chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
yamato
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2025/02/14

arrow_drop_down
  • 映画『リバウンド』

    映画『リバウンド』 この作品は実話を基にした韓国のスポーツ映画で、低迷する高校バスケットボールチームが奇跡の快進撃を遂げる姿を描いています。 監督はチャン・ハンジュン、脚本は『犯罪都市』シリーズで知られるクァク・ジェヨンが担当し、スポーツ映画の醍醐味である熱血要素と、韓国映画ならではの情緒的なドラマが融合した作品になっています。 感動と興奮のリバウンド! まず、スポーツ映画には定番の展開があります。チームは弱小、選手たちはバラバラ、指導者は苦悩、しかし努力と成長を経て最後に大きな成果を上げる——これは、どんなスポーツ映画でもおなじみの流れです。しかし、『リバウンド』はこの王道ストーリーをベース…

  • 漫画『封神演義』

    今回はちょっと趣向を変えて、あまり漫画を読まない僕がほぼ唯一読み切った漫画、封神演義を紹介したいと思います! 『封神演義』――古代中国の神話とバトルが融合した名作漫画の魅力 藤崎竜の『封神演義』は、1996年から2000年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、今なお多くのファンに愛され続ける作品だ。原作は中国の古典『封神演義』だが、藤崎竜の手によって大胆にアレンジされ、独自の世界観が築かれている。古代中国を舞台にしながらも、どこか近未来的なデザインや、独特なキャラクター造形、斬新なストーリー展開が魅力的で、まさに“藤崎竜版封神演義”と呼ぶにふさわしい作品だ。本記事では、そんな『封神演義』の魅力を…

  • 映画『さがす』

    映画『さがす』狂気と人間味が交錯する衝撃のサスペンス 片山慎三監督の映画『さがす』は、一見すると「失踪した父を探す娘の物語」のように思えるが、実際にはそれだけではない。むしろ、人間の欲望、罪悪感、そして予測不能な運命が交錯する、濃密な心理サスペンスだ。 本作はミステリー要素を軸にしながらも、登場人物たちの複雑な感情が織りなすドラマとしての完成度も非常に高い。観る者を驚かせる展開の連続と、緻密な構成、そして登場人物の心理描写が圧倒的な没入感を生み出している。 今回は、この『さがす』が持つ独特の魅力と、驚きのストーリー展開を振り返りながら、作品のテーマや演出の巧みさを考察してみたい。 ■ 予測不能…

  • 映画『空白』

    映画『空白』 2021年、吉田恵輔監督作品。この映画を観た後、しばらく呆然としてしまった。感情がぐちゃぐちゃにかき乱され、放心状態になった。何とも言えない、消化不良のような、でも確実に何かを突きつけられたような気持ち。この映画には、ただ「面白かっ た」「感動した」では片付けられない重さと鋭さがある。 人はなぜこんなにも不器用なのか。なぜ、傷つけたくない相手を傷つけてしまうのか。そして、「正しさ」とは一体何なのか。そんなことを考えさせられながら、胸の奥にズシンと響く映画だった。この記事では、映画『空白』の感想を、ストーリーの展開、キャラクターの魅力、演出の巧みさを交えながら、じっくりと語っていき…

  • アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』

    細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』 この作品はただのファンタジー映画ではなく、家族、成長、選択、そして親子の絆を深く描いた感動作です。 この映画は、異質なものを受け入れる社会のあり方や、子供が自分の道を見つける過程を美しく繊細に表現している。まるで詩のような映像と物語が、観る者の心を打ち、涙を誘う。私はこの映画を見終わった後、しばらく言葉を失い、余韻に浸った。そして、その感動を言葉にしようとすると、胸の奥にさまざまな感情がこみ上げてくる。 1. 物語の核心:母の愛と子供の成長 物語は、普通の大学生だった花が、一匹のオオカミ男と恋に落ちるところから始まる。 彼らの間に生まれた二人の子供、雨と…

