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  • 食虫植物は虫を食べなくても生きていけるか?

    食虫植物は、虫を食って生きている。では虫を食わないと死んでしまうのか?動物は、従属栄養生物と言う事で自分で無機物を有機物に換える能力はない。なので食べ物が無いと生きていけない。それに対し、植物は、独立栄養生物と言われ、無機物を有機物に換える能力がある。光合成により自分で生きていく事ができるので、食わなくても生きていく事ができる。なので正解は虫を食わなくても生きていける。しかし、虫を食う事でかなりの栄養分の吸収があるようである。以前、大型のうつぼかずらを育てていた。庭にネズミの死骸を見つけたので試しに袋に入れてみた。生育速度は、かなり上がり大きくなった。夏場で外においておいたのでよかった。これがとても臭い。部屋の中におけるものではない。前から室内で栽培していたドロセラ君育ちが悪く困っていた。ウツボカズラのこ...食虫植物は虫を食べなくても生きていけるか?

  • 写真か、動画か

    写真と動画を比べた場合、動画のほうが、圧倒的に情報量が多い。情報量が多ければ、沢山の事を見た人に伝えられる。では、写真は動画より劣るものなのか?そんな事は無いと思う。一瞬を絵にする、それはそれで面白い。目に見えない一瞬を表現する事は動画では難しい。(動画にもスローという業もあるが)アインシュタイン博士の舌を出した写真が有名である。ほとんどの人は、その写真を見て、博士はひょうきんな性格では?と想像する。それは誤解で、とても寡黙な人らしい。写真というのはそんな力がある。写真か、動画か

  • U氏のピンギキュラ

    U氏は園芸界のレジェンドとも言える方で特にラン科植物については、造詣が深い。私にとって師匠とも言える方である。しかし、昨年ご逝去されてしまった。とても悲しい事である。U氏には、栽培方法というより園芸に対する哲学、日本の園芸界の歴史、特にランの歴史など沢山の事を私に教えてくれた。これは私にとって大きな財産でもある。初めて温室にうかがった時は、沢山の見たこともないランが咲き誇っておりまるでパラダイスのようであった。ランを探しに南米をお供させて頂いた事もある。丁度その頃は、氏の集大成でもあるマスデバリアの本の制作中であった。沢山の思い出がある。悲報を聞きお線香を上げさせていただくためご自宅を訪問させて頂いた。後年は、園芸も引退され温室はもう見る影も無くボロボロであった。折角なので温室を見せて頂く事にした。ご家族...U氏のピンギキュラ

  • バルボフィラム

    バルボフィラムという奴は、変異に富む。これを同じ属にくくるのか???なんて事はよくある。パプアニューギニアで見たバルボの中で一番ぶっ飛んだのがこのバルボ。何が凄いのがというとセパルがぶっ飛ぶほど長い。以前、白石洋ラン園で見た事があり存在は知っていた。しかし、自然の中でその姿を見ることができたのは嬉しい。南米のフラグミの中にペタルが異常に長い種類がある。これは、地べたに這う虫を花に誘うという話もある。一体このバルボには、どんな策略があるのだろうか?この時の写真は、写真集にしました。パプアの高地ランの写真集ヤフオクで販売させていただいております。バルボフィラム

  • セファロタス フォリキュラリス

    この植物の存在を知ったのは、小学校の頃だったと思う。清水清氏著食虫植物のひみつ、という子供向けの本だったと思う。初版は、1972年9月との事、まだ販売されているようなので、息の長い本である。この本に写真入で紹介されていたが、袋がアップの写真で全体像がつかめずどんな草姿なのか???解らず謎の植物だった。セファロタスというより、和名のフクロユキノシタという名前で覚え、この和名が、謎から謎をよぶような感じだった。話が脱線するが、ゲンリセアも紹介されていて、さく葉標本の写真で、訳がわからす。しかも、Y字型捕虫葉でワナ式????何だかさっぱり解らず、一体、ゲンリセアって何者??後年、私と同年代のネペンマニアと話しをした時も、この本の話が出て、ゲンリセアが謎だったという話で妙に盛り上がったのを覚えている。それほどイン...セファロタスフォリキュラリス

