特には何も起こらない。センセーショナルなことはないけど、自分をクーリングオフしたかった日常話
幼稚園へは集団登校で、いつも同じ道を歩いていた。 登園する私たちは全員公団の団地住まいだけど、 道中に大きなお屋敷が建っていて、 「ここ、大きいよねえ」と引率するママたちも話題にしていた。 私「大っきい家あるねん。」 と、母親に言ったことがあった。 すると母、わなわな震えだし。。 母「あそこのご主人たちはねえ!病気になって、ナントカデカントカデ使用人もいなくなって奥さんも入院して!! それで飼っていた犬がつながれたまま放っておかれたのよ!寒波っていう寒い年の2月のことよ。 犬はなくなったのよー!!」 と、怒りに震え、顔を真っ赤にし、涙を浮かべ。。 …わたくしナラコを睨みつけ続けた。 それを聞い…
私が幼稚園児になってたかまだならないんだかの頃。 ------------------------- 父。 家はよく熱いお茶を入れて飲んでいた。 だから急須とお茶の葉は食卓に毎日登場した。 父「ナラコ、お茶淹れて」 私「どのくらい?」 家には茶さじはなくて、茶筒のフタに淹れる分だけとったら、 急須にうつして使ってた。 その時私は、お茶を淹れるというのが全く初めてで。 …父がいつも茶筒のフタに茶葉をうつしているのは見てたけれど、 量はどのくらいなのかわからなかった。 私「どのくらい?」 父「…ちょっと。」 私「ちょっと。ってどのくらい?」 父「ちょっと!」 私「ちょっと。ってどのくらい?」 父「…
母親「また泣く! ちっ!」 母親からすれば、ナラコ(私)はすぐ泣くから腹が立つそうだった。 私からすれば(泣かすようなことばっかりするからやんか!) って思ってた。 でも嗚咽しているし、怖いから言い返したことはなかった。 ------------------------------------- この話、幼稚園入る前だったかと思う。 母親の買い物についていったとき、 近所の小さい公園に、近所の子たちがたくさん集まっていた。 近所の子たち「あっ ナラちゃんだーっ」って声をあげたし、 私も「あ、●くんだーーっ」 って喜んで、近所の子らに混じった。 すると母親、「みんなと遊ぶ?」と聞くので、 私は「…
人前でしゃべれないのも、男子が怖いのも、生まれつきではないそうだ
場面緘黙症 どもり 吃音 …いずれも私が子供の時にはなかった言葉。吃音はあったのかな? なにせ、 人前でしゃべれないことに症状名がついていることなんてなく、 喋らない子 としか言われてこなかった。 私は家族の前では喋るけど、 それ以外の人が居合わせると、口がきけなくなった。 (自分の家族と、近所の仲良しの子、という組み合わせでもダメだった) 自分では生まれつきなのだと思っていた。 でも、 …幼稚園の時、隣の子と喋った記憶があるんだけどなあ? 幼稚園時の記憶。 指にたしかケガをしたか、皮むけしてて。 先生が何か喋ってて、クラスの園児たちに説明をしている最中だったのに、 私、(いま、喋っちゃいけな…
#激しくはないでしょうが、トラウマあるかたはお読みにならないほうがいいです。 父は父で、姉には怖かった。 私は父から怒られた記憶がほぼないが、 姉はよく怒られて夜の団地のベランダに出されてカギ閉められて… 姉泣いてた。 なぜ怒られるのか私にはわからなかった。 急に始まって急に姉が泣いているとしか把握できなかった。 部屋にコタツが置いてある時期だった。 振り返るともう姉が父に怒られていて、2人とも立ちっぱなしでいた。 父がゲンコツで姉をぶったら、姉がよろけてコタツの角に尾てい骨を打ってしまい、 シクシクと泣き始めた。 (何か怒られるようなことをしたとしても、コタツでおしりを打ったのは父が悪い! …
母親は私と1対1のときは頻繁に怒鳴っていた。 例えば食事中。 食事中に食べこぼしたりはしゃいだりして怒られるならわかる。 ただ子供なりに一所懸命無言で口に入れて早く食べようとしている時に、 母「そういえば、●●やったのか!?」←今食べてる食事とは関係ないこと って急にイライラしはじめて、 私には●●をやっておけと言われた記憶がない。 私、こわごわと「…シテナイ」と答えると、 途端にぎゃーーって怒鳴りだす。 手持ちのありったけのダイナマイトに引火させては私に投げつけ、引火させては投げつけ、引火させては… そんな感じだった。 こっちは怖いからただ、泣きながら震えて黙っているしかない。 いちど鎮火す…
チビの私の前で ケンカ(のフリ)して上機嫌なのも嫌だったけど、 もっと嫌だったな、ていうのがある。 小さい子ようの靴で、音が鳴るやつあるじゃない。 私、あれ履かされてたのね。 音が鳴るのは安全のためだとは今は理解しているけれど、 当時、歩くと自分だけ音が鳴るのはなぜか? 自分の歩き方が悪いのかなー? って、抜き足差し足みたいなことして工夫しても鳴るのが不快だったなー。 で、 そんな、音が鳴る靴を履かされていたころのこと。 あのころってまだ、歩くのおぼつかなくて、2,3歩で転ぶのも普通だった。 なのに親、 「ナラちゃん!こっちおいで」 って、 数メートル離れた場所で、両手出して迎えるフリして、 …