  • 映画『罪の声』

    映画『罪の声』静かな狂気と贖罪の物語 『罪の声』は、塩田武士の同名小説を原作とし、2020年に公開された社会派ミステリー映画です。昭和最大の未解決事件をモチーフにした本作は、ある音声テープをきっかけに、自分の知らなかった過去と対峙する男たちの姿を描いています。 主演は小栗旬と星野源。実力派俳優の共演が光るこの作品は、単なるサスペンスにとどまらず、日本の戦後史や社会構造、人間の罪と贖罪について深く考えさせられる映画でした。 圧巻のストーリー展開:過去の罪を紐解く旅 物語は、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)が、自宅に残されていた古いカセットテープを偶然発見することから始まります。そのテープに…

  • アニメ『あの花』

    アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下、『あの花』)は、2011年に放送されたオリジナルアニメで、今もなお多くのファンに愛され続けている名作だ。 この作品は、幼い頃に死別した友人・本間芽衣子(めんま)をめぐる、かつての仲良しグループ「超平和バスターズ」の再生と成長を描いている。泣けるアニメとして語り継がれる本作だが、単に涙を誘うだけではなく、青春の痛みや後悔、そして人間関係のリアルさを描き出した点にこそ真価がある。今回は、『あの花』の魅力を、キャラクターの変化、物語のテーマ、そして感動のクライマックスに焦点を当てながら語っていこう…

  • 映画『明日仕事やめてくる』

    映画『明日、仕事やめてくる』 2017年に公開された日本映画で、北川恵海の同名小説を原作としています。監督は成島出、主演は福士蒼汰が務めました。本作は、ブラック企業で働く若者の苦悩や、生き方を見つめ直すきっかけとなる出会いを描いたヒューマンドラマです。 あらすじの概要 物語の主人公は、ブラック企業で働く青山隆(工藤阿須加)。彼は毎日上司からの理不尽な叱責を受け、精神的に追い詰められていました。そんなある日、仕事の帰りにふと駅のホームから落ちそうになり、そこで現れた謎の青年ヤマモト(福士蒼汰)に助けられます。ヤマモトは明るく前向きな性格で、青山に対して「仕事なんて辞めちまえよ!」と軽やかに言い放…

  • 映画『AI崩壊』

    『AI崩壊』2030年、日本はAIに支配されるのか? 「AIが暴走し、人間の生死を選別する――」そんな衝撃的なテーマを掲げた映画『AI崩壊』。近未来を舞台にしたサスペンスアクションでありながら、単なるSF作品にとどまらず、我々の現実と地続きの恐怖を描いた問題提起作だ。AI技術の進化が進む中で、「これはフィクションなのか、それとも予言なのか?」と思わず考えさせられる。 本作は、AIがもたらす希望と絶望、そしてそれを巡る人間たちの葛藤と欲望を描いた作品だが、見どころは多岐にわたる。主人公・桐生浩介(大沢たかお)の逃亡劇と警察との攻防、AIが支配する世界のリアルな描写、そして「AIに倫理はあるのか?…

  • 映画『藁の楯』

    映画『藁の楯』緊迫感あふれるノンストップサスペンス 三池崇史監督による『藁の楯』は、2013年に公開されたサスペンスアクション映画であり、その圧倒的な緊張感とスリリングな展開で観客を引き込みます。主演の大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也といった豪華キャストが織りなす心理戦とアクションは、観る者に息をつく暇を与えません。今回は、本作の見どころ、魅力、そして気になる点も含めて、熱く語っていきたいと思います。 あらすじ:命を狙われる男と、それを守る警護官たち 物語は、日本全国を震撼させる凶悪犯罪から始まります。大富豪の蜷川(山崎努)の孫娘が無惨にも殺害され、その犯人である清丸国秀(藤原竜也)は指名手配…

