京都の城陽市で障害者、障害児の相談支援所「アトリエ野ばら」を開設しています。 所長の本田賢正(ホンダ タカマサ)です。
就労移行支援事業所で、「PCに特化した就労移行支援」などと看板を出しているところは多くあります。 様々な就労移行支援の指導員さんからお話をきかせていただいてますが、事務職で就職をしてPCを使って仕事をすることはあるけれど、PCに特化した就労ができるのは、ほんの一部の方しかいない、と言われました。 仕事にできるITのスキルを身につけることは実際には厳しいということでしょう。 相談支援に来られた利用者さんの中には、すでに自分で就労移行支援やA型などに見学に行かれている場合があります。そのような利用者さんに聞くと、「PCかアクセサリーの作業が多い」と言われます。 ここにまだまだ利用者さんの可能性を開…
相談支援だけではなく、不登校カウンセリングや発達相談なども当方で展開しています。難解な例もあります。 京都市内や宇治市から不登校の相談がありました。学校に行かないは、親にとってはとても心配で子供の将来が気になります。これは子供さん自身も同じ思いでしょう。 そのお話を聞かせていただいて、今まで学んできた心理学や体験をお伝えさせていただいてます。 しかし、そのような相談は頻繁にはないので、採算度外視でやってます。 でも最近は多くなってきました。 私の信条は、「答えはその方が持っておられる」です。それを信じて関わります。こちらから知っている方法論をあれこれ押し付けることなく、聴くが8割、伝えるが2割…
先日、京都駅から歩いて10数分ほどのINCOPさんに行ってまいりました。就労移行支援です。 確かに就労移行支援なんですが、特色があるようです。 みんながそれぞれ作業を熱心にしています。その中で目を引いたのが、色のついたいくつものペットボトルのキャップを溶かして一枚の板にします。きれいな模様の板になります。それを切ってイヤリングやピアスを作るのです。この工程を女子がてきぱきとやっていました。 INCOPさんの入り口の壁には利用者さんの実習予定が貼り付けられていました。 それを見ると、なんとすごい実習の数。 一週間で、実習に行く日の方がはるかに多い人がたくさんいました。利用者さんにとっては、様々な…
支援学校で勤務していた時、3時ごろになると、学校の周りは、デイサービスの子供たちのお迎えの車であふれます。 子どもたちをデイの職員に引き継ぎます。その時、同じように支援を要する子供たちに対応していて、支援学校教員とデイの職員の給与は段違いではないかと思いながら子供たちをデイの職員に引き継いでいました。その時の私の給料は、50代なので年収で850万。若い先生がたも400万は超えていたと思います。 申し訳ないという気持ちもありましたね。よく介護職の給与は低いと言われます。生活指導員などの募集をネットで見ても月30万円に届くところは見たことがありません。20万円前後というところです。 若い人で、支援…
今日の午後から2人会というものに行ってきました。そこで、京都市立開睛小中学校の河田理江教諭の話を聞きました。 河田先生は、トーゴ共和国のアニエ村に小学校を作りました。 雨期でも耐えられるようにコンクリートつくりの小学校に仕上げて、子供たちが勉強できるようにしてあげました。やがて子供たちは学力が付き中学校へ進学できるようになりました。 さわやかな感じの先生で、旦那さんはトーゴ共和国の方でお子様と一緒に来てました。 2人会なので、もう一人の講師は盲目の京都外大の学生さんで教育実習へ行ったお話しでした。 さて、眠いので寝ます。おやすみなさい。
相談支援をしていると、いろいろな方と出会います。 その出会いをここに書くと特定されてしまいますので書けませんが、よく頑張ってここまで、その条件を背負いながら生きてこられたな、と感銘を受けるときがあります。 障害、病気、家庭状況、様々に抱えながらも、さらに前へ進もうとされている。 だから相談支援に来られている。その姿にこちらが元気をもらう時があります。 同じように、最前線で奮闘されているペルパーさんたちにも驚かされることがあります。 利用者さんのわがままにも負けず日々奮闘されています。この間は、利用者さんが冬に向けて布団がないので、自分の家のいらない布団を持ってこようかと相談がありまし た。 ヘ…
