私の孤独な日曜日を読む日— “映えない”を愛せる人に、そっと寄り添うエッセイ集
静かな気づき3行サマリ 誰の役にも立たないかもしれない。でも、書かずにはいられなかった言葉たちがある 派手ではないけれど、静かに沁みてくる孤独のかたち 「私だけじゃない」ことに救われる、似たもの同士の群れのような読書体験 私にとっての日曜日
月に一度、お金とモノを見直す習慣— “自分にとってちょうどいい”を探す時間
🕊️ 静かな気づき3行サマリ モノやお金の “ちょうどよさ”は、人によって違っていい 月に一度、自分なりのラインを整えることで、心に余白が生まれる 見直すことで、 「次にどうしたいか」 が自然と見えてくる はじ
私に合うモーニングルーティンとは?情報に疲れた日々の朝の整え方
静かな気づきの3行サマリ ・朝の過ごし方ひとつで、その日一日の“気分”が変わる・思考と目標をノートに書くことで、自分と向き合える・整えるって、完璧を目指すことじゃなく“自分らしさ”を取り戻すこと はじめに|暮らしを見直したいと感じた理由 こ
作品情報 原題:Conclave 製作年:2024年 上映時間:120分 製作国:アメリカ・イギリス合作 配給:キノフィルムズ 劇場公開日:2025年3月20日(日本) 監督:エドワード・ベルガー 原作:ロバート・ハリス 出演:レイフ・ファ
『歩く マジで人生が変わる習慣』感想|まずは“食後に少し歩く”からはじめてみた
静かな気づきの3行サマリ 「歩くこと」は、思っていたよりも深く、静かに効いてくる 頭がクリアになって、気分が少し上向くのを実感 “整える”って、こういうことかもしれない 本の概要紹介 著者:池田光史 出版年:2025年2月4日(ニューズピッ
『異端者の家』感想|ずっと不安が消えない、宗教と女性支配の物語
作品情報(映画概要) 原題:The Other Lamb 邦題:異端者の家 公開:2024年(日本公開) 製作:A24 監督・脚本:スコット・ベック&ブライアン・ウッズ(『クワイエット・プレイス』脚本) 出演:ヒュー・グラント ほか 上映時
料理できない民の、一人暮らしごはん日記|私なりの“整える食生活”
静かな気づきの3行サマリ 料理ができなくても、自炊はできるし、満たされるごはんはつくれる ゆるいマイルールのもと、自分なりの食生活を整えている 一人で食べるごはんは、生活のリズムであり、静かな充電時間でもある はじめに|料理ができない、ズボ
“好きなもの”を言葉にしておく理由|自分の中で明確にするために
静かな気づきの3行サマリ 日常の中で、気づかぬうちに自分に嘘をついて過ごしてしまうことがある 自分が本当に“好き”なものを言葉にすることで、はっきりしてくる それは他人のためではなく、自分自身のために残しておく記録のようなもの はじめに|な
益田ミリ『週末、森で』|仕事がしんどかった時は、森の中に逃げる
仕事で新しいポジションを任されて、本当に初めてのことばかりで、日々、確実に疲れていた。 毎日がなんとなく重たくて、夜になると「もう全部いやだな」って心の中で思っていた。大きな出来事があったわけじゃない。でも、毎日ちょっとずつ“自分が減ってい
映画『PERFECT DAYS』感想|なんでもない日常こそがパーフェクトデイズなんだ
静かな気づきの3行サマリ あんなふうに淡々と暮らすおじさん、現実にはなかなかいないかもしれない でも、その“整った生活”の中にある小さなこだわりや人間らしさに憧れた 一人で淡々と生きながら、誰かと少しだけ交わる──それだけで十分だと思えた
静かな気づきの3行サマリ AIが日常に入り込んでくるこの時代に、ふと立ち止まって考えた 私は平凡で、何かに特化しているわけでもないけれど、感性は磨き続けたい 「自分で選ぶ」ことの愛おしさを、これからも手放したくない はじめに|AIがすぐそば