  • 映画『祈りの幕が降りるとき』

    映画『祈りの幕が下りる時』 涙と驚きの幕が下りる瞬間 映画『祈りの幕が下りる時』は、東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」の最終章として、シリーズを締めくくるにふさわしい感動作でした。阿部寛演じる加賀恭一郎の静かでありながら揺るぎない捜査スタイル、彼の過去と事件の真相が絡み合うストーリー、そして親子の絆がもたらす切なさと衝撃——まさに見応えのあるミステリーでした。 観終わった直後、「ああ、こういう形で幕が下りるのか」と、タイトルの意味を深く噛みしめました。単なる事件解決の物語ではなく、人の人生そのものが持つ悲しみや救いを描いた作品だったからです。この映画の魅力を大きく3つのポイントに分けて振り返りま…

  • 映画『鬼滅の刃無限列車編』

    『鬼滅の刃 無限列車編』炎の如く燃え上がる絆と覚悟 『鬼滅の刃 無限列車編』は、まさに「映画史に刻まれる名作」と言っても過言ではない。 公開当時から爆発的な人気を誇り、国内外で記録的な興行収入を叩き出した。だが、この作品の本質は単なるヒット作という枠には収まらない。炭治郎たちの成長、鬼との壮絶な戦い、そして何よりも炎柱・煉獄杏寿郎の生き様が、観る者の魂を激しく揺さぶる。今回は、そんな『無限列車編』の魅力について、存分に語り尽くしたい。 無限列車という舞台の特異性 本作の大部分の舞台は「無限列車」という一つの密室空間だ。映画でありながら、広大なフィールドではなく、限られた空間の中で繰り広げられる…

  • アニメ映画『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』

    『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』 「クレヨンしんちゃん」映画シリーズの中でも屈指の名作と名高い作品だ。2002年に公開された本作は、戦国時代を舞台に、いつものドタバタ劇とは一線を画したシリアスな物語が展開される。笑いと涙、そして戦国ロマンが絶妙に絡み合い、子供向けアニメ映画の枠を超えた感動作として多くの人の心を打った。 あらすじ ある日、しんのすけが庭で遊んでいると、一通の手紙が空から降ってくる。それは戦国時代の春日城の姫・廉(れん)姫からのもので、彼女は未来のしんのすけに助けを求めていた。翌日、しんのすけと野原一家はひょんなことから戦国時代にタイムスリップし、そこで武将・井尻又兵衛と出会う。…

  • 映画『キャラクター』

    映画『キャラクター』 もしも天才漫画家が殺人鬼と出会ったら?――菅田将暉×Fukaseの狂気が交差するダークサスペンス 『キャラクター』は、「もしも漫画家が殺人事件の現場を目撃し、その犯人を自分の作品のキャラクターとして描いたら?」という衝撃的な設定を持つサスペンス映画です。主演は実力派俳優・菅田将暉、そして相手役にまさかのSEKAI NO OWARIのFukase。このキャスティングを聞いたとき、「Fukaseって演技できるの?」と思った人も多いでしょう。しかし、観たら分かります。むしろ「怖すぎるだろ!」と震え上がるレベルです。 では、この映画がなぜ面白いのか?何が狂っているのか? 登場キャ…

  • 映画『フォール』

    映画『フォール』 映画『フォール』(2022)は、極限状態の恐怖を描いたサバイバル・スリラーの傑作だ。監督はスコット・マン、主演はグレース・フルトン たった二人の登場人物とほぼ一つのロケーションにもかかわらず、観客の心臓をわしづかみにし、手汗をかかせるような圧倒的な緊張感を作り出している。 物語の概要:登るべきか、登らざるべきか 物語は、ロッククライミング中の事故で恋人を失った主人公ベッキー(グレース・フルトン)が、親友のハンター(ヴァージニア・ガードナー)に誘われて、高さ600メートルのテレビ塔に登るところから始まる。 ハンターは人気の冒険系YouTuberで、「人生はリスクを取ってこそ価値…