相談支援をしていると、いろいろな方と出会います。 その出会いをここに書くと特定されてしまいますので書けませんが、よく頑張ってここまで、その条件を背負いながら生きてこられたな、と感銘を受けるときがあります。 障害、病気、家庭状況、様々に抱えながらも、さらに前へ進もうとされている。 だから相談支援に来られている。その姿にこちらが元気をもらう時があります。 同じように、最前線で奮闘されているペルパーさんたちにも驚かされることがあります。 利用者さんのわがままにも負けず日々奮闘されています。この間は、利用者さんが冬に向けて布団がないので、自分の家のいらない布団を持ってこようかと相談がありまし た。 ヘ…
「シェアハウス小松原の家」さんに聞いてみた 障がい者のシェアハウス
京都市にある「シェアハウス小松原の家」は、 ・・前例も制度もない新しい住まい方の実践・・を目玉に障害者対応のシェアハウスを経営されています。 どのように実践されているのか知りたくて、突電してみました。 突電して、なんだこいつと跳ね返されるのかと思いきや、初めての私に、本当に丁寧に内実を教えてくださいました。 自分では大きなヒントをいただいたと思っています。 グループホームなどの施設をつくるのには、建築基準が厳しく、1981年の新耐震基準を満たしていなければならないということ。それ以前の古い建物を使用するには耐震工事が必要です。また、様々な基準があり、大がかりなリホームをしなければなりません。そ…
いやあ、昨日は、恐ろしいほど9時から10時の間に電話が鳴りっぱなしでした。 その中に、山城北保健所からの電話があり、「国保連の請求に間違いがあるので、再請求をしてください」と言われ、ポカーンでした。 と言うのも、うちところは「リタリコかんたんソフト」さんを使用しているので、間違えようがないと思っていたからです。 慌ててリタリコさんに電話をしました。 リタリコさんの間違いだったようです。 国保連への再請求を17日の10時から12時の間にしなければなりません。これ時間限られてるんですよね。 この時間は会議中で、10時に何とか会議を抜けて再請求をしなければと思ってます。とにかくこの請求システムはやや…
今日は朝から東山区役所に行きます。 その後はある老舗の企業の相談役が行われる「相談」研修に1日行ってまいります。 この研修ですが、実はめちゃ心の栄養になります。 びっくりしたのが、ラッシュアップさんから朝8時30分前に電話をいただいたことです。 熱心ですね。 相談支援、カウンセリングなどの福祉での集客をビジネスとしているようです。集客はどこの企業も要です。 福祉業界にもそういうビジネスがあることはネットで知っていましたが、まさか電話がかかってくるとはです。 相談支援は足らないとか、足らないので一人が100人ほど持っているとかのネット情報が出回っていますよね。実際は地域によってかなり差があるよう…
就労継続支援のA型を運営している方にお話を聞くと、とにかく赤字になる寸前だといわれます。経営が厳しいということです。最近は、黒字経営になるように工夫をしなければ生き残れない、と言われました。B型へ移行を考えている事業所もあるらしいです。 まあ私は相談支援一本なのでそれは他人事となってしまうのですが、相談支援は資格さえ取れれば、簡単に立ち上げることができます。 しかし、生活できるほどの儲けを得ることが出来るのかと言えば、疑問です。 私はできていないです。 だったら私はどうして生活しているの?・・ですが。年金と不動産賃貸事業の収入で生活をしています。だから、余裕があり、特に忙しくない今は一人の方に…
社会科は90点、でも数学の図形分野が極端にできないA君。これ分からなければ図形全滅だろうと思われるような基礎基本のところが何度やっても理解できないのです。教え方を様々に変えてみても理解できないのです。 なぜ? 明らかになにか彼の図の見え方がおかしいと思いました。 その見え方を直し図形の問題ができるようにするのに、力を尽くしていると、疲れます。 私以上に彼はもっと疲れたでしょう。 考え方を変えて、彼に得意なことを伸ばしていこうと言いました。 彼の夢を聞きました。いろいろ話してくれました。その夢は別に数学の図形ができなくともよいのです。 凸凹があっても、周りからわからない場合が多いです。だから「あ…
朝夜は寒くなりつつあるこの頃。 昨日は特定検診に行ってきました。そして前立癌の検診もしました。これは10月末までに受けなければならないので最近焦っていましたが、ようやく近くの医院で受診できました。 私が公認心理師を受験勉強で使った本が様々な対応に役に立つときがあります。 「精神診療 プラチナマニュアル」です。 精神科医の松崎朝樹さんが書かれています。 疾患の基準が精神科医の目線で書かれているにも関わらず一般人にも分かりやすい。大量の情報がにポケットサイズ。この2点がいいです。
天気がいいー--うれしいです おたくの相談支援のソフトは何使ってます?
