリアもバラバラ。 つまり、地理的な多様性もあるということです。 このあたりが、日本及び公立校と大きく異なる点だと実感して
インターナショナルスクールの選び方:現地での学校探しのステップ
こんにちは! 前回のブログでは、海外で選べる学校の種類についてお話ししました。今回はいよいよ本題、「どうやって学校を選ぶのか」について、私の実体験を交えながら詳しくご紹介したいと思います。 まずは情報収集からスタート! インターナショナルスクール(以下インター)を選ぶとき、最初のステップはやっぱり学校探し。 これ、とてもシンプルです。Googleで、 「移住予定の国名(または都市名)+International School」 と検索してみてください。 たとえば、キプロスに移住予定なら: “Cyprus International School” “Limas
地域タグ:キプロス
学校選びは海外移住の超重要ポイント!ビザの次に考えるべきこと
こんにちは! 昨日は「ビザ」についてお話ししましたが、今回はその続きとして「学校選び」について書いていきたいと思います。 これは特に、お子さんのいるご家庭での海外移住を検討されている方にとって、非常に重要なテーマです。独身の方や、すでに子どもが独立している方はスキップしてもOKですが、家族移住を考えているなら、ぜひ読んでくださいね。 学校を選ぶ前に知っておきたい、3つの種類 学校の選び方に入る前に、まずは学校の種類についてざっくり整理しておきましょう。基本的に、海外の学校は以下の3タイプに分けられます。 現地公立校 私立校 インターナショナルスクール
地域タグ:キプロス
こんにちは。 まだキプロスには到着していませんが、これから数回にわたって「海外移住(引っ越し)」についてブログでお伝えしていきたいと思います。 海外への引っ越しは、国内の引っ越しと共通する点も多いですが、それでも全く異なる要素も多く、事前にしっかりと準備しておく必要があります。 今回は、移住準備の中でも特に重要な「ビザの取得」について、キプロス移住を例にお話しします。 海外移住で最初に考えるべきは「ビザ」 国内の引っ越しでは考えなくていい「ビザ」ですが、海外移住では絶対に避けて通れない要素です。 ビザの取得方法や要件は国によって大きく異なりますが、ここではキプロスの制度に絞って
地域タグ:キプロス
海外引越しは、今回で3回目になります。 1回目はドイツからドバイへ。2回目はドバイからドイツへ。そして今回は、ドイツからキプロスへ。 これまでの引越しでは、毎回コンテナを使って、家具も家電も車まで、家の中のものをほぼ全部持っていっていました。ですが今回は、そのスタイルをやめて、家具以外の持ち物だけを運ぶことにしました。 海外への引越しって、本当にお金がかかります。国内の引越しとは比べものにならないくらい高く、軽く1万ドル以上はかかります。 1回目のドイツ→ドバイの引越しのときには、ドイツで乗っていた自家用車から家具一式まで、まるごと全部持っていきました。でも、いざドバイに着いてみ
「ブログリーダー」を活用して、cy-consultantさんをフォローしませんか?