2025年6月
最初に、この記事は途中から漫画『ひゃくえむ。』のネタバレが含まれます。見出しで漫画のネタバレがあるかないかは示しますが、それでも良いという方は是非お読みください。 ※そして、この記事に書かれていることはあくまでも個人の意見です。 2025年6月13日、2025年6月25日、映画『ひゃくえむ。』の追加キャストが解禁された。圧巻の特報とアヌシー国際アニメーション映画祭での高評価から続報を楽しみにしていた方は多いのではないでしょうか。 追加キャスト解禁に対する反応(漫画のネタバレなし) 俳優と声優が混合されている状態 岩井澤健治監督の一ファンとして 日本映画の新たな黄金時代の到来 考察(漫画のネタバ…
批評 スタッフ・キャスト 批評 恐ろしい世界観が非常によく考えられた映画となっている。 映画『28週後...』(以下、2作目)の続編、映画『28日後…』シリーズ3作目となる今作は、過去作2作品の凶暴なウイルスに感染すると自分も凶暴化した感染者になってしまうという設定が引き継がれているが、それ以外は独立した話となっていて、ごくわずかに2作目を彷彿とさせる要素がある。 今作の大まかな内容は、「感染者で溢れているのが当たり前となった危険な地帯に、自身の成長と家族のために足を踏み入れる」という終末劇だ。 実は今作の世界観は、主人公が暮らしている感染者が襲ってこない安全な地帯と感染者で溢れた危険な地帯に…
批評 スタッフ・キャスト 批評 前作とは違った形で、危機的な状況下の人間の様子を非常に現実的に描いた映画となっている。 映画『28日後...』の続編となる今作は、前作の凶暴なウイルスに感染すると自分も凶暴化した感染者になってしまうという設定が引き続き使われているが、それ以外は独立した話となっている。 今作の大まかな内容は、「感染者に襲われて帰らぬ者となったと思われる母親の形見を探そうとしたことにより、思いもよらぬ事態に発展する」という終末劇だ。 主人公たちはとある家族で、彼らが思ってもいなかったことに対する反応はよく理解できるものとなっているが、それが思いもよらぬ事態となってしまう。 今作では…
批評 スタッフ・キャスト 批評 極限状態下の人間の様子を非常に現実的に描いた映画となっている。 今作の大まかな内容は「ある日主人公が目覚めると、街中に人がいる様子が全く見られなく、自分の他に誰かがいるかを探し求める」という終末劇だ。 一体なぜ街から人がいなくなったのかは容易に推測できるようなものであるが、主人公が目覚める場所といい、探していった先の展開は視聴者が全く予想できないようなものとなっている。 今作は主人公が眠っている間に一体何があったのかを台詞で伝えられる。それも、回想のような詳しい描写がなくてもよく伝わるようになっていて、人類が置かれている状況がどれほど極限状態にあるのかは想像を絶…
試写会にて鑑賞。 批評 スタッフ・キャスト 批評 改変によって、原作以上に考えさせられる映画となっている。 今作の大まかな内容は、「自分の子供が教師にひどいことをされたと裁判を起こした両親と、圧倒的に不利な状況下でも冤罪を訴える教師が法廷で闘う」という法廷劇だ。 今作の主人公は教師の方なのだが、主人公は一体どれだけひどいことをしたのか、主人公と両親のどちらかが嘘をついていることになるが、一体どちらが嘘をついているのか、徐々に意外な事実が明らかになっていき、裁判の行方が非常に気になる構成となっている。 今作は実際の事件に基づいている。 原作または原作を基にした漫画(以下、漫画版)は読んでいないが…
批評 スタッフ・キャスト 批評 観る年齢によって見方が大きく変わる映画となっている。 今作の大まかな内容は、「主人公となる男女二人の間に存在していた想いが時間とともに離れていき、時間だけが過ぎていく中で主人公たちがどう生きていくか描いていく」という人間アニメ劇だ。 子供はあまりよく分からないだろうが、大人にとっては随所でさまざまな感情を抱く構成となっている。 今作は登場人物の心情がはっきり伝わる構成となっている。それが分かるのはモノローグだけでなく、演出でもだ。 今作におけるモノローグはとても文学的な台詞回しで、その分登場人物の心情がはっきり伝わり、とても共感できるようになっている。 特に、今…
批評 スタッフ・キャスト 批評 面白い設定が見られる映画となっている。 今作の大まかな内容は、「とあるきっかけで主人公たちに世界の命運がかかり、同時にある約束を果たそうとする」というSFアニメ劇だ。 舞台設定の時点で既に独特な世界観なのだが、それとは別に序盤から視聴者が「おや?」と思うような場面が多く、一体その場面と独特な世界観に何か繋がりがあるのか、それが一体何を意味するのかを見届けていくことになる。 今作は設定が面白い。 そもそも、一体なぜ主人公たちに世界の命運がかかることになるのか、ある約束とは一体何なのか気になる方が多いだろう。これらはまさに舞台設定が独特な世界観だからというのと、「お…
2025年6月
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