静かな気づきの3行サマリ 頑張っていた時期ほど、自分に厳しくなっていた気がする 少しだけ力を抜いたら、心が落ち着いて、むしろ結果が良くなった 頑張りすぎないことも、ちゃんとした選択肢のひとつだと思えた はじめに|「いつも頑張っているね」と言
山内マリコ『あのこは貴族』を読んで感じた、「この世界がすべてじゃない」枠の外で生きる自由
静かな気づきの3行サマリ “選ばれた世界”の中にいる人ほど、不自由に見えた 誰かの「正解」に合わせて生きることの息苦しさ 今の自分の暮らしにある「一人であることの自由」への確信 本の概要紹介 著者:山内マリコ 出版年:2015年(集英社文庫
📘 簡単なあらすじ(乙一『夏と花火と私の死体』) 9歳の夏、私は死んだ。でもこの物語は、そこで終わらない。 語り手は、すでに“死体”になった少女。彼女の視点から、ひと夏の出来事が淡々と語られていく――自分の死を引き起こした人
そもそも私は、映画に★(星)で評価をつけることに、ずっと違和感があった。だから、どんなに感動しても、逆にどこかしっくりこなくても、星をつけるということ自体をしてこなかった。 星3とか、星5とか。ぱっと見でわかりやすいし、参考にする人も多いと
映画『夜明けのすべて』|「わかろうとする」ことで近づける関係
1|はじめに|少しだけ知っておきたいこと この映画には、ふたりの登場人物が出てくる。ひとりはPMS(月経前症候群)に悩む女性で、もうひとりはパニック障害を抱える男性。 どちらも「病気」と言われることもあるけれど、もっと身近で、もっと人の中に
「カフェ読書」で見つけた3つの静かな気づき|私の心地よい“ひとり時間”の過ごし方
静かな気づきの3行サマリ 一人暮らしを始めてから、カフェで読書する時間が自分だけの楽しみになった 自分にとって心地よいカフェには、静けさとちょっとした距離感がある 誘惑のない場所で本と向き合うことで、心がゆっくり整っていく はじめに|なぜカ
村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』|言葉に酔うということ
1|はじめて読んだ村上春樹は、この旅エッセイだった 実を言うと、私はずっと村上春樹を読まずにいた。なんとなく、まわりに熱烈なファンが多くて、「信者」みたいな空気がちょっと苦手だった。本屋でもずっと平積みにされてるし、名作扱いされすぎてて、逆
感情と五感を揺らしたいだけ 最近、私は意図的に現実から少し距離を取っている。日常は穏やかで、何も不満があるわけじゃない。仕事も、人間関係も、大きな波もなく、静かに流れている。 だけど、どこかで少しだけ、物足りなさを感じていた。 「これでいい
どうして私は、一人で暮らすことを選んだのだろう?― 「寂しい」のではなく、「私に戻る」ために選んだ暮らし
静かな気づきの3行サマリ 一人の時間が大好きで、家という空間そのものが心のよりどころだった 誰にも気を使わず、自分の時間を自分で整える喜びがある 体調を崩したときの孤独も含めて、一人でいることの意味が深まった 一人暮らしを始めたきっかけ ず
ずっと夜型だった。夜の空気が好きで、静かな時間にぼんやりしたり、急に本を読み出したり。深夜にひとりでいると、世界が止まっているようで、なんだか安心できる気がしていた。 でも、ある日ふと、「もう夜更かしはいいかな」と思った。 何かきっかけがあ
『落下の解剖学』を観て、「見え方がすべて」な世界にモヤついた話
映画館に貼られていたポスター。そのビジュアルを見た瞬間、「これ、きっと好きなやつだ」と思って、何の前情報もなく、観に行ったのが『落下の解剖学』だった。 観終わったあと、言葉にならないモヤモヤがずっと残った。「真実は何だったのか」ではなく、「
『パリでメシを食う。』感想|“食べること=働くこと”を、静かに考えた一冊
はじめに|“メシを食う”って、こんなに心に響く言葉だったっけ タイトルを見たとき、グルメエッセイだと思っていた。おしゃれなパリの街で、こだわりの一皿を味わうような本かなと。 でもページをめくるたびに気づいた。この本に描かれていたのは、“食べ