私が未就学児(幼稚園より前)の頃はまだ母親も機嫌のよい時間が多かったのかも知れない。 私に対して機嫌よく接する…のではなく、 自分の彼氏(私の父親)とイチャイチャしている感じだ。 おやつについては良く、チョコレートを買ってきてくれた。 姉の分と、妹の私の分、同じものを2個買ってくれる。 私「お父さんとお母さんにはおやつないの? じゃあナラコのを少しあげる」 と、上から目線なことをよく言っていた(当時は親切のつもり)。 私のおやつを食べるとき、父と母でイチャイチャしてた。 父「まだ俺2つしか食べてないねん」 母「私なんてまだ1個しか食べてないのに」 と、2人で嬉しそうにしてた。 …見かねた私。 …
よくそんな小さいの時のこと覚えてるね! って、思います? はい。まだまだ覚えています。 私がよくボーロを食べていたころ(って、いくつだったんだろ?)。 言葉は喋れないけどボーロという単語はわかってました。ヘレンケラーのウォーターじゃないけど。 ボーロを与えられるとただ無心に口に入れてただけで、 その行為を食べるというのだとも知らない頃です。 どっかの知り合いのお家にお邪魔したのかな。 木造の一戸建てのようなお家で、 ちゃぶ台に母親と、知らない女の人が座って喋ってて。 その時の母親はなんだか機嫌が良くって。 私はボーロを与えられたから、 ウロウロ歩きながら口に含んでて。 さっきまで女の人としゃべ…
母親。 パート勤務で看護師。扶養枠内での個人病院勤め。 小学校低学年のころの私はいつも家に入れない。 私の帰宅より、母の帰宅の時間のほうが遅かったから。 ずーーっとお家の前で待ちくたびれて、 やっと帰ってきた母を見つけたときは、「おかーーーさん」って、駆け寄るのだけど。 母はいつも、ぶすっとしてて、そっぽをむいて私の方をみようとしない。 「お腹空いた」にも「トイレ行きたい」というのにも反応しない。 反応しないから、繰り返し訴えると 母「もう!」って怒ってた。 母は9割がたぶすっとしていた。 私が本を読んでいて…といってもまだ小さいから声に出して一文字一文字音に出さねばならなかったころ。 私「も…
母親「今日はお隣のニシさん家に行きなさい」 学校が終わって帰ってきたら、隣のニシさんのお宅に行って待たせてもらえと言い出しました。 当時小学生の私(あ、そういうことができるのか。人の家におじゃまする。) と初めて知りました。 ニシさん。 私が済む公団の団地の隣のお部屋の住人。 既婚だけど子なしで、 若い時は雑誌のモデルさんだったらしい人。 茶髪の外人さんみたいな美人。 私や私の友達と一緒にお邪魔して、 なにか手芸を教わったりした記憶があります。 その日は学校が終わってすぐ帰ってきて、 ためらわずにニシさんのお家のピンポン押して、 トイレを借りて、 ランドセルを置いて、 私「友達んとこ遊びにいっ…
一人でうちの前にいることもつらいし、 トイレに行けないのも辛い。。。 家族がそろっている時に、泣いて訴えたことがあります。 私「私が一番先に家に帰ってくるのだから、私こそ家の鍵をもつべきだ」 そうしたら、みんな嫌そうな顔して。。。 母親「…お姉ちゃん、帰ってこないの?」 (何を言うか。 前を抑えて我慢してる私を最初に見つけるのはアンタだろ! 姉のほうが帰りが遅いの承知してるはずじゃないか!) …と、言えるほどの言語力はまだ持ち合わせていなかったので。 私「お姉ちゃんなんて帰ってこないよ! ナラコは給食終わったらすぐ帰るけどお姉ちゃんは6時間目まで授業あるやんか!」 ってボロボロ泣いた。 父親が…
Copilot作成 鍵っ子。 放置子。 私が小学生にあがるころはまだ、そんな言葉はありませんでした。 社会はまだ「一人で留守番する子供」に注目していなかったんでしょうね。 今思い返せば、私はどちらかというと「放置子」というのが近かったかもしれません。 ですが、放置子なんて言葉はつい最近出てきた単語。 「鍵っ子」は、私が高学年にあがってから出てきたかなぁ。 私「鍵っ子? まだいいじゃない! 私は鍵なしっ子だったから!」 って周囲に憤っていた記憶があります。 そうそう。 家族構成を話してませんでしたね。 父。 母。 4つ違いの姉。 私。 の4人の、核家族ってやつ。 幼稚園に通っていたころは、母親が…
自分の性格について。 場面緘黙症。 ドモリ吃音。 ドモリ吃音という単語を先に知ったから、 自分のことは「ドモリ吃音がある」と言うことが多いですが、 最近知られている場面緘黙症のほうがふさわしいかも。 でも子供のころはどちらも無かった言葉なので。 みんなからは、 しゃべらない子 って言われてました。 しゃべらないから、 おとなしい子 と言われることも多かったけど。 あの、 しゃべらない子はおとなしくて、暴力性がないかのように思われがちなのですが、 私は違いました。 性格悪かった。 年下の子を自分の機嫌ひとつでお腹叩いてしまったことを記憶しているし。 「一緒に遊ぼうよ」って声かけしてくれた子との待…
こんにちは。 このブログ内では、ナラコと名乗ります。 ナラコです。よろしくお願いいたします。 ナラコの現在地。 50代。既婚子なし。派遣で働きたいけど年のせい?か見つからん。 すでに一つブログを書いている最中なのですが、 このたび違うテーマでのブログを新規作成し、 自分の思いつくことを思いついたときに投稿していこうと思います。 すでに持っている派遣カテゴリーのブログ↓では、現在の状況を投稿し、 派遣で働きたい nara-6joのブログ この新しいブログではおそらく自分の子供のころの話が多くなる予定。 あとは、派遣で働いていた時に思ったこと。 思いつくまま書いて、時系列めっちゃくちゃに投稿するか…
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