  • クリプトコリネ コルダータ var ロサネルビング

    このクリプトを知ったのは、テトラの本だった。何かの混じりで一本だけ変なのがあったので別けて育てたらピンクの筋が入ったクリプトに成ったとか言う話だったと思う。このピンクの筋は、何らかの欠乏症ではないかと思っている。出たり出なかったり、時々、出る事があるが、ほとんど茶褐色単色の葉が出るばかりである。でも生育はいい。コルダータの変種らしい。ロサは、薔薇すなわちピンク、nervingは、神経質?この柄が出たりで出なかったりするので、気分屋とでも言いたいのか?解らない。今日何気なく見たら花が咲いていた。サトイモ科らしい花だ。正確には、見えている所は、仏炎苞。葉が変化したもので、その奥に花序がありここに花がある。クリプトの花が咲くと嬉しい。クリプトコリネコルダータvarロサネルビング

  • アクアリウム

    最近の仕事は、なんでもマニュアル。マニュアル通りにやれば、まあ均一の仕事ができる。最近の仕事がつまらないのもコレが関係しているのだと思う。やっぱり自分で考えてそれを達成した時の喜びはマニュアル作業から得られないと思う。さて、アクアリウムを愉しむのは、マニュアル通りにはいかない。技術を磨くには、失敗と創意工夫だと思う。ローレンツ博士のソロモンの指輪にもアクアリウムの話が結構出てくる。その中に隣同士の野水槽なのに、数百キロ離れた湖のごとく景観に差が出てくる、なんてような事が書いてあった。水槽の環境コントロールは難しい。マニュアル通りにはいかないことも多い。だからアクアリウムは面白いのである。アクアリウム

  • ランの話し デンドロビューム デコッキー2最終回

    前回からの続き登山は嫌いである。体を動かすのは苦手。でも、デコッキー見たさに登る事を決意する。当然、一人で登る事は不可能なので、ロッジの従業員がガイドについてくれる。人件費は安いので、3人ほど手伝いできてくれる。いでたちは普段着、足元は、ビーチサンダルである。完全に山を舐めきったいでたちだが、頼りになる男たちである。登り始めて高配が厳しくなるとご自慢のビーチサンダルは脱ぎ茂みに隠した。絶対忘れるだろうと思ったが、帰りにはちゃんとビーチサンダルは回収できていた。デコッキーが自生する地帯は高い所なのでなかなか行き着かないが、途中、多種のランを見ることができた。中でも面白かったのが、このバルボ。もう少し低い地帯にも似たような種類があるが高い所にあるこの種は、花が逆さに咲いているのである。リップが袋状なので、水が...ランの話しデンドロビュームデコッキー2最終回

  • ランの話し デンドロビューム デコッキー

    ランを長いことやっていて、南米のラン、特にプレウロタリス、マスデバリアなんかが好みで南米にもいった。その後、行きたかったのがパプアニューギニアだった。パプアニューギニアだった。パプアによい仕事を見つけ応募して合格2003年から2006年パプアで仕事をすることができた。パプアは、最高で4000m級の山があり、高地ランの宝庫でもある。バードウォッチングで稼いでいるロッジがあり、そこは3500m程度の高地で他種のランが自生している。パプアの高地ランの代表でもある、クスバートソニー、ベキシラリスなんかが見られる。ここには、何度も通っており近辺に自生するランは大体把握することができた。ガイドに何か面白いランはない??と聞くと上に上れば、また別の種類がある、オレンジ色の花だよ、というのでこれば、デンドロビュームデコッ...ランの話しデンドロビュームデコッキー

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