算額(その1380)
算額(その1380)一七大里郡岡部村岡稲荷社文化13年(1816)群馬県和算研究会:群馬の算額,上武印刷株式会社,高崎市,1987年3月31日.キーワード:直角三角形,中鈎,正方形#Julia,#SymPy,#算額,#和算問:只云大積四寸小積一寸問方積非常に短く書かれているが,もう少し分かりやすく書き直す。直角三角形の中に正方形を容れる。直角三角形の直角を挟む二辺の短い方を鈎,長い方を股,斜辺を弦と呼ぶ。直角の頂点から弦へおろした垂線を中鈎と呼ぶ。中鈎と弦の交点座標により区分される弦の短い方を短弦,長い方を長と弦呼ぶ。短弦と中鈎で構成される直角三角形の面積を小積,長弦と中鈎で構成される直角三角形の面積を大積と呼ぶ。大積が4平方寸(注1),小積が1平方寸のとき,正方形の一辺の長さはいかほどか。注1:当時は,...算額(その1380)
2024/10/31 22:53