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気体の状態方程式(計算・導出・分子量の算出など) この記事で学ぶこと 気体の状態方程式 気体の状態方程式と分子量・質量の算出 気体の状態方程式 気体の状態方程式の概要 気体の温度・体積・圧力・物質量の間に成り立つ式を気体の状態方程式と呼びま
気体の体積(ボイルの法則・シャルルの法則・ボイルシャルルの法則)
この記事で学ぶこと ボイルの法則 シャルルの法則 ボイル・シャルルの法則 気体の体積と圧力 気体の体積と圧力との間には、ボイルの法則が成り立ちます。 キーワード ボイルの法則:温度が一定のとき、一定量の気体の体積Vは圧力pに反比例する。 V
この記事で学ぶこと 気液平衡 飽和と蒸気圧 沸騰の原理 状態図 気体分子の熱運動と圧力 ここでは、気体の圧力について見ていきます。 キーワード 圧力:単位面積当たりにはたらく力。単位にはパスカルPaを用いる。 気体の圧力の場合、力を与えてい
三態の変化とエネルギー(融解熱・蒸発熱・化学結合の強さなど)
この記事で学ぶこと 状態変化と熱 粒子間にはたらく力の大小と融点・沸点 状態変化とエネルギー 状態変化にともなうエネルギーは、主に熱エネルギー(熱量)として出入りします。 この記事では、5つの状態変化(融解・凝固・蒸発・凝縮・昇華)での熱量
この記事で学ぶこと 拡散と熱運動 熱運動と運動エネルギーの関係 物質の三態 ※こちらの記事は、ほとんどが化学基礎の復習になります。 拡散と粒子の熱運動 拡散と熱運動(復習) キーワード 拡散:物質が自然にゆっくりと全体に広がる現象 熱運動:
共有結合の結晶(ダイヤモンドの単位格子・黒鉛・ケイ素・二酸化ケイ素など)
この記事で学ぶこと ダイヤモンドの単位格子 共有結合結晶と例(復習) 共有結合の結晶(復習) 共有結合によって形成される結晶の中には、沢山の原子が共有結合でつながってできるものがあります。それが、共有結合結晶です。 キーワード 共有結合結晶
分子間力と分子結晶(ファンデルワールス・水素結合・極性・沸点・氷の結晶など)
この記事で学ぶこと ファンデルワールス力と水素結合 極性の有無と沸点 氷(水の結晶) 分子間力 分子間力 分子は共有結合によって形成されますが、分子同士は分子間力という力によって引き合っています。 キーワード 分子間力:分子同士が引き合う力
イオン結晶(NaCl型・CsCl型・ZnS型・イオン半径など)
この記事で学ぶこと イオン結晶の結晶格子 イオン半径比と結晶構造 イオン結晶 イオン結晶には様々な結晶格子があります。例えば、陽イオンと陰イオンの数の比が1:1であるイオン結晶の結晶格子には①NaCl型 ②CsCl型 ③ZnS型の3種類があ
金属結晶(体心立方格子・面心立方格子・六方最密構造・原子半径・充填率など)
この記事で学ぶこと 体心立方格子・面心立方格子・六方最密構造 原子半径と充填率の求め方 金属結晶と結晶格子 多くの金属結晶の結晶格子が「体心立方格子」「面心立方格子」「六方最密構造」に分類されます。以下の表は、これらの特徴をまとめたものです
ヨウ素滴定(原理・計算・手順・ヨージメトリー・ヨードメトリーなど)
この記事で学ぶこと ヨウ素滴定の原理 ヨウ素滴定の問題の解き方 (※この記事における「ヨウ素」は元素のことを表しています。ヨウ素分子のときはI₂、ヨウ素イオンのときはI⁻を表記していますのでご理解ください。) 準備:ヨウ素滴定に入る前に ヨ
この記事で学ぶこと 結晶格子・単位格子・配位数 アモルファスと利用例 結晶 結晶格子と単位格子 結晶とは、粒子が規則的に配列している固体のことでした。この、粒子が規則的に配列している構造のことを結晶格子といいます。そして、結晶格子の最小のく
混合塩基の定量(ワルダー法とウィンクラー法・NaOHとNa₂CO₃の滴定)
この記事で学ぶこと ワルダー法・ウィンクラー法の手順と原理 計算問題の解き方 混合塩基の定量 この記事では、「NaOHとNa₂CO₃の混合溶液の各量(主に物質量)」を求める2種類の方法、「ワルダー法」と「ウィンクラー法」を解説します。 特に
酸化還元反応の利用(電池・金属の製錬・ダニエル電池・一次電池・二次電池など)
この記事で学ぶこと 電池のしくみと実用電池 金属の製錬(鉄・銅・アルミニウム) 電池のしくみとダニエル電池 電池の定義としくみ 酸化還元反応によって物質がもつ化学エネルギーを電気エネルギーとして取り出す装置を電池と呼びます。 一般に、電池は
金属の酸化還元反応(イオン化傾向・イオン化列・金属と空気、水、酸の反応など)
この記事で学ぶこと 金属のイオン化傾向 金属の反応性(空気・水・酸) 金属のイオン化傾向 イオン化傾向とイオン化列 銀イオンを含む水溶液(例えばAgNO₃水溶液)に銅の単体を入れると、次のような酸化還元反応が起こり銀が析出します。 2Ag⁺
酸化剤と還元剤(作り方・半反応式・量的関係・酸化還元滴定など)
この記事で学ぶこと 酸化剤・還元剤とその例 半反応式 酸化還元反応の反応式の作り方 酸化還元反応と量的関係 酸化剤・還元剤とそのはたらき 酸化剤と還元剤 酸化還元反応では、酸化剤・還元剤という呼び方で物質を区別します。 キーワード 酸化剤:
酸化と還元(酸素・水素・電子・酸化数・自己酸化還元反応など)
この記事で学ぶこと 酸化還元と酸素・水素・電子 酸化数 自己酸化還元反応(+α) Fe₃O₄中のFeの酸化数について(+α) 酸化・還元の定義 酸化・還元と酸素 中学理科では、酸化・還元を次のように勉強しました。 酸化:酸素原子Oを受け取る
中和滴定(量的関係・滴定曲線・ガラス器具・逆滴定・二段階中和など)
この記事で学ぶこと 中和反応と量的関係 中和滴定とガラス器具 滴定曲線 逆滴定と二段階中和(+α) 中和反応の量的関係 中和反応の量的関係 酸と塩基が過不足なく中和するとき、その混合溶液は中性となり水素イオンH⁺の物質量と水酸化物イオンの物
中和反応と塩(酸性塩・塩の液性・弱酸遊離・揮発性酸遊離など)
この記事で学ぶこと 中和反応 塩の分類 塩の水溶液の液性 弱酸・弱塩基・揮発性酸遊離 揮発性酸遊離の詳細(+α) 中和反応 酸と塩基が反応すると、互いの性質を打ち消し合う中和反応が起こります。 一般に、中和反応が起こると酸の水素イオンH⁺と
水素イオン濃度とpH(希釈・フェノールフタレイン・メチルオレンジ・水のイオン積など)
この記事で学ぶこと 水素イオン濃度 pHについて 希釈とpH pH指示薬と測定 水素イオン濃度 準備 モル濃度の表記 化学では、化学式を[]で囲んだものはモル濃度を表します。 例えば、この後に出てくるは水素イオンのモル濃度(水素イオン濃度)
酸・塩基(アレニウスの定義・ブレンステッド・ローリーの定義・強弱・価数など)
この記事で学ぶこと アレニウスの定義 ブレンステッド・ローリーの定義 酸・塩基の価数と強弱 オキソニウムイオンH₃O⁺について(+α) 共役酸・共役塩基(+α) 酸と塩基 酸とその性質 塩酸HClや硫酸H₂SO₄、酢酸CH₃COOHなどは酸
化学反応式と物質量(作り方・イオン反応式・係数・量的関係など)
この記事で学ぶこと 化学反応式とその作り方 イオン反応式 化学反応式を量的関係 化学反応式 化学反応とは 物質の三態と熱運動で化学反応について軽く説明しましたが、ここでより詳しく解説します。 化学反応とは、原子の組み換えによってある物質が他
この記事で学ぶこと 溶解と溶液概要 質量パーセント濃度とモル濃度 濃度計算 溶液の濃度 溶解 ここでは、"溶液"に関することを学びます。溶液は、溶解と呼ばれる現象によって作られます。 キーワード 溶解:物質が液体に溶けて
この記事で学ぶこと 物質量とアボガドロ定数 モル質量・モル体積 アボガドロの法則 計算のコツ(+α) 物質量と粒子の数 身の回りの物質を原子や分子などの粒子単位で数えると、数が大きすぎて扱いづらいことがすぐに分かります。例えば、鉄1gに含ま
この記事で学ぶこと 相対質量 原子量・分子量・式量 原子の相対質量 原子の質量は非常に小さく、最も軽い水素原子1個の質量は1.67×10-24g(=0.00000000000000000000000167g)です。理論的な計算をするにあたっ
この記事で学ぶこと 金属結合と自由電子 金属の性質 金属の例と合金 金属結合と金属結晶 金属元素の原子が互いに結合する際、電気陰性度が小さいため価電子は自由に動き回ることができます。このように動き回る電子を自由電子とよび、自由電子による金属
共有結合結晶(黒鉛・ダイヤモンド・ケイ素・二酸化ケイ素など)
この記事で学ぶこと 共有結合結晶について 黒鉛とダイヤモンド ケイ素と二酸化ケイ素 共有結合結晶 共有結合結晶とは 共有結合によって形成される結晶の中には、沢山の原子が共有結合でつながってできるものがあります。それが、共有結合結晶です。 キ
分子間にはたらく力(電気陰性度・極性・分子間力・水の特性など)
この記事で学ぶこと 電気陰性度 極性 分子間力(ファンデルワールス力・水素結合) 電気陰性度と極性 電気陰性度 原子には正に帯電した原子核が中心にあるため、周りにある電子はつねに引力を受けます。同じように共有結合に重要な共有電子対も中心へ引
この記事で学ぶこと 分子と共有結合 電子式と構造式 配位結合 高分子化合物の概要 分子 原子がより安定な構造(貴ガスの電子配置)になるための手段は2つあり、1つ目は「イオンになること」、2つ目は「分子になること」です。 この記事では「分子」
この記事で学ぶこと イオン結合・結晶 組成式 イオンからなる物質の性質 イオン結晶の構造(+α) 水素イオンがイオン結合しない理由(+α) イオン結合とイオン結晶 イオン結合 キーワード イオン結合:静電気力(クーロン力)によって、陽イオン
周期表(元素の分類・族の名称・原子とイオンの大きさ・イオン化エネルギーと電子親和力の周期律など)
この記事で学ぶこと 周期表の概要 元素の分類 族の分類 周期表で見るイオン化エネルギー・電子親和力(+α) 原子・イオンの大きさ(+α) 元素の周期律と周期表 元素を原子番号の順に並べ、性質の似た元素を同じ縦の列に並べた表を周期表と呼びます
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