このブログでは、日本史の中をめぐり歩きながら、なぜ?という事や面白い事を紹介します。また、実際に寺社や史跡をめぐり歩いて、その様子も書いていきたいと思います。
前々回・前回は三重県の最南端地域にある戦国時代の京城、豊臣時代の赤木城を紹介しました。今回紹介するのは、そこから三重・和歌山県境の熊野川を隔ててすぐの和歌山県新宮市にある新宮城です。京城で技術的には未熟な石垣や枡形が見られ、豊臣氏の技術で築...
前回、戦国時代の城として京城を紹介しました。石垣があるのは戦国時代の城では珍しいですが、積み方は野面積みという初期の技術でした。また、枡形も不完全なものでした。今回紹介するのは赤木城(あかぎじょう)です。赤木城は豊臣氏の勢力下で築かれ、石垣...
お城と言えば、漆喰の壁や立派な石垣等の堅固で美しいものをイメージしませんか?それは日本に残る城跡ではほんの僅か、少数派です。大多数は戦国時代までに築かれた、土でできた城です。やがて江戸時代には石垣が発達し、枡形虎口と言われる堅固な出入口も設...
鎌倉・室町時代の墓地・中世墓の風景とは?~三重県菰野町の杉谷中世墓~
「中世墓(ちゅうせいぼ)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?その名のとおり、中世の墓地です。中世とは鎌倉~室町時代を中心とした時代です。中世に墓地として使用されたものの、現在は使われておらず、遺跡として残っている所があります。では、中...
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