  • 映画『人魚の眠る家』

    東野圭吾の原作小説を映画化した『人魚の眠る家』 この作品は一見すると家族愛を描いたヒューマンドラマのように思えるが、観終わる頃には、その枠をはるかに超えた衝撃が心に深く刻まれる作品だった。 これは単なる親子の物語ではない。倫理、科学、愛、そして「生命とは何か?」という哲学的な問いまで内包する、壮絶な感情のジェットコースターだ。 悲劇から始まる物語 物語の発端は、母・薫子(篠原涼子)と父・和昌(西島秀俊)の娘である瑞穂がプール事故によって意識不明になってしまうことから始まる。この冒頭部分の描写があまりにもリアルで、子を持つ親ならば誰もが「もし自分だったら…」と震え上がるはずだ。 楽しいはずのプー…

  • 映画『望み』

    映画『望み』は、雫井脩介の同名小説を原作とするヒューマンサスペンスであり、家族の「信じたい気持ち」と「恐れる気持ち」が交錯する緊張感あふれる作品だ。 監督は『イニシエーション・ラブ』『十二人の死にたい子どもたち』などで独特のサスペンス演出を手掛けてきた堤幸彦。そして主演には、堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶という豪華キャストが揃い、観る者を心理的に揺さぶる演技を見せてくれる。 映画を観終わった後、私はしばらく席から立てなかった。ストーリーの結末が衝撃的だったからではない。この映画が描く「家族の崩壊と再生」「世間の目」「信じることの苦しみ」といったテーマが、あまりにもリアルで、現実に置き換…

  • ディズニー映画『2分の1の魔法』

    ディズニー&ピクサーの映画『2分の1の魔法 』 魔法が失われつつある世界を舞台に、亡き父を一日だけ蘇らせようとする兄弟の冒険を描いた感動のファンタジー。公開当時から「泣ける」と話題になっていましたが、実際に観てみると、ただ泣けるだけではなく、笑いあり、冒険あり、家族愛ありの奥深い作品でした。 魔法と現代社会の融合がユニーク! 物語の舞台は、かつては魔法が当たり前に存在していたものの、技術の発展により魔法が忘れ去られてしまった世界。エルフやミノタウロス、スプライト(妖精)などのファンタジー生物が暮らしているのに、彼らは車を運転し、スマホをいじり、ファストフードを食べる。 魔法が使えた時代のほうが…

  • 映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』

    『母さんがどんなに僕を嫌いでも』感想 映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(2018年)は、実話をもとにした衝撃的な物語でありながら、同時に人間の強さや希望を描いた感動作です。 吉田羊演じる母親の光子の壮絶な虐待、太賀(現:仲野太賀)演じるタイジの苦悩と再生、そして彼を支える友人たちの温かさ――そのすべてが観る者の心を揺さぶります。タイトルからして強烈なこの映画は、単なる家族ドラマではなく、虐待という社会問題をリアルに描きつつ、人が人をどう愛するか、許しとは何かを問いかけてくる作品です。 1. 衝撃的なタイトルと現実の重さ まず、この映画のタイトル『母さんがどんなに僕を嫌いでも』が持つインパク…

  • 映画『ミステリという勿れ』

    『ミステリと言う勿れ』映画版 感想:ただの推理じゃない、心をえぐる名作 ここ最近重いテーマばかりの作品をテーマにしていたので、そろそろ軽い映画を紹介します!とはいっても中身はかなり作りこまれていると思います。 『ミステリと言う勿れ』は、田村由美の人気漫画を原作にしたドラマが話題となり、ついに映画化された作品です。菅田将暉が演じる主人公・久能整(くのう ととのう)が、鋭い観察眼と独特の哲学で事件の謎を解いていくストーリーですが、単なるミステリーではなく、人間ドラマとしての深みがあるのが特徴です。映画版では「広島編」が描かれ、連続殺人事件に巻き込まれる整の姿が描かれます。本作の感想を、ストーリーや…