最近、「類は友を呼ぶ」って言葉を思い出すことが増えた。昔からある言葉だけど、なんだか今の自分にしっくりくる。きっと、前よりも人との距離感とか、関係の温度みたいなものをちゃんと感じるようになったからかもしれない。 似てる人と一緒にいるって、や
はじめに|ポジティブって言葉すら、ちょっと疲れるとき 今日、友達からこんな連絡がきた。 「なんか最近ずっとやる気が出ない」「ネガティブで、なかなか戻れないんだよね」 ああ、わかるなあ、と思った。そんなときって、ポジティブって言葉さえ、ちょっ
このブログを始めてから、映画や本のことをずっと書いてきたけれど、そういえば「自分のこと」をちゃんと書いたことがなかったな、と思って。今さらではあるけれど、この場所のこと、そしてわたし自身のことを少しだけ書いてみようと思う。 名前について こ
わたしの“選ぶ自由”|持たないことで、本当に欲しいものが見えてきた
はじめに|選ぶ、ということの静かな強さ わたしは“選ぶこと”が好きだ。それは「多くの中から選ぶ」ことではなくて、「本当に自分に合うものを、ちゃんと見つけて選ぶ」こと。 いつの間にか、私たちの暮らしは“選ばされる”場面であふれている。情報も、
狂気と沈黙のテーマパーク|『ウィリーズ・ワンダーランド』を観て、妙にスッキリした理由
はじめに|暴力なのに、なぜか整う。不思議な爽快感 “カオス”と“静けさ”って、共存できるんだ。そう思ったのは、まさかのホラー映画『ウィリーズ・ワンダーランド』だった。 血まみれのテーマパークで、殺人ロボットと闘う男。にもかかわらず、どこか「
言葉にできない気持ちを、映画『めがね』がそっと代弁してくれた
はじめに|説明できないけど、ちゃんと在るもの ときどき、気持ちに名前がつかないまま日々を過ごしていることがある。「疲れている」でも「悩んでいる」でもないけど、何かがずっと胸の奥で、静かに揺れているような感じ。 そんなときに観た『めがね』は、
『カフネ』感想と考察|喪失のあとに、“人とごはん”がくれたもの
静かに心を撫でる小説。愛する人を失ったふたりが、「食べること」で繋がっていく日々。 はじめに|なぜこの本が心に残ったのか この物語を読み終えたあと、しばらくのあいだページを閉じられなかった。誰かを失うということ、その痛みの中でなお、人と出会
『アビゲイル』を観た感想|グロいのにクセになる理由を考察してみた
踊る吸血鬼は、ただのホラーじゃなかった。“ゾクワク系”サバイバルスリラー、その正体とは? 🎬 「バレリーナが吸血鬼!? それってホラーなのに笑っていいやつ?」 5000万ドルの身代金を狙った誘拐計画。ターゲットは、12歳のバ
ドライブ・イン・マンハッタン:タクシーの中の100分で見つけた自分らしくいられるヒント
こんにちは、犬山です!最近、「ドライブ・イン・マンハッタン」を観て、頑張る毎日に癒しと気づきをもらいました。夜のニューヨークを走るタクシーで、ベテラン運転手(ショーン・ペン)とキャリアウーマン(ダコタ・ジョンソン)が交わす会話だけで進む10
侍タイムスリッパー:幕末の侍が現代で輝く!映画から学ぶ生き方のヒント
こんにちは、犬山です!最近、話題の映画「侍タイムスリッパー」を観て、そのユニークなストーリーとポジティブなメッセージに心を奪われました。幕末の侍が現代にタイムスリップして、時代劇の「斬られ役」として生きる姿を描いたこの作品。笑いあり、感動あ
【孤独のグルメ Season10】 第2話 お店どこ?インドネシア料理の目黒メシ!
『孤独のグルメ Season10』第2話(2024年10月17日放送)で松重豊演じる井之頭五郎が仕事の合間に立ち寄った、お店や詳細をこの記事でお伝えします! 3月17日(月)17:45から孤独のグルメ全話イッキ見!放送 が予定されています。
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