天台寺門宗の教会設立を目指して活動している細やかな道場です。 本尊は「大勢至菩薩」他に黄不動尊、毘沙門天、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩、八臂弁才天、吉祥天、大黒天など奉安。 仏教、特に密教に関する事を緩く綴っていけたらと思ってます。
余りにも忙し過ぎる日々が去って少しだけ時間が出来たので、深大寺様の元三大師像のご開帳に行って参りました。 数年前に今の所に越してきて、深大寺様はまあまあ近いエリアにはなったのですが、あまりアクセスが良いところでもなく、今まできちんとお詣りさせて頂いた事がありませんでした。 ただ今回ご開帳の元三大師像は、令和3年に上野の東京国立博物館で「最澄と天台宗のすべて」というタイトルの特別展の折に出品されていて、余りの巨像に驚きつつかなりじっくりと拝見した記憶が残っています。 今回のご開帳ですが、各種SNSなどでかなりの混雑が発信されていたので、まあまあ覚悟して行きましたが、正直これ程とは思いませんでした…
今夜は二十三夜です。 お陰様でと言いましょうか何と言いましょうか、このところ仕事が忙しく毎日目が回るような一日を過ごしています。 こういう時に夜一座拝むのは、時間を作る事も含めて中々大変なのですが、それはあくまでも人間の勝手ですね。 一度ご縁日を決めたら、何があっても拝まなくはならないと思っています。まして二十三夜は月に一度、日を繰り越したり先に拝む事は意味をなさないでしょう。 ご神仏との「決め事」は「絶対」 行者としてそれは最低限の心得かと思います。 自然は待ってはくれませんね。 今夜も頑張って拝みます。
今年に入ってから智証大師流という三井の行法に日常的に取り組むようになりました。再三このブログでも申している通り、それまでは師伝の法曼流の行法が中心でした。同じ台密でありながら随分と違いがあって、頭を切り替えてかからないと多少の混乱が生じるレベルですが、さりとて東密程の違いがあるかというとそれほどでも無いという微妙なところであろうと思います。 言うまでも無く密教行法の最も核になるのは「正念誦」です。殊にその中でも本尊呪千反は、その為にこそ行法があると言っても差し支えないかと思います。 密教行法の流派の違いは、この正念誦に至るまでのアプローチの違いなのかな?と思っています。 儀軌は同じであっても行…
かねてより取り組んでおりました、智証大師流の十八道百座の自行ですが、昨日6日をもって無事に滿行する事が出来ました。 開白が3月7日だったのでほぼ丸2ヶ月掛かったことになります。仕事をしながらでは中々進まず、50座に至って折り返してからは寝る前に一座追加してどうにかこの日を迎える事が出来ました。 元より十八道百座の自行など基礎の基礎でありますから、こうしてブログに載せて皆様に聞いて頂くようなことでもないとは思います。 ただ、山門方で四度加行を終えて十八道を百座というのはよく聞きますが、寺門で加行を終えて(御自坊で護摩を炊かれる方はいらしても)自行で十八道をしようという方は余り聞かない気がします。…
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