『白いリボン』映画のあらすじ&感想/カンヌで最高賞はうなずける
2009年 監督のミヒャエル・ハネケはさまざまな問題を世に投げかけるような作品を作り出してきました。「ピアニスト」では画面を直視できないほどに何かを突き付けられたような気がしましたが、この作品も実は世界中の人々に鋭いメッセージを送っているように思えました。 あらすじ 第1次世界大戦直前の北ドイツを舞台に、教会や学校の指導でプロテスタントの教えを守って暮らしてきた小さな村の住人たちが、次々と起こる不可解な事故によって不穏な空気に包まれていく様子をモノクロ映像で描きだす。映画com. 感想 最初の事件は、村の医者が何者かによって張られた針金で落馬し大けがを負ったことだった。それから次々と起こる不穏…
2024/04/24 22:43