  • 映画『正体』

    映画『正体』冤罪と逃亡劇が描く人間の本質 前回に記事にした横浜流星つながりで、今回はこの作品を紹介します 映画『正体』は、冤罪によって死刑判決を受けた青年・鏑木慶一(横浜流星)が脱獄し、逃亡生活を送りながら自身の無実を証明しようとする物語です。彼が逃亡中に出会う人々との交流や、彼を追う刑事・又貫征吾(山田孝之)との対峙を通じて、人間の本質や社会の闇が浮き彫りにされています。 主演・横浜流星の圧巻の演技 横浜流星は、本作でこれまでのイメージを覆す迫真の演技を披露しています。逃亡者としての緊張感や絶望感、そして無実を信じてくれる人々との出会いによる希望を、繊細かつ力強く表現しています。特に、逃亡中…

  • 映画『ヴィレッジ』

    映画『ヴィレッジ』横浜流星の新境地!闇と運命に抗う男の壮絶な物語 『ヴィレッジ』は、藤井道人監督と横浜流星の強力タッグによる衝撃のサスペンス・ドラマです。本作は単なるミステリーではなく、日本社会の暗部や因習、そして「逃れられない運命」に翻弄される人々の葛藤を描いた作品として、多くの観客の心を揺さぶりました。ここでは、映画の魅力や横浜流星の演技、そして物語の持つ深いテーマについて掘り下げながら感想を語っていきます。 1. 『ヴィレッジ』のあらすじ:逃げられない村の闇 舞台は、日本のとある閉鎖的な村。横浜流星演じる片山優は、母の借金を背負い、地元のゴミ処理施設で働かされる日々を送っています。幼い頃…

  • 映画『ラーゲリより愛を込めて』

    映画『ラーゲリより愛を込めて』愛と希望の奇跡 2022年公開の映画『ラーゲリより愛を込めて』は、戦争の悲惨さの中で輝く人間の尊厳と愛を描いた感動作です。主演の二宮和也をはじめとする豪華キャストが、実話をもとにした壮絶なドラマを熱演し、観る者の心を強く揺さぶります。 本作の舞台は、第二次世界大戦後のシベリア。日本人捕虜たちは極寒の地で強制労働を強いられ、飢えと病気、絶望に苦しんでいました。そんな過酷な環境の中でも、主人公・山本幡男(二宮和也)は仲間を励まし、希望を持ち続けます。 「人は愛する人のために生きられる」と信じ、どんな状況でも笑顔を忘れない彼の姿に胸を打たれずにはいらませんでした。 二宮…

  • 小説『桜のような僕の恋人』

    『桜のような僕の恋人』儚くも美しい、人生と恋の一瞬 小説『桜のような僕の恋人』は、宇山佳佑による恋愛小説であり、青春のきらめきと切なさを描いた作品だ。本作は、ただの純愛小説にとどまらず、時間の流れの残酷さ、人間の無力さ、そして「今」をどう生きるかを読者に問いかける。恋愛小説としては異色とも言える展開を持ちながら、読者の心を強く揺さぶる。その魅力を存分に語っていこうと思う。 儚い恋の始まり 主人公の朝倉晴人は、カメラマンを目指す普通の青年。そんな彼が美容師の美咲と出会い、運命的な恋に落ちる。美咲は桜のような美しさを持つ女性であり、彼女の存在はまるで春の訪れを感じさせる。しかし、桜が散る運命にある…

  • 映画『ソボク/seobok』

    映画『SEOBOK/ソボク』命とは何かを問うSFアクションドラマ 海外の映画をあまり見ない僕ですが、今回は珍しく韓国の作品を紹介します。 韓国映画『SEOBOK/ソボク』は、2021年に公開されたSFアクション映画であり、コン・ユとパク・ボゴムという二大スターの共演でも話題になった作品だ。監督はイ・ヨンジュ(『建築学概論』)、ジャンルはSFだが、派手なアクションだけでなく、「命とは何か」「死とは何か」という深いテーマを扱っている。 映画を観た率直な感想としては、「予想以上に哲学的で感情に訴えかける作品だった」。パッと見は、超能力を持つクローンと元情報局員が繰り広げる逃走劇、という王道のバディア…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、yamatoさんをフォローしませんか?

ハンドル名
yamatoさん
ブログタイトル
らふたぁの映画館
フォロー
らふたぁの映画館

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用