今日も晴天で少しずつ暑さが和らぎ、さわやかになってきました。ウオーキングを楽しみたいところです。バイクに乗るのもよい季節です。なんかこうしてPCの前で仕事をしたりブログを書いたりしていると、外でさわやかさを浴びて歩かないともったいないと感じてしまいます。 学校勤務しているときは、こんなゆったりとした時間を味わえなかったし、ウオーキングに行こうかと考える暇もなかったです。ふっと、ああ学校は普通にやっているんだ、先生も生徒も今は授業なんだと、不思議な感覚です。 こうして書いていると、本題にはいれなくて、なにを書こうとしてたのか忘れてしまいました。 私は福祉の連携ということを考えていて、いやそんな大…
R6年 強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)を受けてきました。
8月に京都府の強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)を受けました。 修了証書には知事の名前、西脇隆俊と印がありました。 証書をもらうとうれしいですね。 ネットで講義を受けてレポートを書き、グループ研修を受ける。そんな感じで研修が進みそして終えました。 内容は、悪い意味ではなく、そこまで深くないです。 基礎研修だからでしょうか。 本当にきつい強度行動障害の方を取り扱うというより、ASDの特性を知り、支援の仕方を考えるという感じだったかなと思います。 私が出会った強度行動障害の方は、3人がかりでも暴れるのを防ぐのに大変でした。 こんな方への対応の方法を学ぶのかなと予想していた私には軽く見えたのです…
こんにちは、今日は月曜日、妻や娘は仕事に行きました。このブログはかわいい感じなんですが、書いている本人は60代後半のオヤジです。 今日の仕事は、忍者ブログからはてなブログに変える作業です。 今、終えました。 ブログでなに遊んでるのかと怒られそうなんですが、忍者ブログでは検索されないので、移していたのです。 ここに直接字を書くと、このようなかわいい字になります。 忍者ブログからコピーして持ってくると明朝体かな、のままになるのです。 明朝体にする方法は他にないのでしょうかね。 知ってる人教えてください^^
相談支援専門員が足らないという情報はネット上でよく聞く話です。大阪の茨木市では補助金か助成金かを出して相談支援事業所を引っ張ってきています。足らないからそのようにして呼び込んでいる市は、他にもあります。しかし、ある市では、セルフプランでもよいと方針を出しているので、相談支援が足らないという実態はないと言っていました。また、市によっては、必ず相談支援を通さなければならないと決めているところもあり、そのため市内の相談支援事業所では足らなく、利用者が他市まで行って相談支援員を探しに出かけているという市もあります。このまちまちな状況は、府や県レベルでの違いではなく、もっと細かい市町での違いなので、私の…
交野市の障害福祉課に行ってきました。始めていくものだから、少し道に迷ってしまいました。もちろん愛車のスズキのバーグマン200に乗ってです。そこまでに行くに、ここが市役所かなと思うところがありました。まわりでは工事をしていました。「どこから入るのか」と工事の人に聞いてみました。すると、「ここは交野市役所じゃない、小学校を作っているとこだ」と言うのです。 えーっ いや、どう見ても小学校には見えない。ビルだ。 きれいな外観、荘厳な感じの窓があるビルにしか見えない。ついに大阪にもこういう小学校ができたかとうれしくなりました。ところで目的の市役所はどこかなと聞いてみました。そして、たどり着くことができま…
様々な人との出会いを与えられて感謝です。利用者さんとお話していて、利用者さんの人生が胸に迫ってきます。よくこの状況を乗り越えてこられたな、と思ったりします。そして、他の事業所のヘルパーさんや市役所の方々との出会いも楽しいですね。どうぞこれからもよろしく。
私が、特別支援学校でお世話になっていたころ、ある重度の生徒がいました。ある時、突然私の顔面を殴ってきました。そんなことは、よくあるとまでは言わないけれど、覚悟しています。私のメガネのレンズは割れ、その破片は、目の中ではなく目の周りを傷つけただけですみました。血を見たその生徒は、後ろへ下がり泣き出しました。「 めん…めん… 」と言っているように聞こえたのです。多分「ごめん」なんだと思いました。彼はしゃべれないからパニックを起こしてしまう。その後の体育は授業に入らず、1時間づっと泣き続けました。きっと自分でも止められないパニックで人を傷つけてしまった後悔で一杯なんだと思いました。主任の先生と1時間…
ASDと学習障害を持っている方と一緒に、発達障害カフェに行ってまいりました。ざっくばらんな雰囲気とおいしい料理がありハッピーでした。ある方は今の現状を語り、ある方はじっと聞いて、ある方はアドバイスなどしてあげてました。私は福祉施設を立ち上げるに意見をいただき、少し勇気をもらいました。こうして知らない方とざっくばらんにお話しできるてすてきだと思います。 例えば、会社でも学校でも、出会ったその日に自分の現状をかたるなんて絶対にありえないし、でも、ここではそれが起こっているんですよね。こういう場が当事者にとっていかに魅力的な場かわかります。 だから、おいてあるノートを拝見すると、日本列島の端から端ま…
全国的に学校では生徒数が減っているのに、特別支援教育を受ける児童生徒さんの数は減るどころか増え続けています。特に発達障害の方が増え続けています。それにともなって、発達障害で生きづらさを訴える成人の方も増え、支援を必要とされる方が増え続けています。現に私の利用者さんも発達障害を伴って来られる方が多いです。また、学校教育で発達障害のことを学ばずネットや親の話から知っていかれる方が多いです。「いや、学校では障害者理解教育があるではないか」と思われるかもしれないのですが、残念ながら現場では、いまだにアイマスクや車いす体験、身体障害者とのふれあいなどが中心です。小中高と何度もそれらを繰り返し体験している…
京都の城陽市で障害者、障害児の相談支援所「アトリエ野ばら」を開設しています。 所長の本田賢正(ホンダ タカマサ)です。 どのような障害の方も医療的ケア児さんにも対応させていただいております。 みなさんがよりよく生きていくために少しでもお手伝いをさせていただき、計画を作る相談支援です。よろしくお願いいたします。私は、学校で通級指導担当として児童や生徒さんたちの発達検査を行ったり分析したり、支援をさせていただいたりしていました。特別支援学校でも重度や軽度の生徒さんたちに関わってきました。京都の南部、京都市内、向日市、長岡京市、枚方市、大和郡山市あたりまでならば、どこでも行きます。 どうぞ、「アトリ…
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